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しかし、よくよく考えてみれば、魔王の娘ならそれくらいあってもおかしくは無いと思った。
なので、気にしないことにしたのだが、ここで新たな問題が発生した。
アリア達姉妹が喧嘩を始めたのである。
その原因はどちらが俺の妻になるかということだった。
最初こそ、揉めていたものの、途中から何故か俺を取り合うという展開になっていた。
そんな様子を見て俺は思った。
(どうしてこうなった?)
そんな疑問を抱いていると突然、二人が抱き着いてきた。
戸惑う俺に二人は言う。
「私達、どっちが正妻になっても構いませんわ」
「そうです、それに私達はどちらも貴方様の妻になりたいと思っています」
そう言って微笑む二人に見惚れていると彼女達は言った。
「ですから、私達二人で話し合って決めたのですが……」
そう言うと同時に左右から腕を掴まれる。
そして、そのままベッドに押し倒されてしまった。
驚いていると二人の顔が近づいてきた。
そして、そのまま唇を奪われる。
初めての感覚に戸惑っていると、そのまま初めてを捧げてしまった。
翌朝になると俺は後悔した。
なんで、魔王の息子である、俺が、しかも、ハーレムまがいな事をした。
すると扉が開き、ニヤニヤする、父・クロード・エルジオル・ヴァンデリアの姿があった。
その姿を見た瞬間、怒りが込み上げてきた。
しかし、そんな俺を見て父は言った。
「まあ落ち着け、別に怒っているわけではない」
そう言われて冷静になると確かに怒っていない様子だった。
それどころか機嫌が良さそうに見える。
その様子を見て訝しんでいると彼は言った。
「お前は強くなった、だがまだまだ未熟だ」
それを言われてムッとするも反論できなかった。
実際、彼と戦ってみて分かったことがある。
それは自分がまだ弱いということだ。
「父さんは凄いなっと、思ったよ」
「息子のお前も、魔法が使えないなりに凄いよ、で、魔王の間に来なさい」
「へ?」
「おっと、二人は置いていけ、良いな」
そう言われたのでアリア達に待っているようにお願いする。
渋々といった様子で了承してくれた。
それを見て安心すると、クロードの後を追っていく。
そして、辿り着いた場所は、玉座の間だった。
そこに座るとクロードは言ってきた。
「さて、お前には、私の後継者として相応しい実力を身につけてもらう」
その言葉に首を傾げるとクロードは説明し始めた。
その内容は、至ってシンプルだった。
「えっと、何を」
「俺が今日から、数か月、魔王城を留守にする、補佐にはアリアに声をかけておいた、お前に、魔王代行を任せる事となった、俺の不在の間、この城の全権利をお前に渡す、帰るまでに必ず死守しろ」
それだけ言い残すとクロードは転移魔法で消えてしまった。
~数日後~ 俺は言われた通りに準備をしていた。
まず最初に始めたのは、内政を整えることだった。
というのも、今のままだと確実に破綻してしまうからだ。
(まずは食料の確保だな)
「リュート様、その、魔王五将が一人、紅のレビウス様が魔王様に面会を求めて来ているのですが」
東の地の管理を任された魔王将軍の一人である。
このタイミングで、城に登城したいだなんて、可笑しいだろう。
そもそも、あの悪魔が大人しくしているとは思えないし、絶対に何か企んでいるに違いない。
俺は、そう判断した。
(取り敢えず、追い返すか)
そう考えた俺は、謁見の間で待たせることにした。
しばらくすると、クロードとよく似た男が入って来た。
その男は、俺を見ると恭しく頭を下げた。
(ん?)
その様子に違和感を覚える。
(何だ?)
そう思っていると男は名乗った。
「お初にお目にかかります、リュート様、私は、魔王軍、五将が一人紅のレビウスにございます」
「あの、父さんは」
「ええ、存じています、ですから、このタイミングに致しました、なんせ、あのお方は、自分の自慢の息子を会わせてくださりませんから」
そう言う男に不信感を抱くもとりあえずは話を聞いてみることにした。
「なんで、俺に会いたかったの?」
すると、男は真剣な表情で答える。
「実は、折り入って頼みがあるのです」
そう言って頭を下げると男は語り始めた。
「実は、今、我々は窮地に立たされているのです」
それは、彼の部下の話から始まった。
何でも、最近になって急に魔物の活動が活発になったらしい。
その影響もあって、物資や人員が不足してしまい、困っているのだという。
そこで、ある提案をした。
「なるほど、つまり、俺に支援して欲しいと?」
そう尋ねると男は頷いた。
「はい、お父上は、嫌がる案件ですので、代理の貴方ならと」
その言葉に俺は悩む。
(うーん、どうしようかな)
悩んだ末に俺は答えた。
「分かりました、では、そちらの条件次第では、協力しましょう」
その言葉に喜ぶ男。
「ありがとうございます、それで、どのような条件を?」
俺は答えた。
「先ずは、そちらの戦力と現在の状況について教えて下さい」
それを聞いた男は答えた。
「わかりました、それでは、今から、そちらに向かいます」
その言葉に頷くと、俺は男を案内することにした。
しばらく歩くと、大きな建物が見えてきた。
なので、気にしないことにしたのだが、ここで新たな問題が発生した。
アリア達姉妹が喧嘩を始めたのである。
その原因はどちらが俺の妻になるかということだった。
最初こそ、揉めていたものの、途中から何故か俺を取り合うという展開になっていた。
そんな様子を見て俺は思った。
(どうしてこうなった?)
そんな疑問を抱いていると突然、二人が抱き着いてきた。
戸惑う俺に二人は言う。
「私達、どっちが正妻になっても構いませんわ」
「そうです、それに私達はどちらも貴方様の妻になりたいと思っています」
そう言って微笑む二人に見惚れていると彼女達は言った。
「ですから、私達二人で話し合って決めたのですが……」
そう言うと同時に左右から腕を掴まれる。
そして、そのままベッドに押し倒されてしまった。
驚いていると二人の顔が近づいてきた。
そして、そのまま唇を奪われる。
初めての感覚に戸惑っていると、そのまま初めてを捧げてしまった。
翌朝になると俺は後悔した。
なんで、魔王の息子である、俺が、しかも、ハーレムまがいな事をした。
すると扉が開き、ニヤニヤする、父・クロード・エルジオル・ヴァンデリアの姿があった。
その姿を見た瞬間、怒りが込み上げてきた。
しかし、そんな俺を見て父は言った。
「まあ落ち着け、別に怒っているわけではない」
そう言われて冷静になると確かに怒っていない様子だった。
それどころか機嫌が良さそうに見える。
その様子を見て訝しんでいると彼は言った。
「お前は強くなった、だがまだまだ未熟だ」
それを言われてムッとするも反論できなかった。
実際、彼と戦ってみて分かったことがある。
それは自分がまだ弱いということだ。
「父さんは凄いなっと、思ったよ」
「息子のお前も、魔法が使えないなりに凄いよ、で、魔王の間に来なさい」
「へ?」
「おっと、二人は置いていけ、良いな」
そう言われたのでアリア達に待っているようにお願いする。
渋々といった様子で了承してくれた。
それを見て安心すると、クロードの後を追っていく。
そして、辿り着いた場所は、玉座の間だった。
そこに座るとクロードは言ってきた。
「さて、お前には、私の後継者として相応しい実力を身につけてもらう」
その言葉に首を傾げるとクロードは説明し始めた。
その内容は、至ってシンプルだった。
「えっと、何を」
「俺が今日から、数か月、魔王城を留守にする、補佐にはアリアに声をかけておいた、お前に、魔王代行を任せる事となった、俺の不在の間、この城の全権利をお前に渡す、帰るまでに必ず死守しろ」
それだけ言い残すとクロードは転移魔法で消えてしまった。
~数日後~ 俺は言われた通りに準備をしていた。
まず最初に始めたのは、内政を整えることだった。
というのも、今のままだと確実に破綻してしまうからだ。
(まずは食料の確保だな)
「リュート様、その、魔王五将が一人、紅のレビウス様が魔王様に面会を求めて来ているのですが」
東の地の管理を任された魔王将軍の一人である。
このタイミングで、城に登城したいだなんて、可笑しいだろう。
そもそも、あの悪魔が大人しくしているとは思えないし、絶対に何か企んでいるに違いない。
俺は、そう判断した。
(取り敢えず、追い返すか)
そう考えた俺は、謁見の間で待たせることにした。
しばらくすると、クロードとよく似た男が入って来た。
その男は、俺を見ると恭しく頭を下げた。
(ん?)
その様子に違和感を覚える。
(何だ?)
そう思っていると男は名乗った。
「お初にお目にかかります、リュート様、私は、魔王軍、五将が一人紅のレビウスにございます」
「あの、父さんは」
「ええ、存じています、ですから、このタイミングに致しました、なんせ、あのお方は、自分の自慢の息子を会わせてくださりませんから」
そう言う男に不信感を抱くもとりあえずは話を聞いてみることにした。
「なんで、俺に会いたかったの?」
すると、男は真剣な表情で答える。
「実は、折り入って頼みがあるのです」
そう言って頭を下げると男は語り始めた。
「実は、今、我々は窮地に立たされているのです」
それは、彼の部下の話から始まった。
何でも、最近になって急に魔物の活動が活発になったらしい。
その影響もあって、物資や人員が不足してしまい、困っているのだという。
そこで、ある提案をした。
「なるほど、つまり、俺に支援して欲しいと?」
そう尋ねると男は頷いた。
「はい、お父上は、嫌がる案件ですので、代理の貴方ならと」
その言葉に俺は悩む。
(うーん、どうしようかな)
悩んだ末に俺は答えた。
「分かりました、では、そちらの条件次第では、協力しましょう」
その言葉に喜ぶ男。
「ありがとうございます、それで、どのような条件を?」
俺は答えた。
「先ずは、そちらの戦力と現在の状況について教えて下さい」
それを聞いた男は答えた。
「わかりました、それでは、今から、そちらに向かいます」
その言葉に頷くと、俺は男を案内することにした。
しばらく歩くと、大きな建物が見えてきた。
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