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そんなことを考えているうちに彼女が自己紹介を始めた。
「えっと、私の名前はミリアといいます。あなたが森の中で倒れているのを見つけてここまで運んできたんです。覚えてますか?」
そう言われて記憶を辿ってみるが、どうにも思い出せない。
それどころか自分の名前すら思い出せなかった。
仕方なく首を横に振ることで答えることにした。
すると彼女は悲しそうな表情を浮かべた後で言った。
「そうですか……あの、一応治療はしておきましので安心してください。それとお腹空いてませんか? 何か食べられそうなら用意しますけど……」
そこまで言われて初めて自分が空腹であることに気づいた。
言われてみれば確かにお腹が空いているような気がする。
そこでお願いすることにした。
それを聞いた彼女は嬉しそうな表情を浮かべると部屋を出ていった。
しばらくして戻ってきた時にはその手に食事を乗せたトレイを持っていた。
それをベッドの横にある机に置くとスプーンを差し出してきた。
それを受け取ると口に運ぶ。
食べ始めると途端に食欲が出てきたようであっという間に平らげてしまった。
その様子を見守っていた彼女だったが、食べ終わるタイミングを見計らって話しかけてきた。
「ところでこれからどうするつもりなんですか?」
その言葉に思わず考え込むことになった。何しろ何も覚えていないのだからどうすることもできないのだ。
困っていると彼女が提案してきた。
「もしよかったら私の家に来ませんか?」
「えっ!?」
驚きのあまり大きな声が出てしまった。
まさかそんなことを言われるとは思ってもみなかったのだ。
だがすぐに冷静になる。いくらなんでも会ったばかりの男にそんなことを言うだろうか?
いや、ないとは言い切れないが普通は断るはずだ。
それともそういう趣味なのか? などと考えているうちに返事が遅れてしまっていたようだ。
それを見た彼女は慌てたように言った。
「あっ、ごめんなさい! やっぱり迷惑ですよね!? 忘れてください!」
それを聞いて慌てて否定した。
むしろ大歓迎であることを伝えたかったが上手く言葉にできなかった。
それでもなんとか伝わったらしくホッとしたような表情を見せた後、笑みを浮かべたのだった。
そんなやり取りをしている内にいつの間にか緊張が解けていることに気づいた。
最初はどうなることかと思ったが案外なんとかなるものだと思った瞬間だった。
「とにかく一度街に戻ろう。ギルドに報告しないとな」
そう言って立ち上がると、皆もそれに続いた。
こうして俺達は街に戻ることになったのだった。
しかし、その前にやらなければいけないことがある。
それは……
アリアさんとグレン卿との関係について問い詰めることだ!
というわけで早速聞いてみることにする。
まずは最初にアリアさんがグレン卿のことを兄と呼んでいたことから、二人が兄妹であることは間違いないだろう。
グレン卿の言葉からもそれが窺える。
つまり、アリアさんはグレン卿の妹ということになるわけだが、問題はそこではなく、
なぜそんな二人が夫婦のように仲睦まじくしていたのかということだ。
気になって仕方がないので単刀直入に聞いてみたところ、
アリアさんの顔が真っ赤に染まったかと思うと俯いて黙り込んでしまった。
その様子を見たグレン卿が代わりに答えてくれた。
曰く、二人は幼馴染であり親友でもあったそうだ。
しかし、ある日を境にアリアさんの態度が一変したらしい。
それまでは常にニコニコしていて人当たりの良い人物だったのだが、ある時から急に無愛想になってしまったのだという。
そんな彼女の変化に気付いたグレン卿は心配して声を掛けたが、冷たくあしらわれるだけだったという。
その後も何度か声を掛けるも取り付く島もない状態だったため、いつしか疎遠になっていったそうだ。
そんなある日、いつものように冒険者ギルドへ依頼を探しに行った際、受付嬢から声をかけられた。
なんでも最近、この街周辺で強力な魔物が出没しており、その討伐依頼が張り出されているということだった。
「へぇ、面白そうだな」
俺が興味を示すと、受付嬢は詳しく教えてくれた。
何でも森の奥にある洞窟で目撃されたらしいのだが、正確な場所までは分からないのだという。
そのため、調査も兼ねて行ってきて欲しいとのことだった。
そんなわけで依頼を受けることにした俺達は早速出発することにした。
目的地は街を出て北に向かった先にある森の中だ。
道中は特に問題もなく進み続けた結果、目的の場所に到着した。
そこは以前、薬草採取の依頼を受けた場所だった。
あの時とは違って、今は俺達以外に誰もいないため静かなものだった。
周囲には背の高い木々が立ち並んでおり、昼間だというのに薄暗い印象を受ける。
時折聞こえてくる鳥の鳴き声を聞きながら奥へと進んでいくと、
「あ、あれ見て!」
突然、マリーが叫んだので驚いてそちらを見ると、少し離れた場所に小さな建物があるのが見えた。
どうやらあれが目的の場所らしい。
急いで向かうと、そこには古びた祠のような物があった。
どうやらここが依頼にあった場所だということは間違いなさそうだ。
周囲を調べてみたが特に変わった点は見つからなかった。
それからしばらく探索を続けたものの、これといって目ぼしい物は見つからなかったので諦めて帰ることにした。
帰り際、ふと気になったことがあったので尋ねてみることにした。
「そういえば、アリアさん達ってどうして旅をすることになったんですか?」
そう尋ねると、彼女は少し考える素振りを見せた後で答えた。
「えっと、そうですね……どこから話せばいいのか……」
何やら迷っている様子だったが、やがて決心がついたらしく話し始めた。
その内容は驚くべきものだった。なんと彼女達は元々この世界の人間ではないというのだ。
なんでも、異なる世界から来た存在なのだという。
「えっと、私の名前はミリアといいます。あなたが森の中で倒れているのを見つけてここまで運んできたんです。覚えてますか?」
そう言われて記憶を辿ってみるが、どうにも思い出せない。
それどころか自分の名前すら思い出せなかった。
仕方なく首を横に振ることで答えることにした。
すると彼女は悲しそうな表情を浮かべた後で言った。
「そうですか……あの、一応治療はしておきましので安心してください。それとお腹空いてませんか? 何か食べられそうなら用意しますけど……」
そこまで言われて初めて自分が空腹であることに気づいた。
言われてみれば確かにお腹が空いているような気がする。
そこでお願いすることにした。
それを聞いた彼女は嬉しそうな表情を浮かべると部屋を出ていった。
しばらくして戻ってきた時にはその手に食事を乗せたトレイを持っていた。
それをベッドの横にある机に置くとスプーンを差し出してきた。
それを受け取ると口に運ぶ。
食べ始めると途端に食欲が出てきたようであっという間に平らげてしまった。
その様子を見守っていた彼女だったが、食べ終わるタイミングを見計らって話しかけてきた。
「ところでこれからどうするつもりなんですか?」
その言葉に思わず考え込むことになった。何しろ何も覚えていないのだからどうすることもできないのだ。
困っていると彼女が提案してきた。
「もしよかったら私の家に来ませんか?」
「えっ!?」
驚きのあまり大きな声が出てしまった。
まさかそんなことを言われるとは思ってもみなかったのだ。
だがすぐに冷静になる。いくらなんでも会ったばかりの男にそんなことを言うだろうか?
いや、ないとは言い切れないが普通は断るはずだ。
それともそういう趣味なのか? などと考えているうちに返事が遅れてしまっていたようだ。
それを見た彼女は慌てたように言った。
「あっ、ごめんなさい! やっぱり迷惑ですよね!? 忘れてください!」
それを聞いて慌てて否定した。
むしろ大歓迎であることを伝えたかったが上手く言葉にできなかった。
それでもなんとか伝わったらしくホッとしたような表情を見せた後、笑みを浮かべたのだった。
そんなやり取りをしている内にいつの間にか緊張が解けていることに気づいた。
最初はどうなることかと思ったが案外なんとかなるものだと思った瞬間だった。
「とにかく一度街に戻ろう。ギルドに報告しないとな」
そう言って立ち上がると、皆もそれに続いた。
こうして俺達は街に戻ることになったのだった。
しかし、その前にやらなければいけないことがある。
それは……
アリアさんとグレン卿との関係について問い詰めることだ!
というわけで早速聞いてみることにする。
まずは最初にアリアさんがグレン卿のことを兄と呼んでいたことから、二人が兄妹であることは間違いないだろう。
グレン卿の言葉からもそれが窺える。
つまり、アリアさんはグレン卿の妹ということになるわけだが、問題はそこではなく、
なぜそんな二人が夫婦のように仲睦まじくしていたのかということだ。
気になって仕方がないので単刀直入に聞いてみたところ、
アリアさんの顔が真っ赤に染まったかと思うと俯いて黙り込んでしまった。
その様子を見たグレン卿が代わりに答えてくれた。
曰く、二人は幼馴染であり親友でもあったそうだ。
しかし、ある日を境にアリアさんの態度が一変したらしい。
それまでは常にニコニコしていて人当たりの良い人物だったのだが、ある時から急に無愛想になってしまったのだという。
そんな彼女の変化に気付いたグレン卿は心配して声を掛けたが、冷たくあしらわれるだけだったという。
その後も何度か声を掛けるも取り付く島もない状態だったため、いつしか疎遠になっていったそうだ。
そんなある日、いつものように冒険者ギルドへ依頼を探しに行った際、受付嬢から声をかけられた。
なんでも最近、この街周辺で強力な魔物が出没しており、その討伐依頼が張り出されているということだった。
「へぇ、面白そうだな」
俺が興味を示すと、受付嬢は詳しく教えてくれた。
何でも森の奥にある洞窟で目撃されたらしいのだが、正確な場所までは分からないのだという。
そのため、調査も兼ねて行ってきて欲しいとのことだった。
そんなわけで依頼を受けることにした俺達は早速出発することにした。
目的地は街を出て北に向かった先にある森の中だ。
道中は特に問題もなく進み続けた結果、目的の場所に到着した。
そこは以前、薬草採取の依頼を受けた場所だった。
あの時とは違って、今は俺達以外に誰もいないため静かなものだった。
周囲には背の高い木々が立ち並んでおり、昼間だというのに薄暗い印象を受ける。
時折聞こえてくる鳥の鳴き声を聞きながら奥へと進んでいくと、
「あ、あれ見て!」
突然、マリーが叫んだので驚いてそちらを見ると、少し離れた場所に小さな建物があるのが見えた。
どうやらあれが目的の場所らしい。
急いで向かうと、そこには古びた祠のような物があった。
どうやらここが依頼にあった場所だということは間違いなさそうだ。
周囲を調べてみたが特に変わった点は見つからなかった。
それからしばらく探索を続けたものの、これといって目ぼしい物は見つからなかったので諦めて帰ることにした。
帰り際、ふと気になったことがあったので尋ねてみることにした。
「そういえば、アリアさん達ってどうして旅をすることになったんですか?」
そう尋ねると、彼女は少し考える素振りを見せた後で答えた。
「えっと、そうですね……どこから話せばいいのか……」
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