元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

一ノ瀬 彩音

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そう言った意味ではこの場所は余り住みやすい環境ではない筈なのだ。
それに食料の確保なども大変であろうにどうしてこんな場所にあるかを考えなければいけないと思った訳だ
そこで考えられることはただ一つだったのだが俺は敢えて聞かない事にした。
そして俺はその場所を眺めていたがふと俺がミリアとここに居たら危険ではないかと考える。
だからこそ、ミリアを安全な場所に連れ出そうと考えたのだが……
そうして悩んでいるうちに俺の背中に柔らかい何かの弾力が押し当てられたのだった。
振り返ってみるとそこには非常に不機嫌な顔つきをしているミリアがいたのだ。
俺は咄嵯に謝ろうとしたのだが…… ミリアの顔を見た俺はつい驚いてしまったのだ。
ミリアの目は潤んでおりまるで捨てられそうになっている子犬のような感じに思えてしまい、
俺はミリアの頭を優しく撫ぜながら、大丈夫だと何度も呟いていた。
ミリアは俺に抱きついて泣き始めてしまう。
そんなミリアが落ち着くのを待ってあげながら優しく抱擁していた。
俺が慰めたことである程度落ち着いたのか俺の服の裾を掴み離れたくないと訴えかけてくるので、
仕方ないので連れて行くことにし、
一旦街に戻ることにしたのだが俺とミリアでは目立つことが予想されるため人型に変化できるように
お願いをしたが俺から離れようとしないので諦める事にした。
俺は仕方なくミリアを腕に抱っこしたままの状態で歩く羽目になり非常に恥ずかしさを覚えるのだった。
俺はミリアの温もりと甘い香りのせいでドキドキしてしまうのだが 何とか冷静さを保とうと
していたのだがそれが
逆に俺の興奮度を増していたのだがそんな事とは知らずに無邪気に笑うミリアを見ていると
そんな感情が失せてくるのだった。
(俺ってもしかするとチョロイン?)
そう思いながらミリアを連れていくのだった。
俺はそうしてやっとの街の入り口付近に到着したのだった。
相変わらずここは人が出入りしているせいか、活気のある賑やかな様子を見せている。
俺がそうして見ているとミリアも俺の腕の中で大人しくしてくれておりじっとしている。
そうしてゆっくりと歩いているのだが俺とミリアが揃って入ってくるのを見ると住民達が
驚きながら凝視しているのだった。
俺はそんな様子を見ながら苦笑いを浮かべてはいるのだが、 それも仕方ないと思うと
俺は街の門番の兵士の元へと向かう。
そうして俺はこの街の長に会いたいと伝えてはいるのだがなかなか信じてもらえずにいるのであった。
そうこうするうちに一人の兵士が慌てて俺の元に駆けつけてきて俺に頭を下げていた。
その行動を見て周りにいた人達も驚くと同時に兵士の行動を止めようとしている。
俺は兵士達が揉め出す前に話しかけようとした時ミリアが騒ぎ出したのである。
俺はその事に戸惑いつつもどうしたらよいかわらずにいるとその騒ぎを聞きつけた人物が近づいてくる。
その人物の姿を確認すると俺は安堵のため息をつく。
そして俺の元へ近寄ってくる男に対して俺は自己紹介をした。
男は俺に名を名乗るように言われたので素直に名乗り上げたのである。
俺はここでようやく男の素性が分かった。
この都市の領主をやっているようだ。
領主の名前はドレンと名乗り、ミリアに挨拶をするように促してくる。
そしてミリアも名前を名乗り上げお互いに軽い挨拶をする。
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