元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

一ノ瀬 彩音

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それから俺達が 立ち尽くしていたところで 突如声をかけられたのである。
俺が声の方を振り向くとそこには二人の男女の姿が目に入ってきた。
俺は一瞬警戒心を強めかけたのだが俺に声をかけてきたのが女性の方であることと、
男性の方は何故か俺のことを知 っているようで俺が戸惑っているところに男性が自己紹介をしてくれた。
その二人はやはり俺が先程出会った二人と同一人物であることが確認出来た。
だがその瞬間俺と の接点がないはずのアリアまでも が自己紹介を始め出したのだ。
その様子はまるで打ち合わせ済みといった感じに。俺はますます困惑を深めてしまったのであるが、
取り合え
ずついていき ついて行った先に俺の家があることを知った。
俺がそんなことを考えていると今度は俺の家に来ないか?
と言われたのである。俺の答えはもちろん 決まっているのだった。
こうして俺はこれから お世話になるかもしれない人達と対面することになったのである。
俺はこの世界に召喚されて 間もない頃に出会った冒険者パーティーに誘ってもらえることになったの
だけれども……
俺としては正直言って乗り気ではなかった。
俺はアリアが言っていた 内容を思い返しながら、 この人達と行動を共にすることを決めたのだった。
俺はそう決意した途端、ミリアから俺に対して質問が投げかけられた。俺がどう答えたら良いのか
迷ってしまった
ため、俺が返答を言い淀んでいると アリアの表情が一変してしまったのだ。
俺も慌ててアリアの態度を見て、 自分が軽率な発言をしてしまった事に後悔しながら、謝ったのだった。
俺はミリアがアリアに向かって言った言葉に衝撃を受けたのだった。
ミリアが俺がいない間の寂しさに耐えられずにいた事に気が付かなかったことに俺はショックを
受けてしまう……。
それと同時に、俺は俺自身がいかに情けない男であるかということを強く実感させられたのである。
ミリアの奴もこんな状態の時に俺のことを呼んでくれていたのだから
余計な負担をかけたことを深く反省しなければならないと思う……。
だからこそ今俺に出来ることは、俺も出来るだけ早く元の場所に帰りたいという意志をしっかりと
伝えることしかないだろう。
俺は俺がこの世界でやらなければならないことが全て終わるまでは元の世界に帰るつもりなど無い。
俺はミリアと別れてこの世界に残る覚悟を決めて、ミリアとアリアと今後の方針を話し合っていたのだが、
突然俺がミリアの前から姿を消したせいなのかミリアは泣き出してしまい、
それに釣られるようにアリアさんまでもが落ち込んでしまった。
俺はどうにかしたいとは思うもののどうすればいいのか分からずにいた。
するとミリアはそんな俺たちを慰めるように笑顔を浮かべる。
そして、ミリアが提案をしてきたのである。
それはアリアが住んでいる森に住むモンスターの退治を手伝って欲しいということだ。
そして俺はそのお願いを引き受けた。俺としてもミリアが俺のせいで悲しむ姿を見るのは嫌だし
ミリアにはいつでも笑っていてもらいたいと思っているからだ。
俺が承諾した後ミリアは早速アリアを家まで送り届けるとすぐに帰ってきてくれ、そして
そのまま一緒に街に向かうのであった。
俺は街に着くとギルドに寄り道をしてギルドカードを受付嬢に見せて依頼の手続きを行ったのである。
「んっ?」
俺はギルドを出るなり ミリアとアリアと別れたのである。
俺は一人で宿屋に向かっていた。
すると途中で 俺は路地裏に駆け込む小さな人影を見つける。
俺は不思議に思って、 俺も急いでそこに向かった。
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