元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

一ノ瀬 彩音

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そうしてその現場にたどり着いた時、俺は思わず驚いてしまう。
そこでは複数のゴブリンに囲まれていてボロ布を纏っていた少女が必死の形相で戦っており、俺はその様子を眺めながらも
(これくらいなら俺が介入するまでもないかな)
と 判断して放置することにした。
そして次の日になり、俺は昨日の件が気になったので 朝起きてから直ぐにその場所に行ってみたのだが、
そこにはすでに他の人が来て既に討伐されていた後だったので俺は何もせずに終わった。
それから暫く俺は街の中で過ごしてから夜になると いつもの様にダンジョンへと向かう。
そして俺は最下層付近でとある人物と遭遇を果たすのだが……
どうもその男は冒険者ではないようであり冒険者カードを見せなかったからである。
(なんだか妙な雰囲気の男だ。まあ別に害を及ぼすような雰囲気はないし気にしないでおくか……
にしてもこいつはどうして俺が ここにいることを知っているんだ?)
俺がそんな風に考えていると突然男が話しかけてくる。
その会話を聞いて俺は驚愕の事実を耳にすることになる。何故ならばその話があまりにも突拍子もなかったために。
その話は俺に信じ難いものでしかなかったのだが俺はその話の内容を聞き遂げると取り敢えず一旦信じる事にする。
そうしないと話にならないと思ったのと俺の知らない情報を得る事ができるかも知れなかったために。
そしてその話を聞いた俺は、 取り敢えずその情報を信用してみることにすると、俺達は協力して作戦を立て始めたのである。
そうして遂に俺は魔王城に乗り込み、ついに俺は魔王との決戦を迎える。
そして、その最終決戦の最中に現れたのは勇者だった。
どうやら俺はその少年に命を助けられてしまったようだ。
それからというもの、俺は暫くの間平和に暮らしていった。
そうして俺は段々と落ち着きを取り戻していったので、今はのほほんとした日々を
過ごしていったりしている。
「今日は何をするの?」
お城に帰って来た俺にミリアとアリアが出迎える。
「王、なりません、遠征から帰られたのだから、仕事してください」
ミリアが俺の仕事ぶりを心配しているが、俺は毎日真面目に働いている。
ただ、最近は特に何もすることが無いので仕方なく書類に目を通して判子を押すだけの簡単なお仕事をしているだけだ。
そう言えばミリアのお姉さん、セリシア義姉さんが、また何か企んでいるみたいだけど、
その度に、毎回ミリアが犠牲になっているんだよな。ミリアのあの不幸っぷりと、 不器用な性格は間違いなく彼女のお姉さんの所為だと思う。
ミリアもミリアでその事は良く分かっているからこそミリアは、セリシアに文句を言えない。
そればかりかミリア自身にもその自覚があるので、自分の無力さに悔しさを滲ませていた。
俺はミリアを元気付けるために頭を撫でてあげた。
そしてミリアは恥ずかしかったのか顔を赤く染めながらも嬉しかったのかに3
照れ臭そうにしている。
そして俺はある事を思いつく。
最近ミリア達としか遊ばなくなっていたのと俺も少しばかり引きこもり気味なのが祟ったか。
そう考えて俺はミリアに何か趣味とか欲しいかと聞くと。
すると意外な返事が返ってきた。
何でも昔、ミリアは本を読むのが好きだったらしくその時以来ずっと
読書に耽るようになったのだという。
そこで俺は久しぶりに外に出かけて、適当に書店に入った。
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