元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

一ノ瀬 彩音

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ミレアは 嬉しそうに俺の頬を手で触れると、俺に顔を近付けて来たので俺は、そっと唇を触れさせる。
しばらくして唇を離すと、俺はミレアの頬を撫でて、それから、俺達は家に戻ることにした。
そして、
「じゃあまたね、お父様、お母さん」
と言ってミレアが部屋から出て行った。
それからしばらくしてからミリアが俺の所にやって来て俺を椅子に座らせると俺の足をマッサージし始めた。
そしてミレアが家に帰ってくると俺にこう言った。
「私は お父様の娘だから」
そう言うと俺の頬にキスをしてきた。
そして俺は そんなミレアを優しく抱き締めてミレアを膝の上に乗せるとミレアが嬉しそうに俺に抱きついてくる。
そんなミレアの頭を俺は優しく撫でて、俺の方に抱きついてきた。
しばらくしてから、俺はミレアに聞いた。
「ミリア母さんと俺どっちがいい」
すると 俺の腕の中にいるミレアが笑顔で、
「もちろんお父さんだよ。」
と言う。
すると俺の横にいたミレアの母親であるミリアも笑顔でこう言って来た。
「そうよあなた」
と それを聞いた瞬間俺は呆れて物が言えなかった。
この世界はやはり可笑しい……。
ミリアも今は元居た世界の記憶が薄れている。
ミレアの影響なのは良く分かった。
「ミレアは私達の事を愛してるのよ」
ミレアの母親が俺に向かってそんなことを言い出して俺に詰め寄ってきて俺は戸惑うと俺は母親にこう言った。
「そうだな」
と、すると母親は微笑んでいた。
そんな母親の態度を見て俺はミレアがどんな存在かを改めて理解したのであった。
それからしばらく時間が経って、俺はミレアにこう言った。
「お前は俺達の子では無い、何故ならお前はミリアから生まれていないからだ」
「そうなの、お父様のお嫁さんになるために生まれて来たの」
それからミレアは、溜息を付く。
なんとなくわかっているようだった。
「ミレア、前回はお前に酷い目に逢った、今回はちゃんと出て行くからな」
「そうね」
と悲しそうにする。
俺は、立ち上がりミレアを後ろから強く抱きしめる。
「今までありがとう、さようならだ」
そう言うとミレアは涙を流すと俺に しがみつく。
俺はミレアを離して、ミレアは俺の 顔をじっと見つめる。
それからミレアは寂しそうに家を出ると俺は
ミリアにこう言った。
「アリアが居ない以上、自分たちで転移するしかないな」
「ええ、でもあの子にはもうあまり負担をかけたくないわ。もし転移中に またあんなことになったら
今度こそあの子は壊れてしまうもの。
だから私達が転移するのは最後の手段よ」
確かにそれは一理ある。
アリアの居ない世界に何の未練もない。
俺は転移魔法を唱えて門を描き出す。
転移の扉が現れてミレアを抱きしめると
「元気でな」
そう言うなりミリアと門をくぐると門が閉じて行く。
俺は時間の旅をして次の扉にたどり着いた。
扉を開けるとアリアが涙を流し抱き着いた。
「お父様、お母さん」
わんわん泣く俺達の娘にほっと息を吐く。
「「ただいま、アリア」」
そう言えばアリアはにっこりしてから扉を指さす。
明らかに可笑しい、転移の扉が閉まらない。
「何故」
「誰か来るわ」
嫌な予感がする。
「ミリア、急いでアリアを遠くに」
その言葉に頷くとミリアがアリアを連れて駆け出す。
(同じ次元に二人のアリアは存在できない)
それは以前、アリアが言った言葉である。
扉を通って現れたのは紛れもないミレアなのでした。
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