クラスでバカにされてるオタクなぼくが、気づいたら不良たちから崇拝されててガクブル

諏訪錦

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番外編

Master peace

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クリスマスの一件からそろそろ4日。少女をめぐる問題を目の当たりにし、最初は元気のなかった間久辺も、自分の中で折り合いをつけたのか、ようやく元気を取り戻し始めた。
彼の言葉を借りるなら、「落ち込む権利などぼくにはない」という事。少女の幸福も不幸も、誰かが横から見て決めつけていい事ではないと、あたしも思う。

「ねえ与儀さん。この看板は使うんですか?」
「ああ、それは捨てていいよ。そのメーカーの商品もう取り扱ってないから」

12月29日。年末ということもあり、あたしの店、『Master peace』では恒例となる大掃除をやっていた。
朝から間久辺にはバイトに出てもらっている。
侭も手伝いに来てくれて、必要な掃除道具などをホームセンターで買ってきたり、その他、車で買い出しをしに行ってくれている。
例年まではほとんど一人でやっていた作業なので、手の行き届かなかったところまで綺麗にできて気分がいい。
12時を過ぎ、そろそろお昼休憩にしようと思い立ち、店の外の掃除を頼んでいた間久辺に声をかける。
扉を開いて外に出ると、間久辺は店の外観を眺めながら立ち尽くしていた。
「どうかした?」
そう言って近付いたあたしに、彼はこう答えた。
「この店の名前。どうして『Master peace』なんですか? というか、つづり間違ってませんか?」
「ああ、そのことね」
傑作を意味するマスターピースの英語のつづりは『Master "piece"』。だが、この店は『Master "peace"』と書くのだ。しかし、間久部の疑問に対する答えを、あたしは持ち合わせていない。
この店を始めるにあたって、当時23歳だったあたしには知識と経験があまりにも足りなかった。店を始めるための場所探しから、家賃の相場を調べたりと、慣れない作業に四苦八苦していた。だから、本当はこだわりたかった外装や看板を外注することにしたのだ。
結果、出来上がった看板がいまの『Master peace』だった。
最初は戸惑いもあったし、間違えられたことに憤りを感じたりもしたが、見慣れてしまうと味わいがあるし、オリジナリティもあって気に入ってしまい、そのままにすることにしたのよね。
だからあたしは、間久辺の疑問に対して、こう答える。
「別にいいじゃない。そんなことよりもお昼にしましょう」


ーーーーーーーーーーー



車を運転しながら、俺は久しぶりに見る街並みに郷愁を抱いていた。この街は俺が母さんと過ごした街だ。楽しいことばかりではなかったが、それでも思い返すと、不思議と嫌な思い出よりも、楽しかった思い出が想起される。当時はあんなにうざったく思えた母親の説教も、聞けなくなったいまでは懐かしい。
国道六号線に出て、車を走らせドラッグストア系列のホームセンターに到着し、頼まれた買い物リストを見ながら買い物を済ませる。でかいベニヤ板は、与儀がグラフィティのキャンバスとして使う物だろう。

いまでこそ、仕事が休日の度に与儀の所に戻っている俺だが、少し前までは考えられない事だった。俺は、隣街の不良グループにさらわれた与儀を助けるために、家族のように思っていたチームの仲間を裏切ってしまったんだ。もう二度と戻る事なんてできないと思っていた。当時俺のチームに所属していた鍛島は、いまではこの街を仕切っていて、俺のことも許してはいないようだった。それでもこうして、俺が街に戻ってきているこ事を知りながら黙認してくれているのには、感謝しなくてはならない。争い事はもう御免だからな。
いや、そもそも鍛島にとって俺はもう過去の人間になっているんだろうな。黙認しているというよりも、いまさら気にするに値しないと思われているのかもしれない。それならそれで別に構わないんだが、強がりを排すると、やはり少し寂しく感じる。
連絡の取れなくなったかつてのチームメンバーは大勢いる。袂を分かったとはいえ、かつて同じチームに属していた仲間に気にもされなくなるというのは、悲しいものだ。ましてや、さっきも言ったように俺にとってチームは家族のようなものだ。だから、いつの日にか鍛島とも分かり合える日が来たならば、そのときは酒でも飲み交わしたいと、そんな叶うはずもない希望を胸に抱き、俺は再びハンドルを握った。


ーーーーーーーーーーー

年内最後のチーム全体での集会が終わり、帰ろうとすると背後から呼び止められた。
「おい御堂。お前もチームの幹部なんだからまだ帰るんじゃねえよ」
同じくチームの幹部の一人にそう言われ、俺は小さく舌打ちしながら、後に続くように奥の部屋に入った。
すると、そこには鍛島の姿があり、さっきまでチームの士気を上げ、心を一つにまとめあげるような大演説をしていた人物と同一人物とはとうてい思えない下卑た笑みを浮かべていた。

「鍛島さん。今回のみかじめ料の集計が出ました」

なんの話をしているのかと思ったら、金の話か。
やくざの真似事みたいな事しやがって、俺は辟易しながら、その様子を眺めていた。
すると、俺を呼び止めたかなり古参の幹部ーー名前をひいらぎと言うーーが俺を一瞥し、辛うじて聞こえるような声で言った。
「気に入らないか? いまどきの不良は金の管理と勘定くらいできないとやっていけないんだ。チームを存続させるためにも、金は必要だしな」
「俺にはわからねえ。生憎、前のチームは走り屋集団だったからよ。バイクと道さえあればそれでよかったんだよ」
「御堂の目には、鍛島さんのやってることがセコく見えるかもしれない。だけどな、あの人は金儲けのためにみかじめ料を取っているわけじゃない」
そうして柊は説明した。
鍛島が金を取っている店は、駅界隈でかなり儲けが出ている店で、なおかつグレーな商売をしている連中だ。
「つまり、警察に目をつけられた場合、後ろから手を回してやるって話か?」
マッドシティにおける不良グループの力は、他の街に比べると大きい。警察組織としては取り締まりを強化したいと思っていても、現場の警察官は過去に起きた、不良数名による警察官殺害事件がまだ記憶に新しいため、極力関わろうとはしない。そんな警察官の心理を逆手に取り、ある程度の悪事を見逃す代わりに、手に負えない輩が現れたら対処に協力するという取引を、鍛島は裏でしているのだ。
柊は、俺の批判的な言葉を否定した。
「そうじゃない。鍛島さんはみかじめ料として手に入れた金で、やくざや半ぐれなんかを黙らせているんだ。おかしいと思わないか? これほど表と裏が密接に繋がった金脈の眠る街で、本職連中が手を出してこない理由」
そう言われ、考えてみると確かにそうだ。
少なくともこのマッドシティにおいて、やくざが絡むトラブルというのを聞いた事がない。
「つまり、鍛島がそういう連中を黙らせているってことか?」
「そうだ。御堂も指定暴力団って名前くらいは聞いた事あるだろう? これに認定されちまった組ってのは、かなり身動きが取りづらくなるらしいんだ。なんせ警察機関のトップである警察庁が指定暴力団の撲滅に力を入れているからな。だから鍛島は、手に入れたみかじめ料の数十パーセントを渡す代わりに、マッドシティに手を出させない約束を交わしているんだ」
知らなかった。
柊が言っている事が正しいなら、鍛島のお陰でこの街は一定の安定を約束されているとも取れる。やくざからしても、警察組織の目が光るなかで街に手を出すよりも、なにもしないで金が入って来る方を選ぶのは道理だ。
「だから俺は、鍛島さんに付いていくと決めたんだ」
柊はそう言うと、それきり口を閉ざした。
俺は横目に、その厳めしい横顔を眺める。
実際の年齢はわからないが、柊は俺や鍛島より間違いなく年上だ。貫禄があって、部下からも慕われている。だからこそ不思議だった。どうしてこれほど力のある男が鍛島の部下でおさまっているのだろうか、と。


ーーーーーーーーーーー


鍛島さんから、今後のチームの根幹を成す方針について話があり、それが終わると、幹部による年内最後の集まり自体も終わりを告げる。
「おい、柊」
呼び止められた俺は、立ち上がり鍛島さんの側に向かう。すぐ目の前に立っているのだが、それでは遠いとばかりに手招きしてくる。どうやら、あまり聞かれたくない話のようだ。
「例の件、また頼めるか」
その一言で、すべてを理解した俺は頷いて答えた。
「任せて下さい」
「すみません」
鍛島は昔の癖か、そう言ってからすぐに「すまねえ」と言い直した。
俺は苦笑しながら立ち上がり、部屋を出る。
途中、声をかけてきた御堂になんの話をしていたのかと聞かれたが答えなかった。これは俺と鍛島さん、二人しか知らない事だし、知らなくていい事だ。

それから、俺になついている部下数人に連絡を入れて、指示を出す。すると、電話の向こうで快活に部下は答えた。
『ーーーわかりました。例の店が柊さんの息のかかった店だってまた吹聴すればいいんすね?』
「悪いな。噂ってやつは定期的に流さねえと、すぐに忘れられちまうからよ」
『それは別にいいんですけど、どうして柊さんがそこまで気にかけるんですか? っと、これは出すぎた質問でしたね。すみません』
そう言うと、部下は挨拶を終えて電話を切った。
どうして、気にかけるのか、か。
その事について考えていると、自然と足は店に向かっていた。駅前の喧騒を抜けて路上ライブ中の若い兄ちゃんたちを横目に眺めながら、ときどき挨拶してくるヤンチャそうなガキに軽く右手を挙げて答える。
なんだか、大人になれないまま長いこと社会から逸れた道を歩いていたら、いつの間にか顔と名前だけが有名になっちまったな、俺も。そんな感慨にふけりながら進むと、目的の店が見えてくる。

『Master peace』

その看板を遠くから眺ていると、俺と同じように看板を眺めながら、店の前でボーッと突っ立っているガキがいる事に気付く。
見るからにこの周辺の空気とは合わないガキだが、あんな所でなにをしているんだろう。おかしなガキだな、声を掛けてみるか。
そう思って再び歩き出したところで、店の扉が開き俺は立ち止まる。中から出てきた女性を見て、思わず体が固まった。白状するなら、見とれたんだ。与儀映子。本人を直接見るのは久しぶりだが、ずいぶんと大人びた印象を受けるようになったものだ。
そんな風に見とれちまったもんだから、俺は身を隠すことも忘れて、結果相手と目が合う。
視線が交わり、同時にハッとする。先に声を出したのは、与儀の方だった。
「柊さんっ。お久しぶりです!」
そう言って駆け寄ってくる与儀。
俺は笑顔を繕いながら、自分の不手際を恥じる。
会うつもりなんてなかったのに、久しぶりに遠くからでも顔を見たいと思っちまったのが失敗だった。
俺はすぐに平静を装い、口を開く。
「偶然この辺を通りかかったんだ。どうだよ、店は順調か?」
「まあまあですね。不況の波はストリートにも来てますけど、それでもやっぱり、やりたいことやれるのは楽しいです。これも、店を立ち上げるときに協力してくれた柊さんのお陰です」
その節はありがとうございます、と頭を下げる与儀。
「おいおい、礼の言葉なら聞き飽きたって。いい加減そんな昔の事は忘れろ。それに、俺だってあいつには散々世話になったんだ。だからーーー」
言いかけて、俺は口を閉ざす。
昔の事は忘れろなんて、どの口が言うんだ。
俺が「あいつ」の話題を口にした事で、与儀は目を光らせながら嬉々として言う。
「丁度良かった。いま買い物頼んでて出払ってるんですけど、もうすぐ戻ってきますよ。驚いたでしょう? 侭、街に戻ってるんですよ」
その名前を、彼女が嬉しそうに口にする姿を見て、俺もどうしようもなく嬉しくなった。
甲津侭。チーム『heavyz』のリーダーだった男。そして、俺が唯一心から親友と呼べる男。
俺はかつて、侭が立ち上げたチームのナンバー2として、あいつと一緒に街を暴れまわっていた。いまでも、あの頃の事はときどき思い出す。侭はチームのやつら以外はすべて敵と認識し、とにかく暴れまわっていた。だから、そんな侭に好きな女性ができたと言われて、本気で驚いたのを覚えている。
与儀映子。緊張気味にそう名乗った彼女は、いまと比べると、かなり幼く見えた。
そしてあの事件が起きた。
与儀は黒煙団のクソ野郎どもにさらわれ、救い出すために侭はすべてを犠牲にした。家族のように大切にしていたチームも、この街も、自分自身すらも。
結果、チームを裏切ったと烙印を押された侭は、街を出て行く事になってしまった。
最後に話したとき、侭が気にかけていたのはチームの事と、そして与儀の事だった。
チームの基盤は、部下の中で頭角をあらわしていた鍛島という男が引き継ぐ事に決まっていたので、心配はない。俺はそう答えた。そして、与儀に関しても俺がきちんと世話をする。そう約束をしたんだ。
俺の言葉を信じて、街を離れた侭。
たが、街に残された与儀は自分を責め続けていた。
侭からすべてを奪ってしまったと、毎日のように涙していた姿は、いま思い出しても心が痛む。
だから俺は気が少しでも紛れればいいと思い、やりたいことを見つけろと言ったんだ。それでも、最初の一、二ヶ月はなにも手をつけようとしなった与儀だったが、ある日、ふと思い立ったようにこう言った。
「お店を開きたい」
なんだって良かったんだ。与儀が立ち直るのなら。俺は知り合いを片っ端から当たって、店を立ち上げる準備を手伝った。つっても、勉強熱心なのか、それとも没頭する事で侭について考えないようにしていたのか、与儀は自分で調べてどんどん店の立ち上げが現実的となった。ただ、まだ若かった与儀には金があまりなかったし、それをカバーするコネもなかった。だから、俺の知り合いで建築関係のやつと、デザイン系の仕事についた昔のダチに頼み込んで格安で店の箱となる建物の改装を頼んだんだ。
そんな事をしていたから、長らく不良界から離れていた俺に、久しぶりに声がかかった。話を聞くと、かつての部下だった鍛島が新しく立ち上げるチームの幹部として俺を招きたいと言ってきたのだ。
ふざけるな、と最初は一蹴しようと思っていた話だったが、そのすぐ後に知った。
鍛島は、侭の後釜として街を仕切るようになってすぐに号令を出していたんだ。
「甲津侭は街を出て行ったことで裏切りの制裁を受けた。だから、やつに関わる復讐はこれで終わりとする」と。
この号令によって、守られていたのが与儀だった。本来なら、侭の女で、しかもチームを裏切る切っ掛けとなった彼女を許すまいとする連中が現れてもおかしくなかった。しかし、それを押さえ込んでいたのが鍛島だと知り、俺は鍛島の下でならやっていってもいいと思った。
鍛島という男は、侭を憎みながら、心の底では誰よりも憧れていたんだ。そして、みるみる力を付けていく鍛島のチームなら、その権力を使って与儀を守ることができる。事実、さっきの集会で鍛島から頼まれたのは、与儀の店に関することだった。鍛島の名前を出して与儀の店を守るとなったら、みかじめ料を取っている店に示しがつかないため、俺が気に入っている店という噂を流すことで、そのバックに控える鍛島の権威をにじませ、おかしな連中が出入りしないように働きかけているのだ。
鍛島の事が頭を過ると、俺は、さっきの与儀の言葉に対する答えを口にした。
「そうか。侭のやつ街に戻っているのか。でも悪いな与儀。このあと急ぎの用事があるんだ。もう行かないと」
「え、そんな……もう少し待てませんか? 侭もきっと会いたいと思うし」
俺はその申し出を、もう一度断った。
「会いたければいつでも会えるさ。あいつ、ちょくちょく街に戻っているんだろう?」
「そう、ですね」
残念そうに俯く与儀。
だが、仕方がないことなんだ。俺は、侭と会う事ができない。いまの俺は鍛島の部下なんだ。そして、鍛島がこの街で成り上がれたのは、裏切り者の烙印を押された侭に制裁を加えたと表向き理解されているから。つまり、鍛島の部下である俺が侭と昔みたいに笑い合って話すなんて事があっていい訳ないんだ。
俺は与儀に背中を向ける直前、最後にもう一度だけ店の看板を見た。
懐かしいな。
あの看板は、昔のダチのデザイナーに頼んで作成してもらったものだ。デザインしながら、「本当にこれでいいのか?」と何度も聞いてくるダチに、俺は一貫して首肯し続けた。
与儀から受け取った紙には、『Master piece』と書かれていたが、俺はそれを変更するように伝えた。
あの暴君みたいな侭が、最後に切実に願ったこと。

ーーー与儀の事が心配だ。

それだけが、街を出ていく侭にとっての不安だった。
だから俺は、約束したんだ。

ーーー彼女に、"平和"な居場所を提供するって。

歩き去る最中、俺は、道の向こうから大きな荷物を持って歩いてくる男の姿を見て、思わず身を隠した。
それは紛れもなく、甲津侭その人だった。店と店の間の路地に身を潜ませながら、あの親友と交わした約束を守れたかどうか、自問自答してみる。

約束通り、俺に彼女を守ることはできただろうか。

いいや、違う。そうじゃない。
いつの間にか、侭と交わした約束よりも、俺の個人的な感情の方が大きくなっていた。

俺に、彼女の隣に居る権利はあっただろうか。

浅ましい話だよな。
相手は、親友の大切な人だっていうのに、いつの間にか与儀の笑顔が見たくて、俺は頑張っていたんだ。
だけど、俺じゃ駄目なんだよな。
その答えはもう出ている。
路地から顔を覗かせると、両手の塞がった侭を笑顔で迎え入れる与儀の姿が遠目に見えた。
出会った頃から、あの女の瞳には、たった一人の男の姿しか映っていない。俺に入り込む余地なんて、そもそもありはしなかったんだ。
これからは、お前がきちんと与儀を守ってやれ。
結局、最後まで俺には見せてくれなかった、特別な笑顔。それを彼女の隣で見守るのは、侭の役目だ。離れていた分、しっかりとな。
今度こそ、俺はその場を歩き去る。
最後に見た看板の文字。
侭の願いーーーそしてなにより、俺自身の願い。

『Master "peace"』

彼女の居場所が、"平和"でありますように。
密かにそう願いながら、喧騒の中を、一人歩いた。
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