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第17話 3Dプリンター
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風の精霊ワムゥが姿を現した翌日、俺は森に向かう事にした。
森に出るには門番をどうにかしなければならないのだが、年齢的にお兄様のように顔パスというわけにはいかない。ここはリンネに頼むことにする。
「それで私に頼みって一体何なのよ?」
「門番に気付かれずに外に出たいから、光魔法で姿を見せなくする事ってできる?」
「まぁ、私にかかればそんな事は古代魔法を使えばちょちょいのちょーいね。でも何で外に出たいのよ。外は危険がいっぱいよ。姿が見えないといっても、匂いは消せないから魔物に襲われちゃうわよ」
「そこはほら。こんな感じで」
俺の指から小さな竜巻が生じる。
「あんた、いつの間に風魔法なんて使えるようになったのよ」
「なんか風の精霊のワムゥさんが現れて、簡単な風魔法は使えるようになったみたい」
「えっ?! えっ?! 何で?! 風の精霊ワムゥって言えば凄い高位の風の精霊じゃない。ま、まぁ、私には劣るけど………」
「何でかはよく分からないけど、神の一手を目指すために現れたらしい」
「えっ? そんな事であのワムゥが現れたりするとは思えないんだけど………ていうか、ワムゥもスイーツを狙って現れたんじゃないでしょうね。私の取り分が減るじゃない」
「大丈夫だって。あんまりスイーツには興味なさそうな感じがするし」
「本当かしら。そんなの聞いてみないと分からないじゃない。狙ってないように見せて、密かにスイーツを狙っている。そういうずる賢いやつなのよ。あいつは。第四次精界大戦の時の西側の参謀だったやつよ。何か考えているかなんてわからないわ」
何やらワムゥさんの肩書が気になるところである。
「やっぱりワムゥさんは凄い精霊って事か」
「ま、まぁ、私には若干劣るけどもね。そんな事よりスイーツよ。あなたが風魔法を使える対価としてスイーツを要求されたんじゃないの?!」
「いや、さっきも言ったように神の一手を追及したいらしくて、戦棋で強者と戦いたいらしい。そのために俺がワムゥさんの代わりに指示されたように打つんだってさ。人間にはワムゥさんの声も姿も見えないから、俺を使って人間の強者と戦棋で戦いたいらしい。だから、それが対価ってわけ。だからリンネの取り分が減るって事はないから安心してくれ。早速だけど、ほらこれ」
俺はそう言って、用意していた王族使用プリンを差し出した。ホイップクリームにフルーツで彩られたプリンをリンネの目の前に置く。
「ま、まぁ、そこまで言うなら仕方ないわね。【インビジブル】!! これで、あなたの姿は誰にも見えなくなったわ。ついでにそのプリンもね」
「俺には、プリンが見えているけど、大丈夫か?」
「術者にも見えなくなったら困るでしょ。じゃあ、早速いただいちゃうわね」
リンネはホイップクリームにダイブしてそのままかぶりついた。
「お、お、おいしーい。やっぱり、この味は最高ね」
俺は少しの不安を抱えながらも森へと続く門のところへ行くと、門番は俺に一切気付いてない様子。俺は門の真ん中を歩いて通り抜けるが、一向にこちらを振り向くことはなかった。俺の知らない書物に載ってない光魔法を使うなんて、やはりリンネもそこそこやる妖精という事か。そんな事を考えていると思考が読まれたようで、「そこそこじゃなく凄くやる妖精なのよ。私は!!」とクリームがべったりついた顔でこちらを向く。
そして、数十分くらい歩くと森の入り口へと到着した。あまり中まで入る必要はないが、木が一人でに切られていく様子を誰かに見られると事件になってしまうので、少し入ったところで1本の木を風魔法で切り倒す。
【ウィンドカッター】
心の中で念じればスパッとバターのように木が切断される。恐ろしい魔法である。人に放てば胴と首が永遠にサヨナラしてしまうレベルである。
俺は何度も【ウィンドカッター】を使い、オセロ用、チェス用、戦棋用、ついでに将棋用の盤に使う直方体の木を何枚か作成した。黒い線等は帰ってから作業すればいいだろう。溝を掘って、そこにインクを流せば、それなりのものができるだろう。
あとは駒か………
チェスの駒と戦棋はどうせならかっこいい物がいいだろう。どうやって作るか………
俺は10本の指先から小さな風魔法を起こす。
左手の指先から出る風魔法は右回転!
右手の指先から出る風魔法は左回転!
結構呑気にプリンをパクついていたリンネも、その指先から出る風魔法が一瞬巨大に見えるほどの回転圧力にはビビった!
そのふたつの風魔法によって生じる真空状態の圧倒的破壊空間は、まさに歯車的風魔法の小宇宙!
俺はその小宇宙に小さい木の破片を無属性魔法で放り込む。
すると見る見ると削れていき、俺のイメージ通りの雄々しい馬ができあがる。
「なんなのよ!! それは、そんな風魔法見たことないわ。それで私の人形も作りなさいよ!!」
どうやらリンネも知らない風魔法を開発してしまったようである。
【3Dプリンター】という画期的な魔法を作り出してしまった瞬間でもあった。
「ほらよ」
俺は全ての駒を作り終えた後、リンネの姿を模したほぼ等身大フィギアを作成した。といってもプリンよりも小さいのだけれど。
「なかなかよくできてるじゃない。実物よりは少し可愛さと神々しさが劣るけども………というか、ちょっとこれお腹出すぎじゃない? ちゃんと見て作りなさいよね。よく見えるように光魔法で補正してあげるわ【アジャスト】! どう、これならもっと正確に作れるんじゃない?」
いや………かなり正確に見たままを再現しているつもりなのだが………
もう一度【3Dプリンター】を【アジャスト】のかかった状態のまま使う。
「ちょっと、ちょっと何なのよ。さっきよりお腹が出てるじゃないのよ。目が腐ってるんじゃないの。あんたの眼球を治すために光魔法の【レーザー】で角膜を削ってあげるわ」
「いや、ごめん。初めてでなかなか上手くできなかったようだ。だいぶ慣れてきたから、次からは上手くできそうな気がする。じゃあ行くよ」
正常な目をレーシック手術されるなんてとんでもない話である。お腹は出会った頃のリンネをイメージして、可愛さは2割増し、神々しさをつけるために服装も少し変えて、いざ!!
そこにはリンネとは別の妖精と思われる人形が出来上がった。ちょっとやりすぎたか………
「やるじゃない。そっくりだわ!! これは私が貰うわ!! さっきの二つは………【シャイニングボム】」
最初の2体は小さな光に包まれたと思ったらいきなり爆ぜてしまった。
俺は学んでしまった。女性の人形を作る時は正確に作ることが、必ずしも良しにならないっていう事を………
森に出るには門番をどうにかしなければならないのだが、年齢的にお兄様のように顔パスというわけにはいかない。ここはリンネに頼むことにする。
「それで私に頼みって一体何なのよ?」
「門番に気付かれずに外に出たいから、光魔法で姿を見せなくする事ってできる?」
「まぁ、私にかかればそんな事は古代魔法を使えばちょちょいのちょーいね。でも何で外に出たいのよ。外は危険がいっぱいよ。姿が見えないといっても、匂いは消せないから魔物に襲われちゃうわよ」
「そこはほら。こんな感じで」
俺の指から小さな竜巻が生じる。
「あんた、いつの間に風魔法なんて使えるようになったのよ」
「なんか風の精霊のワムゥさんが現れて、簡単な風魔法は使えるようになったみたい」
「えっ?! えっ?! 何で?! 風の精霊ワムゥって言えば凄い高位の風の精霊じゃない。ま、まぁ、私には劣るけど………」
「何でかはよく分からないけど、神の一手を目指すために現れたらしい」
「えっ? そんな事であのワムゥが現れたりするとは思えないんだけど………ていうか、ワムゥもスイーツを狙って現れたんじゃないでしょうね。私の取り分が減るじゃない」
「大丈夫だって。あんまりスイーツには興味なさそうな感じがするし」
「本当かしら。そんなの聞いてみないと分からないじゃない。狙ってないように見せて、密かにスイーツを狙っている。そういうずる賢いやつなのよ。あいつは。第四次精界大戦の時の西側の参謀だったやつよ。何か考えているかなんてわからないわ」
何やらワムゥさんの肩書が気になるところである。
「やっぱりワムゥさんは凄い精霊って事か」
「ま、まぁ、私には若干劣るけどもね。そんな事よりスイーツよ。あなたが風魔法を使える対価としてスイーツを要求されたんじゃないの?!」
「いや、さっきも言ったように神の一手を追及したいらしくて、戦棋で強者と戦いたいらしい。そのために俺がワムゥさんの代わりに指示されたように打つんだってさ。人間にはワムゥさんの声も姿も見えないから、俺を使って人間の強者と戦棋で戦いたいらしい。だから、それが対価ってわけ。だからリンネの取り分が減るって事はないから安心してくれ。早速だけど、ほらこれ」
俺はそう言って、用意していた王族使用プリンを差し出した。ホイップクリームにフルーツで彩られたプリンをリンネの目の前に置く。
「ま、まぁ、そこまで言うなら仕方ないわね。【インビジブル】!! これで、あなたの姿は誰にも見えなくなったわ。ついでにそのプリンもね」
「俺には、プリンが見えているけど、大丈夫か?」
「術者にも見えなくなったら困るでしょ。じゃあ、早速いただいちゃうわね」
リンネはホイップクリームにダイブしてそのままかぶりついた。
「お、お、おいしーい。やっぱり、この味は最高ね」
俺は少しの不安を抱えながらも森へと続く門のところへ行くと、門番は俺に一切気付いてない様子。俺は門の真ん中を歩いて通り抜けるが、一向にこちらを振り向くことはなかった。俺の知らない書物に載ってない光魔法を使うなんて、やはりリンネもそこそこやる妖精という事か。そんな事を考えていると思考が読まれたようで、「そこそこじゃなく凄くやる妖精なのよ。私は!!」とクリームがべったりついた顔でこちらを向く。
そして、数十分くらい歩くと森の入り口へと到着した。あまり中まで入る必要はないが、木が一人でに切られていく様子を誰かに見られると事件になってしまうので、少し入ったところで1本の木を風魔法で切り倒す。
【ウィンドカッター】
心の中で念じればスパッとバターのように木が切断される。恐ろしい魔法である。人に放てば胴と首が永遠にサヨナラしてしまうレベルである。
俺は何度も【ウィンドカッター】を使い、オセロ用、チェス用、戦棋用、ついでに将棋用の盤に使う直方体の木を何枚か作成した。黒い線等は帰ってから作業すればいいだろう。溝を掘って、そこにインクを流せば、それなりのものができるだろう。
あとは駒か………
チェスの駒と戦棋はどうせならかっこいい物がいいだろう。どうやって作るか………
俺は10本の指先から小さな風魔法を起こす。
左手の指先から出る風魔法は右回転!
右手の指先から出る風魔法は左回転!
結構呑気にプリンをパクついていたリンネも、その指先から出る風魔法が一瞬巨大に見えるほどの回転圧力にはビビった!
そのふたつの風魔法によって生じる真空状態の圧倒的破壊空間は、まさに歯車的風魔法の小宇宙!
俺はその小宇宙に小さい木の破片を無属性魔法で放り込む。
すると見る見ると削れていき、俺のイメージ通りの雄々しい馬ができあがる。
「なんなのよ!! それは、そんな風魔法見たことないわ。それで私の人形も作りなさいよ!!」
どうやらリンネも知らない風魔法を開発してしまったようである。
【3Dプリンター】という画期的な魔法を作り出してしまった瞬間でもあった。
「ほらよ」
俺は全ての駒を作り終えた後、リンネの姿を模したほぼ等身大フィギアを作成した。といってもプリンよりも小さいのだけれど。
「なかなかよくできてるじゃない。実物よりは少し可愛さと神々しさが劣るけども………というか、ちょっとこれお腹出すぎじゃない? ちゃんと見て作りなさいよね。よく見えるように光魔法で補正してあげるわ【アジャスト】! どう、これならもっと正確に作れるんじゃない?」
いや………かなり正確に見たままを再現しているつもりなのだが………
もう一度【3Dプリンター】を【アジャスト】のかかった状態のまま使う。
「ちょっと、ちょっと何なのよ。さっきよりお腹が出てるじゃないのよ。目が腐ってるんじゃないの。あんたの眼球を治すために光魔法の【レーザー】で角膜を削ってあげるわ」
「いや、ごめん。初めてでなかなか上手くできなかったようだ。だいぶ慣れてきたから、次からは上手くできそうな気がする。じゃあ行くよ」
正常な目をレーシック手術されるなんてとんでもない話である。お腹は出会った頃のリンネをイメージして、可愛さは2割増し、神々しさをつけるために服装も少し変えて、いざ!!
そこにはリンネとは別の妖精と思われる人形が出来上がった。ちょっとやりすぎたか………
「やるじゃない。そっくりだわ!! これは私が貰うわ!! さっきの二つは………【シャイニングボム】」
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