136 / 163
第2部2章 堕落戦線
第132話 『混迷する状況』
しおりを挟む
ところどころ補修の目立つ黒いジャケットを羽織り、ベルチャーナは熱っぽい目でイドラを見る。その視線にもイドラは怪訝さを感じたが、なにより乱入したベルチャーナに対し、ソニアが警戒心を露わにしているのに疑問を抱いた。
(この状況——)
ソニアと目が合うと、イドラは彼女が言いたいことを理解した。
暗闇に阻まれていた視界。ソニアの悲鳴。突如現れたベルチャーナ。すべての点が線でつながる。
(——暗闇に乗じて、ベルチャーナがソニアを襲った)
状況を把握し、ソニアにうなずきを返す。
ベルチャーナは北部の折、レツェリと行動をともにしているようだった。敵だとは思いたくないが、事情を問いたださねばわだかまりが残るのも確かだ。
「ソニアちゃんのこと、見たね。へえ……目と目で通じ合うってわけ? すごい、以心伝心っ! あは、妬けちゃうなあ」
「ベルチャーナ、どういうつもりだ。僕たちの助勢に来たのか?」
「違うってわかってるくせに。ベルちゃんはただ……」
「——っ、後ろだ!」
「おっとと」
ベルチャーナの背後から、その体躯を貫かんと漆黒の槍先が迫る。あわや串刺しというところで、ベルチャーナはくるんと身を翻しながら跳躍し、軽業じみた動きで回避した。
「ありがとね? わざわざ警告してくれるなんてさ、ふふっ」
「ね、ねえイドラ、誰なのこの子? 知り合い?」
「こいつぁ確か……北部のときに見た顔だな。ソニアを狙ったのか? だったら俺たちの敵だな」
「うぅん、方舟の王冠狩りにはベルちゃん興味ないんだよねぇ。別にかかってくるならいいんだけどさ。でも、そんな暇あるかな?」
ベルチャーナが槍の射程距離から離れたのを見ると、クイーンは次に近くにいたカナヒトに狙いを定め、鋭い突きを放つ。カナヒトはそれを灼熱月輪で打ち払い、舌打ちをした。
「見境のないやつだ……! どうせなら向こう狙え向こう!」
「おい奏人ォ、なにがあった! なんじゃあその女は!」
「知らん! だがおそらく敵対関係だ!」
乱戦の様相を呈しかけている『片月』を見かね、タカモトが問うも、あちらも助力の余裕はない。
ベルチャーナは慌てふためく狩人たちを前に、面白おかしいとばかりに小さく笑う。
「話の途中だったね、イドラちゃん。ベルちゃんはただ——イドラちゃんを助けたいの」
「助ける?」
——どう見ても、反対のことをしているじゃないか。
そんな感想が表情に出ていたのか、イドラの反応に、ベルチャーナはまたもくすくすと笑った。
「相変わらずわかりやすいね、あはは! でもね、気付くべきだよ。その鈍感さはイドラちゃんを滅ぼしちゃう。ねえ? ソニアちゃん」
「え? わ、わたし……ですか?」
「そうだよ。あなた以外に誰がいるのさ」
ベルチャーナから笑みが消える。ソニアと話す時のベルチャーナは明らかに、怒りにも似た、なにかほの暗い感情が隠しきれていなかった。
「隣にいるのが当たり前、みたいな顔しちゃってさ。知ってるんだよ、わたしは。ソニアちゃん……弱くなってるよね?」
「——っ、それは」
「不死憑きの力が薄れて、前ほどの力が出せなくなってる。それなのにこうして武器を持って、イドラちゃんの隣で戦おうとする。それっておかしくない? ソニアちゃん自身のことも、イドラちゃんのことも危険に晒してるんじゃないかな?」
「馬鹿なことを言うな、ベルチャーナ。ソニアは誰よりも頼りになる仲間だ」
「イドラさん……」
端的に、しかしはっきりと口にする。
確信を伴うイドラの断言に、ベルチャーナはぎり、と歯ぎしりの音を小さく鳴らした。
「今はそうかもね。まだ、残滓が残ってる。イモータルの残滓が。でもいずれそれが消えれば、ソニアちゃんは……はっきり言って役立たずだよ」
「なんだと? ベルチャーナ、いい加減にしないと僕も怒るぞ」
「いいよ、怒っても。もちろん役立たずっていうのは戦闘だけの話だよ、わたしもソニアちゃんの素直でかわいいところは好きだし。でも——身の丈は弁えないとね?」
怒りではない。ソニアを見つめるベルチャーナの目に浮かぶのは、純然たる敵意だ。凍土のようにどこまでも冷たい敵意。
だが、無二の隣人を蔑まれたイドラこそ、怒りを抱かずにはいられなかった。
「身の丈がどうとか、そんなことをベルチャーナが決めるな。仮にソニアの力量に問題が生じたとして、それは僕たちの問題だ」
イドラとしては、『僕たち』というのは換言すれば『片月』全員のことを指しているつもりだった。ソニアは今やイドラと同じく方舟の一員であり、戦闘班のチーム『片月』のメンバーなのだから、ソニアが戦闘についていけなくなれば、それはメンバーの全員で相談すべきことだ。
実際イドラも、ソニアが通常の人間に近づいている——それも急速に——のには気付いている。北部の作戦ではそれが要所要所で表れていた。
しかしベルチャーナは、イドラが言う『僕たち』を別の意味で捉えたらしい。途端に表情が消え、冷酷そのものの目を向けてくる。
「割って入る隙はない、って言いたいの? ふぅん。でもこれはイドラちゃんと、ソニアちゃん自身のためだから。蚊帳の外に置こうとするなら、無理やりにでも破っちゃうよぉ」
ベルチャーナが姿勢を低くする。
——来る。
イドラがそう思った次の瞬間、ベルチャーナは爆発を背に受けたかのような初速で駆け出し、瞬く間に間合いを詰めた。
「くっ……!」
「あは。びっくりした?」
咄嗟にコンペンセイターを構えようとするが、無造作に振るわれた手刀がイドラの腕を弾く。手で払うような、何気ない所作であったはずのそれを受けただけで、じんとした痺れが腕全体に広がる。
コンペンセイターを取り落とすまいと、手先に意識を集中する。それを読んでか、追撃は足を狙ってきた。
すくい上げるような足払い。イドラは後退して対処する。
「——!?」
足払いはフェイントだった。冗談じみた軌道の変化で、その足が地を踏みしめる。関節の柔らかさに驚愕する暇もなく、踏み込みと同時に放たれた掌底がイドラの胸を打った。
「がっ……!」
「イドラさん!」
体が浮き、後方へ吹き飛ばされる。あの細腕のどこにそんな力があるのか——鈍痛を味わいながらイドラは問いかけたくなった。
事実筋力だけならイドラの方が上だ。葬送協会のエクソシストとしてベルチャーナは鍛錬を積んできているが、イドラとて過酷な旅に鍛えられている。ならば男女の差で、単純な力だけならイドラの方に分がある。
しかし、運動能力自体はベルチャーナの方が上だと、イドラは骨身に沁みてわかった。
いわゆる運動神経。戦闘におけるセンス。そうしたものが、ベルチャーナはずば抜けている。先の掌底も、ただ腕のみを使うのではなく、踏み込みに伴う適切な体重移動により全身の力を使って打ち込んでいるのだ。
「ごめんねー、イドラちゃん。でも本気になってもらわないと、意味がないから——っと」
「——伝熱」
さらにイドラへ近づこうとするベルチャーナへ、白く熱された刃が振るわれる。
カナヒトの灼熱月輪。その、彼の手に渡る以前から幾多のアンゴルモアを滅してきた傑作コピーギフトの脅威を感じ取ってか、ベルチャーナは大きく飛びのいた。
「あっぶなー! 今、完全に首狙ってたよね? 怪物相手が専門じゃないのっ?」
「確かに人を斬ったことはねえな。だが、アンゴルモアを殺す俺たちの邪魔をするってんなら、お前だってアンゴルモアみたいなモンだ」
「は? なにその理屈、意味わかんないんだけど!」
「ちょ——ちょっとカナヒト。殺すのはやめてくれ、今はこんなだが、ベルチャーナは仲間だ」
「あぁ? なんじゃそりゃ。ったく、面倒なことを……しょうがねえな」
カナヒトは殺人になにも感じないような冷血漢ではない。が、第一義を過つような愚か者でもない。
仲間たちの死に意味を与える。生に意義を与える。
それだけがカナヒトの目的だ。その障害となるものはなんであれ斬り捨てる。迷いなき意志で以って。
「はぁ、わたしが相手したいのはイドラちゃんとソニアちゃんだけなんだけど。アンゴルモアとだけ戦ってればいいのにー……こうなったら、鎖を使うしかないかなぁ?」
カナヒトを前にしてもベルチャーナは余裕の表情だ。
クイーンもいまだ健在で、そちらはセリカとソニアがなんとか抑えてくれている。だが二人のコピーギフトはどちらも攻撃寄りの性能だ。防戦を強いられれば、いつか致命的な隙を晒すだろう。
助力に向かうには、イドラたちは一刻も早くベルチャーナを倒さなければならない。
——できるのか?
迷わないと決めたはずの頭に、逡巡が生まれる。
ベルチャーナの実力は相当なものだ。先のやり取りでそれはわかりきっている。
いかにカナヒトがいても、殺さないように加減しつつ、速やかにベルチャーナを無力化するのは不可能に思えた。
『——聞こえるかい? 悪い知らせだ』
混迷する状況下。そこへさらに、苦々しい声で、ウラシマからの無線が届く。
『観測班より通達があった。どうやら星の意志と思しき反応が、進路を曲げ始めたらしい。このままでは他のアンゴルモアの群れと合流する』
「なんだって……!?」
(この状況——)
ソニアと目が合うと、イドラは彼女が言いたいことを理解した。
暗闇に阻まれていた視界。ソニアの悲鳴。突如現れたベルチャーナ。すべての点が線でつながる。
(——暗闇に乗じて、ベルチャーナがソニアを襲った)
状況を把握し、ソニアにうなずきを返す。
ベルチャーナは北部の折、レツェリと行動をともにしているようだった。敵だとは思いたくないが、事情を問いたださねばわだかまりが残るのも確かだ。
「ソニアちゃんのこと、見たね。へえ……目と目で通じ合うってわけ? すごい、以心伝心っ! あは、妬けちゃうなあ」
「ベルチャーナ、どういうつもりだ。僕たちの助勢に来たのか?」
「違うってわかってるくせに。ベルちゃんはただ……」
「——っ、後ろだ!」
「おっとと」
ベルチャーナの背後から、その体躯を貫かんと漆黒の槍先が迫る。あわや串刺しというところで、ベルチャーナはくるんと身を翻しながら跳躍し、軽業じみた動きで回避した。
「ありがとね? わざわざ警告してくれるなんてさ、ふふっ」
「ね、ねえイドラ、誰なのこの子? 知り合い?」
「こいつぁ確か……北部のときに見た顔だな。ソニアを狙ったのか? だったら俺たちの敵だな」
「うぅん、方舟の王冠狩りにはベルちゃん興味ないんだよねぇ。別にかかってくるならいいんだけどさ。でも、そんな暇あるかな?」
ベルチャーナが槍の射程距離から離れたのを見ると、クイーンは次に近くにいたカナヒトに狙いを定め、鋭い突きを放つ。カナヒトはそれを灼熱月輪で打ち払い、舌打ちをした。
「見境のないやつだ……! どうせなら向こう狙え向こう!」
「おい奏人ォ、なにがあった! なんじゃあその女は!」
「知らん! だがおそらく敵対関係だ!」
乱戦の様相を呈しかけている『片月』を見かね、タカモトが問うも、あちらも助力の余裕はない。
ベルチャーナは慌てふためく狩人たちを前に、面白おかしいとばかりに小さく笑う。
「話の途中だったね、イドラちゃん。ベルちゃんはただ——イドラちゃんを助けたいの」
「助ける?」
——どう見ても、反対のことをしているじゃないか。
そんな感想が表情に出ていたのか、イドラの反応に、ベルチャーナはまたもくすくすと笑った。
「相変わらずわかりやすいね、あはは! でもね、気付くべきだよ。その鈍感さはイドラちゃんを滅ぼしちゃう。ねえ? ソニアちゃん」
「え? わ、わたし……ですか?」
「そうだよ。あなた以外に誰がいるのさ」
ベルチャーナから笑みが消える。ソニアと話す時のベルチャーナは明らかに、怒りにも似た、なにかほの暗い感情が隠しきれていなかった。
「隣にいるのが当たり前、みたいな顔しちゃってさ。知ってるんだよ、わたしは。ソニアちゃん……弱くなってるよね?」
「——っ、それは」
「不死憑きの力が薄れて、前ほどの力が出せなくなってる。それなのにこうして武器を持って、イドラちゃんの隣で戦おうとする。それっておかしくない? ソニアちゃん自身のことも、イドラちゃんのことも危険に晒してるんじゃないかな?」
「馬鹿なことを言うな、ベルチャーナ。ソニアは誰よりも頼りになる仲間だ」
「イドラさん……」
端的に、しかしはっきりと口にする。
確信を伴うイドラの断言に、ベルチャーナはぎり、と歯ぎしりの音を小さく鳴らした。
「今はそうかもね。まだ、残滓が残ってる。イモータルの残滓が。でもいずれそれが消えれば、ソニアちゃんは……はっきり言って役立たずだよ」
「なんだと? ベルチャーナ、いい加減にしないと僕も怒るぞ」
「いいよ、怒っても。もちろん役立たずっていうのは戦闘だけの話だよ、わたしもソニアちゃんの素直でかわいいところは好きだし。でも——身の丈は弁えないとね?」
怒りではない。ソニアを見つめるベルチャーナの目に浮かぶのは、純然たる敵意だ。凍土のようにどこまでも冷たい敵意。
だが、無二の隣人を蔑まれたイドラこそ、怒りを抱かずにはいられなかった。
「身の丈がどうとか、そんなことをベルチャーナが決めるな。仮にソニアの力量に問題が生じたとして、それは僕たちの問題だ」
イドラとしては、『僕たち』というのは換言すれば『片月』全員のことを指しているつもりだった。ソニアは今やイドラと同じく方舟の一員であり、戦闘班のチーム『片月』のメンバーなのだから、ソニアが戦闘についていけなくなれば、それはメンバーの全員で相談すべきことだ。
実際イドラも、ソニアが通常の人間に近づいている——それも急速に——のには気付いている。北部の作戦ではそれが要所要所で表れていた。
しかしベルチャーナは、イドラが言う『僕たち』を別の意味で捉えたらしい。途端に表情が消え、冷酷そのものの目を向けてくる。
「割って入る隙はない、って言いたいの? ふぅん。でもこれはイドラちゃんと、ソニアちゃん自身のためだから。蚊帳の外に置こうとするなら、無理やりにでも破っちゃうよぉ」
ベルチャーナが姿勢を低くする。
——来る。
イドラがそう思った次の瞬間、ベルチャーナは爆発を背に受けたかのような初速で駆け出し、瞬く間に間合いを詰めた。
「くっ……!」
「あは。びっくりした?」
咄嗟にコンペンセイターを構えようとするが、無造作に振るわれた手刀がイドラの腕を弾く。手で払うような、何気ない所作であったはずのそれを受けただけで、じんとした痺れが腕全体に広がる。
コンペンセイターを取り落とすまいと、手先に意識を集中する。それを読んでか、追撃は足を狙ってきた。
すくい上げるような足払い。イドラは後退して対処する。
「——!?」
足払いはフェイントだった。冗談じみた軌道の変化で、その足が地を踏みしめる。関節の柔らかさに驚愕する暇もなく、踏み込みと同時に放たれた掌底がイドラの胸を打った。
「がっ……!」
「イドラさん!」
体が浮き、後方へ吹き飛ばされる。あの細腕のどこにそんな力があるのか——鈍痛を味わいながらイドラは問いかけたくなった。
事実筋力だけならイドラの方が上だ。葬送協会のエクソシストとしてベルチャーナは鍛錬を積んできているが、イドラとて過酷な旅に鍛えられている。ならば男女の差で、単純な力だけならイドラの方に分がある。
しかし、運動能力自体はベルチャーナの方が上だと、イドラは骨身に沁みてわかった。
いわゆる運動神経。戦闘におけるセンス。そうしたものが、ベルチャーナはずば抜けている。先の掌底も、ただ腕のみを使うのではなく、踏み込みに伴う適切な体重移動により全身の力を使って打ち込んでいるのだ。
「ごめんねー、イドラちゃん。でも本気になってもらわないと、意味がないから——っと」
「——伝熱」
さらにイドラへ近づこうとするベルチャーナへ、白く熱された刃が振るわれる。
カナヒトの灼熱月輪。その、彼の手に渡る以前から幾多のアンゴルモアを滅してきた傑作コピーギフトの脅威を感じ取ってか、ベルチャーナは大きく飛びのいた。
「あっぶなー! 今、完全に首狙ってたよね? 怪物相手が専門じゃないのっ?」
「確かに人を斬ったことはねえな。だが、アンゴルモアを殺す俺たちの邪魔をするってんなら、お前だってアンゴルモアみたいなモンだ」
「は? なにその理屈、意味わかんないんだけど!」
「ちょ——ちょっとカナヒト。殺すのはやめてくれ、今はこんなだが、ベルチャーナは仲間だ」
「あぁ? なんじゃそりゃ。ったく、面倒なことを……しょうがねえな」
カナヒトは殺人になにも感じないような冷血漢ではない。が、第一義を過つような愚か者でもない。
仲間たちの死に意味を与える。生に意義を与える。
それだけがカナヒトの目的だ。その障害となるものはなんであれ斬り捨てる。迷いなき意志で以って。
「はぁ、わたしが相手したいのはイドラちゃんとソニアちゃんだけなんだけど。アンゴルモアとだけ戦ってればいいのにー……こうなったら、鎖を使うしかないかなぁ?」
カナヒトを前にしてもベルチャーナは余裕の表情だ。
クイーンもいまだ健在で、そちらはセリカとソニアがなんとか抑えてくれている。だが二人のコピーギフトはどちらも攻撃寄りの性能だ。防戦を強いられれば、いつか致命的な隙を晒すだろう。
助力に向かうには、イドラたちは一刻も早くベルチャーナを倒さなければならない。
——できるのか?
迷わないと決めたはずの頭に、逡巡が生まれる。
ベルチャーナの実力は相当なものだ。先のやり取りでそれはわかりきっている。
いかにカナヒトがいても、殺さないように加減しつつ、速やかにベルチャーナを無力化するのは不可能に思えた。
『——聞こえるかい? 悪い知らせだ』
混迷する状況下。そこへさらに、苦々しい声で、ウラシマからの無線が届く。
『観測班より通達があった。どうやら星の意志と思しき反応が、進路を曲げ始めたらしい。このままでは他のアンゴルモアの群れと合流する』
「なんだって……!?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる