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Yukito: 恋ってどうしようもない。
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「ユキ、まだ目え赤い」
空乃は心配そうに顔をしかめ、行人の眼鏡を外した。
するりと頬を撫で、瞳を覗き込んでくる。
「おまえだって泣いてただろ」
腫れた瞼が恥ずかしくて行人が言い返すと、空乃は肩をすくめた。
「俺は涙ぐんでただけ。ユキ、ご両親より号泣してただろ」
「うるさい」
眼鏡を取り返そうと手を伸ばすと、「キスするからダメ」と避けられ、唇に軽くキスをされた。
元々大人びていたが、付き合い始めてから、空乃は更に行人の扱いに手慣れてきている。
チャペルでの挙式中、参列客の目はうるみっぱなしだった。
恵介と直樹の互いを慈しむ眼差しと、運命の人に巡り会えた喜びに溢れる笑顔と、どんな時も共に歩んでいくという決意。
誓います。
その一言に込められた思いの深さ。
互いにはめ直した指輪。
触れあうだけの神聖なキス。
祝福の拍手と歓声。
あの場では、誰も性別なんて気にしていなかった。
挙式の感動を思い出すと、気持ちが高まってまた目頭が熱くなった。
「あーほら、泣くなって」
行人は箱ごと渡されたティッシュで、盛大に鼻をかみ、涙をぬぐった。
金沢駅前のシティホテルのベッドの上で、空乃は行人を包み込むように抱きしめ、背中をぽんぽんと叩いてくれる。
高校生にあやされてるリーマンとか無様だなと思いながら、それでも行人は空乃の肩に頭をあずけた。
「なあ、ユキ」
「うん」
「お兄さんの結婚式でそんな泣いてたら、俺らの時、どうすんの」
行人を抱き込んだまま、空乃が言った。
顔は見えないし、声は何気ないふうを装っているが、重ねた胸から伝わる鼓動が早い。
結婚。
「するの、俺たち」
間の抜けた返事をすると、ぐいっと身を引きはがされた。
両腕を掴まれたまま、目正面から見つめられる。
最初に見たときから好みだと思った、少しつり目気味の瞳。
「しないっていう選択肢、俺にはないんだけど」
真剣な声と眼差しに、心臓がぎゅっと痛くなる。
「これ、プロポーズなのか?」
「ちげえよ。これは、プロポーズの予約」
「え?」
行人は首をかしげる。
なんだそれ。
「大学卒業して就職して、自分で稼げるようになったらちゃんと結婚申し込むから、それまで待ってて」
空乃は悔しいような照れるような微妙な表情でそう言った。
冬の終わりの夕日が差し込み、部屋を茜色に染め上げている。
黒くなった空乃の髪は、日の光を受けても金色にきらきら輝いたりはしない。けれど、その瞳は高校生の時よりも力強い光を宿している。
行人はワイシャツの上から胸を押さえた。どきどきしている。
好き、好きだ。空乃が好きだ。
胸が痛くて思いが溢れて、視界がにじんだ。
自分はもう恋なんて一生できないのだと思っていた。空乃に出会うまで。
「え、ちょっ、泣くとこ?」
空乃が慌ててティッシュの箱に手を伸ばしている。ティッシュは受け取らずに、空乃に抱き着いた。
勢いでそのままベッドの上に押し倒す。
感情が高ぶってコントロールが効かない。
「空乃」
「あーはいはい、泣くなって」
「空乃、すき」
伸し掛かったまま告白して、そのまま唇を合わせた。
柔らかくて、気持ちいい。
空乃とキスをすると、いつも、ほかのことはもう全部どうでもよくなってしまう。
舌を伸ばして前歯の裏を舐める。空乃の好きなところだ。
「…ん、ユキ」
身体の下の体温が少しづつ上がっていく。キスをしながら、真新しいシャツのボタンを外していく。
「どしたん、今日は積極的じゃん」
攻守逆転しているのが楽しいのか、空乃は軽く舌を絡ませてくるだけで大人しい。キスの合間のからかいも余裕ぶっている。
行人は緩く立ち上がっている中心を、スラックス超しに空乃の同じ場所に押し付けた。
ひとつになりたい。身も心も溶かすように、朝まで愛し合いたい。
ぶわりと沸騰した性欲は収まりようもなく、ねだるように下半身を擦り付けた。
「ふは、ユキ、そんなしたいの」
「うん」
「この後、のどぐろ食わせてくれんじゃねえの?」
「俺とのどぐろ、どっち食べたい?」
「うーん、ユキは毎日一緒だけど、のどぐろは東京だと手が出ないしなー」
とっくにやる気になってぎらついた目をして股間を固くさせているくせに、空乃は笑いながらわざといじわるを言っている。
可愛くない。大人をナメんな。
行人は跨ったまま、自分のシャツの前をはだけさせて肩から落とした。唇を舐めて濡らす。
流し目を送ってから、前かがみになって、空乃の耳元に囁いた。
「空乃。お願い、抱いて」
「……っ」
触れ合わせていた空乃の空乃がぐんと一気に質量を増した。
力強く身を引き寄せられて、勢いのままにマウントを取られる。
「そら、の」
男に組み敷かれるのが嬉しいとか。本当、恋ってどうしようもない。
空乃は獣が唸るように低く呻いた。
「ったく、お兄さんのハレの日だし我慢してたってのに。煽ったのそっちだかんな」
「うん」
性急に互いの服を脱がしあう。生まれたままになった身体を絡ませる。
脳天まで麻痺するようなやらしいキスをしてから、空乃が告げた。
「寝かせねえから、覚悟しろよ。行人」
夢を見た。
どこか遠くの国の教会で、タキシード姿の空乃が笑って手を伸ばしている。
その手を取ると力強く引かれて、式の最中なのに抱きしめられた。
参列客から冷やかしの口笛が飛ぶ。
満開の笑顔の空乃。大人になった空乃だけれど、笑い方は高校生の頃と変わっていない。
「行人、愛してる!」
行人が迷わないように揺らがないように、大声で気持ちを伝えてくれる。
天井から幾筋もの光が降り注いでいる。色とりどりのステンドグラスがきらめいている。
祭壇には銀の蝋燭立て。レトロで重厚なパイプオルガン。
その前に、天使のようにふわりと浮かんだひとりの男。
行人は目を細めた。
とても懐かしい。記憶の中の姿は儚く薄らぎ、けれど一目見れば思い出せる。
昔、愛した男。
一哉(いちや)があの頃の面影のままで微笑んでいる。
「おめでとう。幸せになるんだよ」
祝いの言葉は、音ではなく頭の中に直接響いた。
「いつか、また会おう」
それだけ告げて、高く舞い上がって教会の天井に消えていく。
一哉さん。
呼び止めようと口を開いたが、懐かしい名前は音にならなかった。
隣に立つ空乃を見やると、同じように天井を見上げ、苦笑している。
「未練たらたらかよ」
「おまえ、見えるの?」
尋ねると、空乃は頷いた。
「実は、会うの2回目」
なんだよそれ。
式の最中に私語を続ける二人に、神父が咳ばらいをした。
「すみません」
行人と空乃は同時に謝って、笑う。
パイプオルガンの旋律が流れ始める。
「あ、れ」
朝の覚醒は突然で、一瞬、自分がどこにいるのか分からなかった。
見慣れない天井と柔らかすぎる枕。そうだ、金沢のホテルだ。
首を傾けると、裸のままの空乃が微笑んでいる。
「今、何時?」
「9時過ぎ」
確かに、遮光カーテンの隙間から見える空はすでに真っ青だ。
「寝すぎたな」
「いや、寝たの明け方だから。もう少し寝ようぜ」
空乃の眠そうだが満足げな表情に、昨夜の痴態をまざまざと思い出した。
シーツの上で身体を少し動かすと、股関節や腰がだるく、尻にはまだ入っているような錯覚がある。
「…おまえ、やりすぎ」
「ごめん。ユキちゃんが可愛すぎて。すっげえ気持ちよかったし」
まったく悪びれていない。
思い返せば何度か意識を飛ばすほど気持ちよかったが、それを言うと調子に乗って朝から襲われそうなので黙っておく。
二度寝しようと空乃の腕の中に潜り込むと、ゆるく抱きしめて後頭部の髪を撫でてくれる。極楽だ。
「なあ、何の夢見てたん?」
「夢?」
問われて、行人は瞬く。
確かに、夢を見ていた。
覚醒の瞬間までは鮮やかに覚えていたはずなのに、なぜかもう思い出せない。
「すっげえ幸せそうな顔して寝てたから」
「見てたけど、なんだろう、思い出せない」
「そか」
「なんか、あったかい夢だった気はする」
「じゃあ、続き見れるといいな」
心地よいリズムで頭を撫でながら、空乃も瞼を閉じている。
「うん、おやすみ」
「おやすみ」
空乃の体温と鼓動を感じながら、行人は幸せな気持ちで眠りについた。
空乃は心配そうに顔をしかめ、行人の眼鏡を外した。
するりと頬を撫で、瞳を覗き込んでくる。
「おまえだって泣いてただろ」
腫れた瞼が恥ずかしくて行人が言い返すと、空乃は肩をすくめた。
「俺は涙ぐんでただけ。ユキ、ご両親より号泣してただろ」
「うるさい」
眼鏡を取り返そうと手を伸ばすと、「キスするからダメ」と避けられ、唇に軽くキスをされた。
元々大人びていたが、付き合い始めてから、空乃は更に行人の扱いに手慣れてきている。
チャペルでの挙式中、参列客の目はうるみっぱなしだった。
恵介と直樹の互いを慈しむ眼差しと、運命の人に巡り会えた喜びに溢れる笑顔と、どんな時も共に歩んでいくという決意。
誓います。
その一言に込められた思いの深さ。
互いにはめ直した指輪。
触れあうだけの神聖なキス。
祝福の拍手と歓声。
あの場では、誰も性別なんて気にしていなかった。
挙式の感動を思い出すと、気持ちが高まってまた目頭が熱くなった。
「あーほら、泣くなって」
行人は箱ごと渡されたティッシュで、盛大に鼻をかみ、涙をぬぐった。
金沢駅前のシティホテルのベッドの上で、空乃は行人を包み込むように抱きしめ、背中をぽんぽんと叩いてくれる。
高校生にあやされてるリーマンとか無様だなと思いながら、それでも行人は空乃の肩に頭をあずけた。
「なあ、ユキ」
「うん」
「お兄さんの結婚式でそんな泣いてたら、俺らの時、どうすんの」
行人を抱き込んだまま、空乃が言った。
顔は見えないし、声は何気ないふうを装っているが、重ねた胸から伝わる鼓動が早い。
結婚。
「するの、俺たち」
間の抜けた返事をすると、ぐいっと身を引きはがされた。
両腕を掴まれたまま、目正面から見つめられる。
最初に見たときから好みだと思った、少しつり目気味の瞳。
「しないっていう選択肢、俺にはないんだけど」
真剣な声と眼差しに、心臓がぎゅっと痛くなる。
「これ、プロポーズなのか?」
「ちげえよ。これは、プロポーズの予約」
「え?」
行人は首をかしげる。
なんだそれ。
「大学卒業して就職して、自分で稼げるようになったらちゃんと結婚申し込むから、それまで待ってて」
空乃は悔しいような照れるような微妙な表情でそう言った。
冬の終わりの夕日が差し込み、部屋を茜色に染め上げている。
黒くなった空乃の髪は、日の光を受けても金色にきらきら輝いたりはしない。けれど、その瞳は高校生の時よりも力強い光を宿している。
行人はワイシャツの上から胸を押さえた。どきどきしている。
好き、好きだ。空乃が好きだ。
胸が痛くて思いが溢れて、視界がにじんだ。
自分はもう恋なんて一生できないのだと思っていた。空乃に出会うまで。
「え、ちょっ、泣くとこ?」
空乃が慌ててティッシュの箱に手を伸ばしている。ティッシュは受け取らずに、空乃に抱き着いた。
勢いでそのままベッドの上に押し倒す。
感情が高ぶってコントロールが効かない。
「空乃」
「あーはいはい、泣くなって」
「空乃、すき」
伸し掛かったまま告白して、そのまま唇を合わせた。
柔らかくて、気持ちいい。
空乃とキスをすると、いつも、ほかのことはもう全部どうでもよくなってしまう。
舌を伸ばして前歯の裏を舐める。空乃の好きなところだ。
「…ん、ユキ」
身体の下の体温が少しづつ上がっていく。キスをしながら、真新しいシャツのボタンを外していく。
「どしたん、今日は積極的じゃん」
攻守逆転しているのが楽しいのか、空乃は軽く舌を絡ませてくるだけで大人しい。キスの合間のからかいも余裕ぶっている。
行人は緩く立ち上がっている中心を、スラックス超しに空乃の同じ場所に押し付けた。
ひとつになりたい。身も心も溶かすように、朝まで愛し合いたい。
ぶわりと沸騰した性欲は収まりようもなく、ねだるように下半身を擦り付けた。
「ふは、ユキ、そんなしたいの」
「うん」
「この後、のどぐろ食わせてくれんじゃねえの?」
「俺とのどぐろ、どっち食べたい?」
「うーん、ユキは毎日一緒だけど、のどぐろは東京だと手が出ないしなー」
とっくにやる気になってぎらついた目をして股間を固くさせているくせに、空乃は笑いながらわざといじわるを言っている。
可愛くない。大人をナメんな。
行人は跨ったまま、自分のシャツの前をはだけさせて肩から落とした。唇を舐めて濡らす。
流し目を送ってから、前かがみになって、空乃の耳元に囁いた。
「空乃。お願い、抱いて」
「……っ」
触れ合わせていた空乃の空乃がぐんと一気に質量を増した。
力強く身を引き寄せられて、勢いのままにマウントを取られる。
「そら、の」
男に組み敷かれるのが嬉しいとか。本当、恋ってどうしようもない。
空乃は獣が唸るように低く呻いた。
「ったく、お兄さんのハレの日だし我慢してたってのに。煽ったのそっちだかんな」
「うん」
性急に互いの服を脱がしあう。生まれたままになった身体を絡ませる。
脳天まで麻痺するようなやらしいキスをしてから、空乃が告げた。
「寝かせねえから、覚悟しろよ。行人」
夢を見た。
どこか遠くの国の教会で、タキシード姿の空乃が笑って手を伸ばしている。
その手を取ると力強く引かれて、式の最中なのに抱きしめられた。
参列客から冷やかしの口笛が飛ぶ。
満開の笑顔の空乃。大人になった空乃だけれど、笑い方は高校生の頃と変わっていない。
「行人、愛してる!」
行人が迷わないように揺らがないように、大声で気持ちを伝えてくれる。
天井から幾筋もの光が降り注いでいる。色とりどりのステンドグラスがきらめいている。
祭壇には銀の蝋燭立て。レトロで重厚なパイプオルガン。
その前に、天使のようにふわりと浮かんだひとりの男。
行人は目を細めた。
とても懐かしい。記憶の中の姿は儚く薄らぎ、けれど一目見れば思い出せる。
昔、愛した男。
一哉(いちや)があの頃の面影のままで微笑んでいる。
「おめでとう。幸せになるんだよ」
祝いの言葉は、音ではなく頭の中に直接響いた。
「いつか、また会おう」
それだけ告げて、高く舞い上がって教会の天井に消えていく。
一哉さん。
呼び止めようと口を開いたが、懐かしい名前は音にならなかった。
隣に立つ空乃を見やると、同じように天井を見上げ、苦笑している。
「未練たらたらかよ」
「おまえ、見えるの?」
尋ねると、空乃は頷いた。
「実は、会うの2回目」
なんだよそれ。
式の最中に私語を続ける二人に、神父が咳ばらいをした。
「すみません」
行人と空乃は同時に謝って、笑う。
パイプオルガンの旋律が流れ始める。
「あ、れ」
朝の覚醒は突然で、一瞬、自分がどこにいるのか分からなかった。
見慣れない天井と柔らかすぎる枕。そうだ、金沢のホテルだ。
首を傾けると、裸のままの空乃が微笑んでいる。
「今、何時?」
「9時過ぎ」
確かに、遮光カーテンの隙間から見える空はすでに真っ青だ。
「寝すぎたな」
「いや、寝たの明け方だから。もう少し寝ようぜ」
空乃の眠そうだが満足げな表情に、昨夜の痴態をまざまざと思い出した。
シーツの上で身体を少し動かすと、股関節や腰がだるく、尻にはまだ入っているような錯覚がある。
「…おまえ、やりすぎ」
「ごめん。ユキちゃんが可愛すぎて。すっげえ気持ちよかったし」
まったく悪びれていない。
思い返せば何度か意識を飛ばすほど気持ちよかったが、それを言うと調子に乗って朝から襲われそうなので黙っておく。
二度寝しようと空乃の腕の中に潜り込むと、ゆるく抱きしめて後頭部の髪を撫でてくれる。極楽だ。
「なあ、何の夢見てたん?」
「夢?」
問われて、行人は瞬く。
確かに、夢を見ていた。
覚醒の瞬間までは鮮やかに覚えていたはずなのに、なぜかもう思い出せない。
「すっげえ幸せそうな顔して寝てたから」
「見てたけど、なんだろう、思い出せない」
「そか」
「なんか、あったかい夢だった気はする」
「じゃあ、続き見れるといいな」
心地よいリズムで頭を撫でながら、空乃も瞼を閉じている。
「うん、おやすみ」
「おやすみ」
空乃の体温と鼓動を感じながら、行人は幸せな気持ちで眠りについた。
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