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07:再会
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直前の会議が長引き、しかも議題が航平の担当案件だったので中抜けが出来なかった。会議室を飛び出して、ダッシュで次の会議室に向かう。
ノックをしてから中に入ると、武井が男と談笑している。
男の姿を認めて、航平は凍り付いた。
「なっ…! あ、あ」
航平が名を口走る前に、有馬は名刺を差し出して素早く言った。
「帝都テレビ政治部で、防衛省の番記者をさせていただいております有馬と申します。はじめまして。本日はお忙しいところお時間を割いていただきありがとうございます」
はじめまして、のところを不自然に強調している。
航平は深呼吸をしてから、制服のポケットから名刺を取り出した。
心臓がうるさい。手が震える。
「海幕防衛部防衛課の十波です。こちらこそよろしくお願いいたします」
渡された名刺には、政治部記者 有馬静加とある。
スーツ姿で髪を後ろに流しているのでイメージは違うが、間違いなくあの有馬だ。
忙しさで封印していた記憶が溢れてくる。
思わず赤面しそうになり、航平は用意されていたペットボトルの水をごくごくと流し込んだ。
「この度は、弊社の番組への出演をご快諾いただきありがとうございます」
「こちらこそ、貴重な機会をいただきありがとうございます」
「いや、本当に希望どおりの方ですね。武井さんに人選を依頼して良かった」
「恐れ入ります」
普段の偉そうな態度はどこへやら。武井はでかい猫をかぶってにこにこしている。
「本来であれば、番組の担当プロデューサーがご説明にあがるべきなんですが、私からの説明となってしまい申し訳ありません」
「いえ、広報室としても、普段からお付き合いのある有馬さんと調整させていただいた方がやりやすいですから」
「そう言っていただけると幸いです。本来、番組制作は情報・制作局の仕事なんですが、うちの会社は人遣いが荒いので、防衛省の番記者というだけで、防衛省・自衛隊関連の調整は全部任せてくるんですよね」
「有馬さんも大変ですよねえ」
「いえいえ、私共の仕事は広報室の皆さんのご協力あってこそですから」
有馬と武井は大人のビジネス会話、というより茶番を繰り広げている。
有馬は番組の進行表を取り出して、当日の要領を丁寧に説明してくれるが、航平は全く頭に入ってこない。
これって、全くの偶然ってことはないよな。
同じ市ヶ谷勤務、ダーウィンでの出会い、この取材。
有馬はいつから俺のことを知っていて、どこから有馬の作為が入ってるんだ?
「大体の段取りはこんな感じです。いつもどおりにするのが一番自然ですから、あまり緊張しないでくださいね。何か、ご質問はありますでしょうか」
有馬に問われ、武井に肘をつつかれて、ようやく我に返る。
「あ、ええと。当日はどんな質問をされるんでしょうか」
「先ほど申し上げましたように、前々日までに質問項目案をお渡ししますが、例えば、先週の放送分の質問はこんな感じでした」
有馬はファイルから先週分の台本を取り出し、質問項目の部分を指で示した。
今日の朝食のポイントを教えてください。
普段、どんなお仕事をされていますか。
お仕事で印象に残っているエピソードをお願いします。
あなたにとって、朝食とは?
そのほか、お部屋のインテリアや趣味について適宜お伺いする可能性があります。
航平はげんなりする。素人の30男にこんな質問をして何が楽しいんだろう。
武井がいなくなったら、企画を取り下げるよう頼んでみよう。
有馬と武井の再びの社交辞令の応酬で打ち合わせは終了し、武井の姿が廊下の向こうに消えるのを確認してから、航平は有馬を会議室に引きずり込んだ。
乱暴に扉をしめ、武井が外したばかりの「使用中」の札をかけなおす。
「職場で連れ込むなんて、大胆だなあ」
有馬は余裕の表情で、航平に引っ張られたスーツをわざとらしく整えている。
「なんであんたがここにいるんだよ」
「さっきちゃんと名乗ったでしょ。僕はテレビ局の記者で、今は防衛省の番記者。外で取材がある時以外は、ほぼ毎日、防衛省に詰めてるよ」
「そうじゃなくて。どっから偶然だよ。今回の取材はあんたの差し金だろ」
「差し金なんて人聞きが悪いな」
有馬は肩をすくめた。
こういう芝居がかった仕草がいちいち絵になるのがまた癇に障る。
「勤務場所が同じなのは偶然。ダーウィンで会ったのも偶然。ホテルで、君が海幕勤務の自衛官だって知った時はびっくりしたよ」
「俺、職業教えなかったよな」
詰める航平に、有馬は「バスローブ貸してくれたでしょ」とだけ答えた。
その意味がすぐに分かり、航平は溜め息をついた。
「制服か」
着替えがないという有馬に、クローゼットのバスローブを取りに行かせた。
荷造りをする前だったから、クローゼットには制服と戦闘服を吊るしたままだった。自衛官の制服には、所属部隊名も階級も名前もばっちり書かれている。
「君、しっかりしてそうで警戒心に欠けるところがあるから、気を付けた方がいいよ」
「うるさい。職場が同じだって気づいたんなら、飲んでる時に言えよな」
苦情を申し立てる航平に、有馬は不届きな言い訳をしてみせた。
「言ってたら、キスさしてくれなかっただろ」
「当たり前だ!」
「海幕って一口に言っても数千人は勤務しているから、君の部署を割り出すの結構苦労したんだよ。まさか、十波さんはいませんかーって聞いて回るわけにもいかないし。どうせなら運命的な出会いにしたいなって考えていたら、ちょうど「はぴモニ」の話があったから利用させてもらったんだ。君が選ばれるように結構細かく条件指定したんだけど、武井さんから君の名前を聞くまではどきどきしてたよ」
有馬は得意げに話しているが、行動がストーカーじみている。
なにが運命だ。
ゲイなのは買ってだが、ノーマルの男相手に夢を見られても困る。
「色々突っ込みたいがやめておく。とにかくこうやって会えたんだから、番組出演の件は俺じゃなくてもいいんだよな」
「どういうこと?」
「ただでさえ忙しいのに、テレビなんか出たくないんだよ。企画を取り下げられないのか?」
切り出すと、有馬は不意に真顔になり、航平を見据えた。
「それはできない。公私混同したとはいえ、こっちだって仕事だからね。それから、「テレビなんか」って言われるのは、テレビマンとして悲しい」
それはそうだ。
世の中には自衛隊嫌いの人たちが一定数いる。
個人の思想は自由だと思うが、面と向かって心無い言葉を投げつけられると、航平とて傷つく。
「ごめん。「テレビなんか」っていうのは撤回する。俺だって、テレビすげえ見るしな」
素直に詫びると、有馬はふわっと微笑んだ。
「好きだなあ、君のそういうこと」
「あのなあ」
「残念だけど、もう会社の稟議も終わってるから、企画取り下げも人選変更もできないよ。それに僕としても、君の家に上がり込む機会を手放したくない」
「なんで、俺の家なんか来たいんだよ」
「言っただろう。君が好きだって。好きな子の家に行きたくない男がいる?」
ストレートな告白に航平はたじろぐ。
よくこんなド直球投げられるよな。ゲイってみんなこうなのか?
しかし、これ以上期待されては困る。
航平は有馬の気持ちには答えられないが、有馬は無駄に男前だし楽しい奴なので、うやむやにしていると流されそうで怖い。
「あんたには申し訳ないけど、俺はゲイじゃないし、そういうのには付き合えない」
すっぱり断ったつもりだったが、有馬はめげる様子もなく小首を傾げた。
「うん。でも、好きになっちゃったんだ。ごめんね。俺、一度好きになったら諦められないし、相当しつこい自覚あるから。覚悟しておいて」
見つめてくる眼差しが怖い。
「いや、無理だって」
「キスは許してくれたでしょ」
頼むからもうその話は蒸し返さないでほしい。
有馬はずいと距離を詰めてくる。後退したかったが、後ろはドアだ。
「あれは、あんたが無理矢理したんだろうが」
「最初は君からだったけど」
「仕向けたのはあんただろ。酔ってたんだし、ノーカンだ」
「そっか。じゃあ、もう一回してもいい?」
「いいわけねえだろ!」
「残念。でも仕方ないか。ここで反応しちゃったら困るもんね」
有馬はいじわるく微笑んで、人差し指で航平の股間をすっと撫でた。
「…っ!」
「航平、顔、真っ赤だよ」
「あんたが変なとこ触るからだろ!」
「じゃあ、キスは君の部屋でね」
勝手に約束を取り付けて、有馬は部屋を出て行く。
姿勢の良い後ろ姿を苦々しく見つめていると、有馬はふと振り返った。
女なら泡吹いて倒れそうな極上の笑みを浮かべている。
「なんだよ」
「もし撮影に来なかったり代役立てたりしたら、公務出張中にツアーに参加してたことを記事にするから」
結局脅迫するんじゃねえか。
ノックをしてから中に入ると、武井が男と談笑している。
男の姿を認めて、航平は凍り付いた。
「なっ…! あ、あ」
航平が名を口走る前に、有馬は名刺を差し出して素早く言った。
「帝都テレビ政治部で、防衛省の番記者をさせていただいております有馬と申します。はじめまして。本日はお忙しいところお時間を割いていただきありがとうございます」
はじめまして、のところを不自然に強調している。
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心臓がうるさい。手が震える。
「海幕防衛部防衛課の十波です。こちらこそよろしくお願いいたします」
渡された名刺には、政治部記者 有馬静加とある。
スーツ姿で髪を後ろに流しているのでイメージは違うが、間違いなくあの有馬だ。
忙しさで封印していた記憶が溢れてくる。
思わず赤面しそうになり、航平は用意されていたペットボトルの水をごくごくと流し込んだ。
「この度は、弊社の番組への出演をご快諾いただきありがとうございます」
「こちらこそ、貴重な機会をいただきありがとうございます」
「いや、本当に希望どおりの方ですね。武井さんに人選を依頼して良かった」
「恐れ入ります」
普段の偉そうな態度はどこへやら。武井はでかい猫をかぶってにこにこしている。
「本来であれば、番組の担当プロデューサーがご説明にあがるべきなんですが、私からの説明となってしまい申し訳ありません」
「いえ、広報室としても、普段からお付き合いのある有馬さんと調整させていただいた方がやりやすいですから」
「そう言っていただけると幸いです。本来、番組制作は情報・制作局の仕事なんですが、うちの会社は人遣いが荒いので、防衛省の番記者というだけで、防衛省・自衛隊関連の調整は全部任せてくるんですよね」
「有馬さんも大変ですよねえ」
「いえいえ、私共の仕事は広報室の皆さんのご協力あってこそですから」
有馬と武井は大人のビジネス会話、というより茶番を繰り広げている。
有馬は番組の進行表を取り出して、当日の要領を丁寧に説明してくれるが、航平は全く頭に入ってこない。
これって、全くの偶然ってことはないよな。
同じ市ヶ谷勤務、ダーウィンでの出会い、この取材。
有馬はいつから俺のことを知っていて、どこから有馬の作為が入ってるんだ?
「大体の段取りはこんな感じです。いつもどおりにするのが一番自然ですから、あまり緊張しないでくださいね。何か、ご質問はありますでしょうか」
有馬に問われ、武井に肘をつつかれて、ようやく我に返る。
「あ、ええと。当日はどんな質問をされるんでしょうか」
「先ほど申し上げましたように、前々日までに質問項目案をお渡ししますが、例えば、先週の放送分の質問はこんな感じでした」
有馬はファイルから先週分の台本を取り出し、質問項目の部分を指で示した。
今日の朝食のポイントを教えてください。
普段、どんなお仕事をされていますか。
お仕事で印象に残っているエピソードをお願いします。
あなたにとって、朝食とは?
そのほか、お部屋のインテリアや趣味について適宜お伺いする可能性があります。
航平はげんなりする。素人の30男にこんな質問をして何が楽しいんだろう。
武井がいなくなったら、企画を取り下げるよう頼んでみよう。
有馬と武井の再びの社交辞令の応酬で打ち合わせは終了し、武井の姿が廊下の向こうに消えるのを確認してから、航平は有馬を会議室に引きずり込んだ。
乱暴に扉をしめ、武井が外したばかりの「使用中」の札をかけなおす。
「職場で連れ込むなんて、大胆だなあ」
有馬は余裕の表情で、航平に引っ張られたスーツをわざとらしく整えている。
「なんであんたがここにいるんだよ」
「さっきちゃんと名乗ったでしょ。僕はテレビ局の記者で、今は防衛省の番記者。外で取材がある時以外は、ほぼ毎日、防衛省に詰めてるよ」
「そうじゃなくて。どっから偶然だよ。今回の取材はあんたの差し金だろ」
「差し金なんて人聞きが悪いな」
有馬は肩をすくめた。
こういう芝居がかった仕草がいちいち絵になるのがまた癇に障る。
「勤務場所が同じなのは偶然。ダーウィンで会ったのも偶然。ホテルで、君が海幕勤務の自衛官だって知った時はびっくりしたよ」
「俺、職業教えなかったよな」
詰める航平に、有馬は「バスローブ貸してくれたでしょ」とだけ答えた。
その意味がすぐに分かり、航平は溜め息をついた。
「制服か」
着替えがないという有馬に、クローゼットのバスローブを取りに行かせた。
荷造りをする前だったから、クローゼットには制服と戦闘服を吊るしたままだった。自衛官の制服には、所属部隊名も階級も名前もばっちり書かれている。
「君、しっかりしてそうで警戒心に欠けるところがあるから、気を付けた方がいいよ」
「うるさい。職場が同じだって気づいたんなら、飲んでる時に言えよな」
苦情を申し立てる航平に、有馬は不届きな言い訳をしてみせた。
「言ってたら、キスさしてくれなかっただろ」
「当たり前だ!」
「海幕って一口に言っても数千人は勤務しているから、君の部署を割り出すの結構苦労したんだよ。まさか、十波さんはいませんかーって聞いて回るわけにもいかないし。どうせなら運命的な出会いにしたいなって考えていたら、ちょうど「はぴモニ」の話があったから利用させてもらったんだ。君が選ばれるように結構細かく条件指定したんだけど、武井さんから君の名前を聞くまではどきどきしてたよ」
有馬は得意げに話しているが、行動がストーカーじみている。
なにが運命だ。
ゲイなのは買ってだが、ノーマルの男相手に夢を見られても困る。
「色々突っ込みたいがやめておく。とにかくこうやって会えたんだから、番組出演の件は俺じゃなくてもいいんだよな」
「どういうこと?」
「ただでさえ忙しいのに、テレビなんか出たくないんだよ。企画を取り下げられないのか?」
切り出すと、有馬は不意に真顔になり、航平を見据えた。
「それはできない。公私混同したとはいえ、こっちだって仕事だからね。それから、「テレビなんか」って言われるのは、テレビマンとして悲しい」
それはそうだ。
世の中には自衛隊嫌いの人たちが一定数いる。
個人の思想は自由だと思うが、面と向かって心無い言葉を投げつけられると、航平とて傷つく。
「ごめん。「テレビなんか」っていうのは撤回する。俺だって、テレビすげえ見るしな」
素直に詫びると、有馬はふわっと微笑んだ。
「好きだなあ、君のそういうこと」
「あのなあ」
「残念だけど、もう会社の稟議も終わってるから、企画取り下げも人選変更もできないよ。それに僕としても、君の家に上がり込む機会を手放したくない」
「なんで、俺の家なんか来たいんだよ」
「言っただろう。君が好きだって。好きな子の家に行きたくない男がいる?」
ストレートな告白に航平はたじろぐ。
よくこんなド直球投げられるよな。ゲイってみんなこうなのか?
しかし、これ以上期待されては困る。
航平は有馬の気持ちには答えられないが、有馬は無駄に男前だし楽しい奴なので、うやむやにしていると流されそうで怖い。
「あんたには申し訳ないけど、俺はゲイじゃないし、そういうのには付き合えない」
すっぱり断ったつもりだったが、有馬はめげる様子もなく小首を傾げた。
「うん。でも、好きになっちゃったんだ。ごめんね。俺、一度好きになったら諦められないし、相当しつこい自覚あるから。覚悟しておいて」
見つめてくる眼差しが怖い。
「いや、無理だって」
「キスは許してくれたでしょ」
頼むからもうその話は蒸し返さないでほしい。
有馬はずいと距離を詰めてくる。後退したかったが、後ろはドアだ。
「あれは、あんたが無理矢理したんだろうが」
「最初は君からだったけど」
「仕向けたのはあんただろ。酔ってたんだし、ノーカンだ」
「そっか。じゃあ、もう一回してもいい?」
「いいわけねえだろ!」
「残念。でも仕方ないか。ここで反応しちゃったら困るもんね」
有馬はいじわるく微笑んで、人差し指で航平の股間をすっと撫でた。
「…っ!」
「航平、顔、真っ赤だよ」
「あんたが変なとこ触るからだろ!」
「じゃあ、キスは君の部屋でね」
勝手に約束を取り付けて、有馬は部屋を出て行く。
姿勢の良い後ろ姿を苦々しく見つめていると、有馬はふと振り返った。
女なら泡吹いて倒れそうな極上の笑みを浮かべている。
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