41 / 53
41:決意の中継
しおりを挟む
「航平。仕事中に悪いんだけど、今すぐ、1階のロビーで会えないかな」
金曜日の夕方、有馬から突然電話があった。
互いに社会人なので、余程のことが無ければ平日の日中に電話をかけることはない。
有馬の声が固く他人行儀なものだったので、航平は業務を放り出してエレベーターへ走った。8階から1階の数十秒間が気の遠くなるほど長かった。
ロビーでは、職員や出入り業者が行き交い、受付の案内員や警備員が忙しそうに立ち働いている。
有馬は、入り口付近の柱の陰に緊張した面持ちで立っていた。
「有馬。どうした?」
努めて明るい声を出したつもりだったが、声がかすれた。それくらい、有馬の表情は険しかった。
暗い灰色のスーツを乱れなく着こみ、ネクタイのノットには一分の乱れもない。髪をきっちり固め、右腕には帝都テレビの社名が入った腕章を巻いている。
有馬から少し離れたところには、ムービーカメラとマイクを抱えたスタッフが控えている。
これからテレビに出るのだ。
「航平。ごめん、仕事中に」
「いや、いいって。なんか大事な話か?」
「このあと、5時のニュースで、正門前から中継するんだ」
「おう、頑張れよ。テレビで見ててやる」
努めて気軽に応援すると、有馬は神妙に頷き、航平を見据えた。
「テレビで見ていてほしい。それを見て、まだ僕と話してくれるなら、電話をくれないか」
声は固く、少し震えている。
「なんだよそれ。有馬、変だぞ」
「ごめん。今は、これしか言えなくて」
いつも自信に満ちて飄々としている有馬が、顔をこわばらせている。
その両肩を、航平はばしりと叩いた。
「何があったか知んねえけど、しゃんとしろ! 中継で声が震えてたら、お茶の間に笑われんぞ」
声を張って元気づけると、有馬はようやく少し笑った。
「ありがとう。航平、大好きだよ」
「おう。ほら、カメラマンさん待ってるぞ、行ってこい」
無理に笑顔を作って送り出したが、嫌な予感しかしなかった。
余程大きな政策発表や不祥事でもない限り、省庁の前から中継が入ることなどない。
ここ数か月、有馬が取材していたスクープは、防衛省関連だったということか。
家の中でも有馬の保秘は完璧だったので、なんのスクープなのか想像もつかない。
5時まであと数分。気ばかりが焦る。なかなか来ないエレベーターがもどかしくて、8階まで階段を駆け上がった。
防衛課に飛び込むと、6台のテレビが一斉に5時を告げるところだった。
「十波3佐、汗だくでどうしたんですか?」
声をかけてくる堀内1尉には答えず、帝都テレビの音量を上げる。
派手なタイトル画面が踊り、すぐにスタジオに切り替わった。
「TTVイヴニングニュース、5時に注目! 本日はこちらのラインナップでお伝えします」
アナウンサーの葉梨カレンがアップになる。華やかな服装が多い彼女だが、今日は濃紺のセットアップだ。
「十波、音うるせえぞ! 音量下げろ…え?」
防衛課長の苦情は途中で絶句に代わる。
ずらりと並んだニュース見出しの一番上。本日のトップニュース。
『海上自衛官、中国スパイに秘密漏洩』
どくりと心臓が跳ねた。課内がざわつく。
は? なんだよ、これ。
葉梨カレンが、深刻な表情で滔々と原稿を読み始めた。
「最初のニュースは帝都テレビの独占取材です。防衛省の海上幕僚監部に所属する3等海佐が、在京中国大使館の職員とみられる中国人女性に秘密情報を漏洩した疑いがあることが分かりました」
海上幕僚監部の3佐。まさにこの建物で働いている誰かということだ。
「帝都テレビの取材によりますと、この3等海佐は交際関係にあった中国人女性に対して、海上自衛隊の内部情報を口頭にて伝達したほか、部外秘の資料を提供していたとのことです。それでは、防衛記者クラブの有馬記者から中継です。有馬さん?」
画面が切り替わり、毎朝通り抜ける防衛省の正門前の映像が映る。
先ほど会ったばかりの有馬が、イヤホンを確認するように耳に手を当てている。
「はい。こちら、防衛省正門前から有馬がお伝えします」
「有馬記者。今回、海上幕僚監部の3等海佐による秘密情報漏洩ということですが、この3佐はどのような情報を知りえる立場にあったのでしょうか」
「はい。海上幕僚監部は、海上自衛隊を指揮するいわば海自の最高司令部といえる機関です。この3佐は、装備計画部の艦船武器課という部署に所属しており、海上自衛隊の護衛艦の性能や今後の調達計画といった機微な情報を取り扱うことができた人物です」
有馬は感情の読めない表情でよどみなく話している。先ほどの震えの欠片もない、よく通り深みのある声だ。
「有馬記者は今回の事件を取材されていましたが、その3佐と中国人女性の関係について詳しくお願いします」
「はい。この中国人女性は、タイからの留学生と身分を詐称し、3佐と交際をしていました」
「タイ人のフリをしていた」
葉梨の復唱に有馬は頷く。2人の会話がテロップとして次々に表示されていく。
3佐の個人名に言及がないのは、まだ容疑が確定していないからだろうか。
「はい。親日国であり、日本の友好国であるタイ人であれば、日本人の警戒が少ないと考えたのでしょう。中国側の巧妙な作戦といえます」
「そして、この中国人女性は、中国大使館の職員だったのですね」
「中国大使館の正規の職員かは確認できていませんが、我々の取材の中で、この女性が中国大使館に出入りするのを複数回確認しました」
「具体的には、どのような情報が流出していたのでしょうか」
「この中国人女性は、東京都のK大学で安全保障を勉強していると語り、3佐から様々な情報を入手していました。具体的にどのような情報が中国に渡ったかは今後の捜査となるでしょうが、おそらく最初は当たり障りのない知識から始め、段階的に情報の要求レベルを上げていったと考えられます」
「それではここで、帝都テレビ特別取材班が入手した写真をご覧ください。こちらの写真は、都内の飲食店で3佐が女性と食事をしている様子を撮影したものですが、3佐がファイルと冊子のようなものを手渡していることが確認できます」
テレビ画面いっぱいに写真が映し出される。盗撮とは思えないクリアな写真だった。
写真に映る2人は顔に加工がされているが、知り合いならばすぐに分かる鮮明さだった。
「これ、北村じゃないか?」
誰かが呟いた。
金曜日の夕方、有馬から突然電話があった。
互いに社会人なので、余程のことが無ければ平日の日中に電話をかけることはない。
有馬の声が固く他人行儀なものだったので、航平は業務を放り出してエレベーターへ走った。8階から1階の数十秒間が気の遠くなるほど長かった。
ロビーでは、職員や出入り業者が行き交い、受付の案内員や警備員が忙しそうに立ち働いている。
有馬は、入り口付近の柱の陰に緊張した面持ちで立っていた。
「有馬。どうした?」
努めて明るい声を出したつもりだったが、声がかすれた。それくらい、有馬の表情は険しかった。
暗い灰色のスーツを乱れなく着こみ、ネクタイのノットには一分の乱れもない。髪をきっちり固め、右腕には帝都テレビの社名が入った腕章を巻いている。
有馬から少し離れたところには、ムービーカメラとマイクを抱えたスタッフが控えている。
これからテレビに出るのだ。
「航平。ごめん、仕事中に」
「いや、いいって。なんか大事な話か?」
「このあと、5時のニュースで、正門前から中継するんだ」
「おう、頑張れよ。テレビで見ててやる」
努めて気軽に応援すると、有馬は神妙に頷き、航平を見据えた。
「テレビで見ていてほしい。それを見て、まだ僕と話してくれるなら、電話をくれないか」
声は固く、少し震えている。
「なんだよそれ。有馬、変だぞ」
「ごめん。今は、これしか言えなくて」
いつも自信に満ちて飄々としている有馬が、顔をこわばらせている。
その両肩を、航平はばしりと叩いた。
「何があったか知んねえけど、しゃんとしろ! 中継で声が震えてたら、お茶の間に笑われんぞ」
声を張って元気づけると、有馬はようやく少し笑った。
「ありがとう。航平、大好きだよ」
「おう。ほら、カメラマンさん待ってるぞ、行ってこい」
無理に笑顔を作って送り出したが、嫌な予感しかしなかった。
余程大きな政策発表や不祥事でもない限り、省庁の前から中継が入ることなどない。
ここ数か月、有馬が取材していたスクープは、防衛省関連だったということか。
家の中でも有馬の保秘は完璧だったので、なんのスクープなのか想像もつかない。
5時まであと数分。気ばかりが焦る。なかなか来ないエレベーターがもどかしくて、8階まで階段を駆け上がった。
防衛課に飛び込むと、6台のテレビが一斉に5時を告げるところだった。
「十波3佐、汗だくでどうしたんですか?」
声をかけてくる堀内1尉には答えず、帝都テレビの音量を上げる。
派手なタイトル画面が踊り、すぐにスタジオに切り替わった。
「TTVイヴニングニュース、5時に注目! 本日はこちらのラインナップでお伝えします」
アナウンサーの葉梨カレンがアップになる。華やかな服装が多い彼女だが、今日は濃紺のセットアップだ。
「十波、音うるせえぞ! 音量下げろ…え?」
防衛課長の苦情は途中で絶句に代わる。
ずらりと並んだニュース見出しの一番上。本日のトップニュース。
『海上自衛官、中国スパイに秘密漏洩』
どくりと心臓が跳ねた。課内がざわつく。
は? なんだよ、これ。
葉梨カレンが、深刻な表情で滔々と原稿を読み始めた。
「最初のニュースは帝都テレビの独占取材です。防衛省の海上幕僚監部に所属する3等海佐が、在京中国大使館の職員とみられる中国人女性に秘密情報を漏洩した疑いがあることが分かりました」
海上幕僚監部の3佐。まさにこの建物で働いている誰かということだ。
「帝都テレビの取材によりますと、この3等海佐は交際関係にあった中国人女性に対して、海上自衛隊の内部情報を口頭にて伝達したほか、部外秘の資料を提供していたとのことです。それでは、防衛記者クラブの有馬記者から中継です。有馬さん?」
画面が切り替わり、毎朝通り抜ける防衛省の正門前の映像が映る。
先ほど会ったばかりの有馬が、イヤホンを確認するように耳に手を当てている。
「はい。こちら、防衛省正門前から有馬がお伝えします」
「有馬記者。今回、海上幕僚監部の3等海佐による秘密情報漏洩ということですが、この3佐はどのような情報を知りえる立場にあったのでしょうか」
「はい。海上幕僚監部は、海上自衛隊を指揮するいわば海自の最高司令部といえる機関です。この3佐は、装備計画部の艦船武器課という部署に所属しており、海上自衛隊の護衛艦の性能や今後の調達計画といった機微な情報を取り扱うことができた人物です」
有馬は感情の読めない表情でよどみなく話している。先ほどの震えの欠片もない、よく通り深みのある声だ。
「有馬記者は今回の事件を取材されていましたが、その3佐と中国人女性の関係について詳しくお願いします」
「はい。この中国人女性は、タイからの留学生と身分を詐称し、3佐と交際をしていました」
「タイ人のフリをしていた」
葉梨の復唱に有馬は頷く。2人の会話がテロップとして次々に表示されていく。
3佐の個人名に言及がないのは、まだ容疑が確定していないからだろうか。
「はい。親日国であり、日本の友好国であるタイ人であれば、日本人の警戒が少ないと考えたのでしょう。中国側の巧妙な作戦といえます」
「そして、この中国人女性は、中国大使館の職員だったのですね」
「中国大使館の正規の職員かは確認できていませんが、我々の取材の中で、この女性が中国大使館に出入りするのを複数回確認しました」
「具体的には、どのような情報が流出していたのでしょうか」
「この中国人女性は、東京都のK大学で安全保障を勉強していると語り、3佐から様々な情報を入手していました。具体的にどのような情報が中国に渡ったかは今後の捜査となるでしょうが、おそらく最初は当たり障りのない知識から始め、段階的に情報の要求レベルを上げていったと考えられます」
「それではここで、帝都テレビ特別取材班が入手した写真をご覧ください。こちらの写真は、都内の飲食店で3佐が女性と食事をしている様子を撮影したものですが、3佐がファイルと冊子のようなものを手渡していることが確認できます」
テレビ画面いっぱいに写真が映し出される。盗撮とは思えないクリアな写真だった。
写真に映る2人は顔に加工がされているが、知り合いならばすぐに分かる鮮明さだった。
「これ、北村じゃないか?」
誰かが呟いた。
2
あなたにおすすめの小説
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
-----------------------------------------
0時,6時,12時,18時に2話ずつ更新
陰キャな俺、人気者の幼馴染に溺愛されてます。
陽七 葵
BL
主人公である佐倉 晴翔(さくら はると)は、顔がコンプレックスで、何をやらせてもダメダメな高校二年生。前髪で顔を隠し、目立たず平穏な高校ライフを望んでいる。
しかし、そんな晴翔の平穏な生活を脅かすのはこの男。幼馴染の葉山 蓮(はやま れん)。
蓮は、イケメンな上に人当たりも良く、勉強、スポーツ何でも出来る学校一の人気者。蓮と一緒にいれば、自ずと目立つ。
だから、晴翔は学校では極力蓮に近付きたくないのだが、避けているはずの蓮が晴翔にベッタリ構ってくる。
そして、ひょんなことから『恋人のフリ』を始める二人。
そこから物語は始まるのだが——。
実はこの二人、最初から両想いだったのにそれを拗らせまくり。蓮に新たな恋敵も現れ、蓮の執着心は過剰なモノへと変わっていく。
素直になれない主人公と人気者な幼馴染の恋の物語。どうぞお楽しみ下さい♪
自己肯定感低めの不幸な義弟が完璧な義兄と大揉めに揉める話
あと
BL
「こんな僕をお兄ちゃんは嫌ってるだろうな」
トップ俳優な完璧超人の義理の兄×不幸な自己肯定感低めのネガティブ義理の弟です。
お金ない受けが追い詰められて変なアルバイトしようとしたら、攻めと再会して……?みたいな話です。
攻めがヤンデレ気味で、受けがマジで卑屈なので苦手な人はブラウザバックで。
兄弟は親が離婚してるため、苗字が違います。
攻め:水瀬真広
受け:神崎彼方
⚠️作者は芸能界にもお葬式ににもエアプなので、気にしないでください。
途中でモブおじが出てきます。
義理とはいえ兄弟なので、地雷の人はブラウザバックで。
初投稿です。
初投稿がちょっと人を選ぶ作品なので不安です。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
内容も時々サイレント修正するかもです。
定期的にタグ整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻本作品(オリジナル)の結末をif(運命の番)ルートに入れ替えて、他サイトでの投稿を始めました。タイトルは「一度目の結婚で愛も希望も失くした僕が、移住先で運命と出逢い、二度目の結婚で愛されるまで」に変えてます。
オリジナルの本編結末は完全なハッピーエンドとはいえないかもしれませんが、「一度目の〜…」は琳が幸せな結婚をするハッピーエンド一択です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる