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夢見る蛇の都
その20
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「「黄金の種子」はあげるわ!!その代わりわたしとシュナンの事はほっといてっ!!」
全身を震わせて叫ぶメデューサ。
そんな彼女の様子を周りに立つシュナン少年や他の旅の仲間たちは困惑と悲しみの表情で見つめています。
しかし、一方の当事者である魔術師レプカールが操る巨大なロボット魔神兵はといえば、メデューサの言葉や態度に一切動じる様子は無く、高い土台に支えられたラピータ宮殿の門前に広がる石造りのスペースの上で、シュナン一行と対峙しており、その巨体は彼らの前に威圧するみたいにそびえ立っています。
そして、そんな魔神兵の頭部内で多数の計器に囲まれつつ操縦席に座る魔術師レプカールはそこに据えられたモニター越しに眼下の床上に立つメデューサらの姿を冷徹な目で見下ろしておりその顔には余裕の表情を浮かべています。
更に彼は魔神兵内部の操縦席からロボットの巨体に外付けにされた音声装置を操作して眼下のメデューサに向かって声を発します。
「そうはいかん。我らの目的はお前を通じて「夢幻宮」内のメデューサ族の秘宝を全て手に入れる事だからな。それを使って世界を制覇する為にー。「黄金の種子」が出来るのは人々を飢えから完全に救う事だけだ。まぁ、それもちょっと怪しいものだとわしは思うがな。そう簡単に行くとは思えん。とにかくお前にはこれからずっとわしらの為に働いてもらうことになる。宝を手に入れる鍵としての役割を果たすのだー」
メデューサはレプカールのその言葉を聞いて更に怒りをつのらせます。
「誰があんたらの為に働いたりするもんですかー。シュナンをさんざん苦しめて利用してきたあんたらなんかにー」
メデューサの怒りと共に彼女の生きた蛇でできた髪がゾワリと逆立ちます。
しかし魔術師レプカールはメデューサのその姿を魔神兵の内部からモニターを通じて見ると口角を歪めてほくそ笑みます。
「石化の魔眼を使う気か、メデューサ。無駄だ、やめておけ。お前の魔眼が直接、肉眼で見なければ発動しない事は実証済みだ。言の葉の杖を使ってお前を見ていたシュナンが石にはならなかったようにな。わしも魔神兵のモニター越しにお前を見ている。お前の魔眼は通用せんぞ」
発声器から聞こえるレプカールのくぐもった声はもちろんメデューサの耳にも届いていましたが彼女はそんな事にはお構いなしに目の前にそびえる魔神兵の巨体を赤い目でにらみ上げています。
しかしそんな彼女に対してペガサスの少女レダが背後から声をかけます。
「そこまでよ、メデューサ。ここはわたしとボボンゴに任せなさい」
レダに声をかけられ魔神兵を睨み上げるのを思わずやめるメデューサ。
肩越しに後ろを振り返ると背後に立つレダの顔をうなだれた蛇の髪の隙間から訝しげに見つめます。
「レダ・・・」
するとレダはメデューサの首根っこを片手で引っ掴むとその小さな身体をグイッと後ろに引いてから側に立つシュナン少年の胸の中へとギュッと押し付けます。
バランスを崩してシュナンの胸にしがみつくメデューサ。
メデューサを腕の中に抱きしめた形になったシュナン少年は戸惑いの表情でレダの方を見つめます。
「レダ、どうしてー」
レダはそんなシュナンを涼しい顔で見返すと肩をすくめて言いました。
「あんな奴らでも一応、人間なんだから、メデューサに殺させちゃダメよ。きっと心の傷になるわ。シュナンも師匠を殺すなんて本当は嫌だろうしここは異種族であるわたしとボボンゴに任せて」
巨人ボボンゴもメデューサを抱きしめているシュナン少年の肩に自分の大きな手を載せるといつも通りのどもった声で言いました。
「シュナン、下がってろ。そしてメデューサ、守れ」
ボボンゴはそう言うとシュナンとメデューサをかばうように前に出て緑色の大きな身体を波打つように揺らしながら正面にそびえ立つ魔神兵の巨体に向かってゆっくりと近づいていきます。
ペガサスの少女レダも剣の柄に手をやりながら赤毛のポニーテールを風になびかせボボンゴの後に続きます。
一方、片手に杖を持ったままメデューサを腕の中で抱きかかえるシャナン少年は自分の代わりに魔神兵と戦うために前に進み出た二人の仲間の背中を戸惑い混じりの視線で見送ります。
そんな彼に対して手に持つ師匠の杖が声を発して忠告します。
「ここはレダの言う通りにしよう。とりあえず二人に戦いを任せるのだ。あの二人なら勝てるかもしれんしな。それにシュナン、お前は視力が回復してから間もない。目が見える状態に慣れるまで無理はするな」
師匠の杖の助言を聞いたシュナンはどうするか迷っているみたいでしたがやがてメデューサを抱きしめたままの姿勢で前を向き自分の代わりに戦いに臨まんとする二人の仲間の背中に声をかけます。
「ありがとう・・・レダ・・・ボボンゴ。本当に・・・。君たちは最高の友達だ」
思わず感謝の言葉をつぶやくシュナン少年。
しかし、そんな彼に対し赤髪の少女レダは後ろを振り返りもせず片手を肩口のあたりでひらひらと振るとボボンゴと共に魔神兵の方へとさっさと歩みを進めます。
「ふーん、「友達」ねぇ~。はい、はい、よ~く、わかりましたー」
そのレダのそっけない態度を少し変に思ったシュナン少年はメデューサの小さな身体を胸にかき抱きながら不思議そうに首をひねります。
「レダ・・・?」
そんなシュナン少年に対してメデューサは彼の腕の中でボソリとつぶやきます。
「シュナンの馬鹿・・・鈍感」
レダの不機嫌な様子にちょっと不安を覚えながらもシュナン少年はメデューサを抱きかかえて護りながら後方に下がり前方で魔神兵と向き合うレダとボボンゴの姿をじっと見つめます。
そんなシュナン少年の元に少し離れた場所から吟遊詩人デイスが駆け寄って来ました。
その手の中に「黄金の種子」の入った麻袋を抱えています。
彼はメデューサが魔神兵の顔に投げつけた「黄金の種子」の詰まった麻袋が宮殿前の地面に転がったのを見るとすぐさまそれを拾い上げ両手で大事に持っていたのです。
吟遊詩人デイスはシュナンの腕の中に守られたメデューサの方に近づくと彼女にそっと手に持つ「黄金の種子」が詰まった麻袋を差し出します。
それから彼にしては珍しい諭すような口調でメデューサに声をかけます。
「一時の感情に囚われてはいけませんぜ、メデューサさん。この種子を手に入れるために今までみんながどんなに歯を食いしばって苦労したかを忘れちゃ駄目ですぜ」
デイスの言葉を聞いたメデューサは「黄金の種子」の詰まった麻袋を彼から受け取るとシュナンの腕の中で恥ずかしそうにうなずき蛇の髪で覆われたその顔を静かに垂れました。
一方、彼ら三人をかばうようにラピータ宮殿の門前からは少し離れた場所で魔神兵と対峙するレダとボボンゴはいよいよ目の前にそびえ立つ巨大な機械仕掛けの怪物に戦いを挑もうとしていました。
魔神兵の前に並び立ち互いに目配せするレダとボボンゴ。
歴戦の勇士である二人は目の前にそびえ立つ敵が容易ならざる相手である事はもちろん判っていました。
「やっぱり、最後はこうなったわね、ボボンゴ。もし無事に故郷に帰れたら今度はもっと仲良くしましょうね」
レダはそう言うと、隣に立つボボンゴに軽くウインクをします。
「承知した、レダ。おまえと、旅できて、良かった」
レダの言葉にうなずき、その顔に不敵な笑みを浮かべる巨人ボボンゴ。
シュナンとメデューサの剣と盾である彼らは何としてもこの難敵を二人で協力して倒すつもりでいました。
そしてそんな二人とラピータ宮殿を支える高い土台の上で対峙する魔神兵を操縦するレプカールはモニター越しに彼らを見下ろしながら余裕の表情で笑います。
「ペガサス族の剣士に巨人族の長か。まぁ、肩慣らしにはちょうど良いかもしれんな。シュナンや言の葉の杖にあまり手の内は見せたくないのだが仕方あるまい」
ラピータ宮殿を支える高い土台の上で魔術師レプカールが操縦する魔神兵と向かい合うレダとボボンゴ。
レダはペガサスの剣を抜き放ちボボンゴは肩をいからせて身構えておりそれぞれ臨戦態勢を整えてレプカールの乗る巨大な魔神兵と対峙しています。
そしてそんな仲間たちの戦いに挑む姿をシュナンにメデューサそして吟遊詩人デイスは少し離れたラピータ宮殿の出入り口に近い場所から固唾を呑んで見守っていました。
またラピータ宮殿の周囲に広がる深い堀の中にひしめくペルセウス王率いる西の都の軍勢も宮殿を支える高い土台をぐるりと包囲しながら一斉に上を見上げ今にも両者が激突しようとしている宮殿前の様子を全員で注視していました。
こうして天上の神々をも捲きこむ事となるラピータ宮殿前の長く激しい戦いは衆人環視の中、まずはレプカールが操る魔神兵に対してペガサスの少女レダと巨人ボボンゴのコンビが挑みかかる形でその幕を開けたのでした。
[続く]
全身を震わせて叫ぶメデューサ。
そんな彼女の様子を周りに立つシュナン少年や他の旅の仲間たちは困惑と悲しみの表情で見つめています。
しかし、一方の当事者である魔術師レプカールが操る巨大なロボット魔神兵はといえば、メデューサの言葉や態度に一切動じる様子は無く、高い土台に支えられたラピータ宮殿の門前に広がる石造りのスペースの上で、シュナン一行と対峙しており、その巨体は彼らの前に威圧するみたいにそびえ立っています。
そして、そんな魔神兵の頭部内で多数の計器に囲まれつつ操縦席に座る魔術師レプカールはそこに据えられたモニター越しに眼下の床上に立つメデューサらの姿を冷徹な目で見下ろしておりその顔には余裕の表情を浮かべています。
更に彼は魔神兵内部の操縦席からロボットの巨体に外付けにされた音声装置を操作して眼下のメデューサに向かって声を発します。
「そうはいかん。我らの目的はお前を通じて「夢幻宮」内のメデューサ族の秘宝を全て手に入れる事だからな。それを使って世界を制覇する為にー。「黄金の種子」が出来るのは人々を飢えから完全に救う事だけだ。まぁ、それもちょっと怪しいものだとわしは思うがな。そう簡単に行くとは思えん。とにかくお前にはこれからずっとわしらの為に働いてもらうことになる。宝を手に入れる鍵としての役割を果たすのだー」
メデューサはレプカールのその言葉を聞いて更に怒りをつのらせます。
「誰があんたらの為に働いたりするもんですかー。シュナンをさんざん苦しめて利用してきたあんたらなんかにー」
メデューサの怒りと共に彼女の生きた蛇でできた髪がゾワリと逆立ちます。
しかし魔術師レプカールはメデューサのその姿を魔神兵の内部からモニターを通じて見ると口角を歪めてほくそ笑みます。
「石化の魔眼を使う気か、メデューサ。無駄だ、やめておけ。お前の魔眼が直接、肉眼で見なければ発動しない事は実証済みだ。言の葉の杖を使ってお前を見ていたシュナンが石にはならなかったようにな。わしも魔神兵のモニター越しにお前を見ている。お前の魔眼は通用せんぞ」
発声器から聞こえるレプカールのくぐもった声はもちろんメデューサの耳にも届いていましたが彼女はそんな事にはお構いなしに目の前にそびえる魔神兵の巨体を赤い目でにらみ上げています。
しかしそんな彼女に対してペガサスの少女レダが背後から声をかけます。
「そこまでよ、メデューサ。ここはわたしとボボンゴに任せなさい」
レダに声をかけられ魔神兵を睨み上げるのを思わずやめるメデューサ。
肩越しに後ろを振り返ると背後に立つレダの顔をうなだれた蛇の髪の隙間から訝しげに見つめます。
「レダ・・・」
するとレダはメデューサの首根っこを片手で引っ掴むとその小さな身体をグイッと後ろに引いてから側に立つシュナン少年の胸の中へとギュッと押し付けます。
バランスを崩してシュナンの胸にしがみつくメデューサ。
メデューサを腕の中に抱きしめた形になったシュナン少年は戸惑いの表情でレダの方を見つめます。
「レダ、どうしてー」
レダはそんなシュナンを涼しい顔で見返すと肩をすくめて言いました。
「あんな奴らでも一応、人間なんだから、メデューサに殺させちゃダメよ。きっと心の傷になるわ。シュナンも師匠を殺すなんて本当は嫌だろうしここは異種族であるわたしとボボンゴに任せて」
巨人ボボンゴもメデューサを抱きしめているシュナン少年の肩に自分の大きな手を載せるといつも通りのどもった声で言いました。
「シュナン、下がってろ。そしてメデューサ、守れ」
ボボンゴはそう言うとシュナンとメデューサをかばうように前に出て緑色の大きな身体を波打つように揺らしながら正面にそびえ立つ魔神兵の巨体に向かってゆっくりと近づいていきます。
ペガサスの少女レダも剣の柄に手をやりながら赤毛のポニーテールを風になびかせボボンゴの後に続きます。
一方、片手に杖を持ったままメデューサを腕の中で抱きかかえるシャナン少年は自分の代わりに魔神兵と戦うために前に進み出た二人の仲間の背中を戸惑い混じりの視線で見送ります。
そんな彼に対して手に持つ師匠の杖が声を発して忠告します。
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「ありがとう・・・レダ・・・ボボンゴ。本当に・・・。君たちは最高の友達だ」
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そのレダのそっけない態度を少し変に思ったシュナン少年はメデューサの小さな身体を胸にかき抱きながら不思議そうに首をひねります。
「レダ・・・?」
そんなシュナン少年に対してメデューサは彼の腕の中でボソリとつぶやきます。
「シュナンの馬鹿・・・鈍感」
レダの不機嫌な様子にちょっと不安を覚えながらもシュナン少年はメデューサを抱きかかえて護りながら後方に下がり前方で魔神兵と向き合うレダとボボンゴの姿をじっと見つめます。
そんなシュナン少年の元に少し離れた場所から吟遊詩人デイスが駆け寄って来ました。
その手の中に「黄金の種子」の入った麻袋を抱えています。
彼はメデューサが魔神兵の顔に投げつけた「黄金の種子」の詰まった麻袋が宮殿前の地面に転がったのを見るとすぐさまそれを拾い上げ両手で大事に持っていたのです。
吟遊詩人デイスはシュナンの腕の中に守られたメデューサの方に近づくと彼女にそっと手に持つ「黄金の種子」が詰まった麻袋を差し出します。
それから彼にしては珍しい諭すような口調でメデューサに声をかけます。
「一時の感情に囚われてはいけませんぜ、メデューサさん。この種子を手に入れるために今までみんながどんなに歯を食いしばって苦労したかを忘れちゃ駄目ですぜ」
デイスの言葉を聞いたメデューサは「黄金の種子」の詰まった麻袋を彼から受け取るとシュナンの腕の中で恥ずかしそうにうなずき蛇の髪で覆われたその顔を静かに垂れました。
一方、彼ら三人をかばうようにラピータ宮殿の門前からは少し離れた場所で魔神兵と対峙するレダとボボンゴはいよいよ目の前にそびえ立つ巨大な機械仕掛けの怪物に戦いを挑もうとしていました。
魔神兵の前に並び立ち互いに目配せするレダとボボンゴ。
歴戦の勇士である二人は目の前にそびえ立つ敵が容易ならざる相手である事はもちろん判っていました。
「やっぱり、最後はこうなったわね、ボボンゴ。もし無事に故郷に帰れたら今度はもっと仲良くしましょうね」
レダはそう言うと、隣に立つボボンゴに軽くウインクをします。
「承知した、レダ。おまえと、旅できて、良かった」
レダの言葉にうなずき、その顔に不敵な笑みを浮かべる巨人ボボンゴ。
シュナンとメデューサの剣と盾である彼らは何としてもこの難敵を二人で協力して倒すつもりでいました。
そしてそんな二人とラピータ宮殿を支える高い土台の上で対峙する魔神兵を操縦するレプカールはモニター越しに彼らを見下ろしながら余裕の表情で笑います。
「ペガサス族の剣士に巨人族の長か。まぁ、肩慣らしにはちょうど良いかもしれんな。シュナンや言の葉の杖にあまり手の内は見せたくないのだが仕方あるまい」
ラピータ宮殿を支える高い土台の上で魔術師レプカールが操縦する魔神兵と向かい合うレダとボボンゴ。
レダはペガサスの剣を抜き放ちボボンゴは肩をいからせて身構えておりそれぞれ臨戦態勢を整えてレプカールの乗る巨大な魔神兵と対峙しています。
そしてそんな仲間たちの戦いに挑む姿をシュナンにメデューサそして吟遊詩人デイスは少し離れたラピータ宮殿の出入り口に近い場所から固唾を呑んで見守っていました。
またラピータ宮殿の周囲に広がる深い堀の中にひしめくペルセウス王率いる西の都の軍勢も宮殿を支える高い土台をぐるりと包囲しながら一斉に上を見上げ今にも両者が激突しようとしている宮殿前の様子を全員で注視していました。
こうして天上の神々をも捲きこむ事となるラピータ宮殿前の長く激しい戦いは衆人環視の中、まずはレプカールが操る魔神兵に対してペガサスの少女レダと巨人ボボンゴのコンビが挑みかかる形でその幕を開けたのでした。
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