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【2】
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翌日、師匠の所に寄りプリンを渡した。師匠はプリンを大いに喜んでくれ、すごく上機嫌になっていた。やっぱ、女性にはスイーツだね。その後、2種類の大精霊との契約が済んだことを報告した。師匠によると、精霊との契約の主な条件は、その精霊が必要とする魔力量を保持し、それを供給できるかが大事なんだそうだ。それ以外は、あくまでも精霊の要望であり、仲良くなるための手段らしい。そして、こっそりと師匠を鑑定してみた。
魔導士LV49
HP 584/584
MP 2132/2132
筋力 464
魔力 852
防御力 480
魔防 753
俊敏 480
器用 480
知力 585
幸運 464
【ユニークスキル】
召喚魔術 魔術 異常状態耐性
【スキル】
毒耐性 低 光属性 (高) 炎属性 (高) 水属性 (高) 風属性 (高) 無属性 (高) 魔力欠乏耐性 低 無詠唱 魔力向上 低 MP向上 低 魔法耐性 低
【魔法】
《生活魔法》
《回復魔法》(7階層)
《炎魔法》(7階層)
《氷魔法》(8階層)
《水魔法》(8階層)
《風魔法》(7階層)
《光魔法》(7階層)
《無属性》(7階層)
流石、他の魔導士とは格が違う感じだ。あくまで俺がチート過ぎるだけ。
師匠と少し話をし、シルビアの下へ向かう。シルビアを通じて伯爵様や夫人にもプリンを渡す。ここでも大絶賛だった。やはり、この世界にはプリンは存在してないらしい。中央に行ったら、プリンとクレープのお店を開くの決定だね。
シルビアにいつもの様に魔力の鍛錬法を指導し、自分も残りの精霊との契約をする。シルビアが精霊との契約を見たいとの事なので一緒に行く事にした。
「今日は、地の精霊との契約をしたいと思っているのですが契約をしに行ってもいいですか?」
「後、どのような精霊が残っていますの?」
「確か、火の精霊と水の精霊との契約は終わったので、地と風かな?まだ、何か居れば契約をしたいと思っているのですが。」
「火と水の精霊ってどんな感じだった?」
「うーん、火の精霊は、ふざけた感じだったけど、水の精霊は、とても女性的でしたよ。」
シルビアは“?”ってなっている。まぁ、その説明じゃそうだろうな。
「まぁ、見てみれば分かります。あまり、真剣にならず、お遊びみたいな感じでいいと思うので。多分。」
俺は、伯爵に地の精霊との契約をするためにシルビアと火山に行く旨を報告し、許可を取った。やっぱ、報・連・相は大事だからね。
「では、これから火山に向かいます。準備はいいですか?」
「はい。問題ないです!」
「うむ、いつでも良いぞ」
・・・、なんで伯爵もいるんだろう。
「あのー。伯爵様?お仕事は?」
「うん。これも仕事のうちだ。精霊との契約なんてなかなか立ち会えるもんじゃない。タカミも我が領土の民なんだから、このような大事、立ち会わぬわけにはいかないな。」
ああ言えばこう言う・・・。まぁ、いいけど(笑)
「じゃあ、ゲートを開きますので一気に行きます。」
俺はゲートを開き、火山につなげる。そのゲートを通り、俺達は火山に来た。俺は、マップを開き、索敵し周りの状況を把握する。特に近くには魔物らしきものは見当たらない。
「・・・。これはすごいな。行きたい所に一瞬で着くじゃないか。」
「空間魔法の応用ですね。でも、僕が行った事ない所には空間が繋げないのでちょっと不便です。」
「何言ってるんだ。十分じゃないか!これは、すごい魔法だ。シルビアの専属魔導師を止めて私の専属にならないか(笑)?」
「お父様!何言ってますの!」
「ふむ、半分冗談だ!」
「半分って…、あ、あと、この辺にはワイバーンが出ますので注意して下さい。」
「わ、ワイバーンだと!亜竜じゃないか!?大丈夫なのか?」
「はい、問題ありません。現れたら狩ります(笑)」
「おいおい、(笑)じゃないよ。ワイバーンって言ったら一師団で討伐するくらいの魔物だぞ…」
「さて、今から精霊を呼び出します。いいですか?」
俺は、伯爵をスルーして、準備に取り掛かる。
「私は、いつでも大丈夫!」←シルビア
「私もいつでもいいぞ」←伯爵
準備出来てるという事なので、俺は魔法陣を描き魔力を注ぐ。すると、魔法陣からどあーふの様な小人が現れる。
「儂を呼び出したのは誰じゃ?」
「はい、私です。今後、大精霊様のお力をお借りできればと思い、私が呼び出しました。」
「ふむ、お主か。儂を呼び出すと言う事はそれ相応の魔力をもっていると思っていいんじゃな?」
「はい。お試しになりますか?」
「うむ。では、この手を取って魔力を儂に送り込んでくれ。」
俺は、精霊の手を取ると魔力を流し始める。ある程度、魔力を流すと精霊は、
「うむ、分かった。儂を顕現させるには十分な魔力があると判断する。さて、お主は、儂の力を借りたいと申しておったが、お主は儂に何をしてくれるんじゃ?」
「はい。私の出来る事なら何なりと。」
俺が大精霊と話をしていると、伯爵が横から話に入ってきた。
「この精霊は、何の精霊なんだ?」
うわー。もっと小さい声で言ってくれよ。
「地の大精霊ノーム様とお見受けしております。」
「え!地の大精霊!!こんな小っちゃいのが?」
おいおい、勘弁してくれよ。ご機嫌を損ねたら、協力してもらえなくなるじゃないか!
「伯爵様、あまり無礼なことを言うと殺されますよ。大精霊ですよ。」
俺は、小声で大げさに話す。
「あ、あぁ、そうか。あまりにも小さいのでただのドワーフかと思ったぞ。」
「おい、そこの小僧。なんだ、儂をディスってるのか?」
ディスってるって・・・ちょっとウケるんですけど(笑)
「め、滅相もありません。この様な場に立ち会うのが初めてなもので少し動揺しておりました。」
まぁ、こんなもんかな。
「大精霊様、あなたの私へのご要望はありますか?」
「ふむ、そうだな。では、儂が見た事無い道具を見せてくれ。」
ん?割と簡単かな?
「それは、武器でもよろしいですか?」
「何でも良い。儂が見た事のないものだぞ。」
「はい、それでは、これを…」
俺は、ノームにレールガンを見せる。
「ほう。これは、また面白いものを持っているな。これは何に使うんじゃ?」
「はい、これは、レールガンと言う武器です。」
俺は、ノームに説明した。多分、分かってないだろう(笑)
「では、試してみましょう。丁度、ワイバーンが我々に気付いてこちらに向かってます。数は3体ですね。」
「何!ワイバーンが3体だと!1体でも手に負える魔物じゃないのに、どうするんだ!」
伯爵が、横から会話に入ってきた。
「狩りますよ。まぁ、見ててください。」
俺は、ワイバーンが現れるのを待ち、レールガンを構える。すると、少ししてワイバーンが現れた。
「キエェーーー!」
ワイバンが威嚇する。俺は、動じずにワイバーンの眉間に照準を合わせる。弾は、フルメタルジャケットを用いた。
「まずは、1体!。」
“バン!”
俺は、引き金を引きワイバーンに打つ。レールガンには、消音を付加しているので音は抑えられているが、火花は飛び出す。そして、ワイバーンの眉間に命中するとワイバーンは絶命する。それを見た他のワイバーンが俺に襲い掛かってくる。俺は、レールガンを連射し、ワイバーンを狩る。
“バン!バン!”
「こんな感じです。」
俺は、狩ったワイバーンを空間収納にしまい、ノームに話しかける。
「!!」
「!!」
「!!」
一瞬の出来事だったので3人とも唖然としている。先に声が出たのはシルビアだった。
「タカミすごーーい!!ワイバーンをあっという間に討伐した!!」
次は、ノームだ。
「うむ。確かに見た事のない凄い武器じゃのう。どれ、ちょっと見せてくれんか?」
俺は、ノームにレールガンを手渡す。伯爵は、まだ、茫然としている。
「タ、タカミ、い、今、何をしたんだ?」
「伯爵様、俺の持っている武器でワイバーンを討伐ましたが…」
「す、すご過ぎるだろう。こんなの見たことが無い!タカミ!お前は何者なんだ。」
「えー、何者と言われましても…、ただの平民で師匠の弟子ですが…あ、今は、シルビアお嬢様の専属魔導師でもあります。」
俺は、普通に答えた。
「・・・」
伯爵は何も言わない。それに比べて、シルビアは“キャッキャ、キャッキャ”言ってる。ノームも興味深そうにレールガンを見ている。
「うむ。そなたに儂の力を貸そう。必要な時に呼び出してくれ」
「はい!ありがとうごさいます。それでは、契約を…」
俺は、ノームと契約を結び、ノームは精霊界に帰っていった。
さて、次が最後かな。次は、風の大精霊シルフか。どこで呼び出せばいいかな?森の平原かな?
「えっと、次は、森の平原に行きます。大丈夫ですか?一旦、帰りますか?」
「いや、このまま行こう!俺は、もっとタカミの実力を見てみたい。」
「うん。私もこのまま行っても大丈夫だよ。でも、タカミ、すごいねー。大精霊と契約を結べちゃうなんて。」
「ははは・・・、まぁ、何となくかな…」
「何となくで出来るのがもっとすごい。プリンと言い、その武器と言い、タカミはほんとすごいよね。」
シルビアに褒められた。うんうん。俺は褒められて伸びるタイプなので。щ(゜Д゜щ)カモーン
「それでは、森の平原にゲートを繋げます。行きますよ。」
俺達は、ゲートを抜け、森の平原にやってきた。魔物が結構いるなぁ。
「ちょっと、魔物が多いので討伐してきます。ここで待っててください。」
俺は、マップで魔物を索敵し、討伐に向かう。数十分後、俺は、伯爵やシルビアのもとに戻る。
「ただいま戻りました。大体、この辺の魔物は討伐したのでしばらくは魔物は出ませんよ。」
「どれくらい、討伐してきたんだ?」
伯爵が質問してくる。俺はそれに答える。
「えっと、ビックボアが3体、ビックホローが2体、ワイルドウルフの群れで25体、トレントが5体ってところですか。」
「そ、そんなに!?しかも、この短時間で?すごいな…」
「えー!そんなにやっつけたの!?今度私も連れてって!」
こらこら、パパさんの前でそんなこと言わない様に…
「ははは・・・、じゃあ、また今度ね。」
俺は笑って胡麻化す。
「さて、精霊を呼び出したのですが準備はいいですか?」
「いつでも、いいぞ!
「いつでも大丈夫!」
二人は口を揃えて、言う。
「あ、そうだ。伯爵様。精霊様の前であまり大声で話さない様にして下さい。あと、ディスリは絶対ダメです。協力してくれなくなっちゃいます。」
「わ、わかった。すまん。」
俺は、魔法陣を描き、魔力を流す。すると魔法陣が光り出し、同時に風が舞う。
「私を呼び出したのは誰?」
見た目は16歳くらいの透き通ったような肌、スカイブルーに長いまつ毛、美しい容姿、羽を持つ妖精が現れた。年齢はあくまでも見た目です。
「はい、私です。今後、大精霊様のお力をお借りできればと思い、私が呼び出しました。」
「あら可愛い。私の力を借りたいというのですか?」
「はい。是非、契約をして頂ければ幸いです。お願いいたします。」
「私と契約するためには多くの魔力が必要だけれども、それは大丈夫なの?」
「はい。魔力には自信があります。お試しになりますか?」
俺は、手を差し出す。そして、魔力を注いだ。すると、シルフが
「まぁ、もしかして、あなた、タカミなの?」
なぜ、俺の名前を・・・。
「はい、タカミです。なぜご存じなのですか?」
「あなた、精霊の世界じゃ有名よ。ノームやウンディーネが、最近契約した人間に”タカミ”と言う子供がいたって言ってたわ。それに、タカミは、珍しい能力を持っているとも。サラマンダーもマイフレンドはすごい才能の持ち主だと自慢していたわ。」
ははは・・・まぁ、いいや。確かにこの世界の常識を外れた事ばかりしてるからなぁ。伯爵もなんか静かで怖いし・・・
すると、一体の風のエレメントがシルフの周りをくるくる回っている。何か話しているようだ。
「え、うん、そうなの?困ったわね。あ、丁度いいわ。ちょっと、待ってなさい。」
シルフは俺に近づくと契約の条件を提示してきた。
「この子と仲良くしている人間が困ってるらしいの。その問題を解決してくれたら契約するわ。どうかしら?」
「えっと、内容によりますが、どういう事でしょうか?」
「どうやら、この子と仲良くしている人間の声が出なくなり始めて、それが原因でその子、ショックを受けてふさぎ込んでいるらしいの。とても素敵な歌声らしくて、この子もその子の歌がとても好きなんだって。その子の声を何とかしてあげてもらえないかしら。」
うーん、喉か。診てみないと分からないけど、厄介な病気じゃないといいけど。
「分かりました。一旦、診てみましょう。その子の所に案内してもらえますか?」
俺達は、ヤマトの街に戻り、その子が住んでいる場所に向かった。
魔導士LV49
HP 584/584
MP 2132/2132
筋力 464
魔力 852
防御力 480
魔防 753
俊敏 480
器用 480
知力 585
幸運 464
【ユニークスキル】
召喚魔術 魔術 異常状態耐性
【スキル】
毒耐性 低 光属性 (高) 炎属性 (高) 水属性 (高) 風属性 (高) 無属性 (高) 魔力欠乏耐性 低 無詠唱 魔力向上 低 MP向上 低 魔法耐性 低
【魔法】
《生活魔法》
《回復魔法》(7階層)
《炎魔法》(7階層)
《氷魔法》(8階層)
《水魔法》(8階層)
《風魔法》(7階層)
《光魔法》(7階層)
《無属性》(7階層)
流石、他の魔導士とは格が違う感じだ。あくまで俺がチート過ぎるだけ。
師匠と少し話をし、シルビアの下へ向かう。シルビアを通じて伯爵様や夫人にもプリンを渡す。ここでも大絶賛だった。やはり、この世界にはプリンは存在してないらしい。中央に行ったら、プリンとクレープのお店を開くの決定だね。
シルビアにいつもの様に魔力の鍛錬法を指導し、自分も残りの精霊との契約をする。シルビアが精霊との契約を見たいとの事なので一緒に行く事にした。
「今日は、地の精霊との契約をしたいと思っているのですが契約をしに行ってもいいですか?」
「後、どのような精霊が残っていますの?」
「確か、火の精霊と水の精霊との契約は終わったので、地と風かな?まだ、何か居れば契約をしたいと思っているのですが。」
「火と水の精霊ってどんな感じだった?」
「うーん、火の精霊は、ふざけた感じだったけど、水の精霊は、とても女性的でしたよ。」
シルビアは“?”ってなっている。まぁ、その説明じゃそうだろうな。
「まぁ、見てみれば分かります。あまり、真剣にならず、お遊びみたいな感じでいいと思うので。多分。」
俺は、伯爵に地の精霊との契約をするためにシルビアと火山に行く旨を報告し、許可を取った。やっぱ、報・連・相は大事だからね。
「では、これから火山に向かいます。準備はいいですか?」
「はい。問題ないです!」
「うむ、いつでも良いぞ」
・・・、なんで伯爵もいるんだろう。
「あのー。伯爵様?お仕事は?」
「うん。これも仕事のうちだ。精霊との契約なんてなかなか立ち会えるもんじゃない。タカミも我が領土の民なんだから、このような大事、立ち会わぬわけにはいかないな。」
ああ言えばこう言う・・・。まぁ、いいけど(笑)
「じゃあ、ゲートを開きますので一気に行きます。」
俺はゲートを開き、火山につなげる。そのゲートを通り、俺達は火山に来た。俺は、マップを開き、索敵し周りの状況を把握する。特に近くには魔物らしきものは見当たらない。
「・・・。これはすごいな。行きたい所に一瞬で着くじゃないか。」
「空間魔法の応用ですね。でも、僕が行った事ない所には空間が繋げないのでちょっと不便です。」
「何言ってるんだ。十分じゃないか!これは、すごい魔法だ。シルビアの専属魔導師を止めて私の専属にならないか(笑)?」
「お父様!何言ってますの!」
「ふむ、半分冗談だ!」
「半分って…、あ、あと、この辺にはワイバーンが出ますので注意して下さい。」
「わ、ワイバーンだと!亜竜じゃないか!?大丈夫なのか?」
「はい、問題ありません。現れたら狩ります(笑)」
「おいおい、(笑)じゃないよ。ワイバーンって言ったら一師団で討伐するくらいの魔物だぞ…」
「さて、今から精霊を呼び出します。いいですか?」
俺は、伯爵をスルーして、準備に取り掛かる。
「私は、いつでも大丈夫!」←シルビア
「私もいつでもいいぞ」←伯爵
準備出来てるという事なので、俺は魔法陣を描き魔力を注ぐ。すると、魔法陣からどあーふの様な小人が現れる。
「儂を呼び出したのは誰じゃ?」
「はい、私です。今後、大精霊様のお力をお借りできればと思い、私が呼び出しました。」
「ふむ、お主か。儂を呼び出すと言う事はそれ相応の魔力をもっていると思っていいんじゃな?」
「はい。お試しになりますか?」
「うむ。では、この手を取って魔力を儂に送り込んでくれ。」
俺は、精霊の手を取ると魔力を流し始める。ある程度、魔力を流すと精霊は、
「うむ、分かった。儂を顕現させるには十分な魔力があると判断する。さて、お主は、儂の力を借りたいと申しておったが、お主は儂に何をしてくれるんじゃ?」
「はい。私の出来る事なら何なりと。」
俺が大精霊と話をしていると、伯爵が横から話に入ってきた。
「この精霊は、何の精霊なんだ?」
うわー。もっと小さい声で言ってくれよ。
「地の大精霊ノーム様とお見受けしております。」
「え!地の大精霊!!こんな小っちゃいのが?」
おいおい、勘弁してくれよ。ご機嫌を損ねたら、協力してもらえなくなるじゃないか!
「伯爵様、あまり無礼なことを言うと殺されますよ。大精霊ですよ。」
俺は、小声で大げさに話す。
「あ、あぁ、そうか。あまりにも小さいのでただのドワーフかと思ったぞ。」
「おい、そこの小僧。なんだ、儂をディスってるのか?」
ディスってるって・・・ちょっとウケるんですけど(笑)
「め、滅相もありません。この様な場に立ち会うのが初めてなもので少し動揺しておりました。」
まぁ、こんなもんかな。
「大精霊様、あなたの私へのご要望はありますか?」
「ふむ、そうだな。では、儂が見た事無い道具を見せてくれ。」
ん?割と簡単かな?
「それは、武器でもよろしいですか?」
「何でも良い。儂が見た事のないものだぞ。」
「はい、それでは、これを…」
俺は、ノームにレールガンを見せる。
「ほう。これは、また面白いものを持っているな。これは何に使うんじゃ?」
「はい、これは、レールガンと言う武器です。」
俺は、ノームに説明した。多分、分かってないだろう(笑)
「では、試してみましょう。丁度、ワイバーンが我々に気付いてこちらに向かってます。数は3体ですね。」
「何!ワイバーンが3体だと!1体でも手に負える魔物じゃないのに、どうするんだ!」
伯爵が、横から会話に入ってきた。
「狩りますよ。まぁ、見ててください。」
俺は、ワイバーンが現れるのを待ち、レールガンを構える。すると、少ししてワイバーンが現れた。
「キエェーーー!」
ワイバンが威嚇する。俺は、動じずにワイバーンの眉間に照準を合わせる。弾は、フルメタルジャケットを用いた。
「まずは、1体!。」
“バン!”
俺は、引き金を引きワイバーンに打つ。レールガンには、消音を付加しているので音は抑えられているが、火花は飛び出す。そして、ワイバーンの眉間に命中するとワイバーンは絶命する。それを見た他のワイバーンが俺に襲い掛かってくる。俺は、レールガンを連射し、ワイバーンを狩る。
“バン!バン!”
「こんな感じです。」
俺は、狩ったワイバーンを空間収納にしまい、ノームに話しかける。
「!!」
「!!」
「!!」
一瞬の出来事だったので3人とも唖然としている。先に声が出たのはシルビアだった。
「タカミすごーーい!!ワイバーンをあっという間に討伐した!!」
次は、ノームだ。
「うむ。確かに見た事のない凄い武器じゃのう。どれ、ちょっと見せてくれんか?」
俺は、ノームにレールガンを手渡す。伯爵は、まだ、茫然としている。
「タ、タカミ、い、今、何をしたんだ?」
「伯爵様、俺の持っている武器でワイバーンを討伐ましたが…」
「す、すご過ぎるだろう。こんなの見たことが無い!タカミ!お前は何者なんだ。」
「えー、何者と言われましても…、ただの平民で師匠の弟子ですが…あ、今は、シルビアお嬢様の専属魔導師でもあります。」
俺は、普通に答えた。
「・・・」
伯爵は何も言わない。それに比べて、シルビアは“キャッキャ、キャッキャ”言ってる。ノームも興味深そうにレールガンを見ている。
「うむ。そなたに儂の力を貸そう。必要な時に呼び出してくれ」
「はい!ありがとうごさいます。それでは、契約を…」
俺は、ノームと契約を結び、ノームは精霊界に帰っていった。
さて、次が最後かな。次は、風の大精霊シルフか。どこで呼び出せばいいかな?森の平原かな?
「えっと、次は、森の平原に行きます。大丈夫ですか?一旦、帰りますか?」
「いや、このまま行こう!俺は、もっとタカミの実力を見てみたい。」
「うん。私もこのまま行っても大丈夫だよ。でも、タカミ、すごいねー。大精霊と契約を結べちゃうなんて。」
「ははは・・・、まぁ、何となくかな…」
「何となくで出来るのがもっとすごい。プリンと言い、その武器と言い、タカミはほんとすごいよね。」
シルビアに褒められた。うんうん。俺は褒められて伸びるタイプなので。щ(゜Д゜щ)カモーン
「それでは、森の平原にゲートを繋げます。行きますよ。」
俺達は、ゲートを抜け、森の平原にやってきた。魔物が結構いるなぁ。
「ちょっと、魔物が多いので討伐してきます。ここで待っててください。」
俺は、マップで魔物を索敵し、討伐に向かう。数十分後、俺は、伯爵やシルビアのもとに戻る。
「ただいま戻りました。大体、この辺の魔物は討伐したのでしばらくは魔物は出ませんよ。」
「どれくらい、討伐してきたんだ?」
伯爵が質問してくる。俺はそれに答える。
「えっと、ビックボアが3体、ビックホローが2体、ワイルドウルフの群れで25体、トレントが5体ってところですか。」
「そ、そんなに!?しかも、この短時間で?すごいな…」
「えー!そんなにやっつけたの!?今度私も連れてって!」
こらこら、パパさんの前でそんなこと言わない様に…
「ははは・・・、じゃあ、また今度ね。」
俺は笑って胡麻化す。
「さて、精霊を呼び出したのですが準備はいいですか?」
「いつでも、いいぞ!
「いつでも大丈夫!」
二人は口を揃えて、言う。
「あ、そうだ。伯爵様。精霊様の前であまり大声で話さない様にして下さい。あと、ディスリは絶対ダメです。協力してくれなくなっちゃいます。」
「わ、わかった。すまん。」
俺は、魔法陣を描き、魔力を流す。すると魔法陣が光り出し、同時に風が舞う。
「私を呼び出したのは誰?」
見た目は16歳くらいの透き通ったような肌、スカイブルーに長いまつ毛、美しい容姿、羽を持つ妖精が現れた。年齢はあくまでも見た目です。
「はい、私です。今後、大精霊様のお力をお借りできればと思い、私が呼び出しました。」
「あら可愛い。私の力を借りたいというのですか?」
「はい。是非、契約をして頂ければ幸いです。お願いいたします。」
「私と契約するためには多くの魔力が必要だけれども、それは大丈夫なの?」
「はい。魔力には自信があります。お試しになりますか?」
俺は、手を差し出す。そして、魔力を注いだ。すると、シルフが
「まぁ、もしかして、あなた、タカミなの?」
なぜ、俺の名前を・・・。
「はい、タカミです。なぜご存じなのですか?」
「あなた、精霊の世界じゃ有名よ。ノームやウンディーネが、最近契約した人間に”タカミ”と言う子供がいたって言ってたわ。それに、タカミは、珍しい能力を持っているとも。サラマンダーもマイフレンドはすごい才能の持ち主だと自慢していたわ。」
ははは・・・まぁ、いいや。確かにこの世界の常識を外れた事ばかりしてるからなぁ。伯爵もなんか静かで怖いし・・・
すると、一体の風のエレメントがシルフの周りをくるくる回っている。何か話しているようだ。
「え、うん、そうなの?困ったわね。あ、丁度いいわ。ちょっと、待ってなさい。」
シルフは俺に近づくと契約の条件を提示してきた。
「この子と仲良くしている人間が困ってるらしいの。その問題を解決してくれたら契約するわ。どうかしら?」
「えっと、内容によりますが、どういう事でしょうか?」
「どうやら、この子と仲良くしている人間の声が出なくなり始めて、それが原因でその子、ショックを受けてふさぎ込んでいるらしいの。とても素敵な歌声らしくて、この子もその子の歌がとても好きなんだって。その子の声を何とかしてあげてもらえないかしら。」
うーん、喉か。診てみないと分からないけど、厄介な病気じゃないといいけど。
「分かりました。一旦、診てみましょう。その子の所に案内してもらえますか?」
俺達は、ヤマトの街に戻り、その子が住んでいる場所に向かった。
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