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第12章 想いを伝える為に編
第69話 初恋の人は特別
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「私……白血病なの……」
「えっ!?」
俺はとてつもない衝撃を受けてしまった。
まさか……石田が……いつもあんなに元気な石田が白血病だなんて……
「だからね……私が将来、『女優』になれるはずが無いの……」
「そっ、そんなの分からないじゃないか!? 白血病だからって治るかもしれないじゃないか!!」
俺は語気を強めて石田に言い返すが、心の中は穏やかではなかった。
何故、『この時代』で白血病なんだ!?
まだ白血病に対して医学が発達していない『この時代』で……
『前の世界』なら医学も発達していて完治している有名人などを俺は何人も知っている。
でも、まだこの時代は……
あと十年……いや、あと五年待ってくれれば石田は助かるかもしれないのに……
いや、諦めるのはまだ早い!!
『この世界』に来た俺は今まで色々な奇跡を見てきている。
だから石田の病気だって……医学だって急に進歩するかもしれないんだ!!
「五十鈴君……私ね、死ぬは全然怖くないんだよ……」
「えっ!? バッ、バカな事を言うなよ!! いっ…石田が白血病なんかで死ぬわけが無いじゃないか!!」
石田……何で『死』に対してそんなに冷静でいられるんだ!?
お前はまだ十五歳の中学生なんだぞっ!!
これから楽しい事や嬉しい事がたくさんあるはずなんだ!!
俺なら絶対に生きたくて、死にたくなくて、もがき苦しんでいるはずなのに……
「私ね……色んな思いを皆に伝えられないまま死ぬ事が一番嫌だし、一番怖いの。後悔しながら死にたくないの……」
「だっ、だから、まだ死ぬって決まった訳じゃ無いんだから!! そんな悲しい事を言うなよ……」
「そうね。ゴメン……それに有難う……お母さんも私の病気をなんとか治したいと思ってね、必死で調べてくれてたの。それで東京に白血病専門の有名な先生がいるって事が分かって、近々、東京に行く予定なの。今もそうだけど、治療には凄くお金がかかるから、だから塾も辞めてしまったんだけどね……」
東京……?
ま、まさか……
「東京にはいつ行く予定なんだ?」
「えっとね、全国の患者さんからの予約がいっぱいらしくて私が診察して貰えるのは八月くらいだとお母さんは言っていたわ……でも……」
はっ、八月だって!?
これはマズイぞ!! っていうか、もしかして……
「石田、東京に行くのをもう少し早める事は出来ないのか!? そ、それとも九月くらいに伸ばす事とかは出来ないのか!?」
俺は自分で言いながら、もう石田に言える限界を超えている事を理解していた。
しかし俺はもう開き直って全てを言おうかと思った矢先に石田の凄く驚いている表情が視界に入り俺はそれ以上の事を言うのを我慢した。
「五十鈴君……さっき私に何を考えているのか分からいって言ってたけど、私からすれば五十鈴君の方が何を考えているのか分からないところがたくさんあるわよ。それに五十鈴君って昔から子供のくせにどこか『大人』の様なところがあったし……それと何だか『先の事』が分かっているかの様な発言もたまにあるしね……」
石田の言葉で俺の心臓の鼓動は激しくなっている。
もう俺の心は……
俺はもう隠すのは限界だ!!
今の石田になら『本当の俺』の事を言ってもいいんじゃないのか?
遂にそう思った俺は石田に本当の事を打ち明けようとした。
「い、石田……実は……」
「五十鈴君!!」
だが突然、俺の言葉を遮る様に石田が話を変えて来た。
「五十鈴君!! まっ、前にね、国立病院の前で偶然、出くわした事があったでしょ?」
「えっ? ああ……そんな事もあったなぁ……中一の頃だったかな?」
そう、あれは俺が『空白の一年』を取り戻そうと『つねちゃん』の実家に向かっている途中で石田とバッタリ会ったんだ。
「あの時……あの時、私……国立病院に入院しているお婆ちゃんのお見舞いに行った帰りだって言ったでしょ? でも実はあれ、嘘なんだ。本当は私が病院で診察を受けて家に帰るところだったの……」
「そ、そうなんだ!? でも……言われてみれば今なら納得できるよ……」
そっか……もうあの時には……
「あの時に五十鈴君、私に言ったよね? 『事故』に気をつけろって……」
「えっ? あっ、ああぁ……そんな事を言ったような……」
「私が『事故』で死んじゃう夢を見たって言ってたよ。それも何度か見てるって……」
石田の奴、よく覚えているよなぁ……
石田から話を変えてくれたから少し安心したのに、これじゃあ話が元に戻ってしまう……
トントン……
「あっ? はーい、どうぞぉぉ」
ガチャッ
「ジュースとお菓子を持って来たわよ。五十鈴君、ゆっくりしていってちょうだいね?」
「あ、ありがとうございます……」
「五十鈴君、しばらく見ないうちにホント『良い男』になったわねぇ?」
「へっ!?」
俺は石田の母親の言葉にマジで照れてしまい顔が真っ赤になった。
そんな俺を見た石田がほっぺを膨らませながら母親に文句を言う。
「もうぉぉ!! お母さん、五十鈴君に何を言ってるのよ!? 変な言い方しないでよ!!」
「アラッ、ごめんなさいね。おばさん、思った事をつい口走ってしまう癖があるのよぉぉ」
「もういいから、早く部屋から出て行ってちょうだい!!」
「ハイハイ、分かりましたぁぁ。五十鈴君、遠慮せずにゆっくりしていってちょうだいね?」
「は、はい……ありがとうございます……」
ガチャッ…バタン……
ふぅぅ……
俺は大きく息を吐いた。
石田は母親に対してだろうが何かブツブツと言っている。
でも仲良し母娘なんだろうなぁ……
俺は微笑ましく思った。
「五十鈴君!? 今、お母さんに『良い男』って言われてまんざらでもなかったでしょ!?」
「えっ? べ、別にそんな事は……」
正直言えば『前の世界』の五十路の俺からすれば石田の母親は『ストライクゾーン』だ。 だから、いくら俺が『つねちゃん』一筋であっても、この年代の人に褒められると悪い気はしない。逆に中学生に告白される方が戸惑ってしまう。
「ほんと五十鈴君ってさ、『大人の女性』が好きよね? つねちゃんといいさ……」
「ほっ、ほっといてくれよ!! つっ、つねちゃんは『特別』なんだからっ……あっ、な、なんかゴメン……」
「はぁぁぁ……何で謝るのよ? 別に五十鈴君は何も悪くないんだから。でも私も、もう少し生きられたら五十鈴君の『特別』になれたかもしれないのになぁ……」
「しっ、死ぬ前提で言うなよ!!」
「それじゃあ、病気が治ったら私と付き合ってくれる!?」
「えっ!? そ、それは……」
「フフフ……冗談よ、気にしないで……」
もし石田の病気が治ったら……
もし石田が飛行機事故で死ななかったら……
もし石田が全力で俺に愛の告白をしてきたら……
もし『前の世界』の初恋の人と思っていた石田とこれからも長い付き合いをする事になったら……
俺の心に……揺らぐはずの無い俺の心に何か変化が起こるのだろうか……?
はぁぁ…………
思ってはいけない事をふと思ってしまった俺は一気に疲れが出て来た。
「石田……俺、そろそろ帰るよ……」
「そうね。今夜は塾がある日だもんね」
俺が玄関まで行くと石田の母親が待っていた。
「五十鈴君、また来てちょうだいね?」
「は、はい……どうもお邪魔しました……」
俺が外に出て少し歩き出した時に石田が俺を呼び止めてこう言った。
「五十鈴君!? 本当は他に何か私に言いたかった事があったんじゃない? でも私も本当は五十鈴君に伝えたかった事があったの。だからまた次の機会にゆっくりお話ししましょう!!」
俺は少し驚いたが『元演劇部』として表情を変えず頑張ってこう答えた。
「そ、そうだな。また来るよ。その時にゆっくり話をしよう……」
俺はこの時、石田の家にお邪魔した事が最初で最後になるとは考えていなかった……
――――――――――――――――――――――――
お読みいただきありがとうございました。
本当の事を言いたくてもなかなか言えない隆……
しかし石田も隆に伝えたかった事があったという。
果たして石田が隆に伝えたかった事とは?
どうぞ次回もお楽しみに……
「えっ!?」
俺はとてつもない衝撃を受けてしまった。
まさか……石田が……いつもあんなに元気な石田が白血病だなんて……
「だからね……私が将来、『女優』になれるはずが無いの……」
「そっ、そんなの分からないじゃないか!? 白血病だからって治るかもしれないじゃないか!!」
俺は語気を強めて石田に言い返すが、心の中は穏やかではなかった。
何故、『この時代』で白血病なんだ!?
まだ白血病に対して医学が発達していない『この時代』で……
『前の世界』なら医学も発達していて完治している有名人などを俺は何人も知っている。
でも、まだこの時代は……
あと十年……いや、あと五年待ってくれれば石田は助かるかもしれないのに……
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『この世界』に来た俺は今まで色々な奇跡を見てきている。
だから石田の病気だって……医学だって急に進歩するかもしれないんだ!!
「五十鈴君……私ね、死ぬは全然怖くないんだよ……」
「えっ!? バッ、バカな事を言うなよ!! いっ…石田が白血病なんかで死ぬわけが無いじゃないか!!」
石田……何で『死』に対してそんなに冷静でいられるんだ!?
お前はまだ十五歳の中学生なんだぞっ!!
これから楽しい事や嬉しい事がたくさんあるはずなんだ!!
俺なら絶対に生きたくて、死にたくなくて、もがき苦しんでいるはずなのに……
「私ね……色んな思いを皆に伝えられないまま死ぬ事が一番嫌だし、一番怖いの。後悔しながら死にたくないの……」
「だっ、だから、まだ死ぬって決まった訳じゃ無いんだから!! そんな悲しい事を言うなよ……」
「そうね。ゴメン……それに有難う……お母さんも私の病気をなんとか治したいと思ってね、必死で調べてくれてたの。それで東京に白血病専門の有名な先生がいるって事が分かって、近々、東京に行く予定なの。今もそうだけど、治療には凄くお金がかかるから、だから塾も辞めてしまったんだけどね……」
東京……?
ま、まさか……
「東京にはいつ行く予定なんだ?」
「えっとね、全国の患者さんからの予約がいっぱいらしくて私が診察して貰えるのは八月くらいだとお母さんは言っていたわ……でも……」
はっ、八月だって!?
これはマズイぞ!! っていうか、もしかして……
「石田、東京に行くのをもう少し早める事は出来ないのか!? そ、それとも九月くらいに伸ばす事とかは出来ないのか!?」
俺は自分で言いながら、もう石田に言える限界を超えている事を理解していた。
しかし俺はもう開き直って全てを言おうかと思った矢先に石田の凄く驚いている表情が視界に入り俺はそれ以上の事を言うのを我慢した。
「五十鈴君……さっき私に何を考えているのか分からいって言ってたけど、私からすれば五十鈴君の方が何を考えているのか分からないところがたくさんあるわよ。それに五十鈴君って昔から子供のくせにどこか『大人』の様なところがあったし……それと何だか『先の事』が分かっているかの様な発言もたまにあるしね……」
石田の言葉で俺の心臓の鼓動は激しくなっている。
もう俺の心は……
俺はもう隠すのは限界だ!!
今の石田になら『本当の俺』の事を言ってもいいんじゃないのか?
遂にそう思った俺は石田に本当の事を打ち明けようとした。
「い、石田……実は……」
「五十鈴君!!」
だが突然、俺の言葉を遮る様に石田が話を変えて来た。
「五十鈴君!! まっ、前にね、国立病院の前で偶然、出くわした事があったでしょ?」
「えっ? ああ……そんな事もあったなぁ……中一の頃だったかな?」
そう、あれは俺が『空白の一年』を取り戻そうと『つねちゃん』の実家に向かっている途中で石田とバッタリ会ったんだ。
「あの時……あの時、私……国立病院に入院しているお婆ちゃんのお見舞いに行った帰りだって言ったでしょ? でも実はあれ、嘘なんだ。本当は私が病院で診察を受けて家に帰るところだったの……」
「そ、そうなんだ!? でも……言われてみれば今なら納得できるよ……」
そっか……もうあの時には……
「あの時に五十鈴君、私に言ったよね? 『事故』に気をつけろって……」
「えっ? あっ、ああぁ……そんな事を言ったような……」
「私が『事故』で死んじゃう夢を見たって言ってたよ。それも何度か見てるって……」
石田の奴、よく覚えているよなぁ……
石田から話を変えてくれたから少し安心したのに、これじゃあ話が元に戻ってしまう……
トントン……
「あっ? はーい、どうぞぉぉ」
ガチャッ
「ジュースとお菓子を持って来たわよ。五十鈴君、ゆっくりしていってちょうだいね?」
「あ、ありがとうございます……」
「五十鈴君、しばらく見ないうちにホント『良い男』になったわねぇ?」
「へっ!?」
俺は石田の母親の言葉にマジで照れてしまい顔が真っ赤になった。
そんな俺を見た石田がほっぺを膨らませながら母親に文句を言う。
「もうぉぉ!! お母さん、五十鈴君に何を言ってるのよ!? 変な言い方しないでよ!!」
「アラッ、ごめんなさいね。おばさん、思った事をつい口走ってしまう癖があるのよぉぉ」
「もういいから、早く部屋から出て行ってちょうだい!!」
「ハイハイ、分かりましたぁぁ。五十鈴君、遠慮せずにゆっくりしていってちょうだいね?」
「は、はい……ありがとうございます……」
ガチャッ…バタン……
ふぅぅ……
俺は大きく息を吐いた。
石田は母親に対してだろうが何かブツブツと言っている。
でも仲良し母娘なんだろうなぁ……
俺は微笑ましく思った。
「五十鈴君!? 今、お母さんに『良い男』って言われてまんざらでもなかったでしょ!?」
「えっ? べ、別にそんな事は……」
正直言えば『前の世界』の五十路の俺からすれば石田の母親は『ストライクゾーン』だ。 だから、いくら俺が『つねちゃん』一筋であっても、この年代の人に褒められると悪い気はしない。逆に中学生に告白される方が戸惑ってしまう。
「ほんと五十鈴君ってさ、『大人の女性』が好きよね? つねちゃんといいさ……」
「ほっ、ほっといてくれよ!! つっ、つねちゃんは『特別』なんだからっ……あっ、な、なんかゴメン……」
「はぁぁぁ……何で謝るのよ? 別に五十鈴君は何も悪くないんだから。でも私も、もう少し生きられたら五十鈴君の『特別』になれたかもしれないのになぁ……」
「しっ、死ぬ前提で言うなよ!!」
「それじゃあ、病気が治ったら私と付き合ってくれる!?」
「えっ!? そ、それは……」
「フフフ……冗談よ、気にしないで……」
もし石田の病気が治ったら……
もし石田が飛行機事故で死ななかったら……
もし石田が全力で俺に愛の告白をしてきたら……
もし『前の世界』の初恋の人と思っていた石田とこれからも長い付き合いをする事になったら……
俺の心に……揺らぐはずの無い俺の心に何か変化が起こるのだろうか……?
はぁぁ…………
思ってはいけない事をふと思ってしまった俺は一気に疲れが出て来た。
「石田……俺、そろそろ帰るよ……」
「そうね。今夜は塾がある日だもんね」
俺が玄関まで行くと石田の母親が待っていた。
「五十鈴君、また来てちょうだいね?」
「は、はい……どうもお邪魔しました……」
俺が外に出て少し歩き出した時に石田が俺を呼び止めてこう言った。
「五十鈴君!? 本当は他に何か私に言いたかった事があったんじゃない? でも私も本当は五十鈴君に伝えたかった事があったの。だからまた次の機会にゆっくりお話ししましょう!!」
俺は少し驚いたが『元演劇部』として表情を変えず頑張ってこう答えた。
「そ、そうだな。また来るよ。その時にゆっくり話をしよう……」
俺はこの時、石田の家にお邪魔した事が最初で最後になるとは考えていなかった……
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お読みいただきありがとうございました。
本当の事を言いたくてもなかなか言えない隆……
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