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モブ令嬢と断罪者
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「おい、ヴィル。貴様、人間界でかなりの騒ぎになっているが、大丈夫なのか?」
「えぇ、問題ないわ」
最近あまり見ていなかった魔王モードのシュエルに、私は簡潔に返す。
騒ぎになっている理由は、昨日、城下町の人気のない道でルナソルが死体となって倒れているところを発見されたからだ。そして、私がルナソルと一緒にいるところを見たと証言している人がいるそうで、私は、ルナソル殺害の容疑をかけられているらしい。
おそらく、そんな証言は嘘であろう。実際、私はルナソルに少しでも長く生きてもらおうと、回復魔法を使ったまでだ。ルナソルは、他殺ではなく、持病で死んだのだ。
しかし、騒がれるのは想定内。というか、騒がれないと私の作戦が全て台無しになってしまうので、今の状況に、私は安堵すらしてしまっていた。
「おそらく、私は断罪されるのでしょう。そうね……確か、5日後、ソフィアとデイファンの婚約発表を兼ねた舞踏会があるわ。その舞踏会に私は呼ばれ、そして、断罪される」
「妙にリアリティがあるのやめてくれ」
でも、ソフィアは私を完全に邪魔者だと思っている。そんな私を貶められる絶好の機会を、彼女が逃すはずがない。
「ねぇ、シュエル。もしも舞踏会に呼ばれたら、貴方もついてきてくれない?」
「いいのか?」
「えぇ。私自らで復讐したいかといって、死んでしまっては意味がないもの。それに、シュエルは一国の王。舞踏会に参加することを止められるものなんて、誰もいないわよ」
「わかった。もしもの時は、俺が貴様を守ろう。しかし、俺は貴様が言った通り、一国の王だ。自分の命最優先で行動させてもらうぞ?」
「えぇ、それで構わないわ」
備えあれば患いなし、と言うように、もしもの事態に備えることは極めて重要である。
そして、シュエルとそんな話をした2日後、シュエルと私宛に、舞踏会の招待状が届いた。
シュエルも舞踏会に招待されるのは予想外であったが、それ以外は想定内。私は、テイラン家を追い出されたときに、ひそかに持ち出していたドレスを取り出し、3日後の舞踏会に備えるのであった。
―――――
騒がしい舞踏会の会場につき、私は眉をひそめる。
さすがに、紳士淑女がこんなにも騒ぐだなんて、どうかしている。
そう思いながら会場の中を歩いていると、この会場にいるどんな令嬢よりも輝いて見える、本日の主役であるソフィアの姿を確認できた。
彼女は、次々に挨拶に来る人々に、嫌な顔一つせず、対応する。むしろ、ソフィアの隣に並んでいる、もう一人の主役であるデイファンの方が、不機嫌そうな顔である。おそらく、自身の好きな人が他人に囲まれるのが面白くないのであろう。
「あいつがデイファンか……」
私の隣にいたシュエルがそうつぶやく。
「えぇ、そうよ」
私はそう返事をしながら、ソフィアをよく観察する。
レイナを殺したというのに、幸せそうに笑うソフィアは、憎たらしくて仕方がない。私は大勢の場で、ソフィアに対し殺意を覚える。
「おい、殺意を消せ」
シュエルは私にそう忠告するが、一度覚えてしまった殺意を消すことはなかなかできないものである。
「――あ、デイファン様!!ヴィルを発見しました!!」
私が殺意のこもった眼差しでソフィアを見つめていると、突然彼女と目が合い、ソフィアは私を見つけた瞬間、会場全体に響くほどの大きな声で、デイファンにそう言う。
「ヴィル……まさかルナソルを殺したのにもかかわらず、のこのこと俺らの元へ来るとは……いったい、どれだけ俺らをあざ笑うつもりだ!!」
私を見つけた瞬間、そう言うデイファンに、私は呆れてため息をつく。
「はぁ……どうせ、あなた方の招待に乗らなかったとしても、あなた方は私に言いがかりをつけるのでしょう?それならば、あらぬことを言われぬようにあなた方のもとに来るのは、理にかなっていることでしょう?」
「そ、そんなことは……!!!それに、貴様がどんだけ屁理屈を並べようと、ルナソルを殺したことに、変わりはな……」
「変わりますよ。だって私、ルナソルを殺してないもん」
「えぇい、黙れ!!こちらには証拠があるのだ!!貴様とルナソルが城下町の人気のない道に二人でいたという証言は上がっているのだ!!」
勝った、と言わんばかりに胸を張るデイファンに、私は憐みのこもった声で言い放つ。
「しかし、それは本当に私がルナソルを殺したという証拠になるのでしょうか?」
「なに?」
「だって、デイファン様が提示した証拠は、ただの証言であって、確証できるものではない。それに、私には自信を弁明できる、証拠がありますもの」
「はぁ!?貴様が用意した証拠など、誰が信じるというのだ!!」
「ふふっ、信じるも信じないも、私がこれから提示する、私を弁解する証拠は、事実ですから」
そう言って、私はシュエルの預かってもらっていた証拠を彼から受け取り、会場全体にまき散らす。
「な、なんだ!?」
「それは、ルナソルのここ数週間の診断書です」
「なに?」
デイファンは、足元に落ちた診断書の一枚を拾い上げ、隣にいるソフィアと一緒に覗き込む。
「こ、これは……!!」
「ルナソル君が幼いころ、病弱だったのは、デイファン様やソフィアさんはご存じですよね?ルナソル君が幼いころにかかっていた病が、再発したのです」
「で、でも!!ルナソル君の病気は、王立学園に入学する前に治ったって……」
先ほどまでだんまりを決めていたソフィアが、やっと声を出して、私の発言に反論する。
「それは、レイナが治療魔法を使って治したもの。ねぇ、ソフィアさん、貴方はもちろん知っていますよね?魔法を発動したものが死亡したら、その魔法は強制的に解かれることなんて」
「……!!で、でも!!貴女が提示した証拠は、すべて捏造の可能性もあるし、レイナがルナソル君の病を治した証拠もないじゃない!!」
「あら、それもそうですわね。ですが、レイナがルナソル君の病を治した時は、正確に覚えてないですし……そうだ!!」
こんな時のために、ある人物を呼んでいたのですよね、とつぶやきながら、私はシュエルに目配せし、舞踏会の会場にとある人物を入場させる。ちなみに、その人物の両脇には、先日仲良くなった魔物がついており、その人物が逃げれないようにしている。
「この方は、ルナソル君の診察を担当していた、凄腕医師・カラシュルさんです。ねぇ、カラシュルさん、私がまき散らした診察所は、全部本物をコピーしたものですよね?」
「あ、あぁ……」
「ちょ、ちょっと待ってください!!」
折角、カラシュルがあっさりと私の言葉に肯定したのに、ソフィアがその発言に待ったをかける。
「そんなの、魔物を利用して言わせているだけではありませんか!!きっと、そのカラシュルさんという人物は、魔物やヴィルに脅されて、うその証言をさせられているだけです!!」
「えぇ、でも……」
私は俯くカラシュルの前髪を掴み、無理やり上を向かせ、カラシュルの顔を覗き込む。
「ここで魔物からの脅威に逃れれば、カラシュルさんは……いや、カラシュルさん以外でも、ソフィアさんにとって都合のいい証言をするのでしょう?ねぇ、カラシュルさん?」
私がそうカラシュルに同意を求めるが、当の本人は顔面を蒼白にさせ、ふるふると震えるだけである。
「まぁ、いいわ。貴方たち、そんな屑以下の存在に触れていたら、屑が移ってしまうわ。至急、その人物から離れて」
私が魔物にそう言うと、魔物は従順に私の言葉に従う。
私は、信じられないものを見るような目で私を見つめてくるソフィアを、さらに絶望に落とすために、ボイスレコーダーを取り出したのだった。
「えぇ、問題ないわ」
最近あまり見ていなかった魔王モードのシュエルに、私は簡潔に返す。
騒ぎになっている理由は、昨日、城下町の人気のない道でルナソルが死体となって倒れているところを発見されたからだ。そして、私がルナソルと一緒にいるところを見たと証言している人がいるそうで、私は、ルナソル殺害の容疑をかけられているらしい。
おそらく、そんな証言は嘘であろう。実際、私はルナソルに少しでも長く生きてもらおうと、回復魔法を使ったまでだ。ルナソルは、他殺ではなく、持病で死んだのだ。
しかし、騒がれるのは想定内。というか、騒がれないと私の作戦が全て台無しになってしまうので、今の状況に、私は安堵すらしてしまっていた。
「おそらく、私は断罪されるのでしょう。そうね……確か、5日後、ソフィアとデイファンの婚約発表を兼ねた舞踏会があるわ。その舞踏会に私は呼ばれ、そして、断罪される」
「妙にリアリティがあるのやめてくれ」
でも、ソフィアは私を完全に邪魔者だと思っている。そんな私を貶められる絶好の機会を、彼女が逃すはずがない。
「ねぇ、シュエル。もしも舞踏会に呼ばれたら、貴方もついてきてくれない?」
「いいのか?」
「えぇ。私自らで復讐したいかといって、死んでしまっては意味がないもの。それに、シュエルは一国の王。舞踏会に参加することを止められるものなんて、誰もいないわよ」
「わかった。もしもの時は、俺が貴様を守ろう。しかし、俺は貴様が言った通り、一国の王だ。自分の命最優先で行動させてもらうぞ?」
「えぇ、それで構わないわ」
備えあれば患いなし、と言うように、もしもの事態に備えることは極めて重要である。
そして、シュエルとそんな話をした2日後、シュエルと私宛に、舞踏会の招待状が届いた。
シュエルも舞踏会に招待されるのは予想外であったが、それ以外は想定内。私は、テイラン家を追い出されたときに、ひそかに持ち出していたドレスを取り出し、3日後の舞踏会に備えるのであった。
―――――
騒がしい舞踏会の会場につき、私は眉をひそめる。
さすがに、紳士淑女がこんなにも騒ぐだなんて、どうかしている。
そう思いながら会場の中を歩いていると、この会場にいるどんな令嬢よりも輝いて見える、本日の主役であるソフィアの姿を確認できた。
彼女は、次々に挨拶に来る人々に、嫌な顔一つせず、対応する。むしろ、ソフィアの隣に並んでいる、もう一人の主役であるデイファンの方が、不機嫌そうな顔である。おそらく、自身の好きな人が他人に囲まれるのが面白くないのであろう。
「あいつがデイファンか……」
私の隣にいたシュエルがそうつぶやく。
「えぇ、そうよ」
私はそう返事をしながら、ソフィアをよく観察する。
レイナを殺したというのに、幸せそうに笑うソフィアは、憎たらしくて仕方がない。私は大勢の場で、ソフィアに対し殺意を覚える。
「おい、殺意を消せ」
シュエルは私にそう忠告するが、一度覚えてしまった殺意を消すことはなかなかできないものである。
「――あ、デイファン様!!ヴィルを発見しました!!」
私が殺意のこもった眼差しでソフィアを見つめていると、突然彼女と目が合い、ソフィアは私を見つけた瞬間、会場全体に響くほどの大きな声で、デイファンにそう言う。
「ヴィル……まさかルナソルを殺したのにもかかわらず、のこのこと俺らの元へ来るとは……いったい、どれだけ俺らをあざ笑うつもりだ!!」
私を見つけた瞬間、そう言うデイファンに、私は呆れてため息をつく。
「はぁ……どうせ、あなた方の招待に乗らなかったとしても、あなた方は私に言いがかりをつけるのでしょう?それならば、あらぬことを言われぬようにあなた方のもとに来るのは、理にかなっていることでしょう?」
「そ、そんなことは……!!!それに、貴様がどんだけ屁理屈を並べようと、ルナソルを殺したことに、変わりはな……」
「変わりますよ。だって私、ルナソルを殺してないもん」
「えぇい、黙れ!!こちらには証拠があるのだ!!貴様とルナソルが城下町の人気のない道に二人でいたという証言は上がっているのだ!!」
勝った、と言わんばかりに胸を張るデイファンに、私は憐みのこもった声で言い放つ。
「しかし、それは本当に私がルナソルを殺したという証拠になるのでしょうか?」
「なに?」
「だって、デイファン様が提示した証拠は、ただの証言であって、確証できるものではない。それに、私には自信を弁明できる、証拠がありますもの」
「はぁ!?貴様が用意した証拠など、誰が信じるというのだ!!」
「ふふっ、信じるも信じないも、私がこれから提示する、私を弁解する証拠は、事実ですから」
そう言って、私はシュエルの預かってもらっていた証拠を彼から受け取り、会場全体にまき散らす。
「な、なんだ!?」
「それは、ルナソルのここ数週間の診断書です」
「なに?」
デイファンは、足元に落ちた診断書の一枚を拾い上げ、隣にいるソフィアと一緒に覗き込む。
「こ、これは……!!」
「ルナソル君が幼いころ、病弱だったのは、デイファン様やソフィアさんはご存じですよね?ルナソル君が幼いころにかかっていた病が、再発したのです」
「で、でも!!ルナソル君の病気は、王立学園に入学する前に治ったって……」
先ほどまでだんまりを決めていたソフィアが、やっと声を出して、私の発言に反論する。
「それは、レイナが治療魔法を使って治したもの。ねぇ、ソフィアさん、貴方はもちろん知っていますよね?魔法を発動したものが死亡したら、その魔法は強制的に解かれることなんて」
「……!!で、でも!!貴女が提示した証拠は、すべて捏造の可能性もあるし、レイナがルナソル君の病を治した証拠もないじゃない!!」
「あら、それもそうですわね。ですが、レイナがルナソル君の病を治した時は、正確に覚えてないですし……そうだ!!」
こんな時のために、ある人物を呼んでいたのですよね、とつぶやきながら、私はシュエルに目配せし、舞踏会の会場にとある人物を入場させる。ちなみに、その人物の両脇には、先日仲良くなった魔物がついており、その人物が逃げれないようにしている。
「この方は、ルナソル君の診察を担当していた、凄腕医師・カラシュルさんです。ねぇ、カラシュルさん、私がまき散らした診察所は、全部本物をコピーしたものですよね?」
「あ、あぁ……」
「ちょ、ちょっと待ってください!!」
折角、カラシュルがあっさりと私の言葉に肯定したのに、ソフィアがその発言に待ったをかける。
「そんなの、魔物を利用して言わせているだけではありませんか!!きっと、そのカラシュルさんという人物は、魔物やヴィルに脅されて、うその証言をさせられているだけです!!」
「えぇ、でも……」
私は俯くカラシュルの前髪を掴み、無理やり上を向かせ、カラシュルの顔を覗き込む。
「ここで魔物からの脅威に逃れれば、カラシュルさんは……いや、カラシュルさん以外でも、ソフィアさんにとって都合のいい証言をするのでしょう?ねぇ、カラシュルさん?」
私がそうカラシュルに同意を求めるが、当の本人は顔面を蒼白にさせ、ふるふると震えるだけである。
「まぁ、いいわ。貴方たち、そんな屑以下の存在に触れていたら、屑が移ってしまうわ。至急、その人物から離れて」
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