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僕と契約してくれる?
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涙も止まって、美人さんの膝の上でそっと見上げてピューイと鳴いてみた。
鳴いたと言うか、お名前は?と聞いたんだけど相変わらず僕の口からは人の話す言葉が出ない。
美人さんはよく見ると耳が長い。と思ったら頭に『ハイエルフ』って浮かんだ謎仕様。
便利だからいっか。
「ああ、もしかして俺のことか?」
何やら察してくれた美人さんにコクコク頷く。
「やっぱり生まれたてなのに知能が凄いんだな。さすがは竜だな」
いえ違います。前世の記憶があるからです。普通の竜は人間と同じで最初は言葉を理解しません。
・・・って頭の中に浮かぶけど、教えてあげられない・・・。
そんなことは構わずに美人さんが話してます。
「俺はハイエルフで名前はユリウス。ユーリでいいぜ。エルフの里から出て旅をしてる変わり者だな。偶然お前を拾って助けた・・・のかな?」
ふんふん。やっぱりあなたでしたか、ユーリさん。ありがとうございます。
ぴこんとお辞儀をする。
カワイイって聞こえたような?
気のせい?
「・・・で、お前は何であんな事に・・・って話せないんだっけ」
うーん、うん?
名前を付けて契約すれば大丈夫って?
アレ?
でも、僕は名前あるよ。さっき寝てるときに頭の中に浮かんだ。
・・・真名?
それを教えるの?
でもいいの?
それってユーリも縛られない?
お互いが同意しないとどのみち無理?
うーん、分かった。やってみよう。
ユーリに屈んで貰う。
「どうした?」
気付いて顔を合わせてくれた。よし。
額をこっつんこして・・・。
《僕の声が聞こえる?》
「えっ! 誰・・・って、まさか」
《良かった。聞こえてる。あのね、契約すれば僕と話せるんだけど、僕は自分の名前を持っててね、普通に契約出来ないんだ》
「・・・ネームドの竜なのか」
《それでね、良かったら契約しない?僕の真名を教えるから。僕はね、ユーリの役に立ちたい。命の恩人だし大切にしたい》
「恩人だからとか関係ないよ。俺もお前と一緒に過ごしたい。一緒に旅をしよう」
ユーリが心から言ってくれてる。
嬉しい。
《・・・我が名は〔エスペランサ〕。今日この時をもってユリウスと真名の契約を交わす。生涯離れぬ事をここに宣誓す》
僕が文言を唱えると魔法陣が現れ光り、そして収束した。
唖然としたユーリがワナワナと震えだした。
えっ、なんか不味かった?!
「ちょっと生涯ってどういう事?! 聞いてないんだけど?!」
「・・・あ、ごめんなさい。言い忘れてた。どちらか死ぬまでは解除出来ないんだった。えーと、それで、ユーリも僕の契約主って事で強化されてるから滅多な事じゃ死なないです!」
そして僕ももちろんこれから強くなる予定なので、簡単には死にましぇん!
あ、噛んだ。
「そう言う事じゃなくてね、俺はハイエルフって言ったよね?」
「うん、知ってる」
ハイエルフってのは、竜に次ぐ長寿の種族。本来は森に隠れるように住み、滅多に姿を現さない。
ユーリが珍しいだけだって。
「じゃあ、寿命が長いことも知ってて生涯って言ったのか?! 途中でやっぱ無し!とか簡単に出来ないんだぞ!」
ああ、僕の心配をしてくれたのか。
「分かっているよ。それでもユーリと一緒に居たかった。一目惚れ?」
「・・・・・・どうして疑問符なんだよ。もういいよ。どうせ俺の方が早く死ぬだろうし」
はあ、と溜息を吐いてるけど、ごめんなさい。
「それなんだけど、僕と同じ寿命になっちゃってるの」
「・・・・・・は?」
「真名を教えた契約主とは一生涯過ごすから、竜の寿命に擦り合わせられるんだ。・・・ごめんなさい。僕がネームドだったから、他にやりようがなくって」
せっかく拾って貰ったのに、迷惑かけた?
捨てられる?
うりゅんと涙が溢れてきた。
それを見てユーリも慌てる。
「いやいや、いい。もういいよ! 解除出来ないんだろ? 死ぬまで一緒上等だぜ! どうせ只人の流れには乗れないハイエルフだ。それに拾ったもんは最後まで面倒を見るって言ったもんな」
そう言って綺麗な笑顔で笑ってくれた。
「ありがとう。頑張って大きくなって強くなるからね!」
「おう。ひとまずはソレが目標だな。とりあえず、もうじき朝になるから、朝飯食べて出発するか」
「あ、そうだ。真名はユーリ以外は口に出せないけど、知られても面倒なので愛称で呼んでくれる?」
「そうだな。ランでどうだ? お前は可愛いからな」
「いいね、ラン。でも僕は可愛くはないと思うよ?」
いいや、めっちゃくちゃ可愛いぜ!
心の中でユーリが叫んでいた。
「そうだ、聞きたかったんだけど、何で川に流されていたのか分かるか?」
思い出したように聞かれたので、うーん、と考えて応えた。
「うろ覚えだけど、要らない子って言ってたから、捨てられたんだと思うよ? 気が付いたら川にどんぶらこだったんで、いつどうなったのかは分かんない。でも別に気にしてないよ? ユーリが居てくれるからね」
けろっとして居るのを見て、ユーリもホッとする。
「そっか。まあ、誰かが捜しに来て連れ戻されなきゃいいんだ。せっかくパートナーになったんだし」
「ええ? もし来たって帰らないよ。僕を捨てるような所になんか行かないよ!」
失礼しちゃう。
あ、僕も聞きたい事が。
「ねえユーリ。ここって皆大きい世界なの?」
「・・・はい?」
「だって、周りの木々もユーリも皆大きいんだもん」
少し間があって、ユーリが思わずという感じで噴き出した。
「いやいや、ランが小さいんだって! 俺は普通よ? ランは俺の手のひらサイズ。だからカワイイって言ってんの」
「んにゃーにいー?!」
えええ?!
うそーん?!
僕、ホントに大きくなれるの?!
頭に成獣の竜が浮かんだけど、成れるのかな?
気長に成長するしかないよね・・・。
ユーリは、そのままでもいいぞなんて言うけど、僕はイヤだー!
朝ご飯の支度をしながらユーリが聞いてきた。
「所で竜って何食べんの?」
「んーうん? 基本自然界の魔力を吸収? 後は魔物とかに含まれる魔力を食べて取り込むみたい。食事はほとんど嗜好品?」
「・・・さっきから思ってたけど、何で疑問形?」
「頭の中に浮かぶのを確認しながら話すからかな? こう、思ったことに対して勝手に答えが浮かぶんだよね。不思議」
「そんなお前が不思議だ。えーと、じゃあ、生肉とかがいいのか?」
「ひえっヤメテよ! 僕は人間だったから血が滴る生肉なんて食べられないよう!」
「・・・人間、だった?」
「あ──、うん。流されてたときに思い出してさ、こことは違う世界で18歳まで生きてた普通の人間でした。死んでここに転生ってヤツ。だから、普通の竜は僕みたいじゃないからね? 言葉も話さないよ?」
勘違いは訂正しておかないと。
「そっか、そうだよな。生まれてすぐに喋る赤子なんて普通は居ないか。納得。じゃあ肉焼くか?」
「ええ? 朝は果物とか野菜がいいなあ」
「エルフみたいなヤツ」
「魔力がご飯だからお腹空いてないの。後、ユーリの魔力も美味しかった。またちょうだい」
「おおう。ガチで子育て・・・」
子供ってより愛玩動物みたいだが・・・。
コレが『可愛いは正義』ってやつか。
萌えるって。
悪くないな。
鳴いたと言うか、お名前は?と聞いたんだけど相変わらず僕の口からは人の話す言葉が出ない。
美人さんはよく見ると耳が長い。と思ったら頭に『ハイエルフ』って浮かんだ謎仕様。
便利だからいっか。
「ああ、もしかして俺のことか?」
何やら察してくれた美人さんにコクコク頷く。
「やっぱり生まれたてなのに知能が凄いんだな。さすがは竜だな」
いえ違います。前世の記憶があるからです。普通の竜は人間と同じで最初は言葉を理解しません。
・・・って頭の中に浮かぶけど、教えてあげられない・・・。
そんなことは構わずに美人さんが話してます。
「俺はハイエルフで名前はユリウス。ユーリでいいぜ。エルフの里から出て旅をしてる変わり者だな。偶然お前を拾って助けた・・・のかな?」
ふんふん。やっぱりあなたでしたか、ユーリさん。ありがとうございます。
ぴこんとお辞儀をする。
カワイイって聞こえたような?
気のせい?
「・・・で、お前は何であんな事に・・・って話せないんだっけ」
うーん、うん?
名前を付けて契約すれば大丈夫って?
アレ?
でも、僕は名前あるよ。さっき寝てるときに頭の中に浮かんだ。
・・・真名?
それを教えるの?
でもいいの?
それってユーリも縛られない?
お互いが同意しないとどのみち無理?
うーん、分かった。やってみよう。
ユーリに屈んで貰う。
「どうした?」
気付いて顔を合わせてくれた。よし。
額をこっつんこして・・・。
《僕の声が聞こえる?》
「えっ! 誰・・・って、まさか」
《良かった。聞こえてる。あのね、契約すれば僕と話せるんだけど、僕は自分の名前を持っててね、普通に契約出来ないんだ》
「・・・ネームドの竜なのか」
《それでね、良かったら契約しない?僕の真名を教えるから。僕はね、ユーリの役に立ちたい。命の恩人だし大切にしたい》
「恩人だからとか関係ないよ。俺もお前と一緒に過ごしたい。一緒に旅をしよう」
ユーリが心から言ってくれてる。
嬉しい。
《・・・我が名は〔エスペランサ〕。今日この時をもってユリウスと真名の契約を交わす。生涯離れぬ事をここに宣誓す》
僕が文言を唱えると魔法陣が現れ光り、そして収束した。
唖然としたユーリがワナワナと震えだした。
えっ、なんか不味かった?!
「ちょっと生涯ってどういう事?! 聞いてないんだけど?!」
「・・・あ、ごめんなさい。言い忘れてた。どちらか死ぬまでは解除出来ないんだった。えーと、それで、ユーリも僕の契約主って事で強化されてるから滅多な事じゃ死なないです!」
そして僕ももちろんこれから強くなる予定なので、簡単には死にましぇん!
あ、噛んだ。
「そう言う事じゃなくてね、俺はハイエルフって言ったよね?」
「うん、知ってる」
ハイエルフってのは、竜に次ぐ長寿の種族。本来は森に隠れるように住み、滅多に姿を現さない。
ユーリが珍しいだけだって。
「じゃあ、寿命が長いことも知ってて生涯って言ったのか?! 途中でやっぱ無し!とか簡単に出来ないんだぞ!」
ああ、僕の心配をしてくれたのか。
「分かっているよ。それでもユーリと一緒に居たかった。一目惚れ?」
「・・・・・・どうして疑問符なんだよ。もういいよ。どうせ俺の方が早く死ぬだろうし」
はあ、と溜息を吐いてるけど、ごめんなさい。
「それなんだけど、僕と同じ寿命になっちゃってるの」
「・・・・・・は?」
「真名を教えた契約主とは一生涯過ごすから、竜の寿命に擦り合わせられるんだ。・・・ごめんなさい。僕がネームドだったから、他にやりようがなくって」
せっかく拾って貰ったのに、迷惑かけた?
捨てられる?
うりゅんと涙が溢れてきた。
それを見てユーリも慌てる。
「いやいや、いい。もういいよ! 解除出来ないんだろ? 死ぬまで一緒上等だぜ! どうせ只人の流れには乗れないハイエルフだ。それに拾ったもんは最後まで面倒を見るって言ったもんな」
そう言って綺麗な笑顔で笑ってくれた。
「ありがとう。頑張って大きくなって強くなるからね!」
「おう。ひとまずはソレが目標だな。とりあえず、もうじき朝になるから、朝飯食べて出発するか」
「あ、そうだ。真名はユーリ以外は口に出せないけど、知られても面倒なので愛称で呼んでくれる?」
「そうだな。ランでどうだ? お前は可愛いからな」
「いいね、ラン。でも僕は可愛くはないと思うよ?」
いいや、めっちゃくちゃ可愛いぜ!
心の中でユーリが叫んでいた。
「そうだ、聞きたかったんだけど、何で川に流されていたのか分かるか?」
思い出したように聞かれたので、うーん、と考えて応えた。
「うろ覚えだけど、要らない子って言ってたから、捨てられたんだと思うよ? 気が付いたら川にどんぶらこだったんで、いつどうなったのかは分かんない。でも別に気にしてないよ? ユーリが居てくれるからね」
けろっとして居るのを見て、ユーリもホッとする。
「そっか。まあ、誰かが捜しに来て連れ戻されなきゃいいんだ。せっかくパートナーになったんだし」
「ええ? もし来たって帰らないよ。僕を捨てるような所になんか行かないよ!」
失礼しちゃう。
あ、僕も聞きたい事が。
「ねえユーリ。ここって皆大きい世界なの?」
「・・・はい?」
「だって、周りの木々もユーリも皆大きいんだもん」
少し間があって、ユーリが思わずという感じで噴き出した。
「いやいや、ランが小さいんだって! 俺は普通よ? ランは俺の手のひらサイズ。だからカワイイって言ってんの」
「んにゃーにいー?!」
えええ?!
うそーん?!
僕、ホントに大きくなれるの?!
頭に成獣の竜が浮かんだけど、成れるのかな?
気長に成長するしかないよね・・・。
ユーリは、そのままでもいいぞなんて言うけど、僕はイヤだー!
朝ご飯の支度をしながらユーリが聞いてきた。
「所で竜って何食べんの?」
「んーうん? 基本自然界の魔力を吸収? 後は魔物とかに含まれる魔力を食べて取り込むみたい。食事はほとんど嗜好品?」
「・・・さっきから思ってたけど、何で疑問形?」
「頭の中に浮かぶのを確認しながら話すからかな? こう、思ったことに対して勝手に答えが浮かぶんだよね。不思議」
「そんなお前が不思議だ。えーと、じゃあ、生肉とかがいいのか?」
「ひえっヤメテよ! 僕は人間だったから血が滴る生肉なんて食べられないよう!」
「・・・人間、だった?」
「あ──、うん。流されてたときに思い出してさ、こことは違う世界で18歳まで生きてた普通の人間でした。死んでここに転生ってヤツ。だから、普通の竜は僕みたいじゃないからね? 言葉も話さないよ?」
勘違いは訂正しておかないと。
「そっか、そうだよな。生まれてすぐに喋る赤子なんて普通は居ないか。納得。じゃあ肉焼くか?」
「ええ? 朝は果物とか野菜がいいなあ」
「エルフみたいなヤツ」
「魔力がご飯だからお腹空いてないの。後、ユーリの魔力も美味しかった。またちょうだい」
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