13 / 20
第1章 異世界 出会い編
第11話 紅牙と決戦 前編
しおりを挟む
街の明かりが遠ざかり、夜の闇が一行を包み込む。私たちは峡谷地帯へと続く街道をひたすら進んでいた。冷たい夜風が肌を刺し、張りつめた空気が胸を締めつける。
「……この先に紅牙の拠点があるんだよね?」
ユミが問いかけると、ミルフィーが険しい表情で頷いた。
「ええ。峡谷を天然の壁として利用しているから、外からは見つけにくいの。
でも……内部はまるで要塞よ。」
「要塞……。」
その言葉を聞くだけで、背筋がぞわっとする。
---
「姉さんを救えたのは奇跡だったわ。でも……奪われた仲間はまだ紅牙の手の中にいる。」
ミルフィーの声には、怒りが隠しきれずに滲んでいた。
「だからこそ、ここで決着をつける。
紅牙を、絶対に潰す!」
その強い言葉に、私も胸がぎゅっと熱くなる。
「私も……がんばる! 雪、雪風、みんなで一緒にやろう!」
「ワォンッ!」
「グルルルッ!」
雪と雪風が力強く吠え、前進の合図を告げる。その声が峡谷に反響し、決戦への覚悟をさらに固めた。
---
峡谷に差し掛かると、周囲の地形が急激に変わった。高い岩壁が両側から迫り、月明かりさえほとんど届かない。
「……すごい場所だね、これ……。」
私はスマホを取り出し、マップスキルを起動する。立体地図には、峡谷内に赤い点がいくつも浮かび上がっていた。
「敵、多いなぁ……これはもう避けて通るとか無理だね。」
「ええ。回り道はないわ。正面突破するしかない。」
ミルフィーが矢を番え、雪と雪風が低く唸る。
「よし……みんな、気合入れていこう!」
---
暗闇の中から複数の影が飛び出してきた。
「侵入者だ! 紅牙の拠点を荒らすつもりか!」
統制された動き、鋭い眼光。ただの盗賊じゃない……これは訓練された戦闘員だ!
「雪! 雪風! 右はお願いね!」
「ミルフィーは左を頼むよ!」
私が指示を飛ばすと、雪と雪風が咆哮を上げて敵に突撃する。ミルフィーの矢が正確に敵を射抜き、私は後方から矢を放って援護した。
「よし、いい感じ! このまま押し切ろう!」
しかし――。
「えっ……まだ来るの!?」
峡谷の奥から、さらに赤い点が大量にマップに表示された。
「数が多すぎるよ! 紅牙って、やっぱりただの盗賊じゃないんだね……!」
焦りながらも、全員が全力で敵を蹴散らして進む。激戦の末、ようやく敵を殲滅した時には、息が荒くて胸が苦しいほどだった。
「ふぅ……なんとか倒せたね。」
「でも、まだ本番はこれからよ。」
ミルフィーの真剣な声に、私も気持ちを引き締める。
---
一方その頃、峡谷の奥深く――紅牙の拠点。薄暗い広間には、鎧をまとった戦闘員たちと、一人の女性が立っていた。深紅の衣をまとい、鋭い視線を放つその女性こそ、紅牙幹部カリナ。
「……侵入者、ですって?」
カリナは不敵に笑みを浮かべた。
「はい。前線部隊が全滅したとの報告が。」
「ふふ……なるほどね。まさかこのタイミングでギルドじゃなく、よそ者が来るなんて。」
カリナは椅子から立ち上がり、踵を鳴らして部下たちを見下ろす。
「“御使い様”とやらが混じっているらしいじゃない。……面白いわね。必ずここで仕留めて、連れてきなさい。」
「はっ!」
部下たちが一斉に頭を下げる。
---
峡谷内をさらに進むと、紅牙の本拠地が目前に迫ってきた。通路のあちこちで敵が待ち伏せしているが、雪と雪風が先陣を切り、ミルフィーと私が連携して次々と打ち倒していく。
「はぁっ……! どんどん出てくるよ!」
「数だけじゃないわ。戦い慣れてる……。」
息を整えながらも、私たちは一歩も引かずに奥へと進む。
---
その時、通路の先に、ふてぶてしい体格の男が現れた。金色に装飾された服、太った体を揺らしながら歩く――奴隷商ギルデアだ。
「ふん……あのエルフどもを奪った連中か。お前らにはここで死んでもらう。」
ギルデアは嘲笑を浮かべると、背後の部下に指を鳴らして命じた。
「お前たち! こいつらを片付けろ! 私は先に行く!」
「ちょっ、待ちなさいよっ!!」
ミルフィーが叫ぶが、ギルデアは余裕の笑みを浮かべたまま、さらに奥へと消えていった。
「ユミ! あいつを追わないと!」
「うん! でもまずはこの人たちをどうにかしないと!」
---
「グルルルッ!!」
雪と雪風が前へ飛び出し、部下たちの前衛を蹴散らす。ミルフィーが素早く矢を放ち、私も後方から援護射撃。
「くぅっ……まだ来る! でも負けないんだから!」
激しい戦闘の末、敵は次々と倒れていき、通路は静寂を取り戻した。
「よし……これで!」
「急ごう! ギルデアが逃げ切っちゃう前に!」
私たちは全力で走り、拠点の最奥へと向かう。
---
拠点の最奥に辿り着いたその時――。そこにはギルデアと並び立つ、紅牙幹部カリナの姿があった。
深紅の衣をまとい、冷たい微笑を浮かべるカリナ。その存在感は、ギルデアとは比べ物にならないほどの威圧感を放っていた。
「……やっと来たわね。」
カリナはゆっくりと一歩踏み出す。
「ギルデア、あなたは下がっていなさい。ここからは私が相手をするわ。」
「くっ……!」
ミルフィーが怒りで矢を握りしめる。
雪と雪風も牙を剥き、低く唸った。
「ここで……全部終わらせるんだから!」
私たちとカリナ――紅牙との最終決戦が、ついに幕を開ける。
---
「……この先に紅牙の拠点があるんだよね?」
ユミが問いかけると、ミルフィーが険しい表情で頷いた。
「ええ。峡谷を天然の壁として利用しているから、外からは見つけにくいの。
でも……内部はまるで要塞よ。」
「要塞……。」
その言葉を聞くだけで、背筋がぞわっとする。
---
「姉さんを救えたのは奇跡だったわ。でも……奪われた仲間はまだ紅牙の手の中にいる。」
ミルフィーの声には、怒りが隠しきれずに滲んでいた。
「だからこそ、ここで決着をつける。
紅牙を、絶対に潰す!」
その強い言葉に、私も胸がぎゅっと熱くなる。
「私も……がんばる! 雪、雪風、みんなで一緒にやろう!」
「ワォンッ!」
「グルルルッ!」
雪と雪風が力強く吠え、前進の合図を告げる。その声が峡谷に反響し、決戦への覚悟をさらに固めた。
---
峡谷に差し掛かると、周囲の地形が急激に変わった。高い岩壁が両側から迫り、月明かりさえほとんど届かない。
「……すごい場所だね、これ……。」
私はスマホを取り出し、マップスキルを起動する。立体地図には、峡谷内に赤い点がいくつも浮かび上がっていた。
「敵、多いなぁ……これはもう避けて通るとか無理だね。」
「ええ。回り道はないわ。正面突破するしかない。」
ミルフィーが矢を番え、雪と雪風が低く唸る。
「よし……みんな、気合入れていこう!」
---
暗闇の中から複数の影が飛び出してきた。
「侵入者だ! 紅牙の拠点を荒らすつもりか!」
統制された動き、鋭い眼光。ただの盗賊じゃない……これは訓練された戦闘員だ!
「雪! 雪風! 右はお願いね!」
「ミルフィーは左を頼むよ!」
私が指示を飛ばすと、雪と雪風が咆哮を上げて敵に突撃する。ミルフィーの矢が正確に敵を射抜き、私は後方から矢を放って援護した。
「よし、いい感じ! このまま押し切ろう!」
しかし――。
「えっ……まだ来るの!?」
峡谷の奥から、さらに赤い点が大量にマップに表示された。
「数が多すぎるよ! 紅牙って、やっぱりただの盗賊じゃないんだね……!」
焦りながらも、全員が全力で敵を蹴散らして進む。激戦の末、ようやく敵を殲滅した時には、息が荒くて胸が苦しいほどだった。
「ふぅ……なんとか倒せたね。」
「でも、まだ本番はこれからよ。」
ミルフィーの真剣な声に、私も気持ちを引き締める。
---
一方その頃、峡谷の奥深く――紅牙の拠点。薄暗い広間には、鎧をまとった戦闘員たちと、一人の女性が立っていた。深紅の衣をまとい、鋭い視線を放つその女性こそ、紅牙幹部カリナ。
「……侵入者、ですって?」
カリナは不敵に笑みを浮かべた。
「はい。前線部隊が全滅したとの報告が。」
「ふふ……なるほどね。まさかこのタイミングでギルドじゃなく、よそ者が来るなんて。」
カリナは椅子から立ち上がり、踵を鳴らして部下たちを見下ろす。
「“御使い様”とやらが混じっているらしいじゃない。……面白いわね。必ずここで仕留めて、連れてきなさい。」
「はっ!」
部下たちが一斉に頭を下げる。
---
峡谷内をさらに進むと、紅牙の本拠地が目前に迫ってきた。通路のあちこちで敵が待ち伏せしているが、雪と雪風が先陣を切り、ミルフィーと私が連携して次々と打ち倒していく。
「はぁっ……! どんどん出てくるよ!」
「数だけじゃないわ。戦い慣れてる……。」
息を整えながらも、私たちは一歩も引かずに奥へと進む。
---
その時、通路の先に、ふてぶてしい体格の男が現れた。金色に装飾された服、太った体を揺らしながら歩く――奴隷商ギルデアだ。
「ふん……あのエルフどもを奪った連中か。お前らにはここで死んでもらう。」
ギルデアは嘲笑を浮かべると、背後の部下に指を鳴らして命じた。
「お前たち! こいつらを片付けろ! 私は先に行く!」
「ちょっ、待ちなさいよっ!!」
ミルフィーが叫ぶが、ギルデアは余裕の笑みを浮かべたまま、さらに奥へと消えていった。
「ユミ! あいつを追わないと!」
「うん! でもまずはこの人たちをどうにかしないと!」
---
「グルルルッ!!」
雪と雪風が前へ飛び出し、部下たちの前衛を蹴散らす。ミルフィーが素早く矢を放ち、私も後方から援護射撃。
「くぅっ……まだ来る! でも負けないんだから!」
激しい戦闘の末、敵は次々と倒れていき、通路は静寂を取り戻した。
「よし……これで!」
「急ごう! ギルデアが逃げ切っちゃう前に!」
私たちは全力で走り、拠点の最奥へと向かう。
---
拠点の最奥に辿り着いたその時――。そこにはギルデアと並び立つ、紅牙幹部カリナの姿があった。
深紅の衣をまとい、冷たい微笑を浮かべるカリナ。その存在感は、ギルデアとは比べ物にならないほどの威圧感を放っていた。
「……やっと来たわね。」
カリナはゆっくりと一歩踏み出す。
「ギルデア、あなたは下がっていなさい。ここからは私が相手をするわ。」
「くっ……!」
ミルフィーが怒りで矢を握りしめる。
雪と雪風も牙を剥き、低く唸った。
「ここで……全部終わらせるんだから!」
私たちとカリナ――紅牙との最終決戦が、ついに幕を開ける。
---
62
あなたにおすすめの小説
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari@七柚カリン
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
元・神獣の世話係 ~神獣さえいればいいと解雇されたけど、心優しいもふもふ神獣は私についてくるようです!~
草乃葉オウル ◆ 書籍発売中
ファンタジー
黒き狼の神獣ガルーと契約を交わし、魔人との戦争を勝利に導いた勇者が天寿をまっとうした。
勇者の養女セフィラは悲しみに暮れつつも、婚約者である王国の王子と幸せに生きていくことを誓う。
だが、王子にとってセフィラは勇者に取り入るための道具でしかなかった。
勇者亡き今、王子はセフィラとの婚約を破棄し、新たな神獣の契約者となって力による国民の支配を目論む。
しかし、ガルーと契約を交わしていたのは最初から勇者ではなくセフィラだったのだ!
真実を知って今さら媚びてくる王子に別れを告げ、セフィラはガルーの背に乗ってお城を飛び出す。
これは少女と世話焼き神獣の癒しとグルメに満ちた気ままな旅の物語!
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる