208 / 499
第7部
幕間二 《星》の想い
しおりを挟む
計画は、早速実行に移された。
時刻は四時すぎ。場所は《獅子の胃袋亭》。
そこには今、丸いテーブルを囲んで三人の人間がいた。
騎士候補生姿のサーシャとアリシア。
そして、クライン工房の白いつなぎを着たミランシャの三人である。
「お待たせしました」
その時、ウエイトレスが三つの紅茶をテーブルに置いた。
三人は軽く感謝を述べてから、
「けど、珍しいわね。サーシャちゃん達からお茶を誘うなんて」
ふと、そう尋ねるミランシャに、
「い、いえ、ミランシャさんとはまだあまり話す機会もなかったですし」
「そ、そう。折角だし親睦を深めようと思いまして」
と、サーシャとアリシアが作り笑顔を浮かべて答える。
対し、ミランシャは紅茶を手に取り「そうなんだ」と言って微笑んだ。
その笑顔はとても穏やかなため、彼女がサーシャ達の真意を見抜いているのかどうかは判断がつかない。サーシャは警戒しつつ小声で親友に語りかけた。
「(アリシア……お願いできる?)」
「(うん。分かっているわ)」
弁の立つアリシアがこくんと頷く。
そして真直ぐミランシャを見つめて、口を開こうとした時だった。
「ふふ、サーシャちゃんとアリシアちゃんは、仲がいいよね」
ミランシャが紅茶をソーサーの上に置き、そう切り出して来た。
出鼻を挫かれ、アリシアは「え」と言葉を詰まらせる。
それに対し、サーシャが慌ててフォローを入れた。
「ま、まあ、幼馴染ですし」
サーシャとアリシアは物心ついた時からの付き合いだ。
仲がいいのは自他ともに認めている。なにせ、大抵の場合は一緒に行動していたし、今や好きな男性まで同じなのだから、相性がいいのは間違いないだろう。
すると、何故かミランシャは少し寂しそうに目を細めた。
「アタシにもね。幼馴染の親友がいたの」
と、語り始める。
サーシャ達は「え」と呟いて軽く目を剥いた。
「うちのメイドだった人の娘でね。アタシと同い年だったの。あの子は一応使用人の立場だったんだけど、竹を割ったような性格をしててさ。子供の頃はアルフと一緒に三人でいたずらとかしていたわ」
ミランシャは、昔を懐かしみながら語り続ける。
そして不意にサーシャを――正確には彼女の銀の髪を見やり、
「彼女はね――《星神》だったの」
「……え?」
サーシャが大きく目を見開く。
アリシアも息を呑んだ。
ミランシャはふっと笑って言葉を続ける。
「知ってる? 《星神》って別に家系から生まれる訳でもないのよ。勿論、両親共に《星神》なら《星神》として生まれる可能性は高いわ。けど、普通の家系から生まれる場合もあるの。あの子がそうだったわ」
そこで赤毛の美女は小さく嘆息した。
「あの子の《願い》を叶える時の銀の髪はとても綺麗だったわ。サーシャちゃんにも劣らないぐらいね。だけど、アタシが十七の頃だった」
ミランシャの声はより重くなる。
「あの子はいきなり攫われたの。《神隠し》の連中にね」
「「――ッ!」」
サーシャ達は言葉を失う。
思ってもいなかった重苦しい話に、サーシャ達は完全に呑まれていた。
ミランシャの話はさらに続く。
「その組織自体は《黒陽社》とかに比べればとても小さなものよ。けど、それがかえってまずかった。ロクな施設も知識もない、何もかもが中途半端だったその組織は、あの子を雑に扱い、そして――」
グッと唇を噛みしめて、彼女は告げる。
「ようやくアタシが彼女の居場所を見つけ出した時、組織は壊滅していたわ。《聖骸主》になったあの子に壊滅させられたのよ」
サーシャ達は、何も言えない。
言葉をかけるには、あまりにも重すぎる内容だった。
「アタシはあの子を救う方法を考えた。たとえ聖骸化してもまだどうにか救えるんじゃないかって必死に考えたわ」
「………あ」
ミランシャの台詞に、サーシャがわずかに声を零す。
ハーフである彼女の母親もまた《星神》。それも、ミランシャの親友同様《聖骸主》と成り果てた末に、亡くなっている。
どうにかして《聖骸主》を救いたい。
それはサーシャの夢であり、願いだった。
(そっか、以前先生が言ってた、私と同じ夢を持つ友達って……)
と、サーシャが回想にふけかけた時、
「けどね、結局……」
そう呟き、ミランシャは再びカップを手に取って、揺れる紅茶に視線を落とす。
その眼差しは、どこか陽炎のような雰囲気を宿していた。
そして一拍置いて、彼女は告げる。
「あの子は殺されてしまった……。《七星》の第三座の手によって」
「………え?」「え、だ、弟三座、って」
サーシャ達は困惑する。
確か《七星》の弟三座とは……。
「アシュ君のことよ」
ミランシャは一瞬だけ、すっと瞳を閉じる。
「アタシの親友は彼に殺された。まあ、しばらくは割り切れなかったものよ。救うことを考えもせず、あの子を殺した彼が憎かった」
「ミ、ミランシャさん……」
アリシアは喉を鳴らして年上の女性の名を呼んだ。
その傍ら、サーシャの方は両手で口元を押さえて言葉もない。
「け、けど、ミランシャさんは、アッシュさんのことを……」
と、おずおずと尋ねるアリシアに、
「うん。今は大好きよ。愛していると胸を張って言えるわ。けど、昔は嫌いだったのよ。彼の《聖骸主》への非情すぎる対応が納得いかなくてね」
紅茶で喉を潤した後、ミランシャは答える。
少女達は沈黙する。と、赤毛の女性は「けどね」と続けた。
「知ってしまったから。《黄金死姫》のことを」
「お、《黄金、死姫》……?」
サーシャはミランシャの台詞を反芻し、眉根を寄せた。
アリシアの方も眉をしかめている。
二人とも、その名前には聞き覚えがあった。
確かアッシュの二つ名に関わるという《聖骸主》の名前だ。
「あの、それって、どういう事なんですか?」
と、アリシアが少し身を乗り出して単刀直入に尋ねるが、
「ごめん。その辺のくだりはアタシの過去ってよりも、アシュ君の過去に関することだからアタシの一存であまり話す訳にはいかないの」
ミランシャはかぶりを振ってこれ以上の説明を拒否した。
続けて、空になったカップをソーサーに置き、
「その話はあなた達がもっとアシュ君と親しくなれば、きっと彼から教えてくれるわ。それまで待ちなさい」
そう言ってから、ミランシャは「いずれにせよね」と言葉を続ける。
「アタシはそのことが切っ掛けで、アシュ君に対する感情が大分変わったの。勿論わだかまりもまだ多少はあったけど、彼の力になりたいと思って色々《聖骸主》について調べたりしたわ。まあ、それで結構一緒に行動することが多くなってね」
ミランシャはふふっと笑う。
「いつの間にか大好きになっていたの」
炎のごとき赤い髪を持つ女性の、まるで太陽のような微笑みに、サーシャとアリシアは一瞬見惚れてしまった。彼女の言葉に一切偽りがないのは疑うまでもない。
少女達は声も出せず圧倒されてしまう。
「うふふっ」
そして、ミランシャは再び笑った。
「これでよかったかな? わざわざ呼び出したのは、アタシとアシュ君の事を聞きたかったんでしょう?」
「え、あ」「そ、その……」
サーシャとアリシアは、顔色を変えてわたわたとしてしまう。
仮にも年長者。彼女達の思惑など最初からお見通しだったようだ。
「ふふふ、紅茶、とてもおいしかったわ。また誘ってね。うん。今度はオトハちゃんやユーリィちゃんも一緒にね!」
そう言って、ミランシャは伝票を持って立ち上がる。
それから、にぱっと笑い、
「それじゃあアタシ、まだ仕事あるから戻るね!」
と陽気な声をかけて、彼女は忙しい様子で立ち去って行った。
サーシャ達はその後ろ姿を、静かに見送った。
そしてしばらくしてから、二人揃って溜息をつく。
結局、『昔』の話は聞けたが、『今』の情報は引き出せていない。
完全に見透かされていた。今回の任務は言い訳もない大失敗だった。
「失敗したわね。けど……」
アリシアが肩を落としてサーシャに目をやる。
対し、サーシャも苦笑を浮かべた。
「うん。一つだけ分かったね」
本作戦の唯一の戦果。今回のおかげで改めて理解した事がある。
どうやら、ミランシャの想いは揺るぎないものらしい。
「オトハさんと双璧をなす人かぁ。確かに強敵よねぇ」
「……うん、そうだね」
そう呟いて丸テーブルに頬をつき、嘆息する二人の少女だった。
時刻は四時すぎ。場所は《獅子の胃袋亭》。
そこには今、丸いテーブルを囲んで三人の人間がいた。
騎士候補生姿のサーシャとアリシア。
そして、クライン工房の白いつなぎを着たミランシャの三人である。
「お待たせしました」
その時、ウエイトレスが三つの紅茶をテーブルに置いた。
三人は軽く感謝を述べてから、
「けど、珍しいわね。サーシャちゃん達からお茶を誘うなんて」
ふと、そう尋ねるミランシャに、
「い、いえ、ミランシャさんとはまだあまり話す機会もなかったですし」
「そ、そう。折角だし親睦を深めようと思いまして」
と、サーシャとアリシアが作り笑顔を浮かべて答える。
対し、ミランシャは紅茶を手に取り「そうなんだ」と言って微笑んだ。
その笑顔はとても穏やかなため、彼女がサーシャ達の真意を見抜いているのかどうかは判断がつかない。サーシャは警戒しつつ小声で親友に語りかけた。
「(アリシア……お願いできる?)」
「(うん。分かっているわ)」
弁の立つアリシアがこくんと頷く。
そして真直ぐミランシャを見つめて、口を開こうとした時だった。
「ふふ、サーシャちゃんとアリシアちゃんは、仲がいいよね」
ミランシャが紅茶をソーサーの上に置き、そう切り出して来た。
出鼻を挫かれ、アリシアは「え」と言葉を詰まらせる。
それに対し、サーシャが慌ててフォローを入れた。
「ま、まあ、幼馴染ですし」
サーシャとアリシアは物心ついた時からの付き合いだ。
仲がいいのは自他ともに認めている。なにせ、大抵の場合は一緒に行動していたし、今や好きな男性まで同じなのだから、相性がいいのは間違いないだろう。
すると、何故かミランシャは少し寂しそうに目を細めた。
「アタシにもね。幼馴染の親友がいたの」
と、語り始める。
サーシャ達は「え」と呟いて軽く目を剥いた。
「うちのメイドだった人の娘でね。アタシと同い年だったの。あの子は一応使用人の立場だったんだけど、竹を割ったような性格をしててさ。子供の頃はアルフと一緒に三人でいたずらとかしていたわ」
ミランシャは、昔を懐かしみながら語り続ける。
そして不意にサーシャを――正確には彼女の銀の髪を見やり、
「彼女はね――《星神》だったの」
「……え?」
サーシャが大きく目を見開く。
アリシアも息を呑んだ。
ミランシャはふっと笑って言葉を続ける。
「知ってる? 《星神》って別に家系から生まれる訳でもないのよ。勿論、両親共に《星神》なら《星神》として生まれる可能性は高いわ。けど、普通の家系から生まれる場合もあるの。あの子がそうだったわ」
そこで赤毛の美女は小さく嘆息した。
「あの子の《願い》を叶える時の銀の髪はとても綺麗だったわ。サーシャちゃんにも劣らないぐらいね。だけど、アタシが十七の頃だった」
ミランシャの声はより重くなる。
「あの子はいきなり攫われたの。《神隠し》の連中にね」
「「――ッ!」」
サーシャ達は言葉を失う。
思ってもいなかった重苦しい話に、サーシャ達は完全に呑まれていた。
ミランシャの話はさらに続く。
「その組織自体は《黒陽社》とかに比べればとても小さなものよ。けど、それがかえってまずかった。ロクな施設も知識もない、何もかもが中途半端だったその組織は、あの子を雑に扱い、そして――」
グッと唇を噛みしめて、彼女は告げる。
「ようやくアタシが彼女の居場所を見つけ出した時、組織は壊滅していたわ。《聖骸主》になったあの子に壊滅させられたのよ」
サーシャ達は、何も言えない。
言葉をかけるには、あまりにも重すぎる内容だった。
「アタシはあの子を救う方法を考えた。たとえ聖骸化してもまだどうにか救えるんじゃないかって必死に考えたわ」
「………あ」
ミランシャの台詞に、サーシャがわずかに声を零す。
ハーフである彼女の母親もまた《星神》。それも、ミランシャの親友同様《聖骸主》と成り果てた末に、亡くなっている。
どうにかして《聖骸主》を救いたい。
それはサーシャの夢であり、願いだった。
(そっか、以前先生が言ってた、私と同じ夢を持つ友達って……)
と、サーシャが回想にふけかけた時、
「けどね、結局……」
そう呟き、ミランシャは再びカップを手に取って、揺れる紅茶に視線を落とす。
その眼差しは、どこか陽炎のような雰囲気を宿していた。
そして一拍置いて、彼女は告げる。
「あの子は殺されてしまった……。《七星》の第三座の手によって」
「………え?」「え、だ、弟三座、って」
サーシャ達は困惑する。
確か《七星》の弟三座とは……。
「アシュ君のことよ」
ミランシャは一瞬だけ、すっと瞳を閉じる。
「アタシの親友は彼に殺された。まあ、しばらくは割り切れなかったものよ。救うことを考えもせず、あの子を殺した彼が憎かった」
「ミ、ミランシャさん……」
アリシアは喉を鳴らして年上の女性の名を呼んだ。
その傍ら、サーシャの方は両手で口元を押さえて言葉もない。
「け、けど、ミランシャさんは、アッシュさんのことを……」
と、おずおずと尋ねるアリシアに、
「うん。今は大好きよ。愛していると胸を張って言えるわ。けど、昔は嫌いだったのよ。彼の《聖骸主》への非情すぎる対応が納得いかなくてね」
紅茶で喉を潤した後、ミランシャは答える。
少女達は沈黙する。と、赤毛の女性は「けどね」と続けた。
「知ってしまったから。《黄金死姫》のことを」
「お、《黄金、死姫》……?」
サーシャはミランシャの台詞を反芻し、眉根を寄せた。
アリシアの方も眉をしかめている。
二人とも、その名前には聞き覚えがあった。
確かアッシュの二つ名に関わるという《聖骸主》の名前だ。
「あの、それって、どういう事なんですか?」
と、アリシアが少し身を乗り出して単刀直入に尋ねるが、
「ごめん。その辺のくだりはアタシの過去ってよりも、アシュ君の過去に関することだからアタシの一存であまり話す訳にはいかないの」
ミランシャはかぶりを振ってこれ以上の説明を拒否した。
続けて、空になったカップをソーサーに置き、
「その話はあなた達がもっとアシュ君と親しくなれば、きっと彼から教えてくれるわ。それまで待ちなさい」
そう言ってから、ミランシャは「いずれにせよね」と言葉を続ける。
「アタシはそのことが切っ掛けで、アシュ君に対する感情が大分変わったの。勿論わだかまりもまだ多少はあったけど、彼の力になりたいと思って色々《聖骸主》について調べたりしたわ。まあ、それで結構一緒に行動することが多くなってね」
ミランシャはふふっと笑う。
「いつの間にか大好きになっていたの」
炎のごとき赤い髪を持つ女性の、まるで太陽のような微笑みに、サーシャとアリシアは一瞬見惚れてしまった。彼女の言葉に一切偽りがないのは疑うまでもない。
少女達は声も出せず圧倒されてしまう。
「うふふっ」
そして、ミランシャは再び笑った。
「これでよかったかな? わざわざ呼び出したのは、アタシとアシュ君の事を聞きたかったんでしょう?」
「え、あ」「そ、その……」
サーシャとアリシアは、顔色を変えてわたわたとしてしまう。
仮にも年長者。彼女達の思惑など最初からお見通しだったようだ。
「ふふふ、紅茶、とてもおいしかったわ。また誘ってね。うん。今度はオトハちゃんやユーリィちゃんも一緒にね!」
そう言って、ミランシャは伝票を持って立ち上がる。
それから、にぱっと笑い、
「それじゃあアタシ、まだ仕事あるから戻るね!」
と陽気な声をかけて、彼女は忙しい様子で立ち去って行った。
サーシャ達はその後ろ姿を、静かに見送った。
そしてしばらくしてから、二人揃って溜息をつく。
結局、『昔』の話は聞けたが、『今』の情報は引き出せていない。
完全に見透かされていた。今回の任務は言い訳もない大失敗だった。
「失敗したわね。けど……」
アリシアが肩を落としてサーシャに目をやる。
対し、サーシャも苦笑を浮かべた。
「うん。一つだけ分かったね」
本作戦の唯一の戦果。今回のおかげで改めて理解した事がある。
どうやら、ミランシャの想いは揺るぎないものらしい。
「オトハさんと双璧をなす人かぁ。確かに強敵よねぇ」
「……うん、そうだね」
そう呟いて丸テーブルに頬をつき、嘆息する二人の少女だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~
さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』
誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。
辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。
だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。
学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる
これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
完結 シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣
織部
ファンタジー
ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。
背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。
母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。
セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。
彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。
セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。
「セラ、ウミ」
「ええ、そうよ。海」
ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します!
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる