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わたし日本料理を創造します
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「アクアさん。美味しく食べてもらえて嬉しいです。ありがとう」
わたしは満面の笑みを浮かべる。
「く、くそ~信じられないよ……アリア、君は幼女だろう? 何歳なんだよ?」
アクアさんはぷりぷりしながら空っぽになったお皿とわたしの顔を交互に眺めながら尋ねた。
「五歳です。今年六歳になります」
わたしは胸を張って答える。中身は十八歳だけどね。でも、記憶が戻ってからも半分心も幼女化してるんだけどねと、心の中で呟く。
「五歳かよ。見た目そんな感じだけど、時々大人みたいなんだよな」
アクアさんはじーっとわたしの顔を見て言った。
「あはは、アリアちゃんはお兄ちゃんよりしっかりしてたりね~」
ストロベリーナさんが口元に両手を当ててクスクス笑う。
「おい、ストロベリーナなんだって!」
キッと睨むアクアさんにストロベリーナさんは、「お兄ちゃんは二十六歳にもなって幼いんだからね」と言って笑う。
「ふん、ほっといてくれよ」
「だって、本当のことだもんね。わたしより四つも年上なのに」
そんな兄妹のやり取りを見ているとなんだか羨ましくなった。
「仲良しな兄妹だね」
「え!! どこが?」
「仲良しじゃないよ」
どう見ても仲良し兄妹のアクアさんとストロベリーナさんはほぼ同時に言った。
「うふふ、息も合っているよ~」
わたしはクスクス笑う。
「そっかな……まあ、ストロベリーナはこんな奴だけど俺のたった一人の妹だしな~」
そう言いながらストロベリーナさんに視線を向けるアクアさんの目は愛情に満ちていた。
「わたしのこの世でたった一人のお兄ちゃんだもんね。大切にしなきゃね。こんな奴だけど……」
なんて言っているストロベリーナさんの目も優しげだ。
お互いを大事だと思い合える二人を見ていると微笑ましくてほっこりする。それと同時に富菜ちゃんと仲良く出来なかった地球での自分を思い出し悲しくなる。
姉妹ではなかったけれど、血は繋がっていたのにな……。
「アリナちゃんどうかした?」
顔を上げるとアクアさんがわたしをじっと見ていた。
「ううん。ただ、兄妹仲良しなアクアさんとストロベリーナさんが羨ましいな~と思って……」
「何を言っているんだよ。俺達からすると、両親に愛されているアリナちゃんが……羨ましいよ」
「へ?」
わたしはちょっと驚き間抜けな声を出してしまった。
「そうよ、わたしとお兄ちゃんはアリナちゃんが特にお父さんから溺愛っていうのかな? されているのが羨ましかったのよ」
ストロベリーナさんもそう言ってわたしをじっと見る。
「そうだったの……」
わたしはストロベリーナさんとアクアさんの顔を交互に見た。
「ああ、そうだよ。だからこのお隣りのカフェ食堂が気になったんだよ。美味しい料理でも食べられるかなと思ってね」
「わたし達は両親が幼い頃からいないのよ。お兄ちゃんとわたしを捨てて何処かへ行ってしまったの」
「そうだったんですか……知らなかった」
わたしは俯き涙をぽろぽろと流してしまった。だって、地球時代のわたしと重なってしまって……。
「おいおい、アリナちゃんどうして泣くんだよ」
「アリナちゃん、泣かないで」
二人は困惑した表情でわたしの顔を覗き込む。
「だ、だってアクアさんとストロベリーナさんが可哀想で。それに……」
地球の両親のことを口に出してしまいそうになったけれど、わたしはぐっと堪らえた。
「わたし達は今は幸せだよ」
「そうだよ。なんたって俺達の食堂は大繁盛しているしさ」
アクアさんは「アリナちゃんとこのカフェ食堂と違ってな」と言ってニッと笑った。
一言多いけれど、アクアさんは悪い人ではないんだな。
「お兄ちゃんはまた、余計なことを言うんだから」
ストロベリーナさんは呆れたようにアクアさんを見た。
「みんな色々あるんだね」
わたしは手の甲で涙を拭った。
「やっぱりアリナちゃんはしっかりしてるね」
ストロベリーナさんはそう言いながら竹で編み上げた手提げカゴから真っ赤なイチゴ柄が可愛いハンカチを取り出した。
そして、椅子から立ち上がりわたしのほっぺたにそっと手を触れその可愛らしいイチゴ柄のハンカチで涙を拭いてくれた。
それがもう嬉しくてわたしの目から涙が次から次へとぽろぽろと流れ落ちた。
「え? アリナちゃんどうしたの? あ、わたしのハンカチで涙を拭いて嫌だったかな? これ洗ったばかりだから汚れていないよ」
「違うの。わたし嬉しくって。ストロベリーナさんがわたしのお姉さんみたいで」
そう答えたわたしの瞳から涙がぽろぽろ零れた。泣かないでいようと思うのに涙が止まらないよ。
「そんなこと言ってもらえて嬉しいよ。だったらわたしのことをお姉さんと思ってくれていいよ」
そのストロベリーナさんの声はとても優しくてあたたかくて思わずお姉ちゃんと言ってしまいそうになった。
「あ、そうだ。お兄ちゃんのこともアリナちゃんのお兄ちゃんと思ってくれていいよ~」
「な、なんで俺まで!!」
「お兄ちゃんは幼い妹もほしいんじゃないの~」
「まさか……あ、でもどうしてもと言うんだったらかまわないけどね」
ニヤニヤ笑うストロベリーナさんとちょっと焦り顔のアクアさん兄妹が可笑しくてわたしはにこっと笑い。
そして。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と声に出してみた。
わたしは満面の笑みを浮かべる。
「く、くそ~信じられないよ……アリア、君は幼女だろう? 何歳なんだよ?」
アクアさんはぷりぷりしながら空っぽになったお皿とわたしの顔を交互に眺めながら尋ねた。
「五歳です。今年六歳になります」
わたしは胸を張って答える。中身は十八歳だけどね。でも、記憶が戻ってからも半分心も幼女化してるんだけどねと、心の中で呟く。
「五歳かよ。見た目そんな感じだけど、時々大人みたいなんだよな」
アクアさんはじーっとわたしの顔を見て言った。
「あはは、アリアちゃんはお兄ちゃんよりしっかりしてたりね~」
ストロベリーナさんが口元に両手を当ててクスクス笑う。
「おい、ストロベリーナなんだって!」
キッと睨むアクアさんにストロベリーナさんは、「お兄ちゃんは二十六歳にもなって幼いんだからね」と言って笑う。
「ふん、ほっといてくれよ」
「だって、本当のことだもんね。わたしより四つも年上なのに」
そんな兄妹のやり取りを見ているとなんだか羨ましくなった。
「仲良しな兄妹だね」
「え!! どこが?」
「仲良しじゃないよ」
どう見ても仲良し兄妹のアクアさんとストロベリーナさんはほぼ同時に言った。
「うふふ、息も合っているよ~」
わたしはクスクス笑う。
「そっかな……まあ、ストロベリーナはこんな奴だけど俺のたった一人の妹だしな~」
そう言いながらストロベリーナさんに視線を向けるアクアさんの目は愛情に満ちていた。
「わたしのこの世でたった一人のお兄ちゃんだもんね。大切にしなきゃね。こんな奴だけど……」
なんて言っているストロベリーナさんの目も優しげだ。
お互いを大事だと思い合える二人を見ていると微笑ましくてほっこりする。それと同時に富菜ちゃんと仲良く出来なかった地球での自分を思い出し悲しくなる。
姉妹ではなかったけれど、血は繋がっていたのにな……。
「アリナちゃんどうかした?」
顔を上げるとアクアさんがわたしをじっと見ていた。
「ううん。ただ、兄妹仲良しなアクアさんとストロベリーナさんが羨ましいな~と思って……」
「何を言っているんだよ。俺達からすると、両親に愛されているアリナちゃんが……羨ましいよ」
「へ?」
わたしはちょっと驚き間抜けな声を出してしまった。
「そうよ、わたしとお兄ちゃんはアリナちゃんが特にお父さんから溺愛っていうのかな? されているのが羨ましかったのよ」
ストロベリーナさんもそう言ってわたしをじっと見る。
「そうだったの……」
わたしはストロベリーナさんとアクアさんの顔を交互に見た。
「ああ、そうだよ。だからこのお隣りのカフェ食堂が気になったんだよ。美味しい料理でも食べられるかなと思ってね」
「わたし達は両親が幼い頃からいないのよ。お兄ちゃんとわたしを捨てて何処かへ行ってしまったの」
「そうだったんですか……知らなかった」
わたしは俯き涙をぽろぽろと流してしまった。だって、地球時代のわたしと重なってしまって……。
「おいおい、アリナちゃんどうして泣くんだよ」
「アリナちゃん、泣かないで」
二人は困惑した表情でわたしの顔を覗き込む。
「だ、だってアクアさんとストロベリーナさんが可哀想で。それに……」
地球の両親のことを口に出してしまいそうになったけれど、わたしはぐっと堪らえた。
「わたし達は今は幸せだよ」
「そうだよ。なんたって俺達の食堂は大繁盛しているしさ」
アクアさんは「アリナちゃんとこのカフェ食堂と違ってな」と言ってニッと笑った。
一言多いけれど、アクアさんは悪い人ではないんだな。
「お兄ちゃんはまた、余計なことを言うんだから」
ストロベリーナさんは呆れたようにアクアさんを見た。
「みんな色々あるんだね」
わたしは手の甲で涙を拭った。
「やっぱりアリナちゃんはしっかりしてるね」
ストロベリーナさんはそう言いながら竹で編み上げた手提げカゴから真っ赤なイチゴ柄が可愛いハンカチを取り出した。
そして、椅子から立ち上がりわたしのほっぺたにそっと手を触れその可愛らしいイチゴ柄のハンカチで涙を拭いてくれた。
それがもう嬉しくてわたしの目から涙が次から次へとぽろぽろと流れ落ちた。
「え? アリナちゃんどうしたの? あ、わたしのハンカチで涙を拭いて嫌だったかな? これ洗ったばかりだから汚れていないよ」
「違うの。わたし嬉しくって。ストロベリーナさんがわたしのお姉さんみたいで」
そう答えたわたしの瞳から涙がぽろぽろ零れた。泣かないでいようと思うのに涙が止まらないよ。
「そんなこと言ってもらえて嬉しいよ。だったらわたしのことをお姉さんと思ってくれていいよ」
そのストロベリーナさんの声はとても優しくてあたたかくて思わずお姉ちゃんと言ってしまいそうになった。
「あ、そうだ。お兄ちゃんのこともアリナちゃんのお兄ちゃんと思ってくれていいよ~」
「な、なんで俺まで!!」
「お兄ちゃんは幼い妹もほしいんじゃないの~」
「まさか……あ、でもどうしてもと言うんだったらかまわないけどね」
ニヤニヤ笑うストロベリーナさんとちょっと焦り顔のアクアさん兄妹が可笑しくてわたしはにこっと笑い。
そして。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と声に出してみた。
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