異世界カフェ食堂で皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力が与えられていた!(もふもふ聖獣猫のモフにゃーと楽しく日本料理を創造します)

なかじまあゆこ

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真来の家にお邪魔します

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「わたしは猫ちゃんじゃないにゃん。猫の聖獣だにゃん。それにモフにゃーという可愛らしい名前があるよ」

 モフにゃーは地面に倒れたままの状態でどす黒い声を出す真っ黒聖獣を見下ろし言った。

「そうか、猫聖獣のモフにゃーかい。可愛らしい名前だな」と、まさかの発言をする。

 そして、もっと信じられないことを言う。それは……。

「モフにゃー主よ、俺に名前を付けてくれ」と真っ黒魔獣はむくりと立ち上がり言った。

「んにゃん? わたしが主にゃん?」

 モフにゃーは目を丸くし自身を指差す。

「そうだ。この俺を手懐けたのだからな」

 真っ黒魔獣はそう言ってふがぁーと鳴いた(ほえたのかな?)

 なんだかこれはギャップとモフにゃーのパターンと同じだよ。わたしとギャップは顔を見合わせた。

「これはまさかだね……」
「そのようだな……」

「わたしが手懐けたにゃん」
「そうだ。この真っ黒魔獣である俺をテイムしたのだからな……信じられないモフにゃー主だよ」

 と言ったのだ。

「モフにゃーが二匹の主になるんだ!」
「流石モフにゃー主だな」

 ギャップはまるで自分のことであるかのように得意げに胸を張る。

 そして、わたしとギャップはモフにゃーと真っ黒魔獣のやり取りに注目した。

「わたしが真っ黒魔獣をテイムしたにゃん」
「ああ、そうだよ。だから早く名前を付けてくれよ」
「うん、わかったにゃん」

 モフにゃーは可愛らしく首を横に傾け「うにゃんにゃんて名前がいいかにゃ?」と言った。

 そんなモフにゃーをわたし達はじっと見守った。

「真っ黒魔獣の名前を発表しますにゃん」

 モフにゃーが腰に肉球のある可愛らしい手を当て言った。

 どんな名前になるのかな。ワクワクする。

「俺の名前は……」

 真っ黒魔獣の真っ黒な瞳がキラキラキラリンと輝く。あれはかなり期待しているみたいだ。

「ホッホ、このライオン魔獣鳥である俺のギャップって名前よりかは劣るだろうが楽しみだな」

 ギャップもなぜだかドヤ顔だ。

「にゃはは、みんなお待たせしたにゃん。真っ黒魔獣の名前はにゃん……」

 モフにゃーはわたしとギャップの顔を交互に見てから視線を真っ黒魔獣に移す。そして、にゃぱりと笑い名前を発表した。

 その名前は……。

「日焼けだにゃん」と言った。

 その発表に一同ぽかーんとする。だって、日焼けってなんですか……。

「こ、この、お、俺の名前は日焼けなのかい!?」

 真っ黒魔獣はその目をカッと見開く。

「はいにゃん。可愛らしい名前でしょうにゃん」
「まあな……だけど何故に日焼けなんだ?」
「そうだよ、何故日焼け?」
「モフにゃー主よ意味不明だぞ」
「それはにゃん。真っ黒にこげこげ日焼けしてるからだにゃん」

 とモフにゃーは得意げに胸を張る。

 モフにゃーなんか違うような気がするよ。あれは日焼けじゃないと思うよ。
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