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もふもふでいっぱい
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「わたし飛び込みますにゃん」
「モフにゃー主が飛び込むのだったら俺も飛び込むぞ。ガォ~」
「モフにゃー主に付いて行くぜ」
と声が聞こえてきたのとほぼ同時にザッバーンともふもふな三匹は洗濯池に飛び込んだ。
「うわぁ~どうしてお洗濯池に飛び込んじゃうの?」
なんだかモフにゃーが怪しい動きをしているなと思ったらこれなんだもん。
「アリナちゃ~ん。お水が冷たくて気持ちいいにゃん」
モフにゃーはこちらを見てにゃぱにゃぱ笑う。
「気持ちいいぞ。アリナちゃんも入ったらいいよ」
ギャップも気持ちよさそうに笑った。
「これは、お風呂代わりになるぜ。良き水だぞ。アリナもどうぞ」
日焼けも気持ちよさそうに洗濯中のタオルでもふもふなその顔を洗う。って……。
「日焼けちゃん! せっかく洗ったタオルで顔を洗ってどうするの!!」
わたしは怒りでワナワナと肩を震わせた。
「そう怒るなよ。タオルと一緒に真っ黒魔獣な俺自身も洗濯だ~い」
日焼けは幸せそうな顔をした。
なんだか怒ることも馬鹿らしく思えてきた。好きなだけお風呂タイムを楽しむといいよ。
「わたしは洗濯の続きをするよ」
洗濯池でざぶざぶとタオルを洗うわたしと笑顔を浮かべお風呂タイムなもふもふだったのだ。
しかも気づくといつの間にかもふもふ達は泳いでいた。
モフにゃーは猫なのに(あ、聖獣猫だったかな)前足を使ってスイスイと器用に泳ぐ。ギャップもライオン魔獣鳥なのに気持ちよさそうに泳いでいる。ライオンも水が好きではないと思うんだけどな。(ライオン魔獣鳥だから関係ないのかな?)それから、日焼けもあまり泳ぎは得意そうではないけどバシャバシャと泳いでいた。
その姿があまりにもキュートでキャ~可愛いとわたしは叫んでしまった。
可愛さに負けている場合ではない。
「モフにゃーにギャップちゃんに日焼けちゃん! お洗濯をしなさい」
「ん? うにゃん?」
「ん? ガォ~?」
「ん? なんだ?」
三匹は一瞬泳ぐのを止めきょとんした顔でわたしを見る。
「君達お洗濯中でしょう」
わたしは立ち上がり腰に両手を当てぷんすかぷんぷんと怒ってみせた。
「にゃはは、そうだったにゃん」
「忘れていたぞ」
「そうだった、この真っ黒魔獣な俺が洗濯をしていたのだった」
「じゃあ、早く洗濯をしてね」
怒るわたしに三匹は、「は~いにゃん」、「は~い、ガォ~」、「は~い、任せておけ」と返事をした。
本当に手のかかる子達だ。さて、気を取り直しお洗濯の続きをしよう。洗濯池の水は透き通っていて綺麗で冷たくて気持ちいい。ざぶざぶとタオルを洗うわたし。
一方もふもふ達は洗濯池の中でざぶざぶとタオルを洗っていた。なんかもうタオルを洗っているのかもふもふ達が洗われているのかわからない。うふふ、どっちでもいいや。
緑が溢れる自然に包まれていると心が穏やかになる。もふもふも洗濯池で楽しんでいるんだもん。それでいいじゃない。
みんなで楽しくお洗濯だ。
わたしもモフにゃーもギャップも日焼けもお洗濯を楽しんだ。
もふもふ達も洗濯池から上がりみんなで水の含んだタオルを絞った。
「お洗濯完了~」
「完了にゃん」
「完了だガォ~」
「完了したぞ」
わたし達は元気よくお洗濯完了宣言をした。でもね。
「今からタオルを干さなくてはね」
とわたしはにっこりと微笑みを浮かべた。
「え? お洗濯完了したんじゃないのにゃん?」
「今、完了って言ったじゃないか。ガォ~」
「そうだよ、お洗濯は終了したんだろう?」
もふもふ達はぶぅぶぅ文句を言う。それにまたまた三匹はもふもふからほっそりになっているね。
「だって、タオルを干さなきゃびしゃびしゃのままだよ~」
わたしはタオルを広げて三匹に見せた。水滴がタオルからポタポタと零れ落ちる。
「うにゃん……後はアリナちゃんに任せるにゃん」
「俺は忙しいんだ。アリナちゃんに任せるぞ」
「俺も多忙だぜ」
なんて言って三匹はわたしに任せようとする。
「ダメだよ。後始末は最後までしようね」
「モフにゃー主が飛び込むのだったら俺も飛び込むぞ。ガォ~」
「モフにゃー主に付いて行くぜ」
と声が聞こえてきたのとほぼ同時にザッバーンともふもふな三匹は洗濯池に飛び込んだ。
「うわぁ~どうしてお洗濯池に飛び込んじゃうの?」
なんだかモフにゃーが怪しい動きをしているなと思ったらこれなんだもん。
「アリナちゃ~ん。お水が冷たくて気持ちいいにゃん」
モフにゃーはこちらを見てにゃぱにゃぱ笑う。
「気持ちいいぞ。アリナちゃんも入ったらいいよ」
ギャップも気持ちよさそうに笑った。
「これは、お風呂代わりになるぜ。良き水だぞ。アリナもどうぞ」
日焼けも気持ちよさそうに洗濯中のタオルでもふもふなその顔を洗う。って……。
「日焼けちゃん! せっかく洗ったタオルで顔を洗ってどうするの!!」
わたしは怒りでワナワナと肩を震わせた。
「そう怒るなよ。タオルと一緒に真っ黒魔獣な俺自身も洗濯だ~い」
日焼けは幸せそうな顔をした。
なんだか怒ることも馬鹿らしく思えてきた。好きなだけお風呂タイムを楽しむといいよ。
「わたしは洗濯の続きをするよ」
洗濯池でざぶざぶとタオルを洗うわたしと笑顔を浮かべお風呂タイムなもふもふだったのだ。
しかも気づくといつの間にかもふもふ達は泳いでいた。
モフにゃーは猫なのに(あ、聖獣猫だったかな)前足を使ってスイスイと器用に泳ぐ。ギャップもライオン魔獣鳥なのに気持ちよさそうに泳いでいる。ライオンも水が好きではないと思うんだけどな。(ライオン魔獣鳥だから関係ないのかな?)それから、日焼けもあまり泳ぎは得意そうではないけどバシャバシャと泳いでいた。
その姿があまりにもキュートでキャ~可愛いとわたしは叫んでしまった。
可愛さに負けている場合ではない。
「モフにゃーにギャップちゃんに日焼けちゃん! お洗濯をしなさい」
「ん? うにゃん?」
「ん? ガォ~?」
「ん? なんだ?」
三匹は一瞬泳ぐのを止めきょとんした顔でわたしを見る。
「君達お洗濯中でしょう」
わたしは立ち上がり腰に両手を当てぷんすかぷんぷんと怒ってみせた。
「にゃはは、そうだったにゃん」
「忘れていたぞ」
「そうだった、この真っ黒魔獣な俺が洗濯をしていたのだった」
「じゃあ、早く洗濯をしてね」
怒るわたしに三匹は、「は~いにゃん」、「は~い、ガォ~」、「は~い、任せておけ」と返事をした。
本当に手のかかる子達だ。さて、気を取り直しお洗濯の続きをしよう。洗濯池の水は透き通っていて綺麗で冷たくて気持ちいい。ざぶざぶとタオルを洗うわたし。
一方もふもふ達は洗濯池の中でざぶざぶとタオルを洗っていた。なんかもうタオルを洗っているのかもふもふ達が洗われているのかわからない。うふふ、どっちでもいいや。
緑が溢れる自然に包まれていると心が穏やかになる。もふもふも洗濯池で楽しんでいるんだもん。それでいいじゃない。
みんなで楽しくお洗濯だ。
わたしもモフにゃーもギャップも日焼けもお洗濯を楽しんだ。
もふもふ達も洗濯池から上がりみんなで水の含んだタオルを絞った。
「お洗濯完了~」
「完了にゃん」
「完了だガォ~」
「完了したぞ」
わたし達は元気よくお洗濯完了宣言をした。でもね。
「今からタオルを干さなくてはね」
とわたしはにっこりと微笑みを浮かべた。
「え? お洗濯完了したんじゃないのにゃん?」
「今、完了って言ったじゃないか。ガォ~」
「そうだよ、お洗濯は終了したんだろう?」
もふもふ達はぶぅぶぅ文句を言う。それにまたまた三匹はもふもふからほっそりになっているね。
「だって、タオルを干さなきゃびしゃびしゃのままだよ~」
わたしはタオルを広げて三匹に見せた。水滴がタオルからポタポタと零れ落ちる。
「うにゃん……後はアリナちゃんに任せるにゃん」
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「ダメだよ。後始末は最後までしようね」
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