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孤独だったわたし達が今は幸せ
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「はぁ~はぁ~ふぅふぅ。まったく俺のたてがみは人気だぜ」
ギャップはわたし達に散々撫でられたたてがみを自身の手で丁寧に整えながらふぅと溜め息をついた。でも、やっぱりその表情は嬉しそうだよ。
「ねえ、ギャップちゃん野生時代のお話しの続きをしてよ。日焼けちゃんもね」
「あ、うん。そうだったな。俺の野生時代は孤独であり野生的だったぞ」
ギャップのその表情はしみじみと遠い過去(あ、遠くないか)を思い出しているように見えた。
「野生的にゃん。わたしも参加したかったにゃん」
「モフにゃーは参加しなくていいよ。そっか、野生的で孤独だったんだね」
「俺の野生時代と似ているようだな。俺はだな」
「おい、日焼けちゃん、先に俺の話を聞いてくれよ」
「わかった、特別に聞いてやろうではないか」
なんてやり取りをしてようやくギャップの話が始まる。
「俺はライオン魔獣鳥のそれはカッコいいギャップだった。あ、まだ名はなかったな……。そう、俺は名もなき者だった」
ギャップはモフにゃーに視線を向けそれからわたしと日焼けの顔を見た。
「そう、ライオン魔獣鳥は生まれてすぐにぽ~いと放り出されるのだ。だから、名前も付けられない。赤ん坊の俺は必死になりこの世界で生きてきたぞ」
ギャップはこのグリーン王国で赤ん坊の頃から一匹で生きてきた。わたしだったら生きていけないと思う。飢え死にしてしまいそうだ。
「ただ、俺はライオン魔獣鳥であるから魚の丸呑みや野菜の丸呑みも得意だったからな。なんとか生きていけたのさ」
ギャップの話は続く。
「俺のライオン魔獣っぷりが格好よすぎるからなのか恐れられたんだよな……」
そう言ったギャップのその表情は得意げではあるけれど、どこか淋しげでもあった。そんなギャップの話をみんな黙って聞いている。
「お~い、遊ぼうぜと聖獣タヌキに幼き俺は声をかけたんだ。そしたらぎゃあ~!! ライオン魔獣鳥だよ~! って叫んで逃げていきやがったんだよ。だから、俺はがっかりしてガォ~って吠えたんだ」
ギャップのその声はとても悲しそうでわたしの胸がチクッと痛んだ。
「次の日、信じられないことがあったんだ」
「信じられないこと?」
「信じられないことってにゃんだろう?」
「ギャップちゃん何があったんだ?」
わたし達が興味を持ち尋ねるとギャップは、「酷いんだぜ」と口を尖らせガォ~と吠えた。
そして。
「『ライオン魔獣鳥出没に注意』と書かれた立て看板が置かれたんだよ」と激しく怒りのこもった声で言った。
「ショックだったよ。その頃の俺はまだ赤ちゃんライオン魔獣鳥だったのにさ……だから、もう誰とも仲良くしない、友達なんていらないと思ったんだよ」
ギャップは唇をぎゅっと噛み悔しそうだ。赤ちゃんライオン魔獣鳥だった小さなギャップの姿が目に浮かぶ。きっと、淋しくて不安で堪らなかったんだろうな。本当は友達がほしかったんだよね。親からも愛されたかったんだよね。
そう思うと涙が出そうになった。
「ただ、俺はライオン魔獣鳥であるからなんとか食べていけた。川で魚を捕らえ丸呑みし、畑で野菜を頂き丸呑みし、道端を歩く獲物を捕らえ食べた。俺はモフにゃー主に出会う前はずっと、一匹で生きてきたそんな感じだよ」
ギャップはわたし達の顔を順番に見て「これが俺の野生時代の話だよ」と言った。
ギャップはわたし達に散々撫でられたたてがみを自身の手で丁寧に整えながらふぅと溜め息をついた。でも、やっぱりその表情は嬉しそうだよ。
「ねえ、ギャップちゃん野生時代のお話しの続きをしてよ。日焼けちゃんもね」
「あ、うん。そうだったな。俺の野生時代は孤独であり野生的だったぞ」
ギャップのその表情はしみじみと遠い過去(あ、遠くないか)を思い出しているように見えた。
「野生的にゃん。わたしも参加したかったにゃん」
「モフにゃーは参加しなくていいよ。そっか、野生的で孤独だったんだね」
「俺の野生時代と似ているようだな。俺はだな」
「おい、日焼けちゃん、先に俺の話を聞いてくれよ」
「わかった、特別に聞いてやろうではないか」
なんてやり取りをしてようやくギャップの話が始まる。
「俺はライオン魔獣鳥のそれはカッコいいギャップだった。あ、まだ名はなかったな……。そう、俺は名もなき者だった」
ギャップはモフにゃーに視線を向けそれからわたしと日焼けの顔を見た。
「そう、ライオン魔獣鳥は生まれてすぐにぽ~いと放り出されるのだ。だから、名前も付けられない。赤ん坊の俺は必死になりこの世界で生きてきたぞ」
ギャップはこのグリーン王国で赤ん坊の頃から一匹で生きてきた。わたしだったら生きていけないと思う。飢え死にしてしまいそうだ。
「ただ、俺はライオン魔獣鳥であるから魚の丸呑みや野菜の丸呑みも得意だったからな。なんとか生きていけたのさ」
ギャップの話は続く。
「俺のライオン魔獣っぷりが格好よすぎるからなのか恐れられたんだよな……」
そう言ったギャップのその表情は得意げではあるけれど、どこか淋しげでもあった。そんなギャップの話をみんな黙って聞いている。
「お~い、遊ぼうぜと聖獣タヌキに幼き俺は声をかけたんだ。そしたらぎゃあ~!! ライオン魔獣鳥だよ~! って叫んで逃げていきやがったんだよ。だから、俺はがっかりしてガォ~って吠えたんだ」
ギャップのその声はとても悲しそうでわたしの胸がチクッと痛んだ。
「次の日、信じられないことがあったんだ」
「信じられないこと?」
「信じられないことってにゃんだろう?」
「ギャップちゃん何があったんだ?」
わたし達が興味を持ち尋ねるとギャップは、「酷いんだぜ」と口を尖らせガォ~と吠えた。
そして。
「『ライオン魔獣鳥出没に注意』と書かれた立て看板が置かれたんだよ」と激しく怒りのこもった声で言った。
「ショックだったよ。その頃の俺はまだ赤ちゃんライオン魔獣鳥だったのにさ……だから、もう誰とも仲良くしない、友達なんていらないと思ったんだよ」
ギャップは唇をぎゅっと噛み悔しそうだ。赤ちゃんライオン魔獣鳥だった小さなギャップの姿が目に浮かぶ。きっと、淋しくて不安で堪らなかったんだろうな。本当は友達がほしかったんだよね。親からも愛されたかったんだよね。
そう思うと涙が出そうになった。
「ただ、俺はライオン魔獣鳥であるからなんとか食べていけた。川で魚を捕らえ丸呑みし、畑で野菜を頂き丸呑みし、道端を歩く獲物を捕らえ食べた。俺はモフにゃー主に出会う前はずっと、一匹で生きてきたそんな感じだよ」
ギャップはわたし達の顔を順番に見て「これが俺の野生時代の話だよ」と言った。
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