異世界カフェ食堂で皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力が与えられていた!(もふもふ聖獣猫のモフにゃーと楽しく日本料理を創造します)

なかじまあゆこ

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孤独だったわたし達が今は幸せ

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「こ、これは何!? 玉子がさっぱりとろとろふわふわだよ~」

 ストロベリーナお姉ちゃんはびっくりした表情と美味しいといった顔で茶碗蒸しとわたしを交互に見た。

「それはね、茶碗蒸しっていうんだよ」

「ちゃわん蒸し? なんか見た目はプリンって感じだね。う~ん、とっても不思議で美味しい食べ物だね」

 ストロベリーナお姉ちゃんはそう言ってもう一口茶碗蒸しを口に運ぶ。

「う~ん、やっぱり不思議で美味しいよ~」とストロベリーナお姉ちゃんは頬を緩め感嘆の声を上げた。

「茶碗蒸しはね、茶碗に卵と出汁まぜたものに様々な具材を入れて蒸した日本料理なんだよ」

「そうなんだね。あたたかくて甘くないプリンみたいで美味しいな」

 うふふ、ストロベリーナお姉ちゃんに喜んでもらえてわたしは嬉しいよ。それにチラリとアクアお兄ちゃんを見ると、それはもう美味しそうな笑顔で握り寿司を食べていた。

 二人共大人風お子様ランチを気に入ってくれたようだ。


 「なになにストロベリーナが食べているプリンに似た食べ物は美味しいのか?」

「わっ、お兄ちゃんが食べているにぎりずしは美味しいのね」

 アクアお兄ちゃんとストロベリーナお姉ちゃんは、お互いがの食べている茶碗蒸しと握り寿司に興味津々だよ。

「アクアお兄ちゃんにストロベリーナお姉ちゃん、大人風お子様ランチを美味しく召し上がってくれて嬉しいよ」

 わたしのほっぺたは嬉しくってほくほくふっくらした焼き立てのパンのように柔らかくなる。

「いやあ、このにぎりずしとやらはめちゃくちゃ美味しいもんな。だって、酸っぱいご飯の上に魚がのっているんだぞ。しかもこれはぷちぷちな食感と海苔に酸っぱめなご飯がなんともいえないほど良く合っているぞ」

 アクアお兄ちゃんは、イクラの握り寿司に舌鼓を打ちながら言った。


「わたしもにぎりずしに挑戦しよう」

 ストロベリーナお姉ちゃんが大人風お子様ランチが盛り付けられているプレートの握り寿司に視線を落とし言った。その表情は夏休み前の小学生みたいに見えた。

「では、俺は茶碗蒸しとやらに挑戦するぞ。見た目プリンみたいだな。わくわくするぞ」

 アクアお兄ちゃんは言いながらスプーンで掬っている。

 握り寿司を食べたストロベリーナお姉ちゃんと茶碗蒸しを口に運んだアクアお兄ちゃんは、二人同時に「これは!?」と叫ぶ。

 そして、二人はしばらくの間無言で握り寿司と茶碗蒸しを食べている。

 果たして二人のお口に合ったのだろうか。二人の反応が楽しみだよ。

「うにゃん、わたしのお口にぴったりにゃん」
「俺のお口に最高の美味しさを与えてくれるな」
「おっ、やはりこれは美味しいな」

 えへへ、やっぱり美味しいよね。ん? ちょっと待てよ。この声は……アクアお兄ちゃんとストロベリーナお姉ちゃんではないね。

 わたしは、その声に振り向くと。ああ、やっぱりだ。三匹のもふもふ達がそれはもう美味しそうに握り寿司を食べていたのだった。

 
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