異世界カフェ食堂で皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力が与えられていた!(もふもふ聖獣猫のモフにゃーと楽しく日本料理を創造します)

なかじまあゆこ

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孤独だったわたし達が今は幸せ

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 わたしの視線に気づいたモフにゃーは、「アリナちゃん、リンゴ美味しいにゃん。甘酸っぱくてシャキシャキしていて歯応えも最高だにゃん。そして、爽やかな香りがわたしの可愛いお口に広がるにゃ~ん」

 なんて、言ってにゃぱにゃぱ笑っている。

「モフにゃーわたしの感動を返して……」
「うにゃん? 感動にゃん?」

 モフにゃーの奴は首を可愛らしく横に傾ける。そのあまりの可愛さにキュンとしてしまう。もふもふに弱い自分が悔しいよ。

「さっき、わたしと女の子同士の熱い友情を交わしたでしょ?」

「うにゃん、交わしたにゃん。このリンゴ美味しいにゃん、大親友のアリナちゃんもどうぞにゃん」

 モフにゃーは小さくて可愛い肉球のあるその手に食べかけのりんごをのせわたしに差し出した。

「……」

 その差し出されたリンゴはモフにゃーの歯型が付きだった。

「ん? アリナちゃんリンゴ美味しいのに食べないの? だったらわたし食べるにゃん」

 モフにゃーは差し出した手を引っ込めたかと思うと、リンゴをガブッとかじった。

 ああ、わたしの可愛いモフにゃーは食いしん坊な猫ちゃんでした(聖獣猫ね)

 モフにゃーは幸せそうにリンゴにゃんにゃんと食べている。その姿はとってもキュートだ。なんて、感激している場合ではない。


「モフにゃー、ギャップちゃん、日焼けちゃ~ん!! 君達はこのカフェ食堂の店員さんなんだよ~!!」

 わたしは思わずわ大声を上げてしまった。

 だって、もふもふな三匹はまったく学習能力がないんだもん。

「うにゃん?」

 リンゴをかじっているモフにゃーが顔を上げわたしを見る。その目はとても澄んでいて綺麗に輝く海の色みたいで吸い込まれそうになった。しかも、きょとん顔で可愛すぎるんだってば。ああ、でも、このキュートなおとぼけぶりに騙されてはダメだ。

 一方、ギャップと日焼けの魔獣さんは。

 肩を組んだ状態でこちらを不思議そうな表情で見ている。

「俺達は友情確かめ合っていたんだ」
「そうだ、俺達は素敵な魔獣関係を築いているんだぞ」

 ギャップと日焼けは得意げに言った。

 わたしの言ったことの答えになっていない。

「うわぁ~ん、モフにゃーにギャップちゃんに日焼けちゃんは、わたしの話を聞いてくれないよ~」

 わたしは、手足をバタバタして暴れてしまう。

「アリナちゃん、大丈夫かにゃん」
「アリナちゃん、泣くなよ」
「アリナ、しっかりしろよ」

 三匹のもふもふ達が眉間に皺を寄せ心配そうな表情を浮かべ、わたしの目の前にやって来た。

「もう、君達のせいなんだよ」
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