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孤独だったわたし達が今は幸せ
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しおりを挟む今、わたし達は夕焼け空の下レジャーシートに座っている。お母さんも加わり賑やかだ。
「神様でございますか。このグリーン王国が素晴らしい世界であることに感謝しています」
お母さんはレジャーシートにきちんと正座をして手をつき神様に向かって頭を下げた。
「いやいや、それほどでもないの。このグリーン王国にも礼儀正しくきちんとした人間がおるのじゃな」
神様はそう言ってモフにゃーにギャップに日焼けに視線を向けギロリと睨む。もふもふな三匹は神様の視線に気づいていないようだ。美味しそうにお味噌汁のじゃがいもをほくほく顔で食べている。
そして、なぜだか神様はわたしに視線を移しギロリと睨んだ。
「へ? どうしてわたし?」
わたしは自分の顔を指差し首を横に傾げた。どうして、わたしを睨むんですか?
「アリナちゃんよ自分の胸に手を当ててよく考えるのじゃあ~」
神様にそう言われてわたしは自分の小さな手を胸に当ててみた。けれど、何も感じないよ。
「ほへ?」
「おい、ほへとは何だね。ぽけ~とした顔をしよってな」
神様は呆れ顔になりそれはもう深い溜め息をついた。
「だって、意味不明なんだもん」
そうだって、わたしは何もしていないよ。
「あのね、アリナちゃんはこのわたしのファッションセンスがないと言ったではないか。それに神様であるわたしへの礼儀もなっていないぞ」
神様は諭すような話し方で言った。
「ごめんなさい……」
確かに神様の服装を否定するのは良くないことかなと思いわたしは謝った。
「うむ、素直でよろしい」
神様は首を大きく縦に振り納得したように頷いている。
「では、改めてアリナちゃんの創造料理を頂こうとしようかな」
神様はお箸を手に取っているんだけど。
「あの神様」
「ん? 何だね」
「さっき、半分食べませんでしたか?」
「食べたな。だが、残りのアリナちゃんの半分の料理を更に半分にして食べるのじゃ」
「……はぁ、そうなの」
「そうじゃ~」
神様は満面の笑みを浮かべた。
「わかりました、みんなで分けて食べると美味しいもんね」
神様とわたしは半分この残りを半分こすることにした。
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