異世界カフェ食堂で皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力が与えられていた!(もふもふ聖獣猫のモフにゃーと楽しく日本料理を創造します)

なかじまあゆこ

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孤独だったわたし達が今は幸せ

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「おっ、これは日本のわらび餅じゃな」

 神様がうむと首を縦に振り感心したかのように頷いたかと思うと、なんともふもふ達に加わりお口でわらび餅をキャッチしているではないか。なんて神様なのだ。信じられない。

「か、神様が率先してお口でわらび餅をキャッチするなんてどういうことなんですか?」

「ほっ? それはだな食べ物を粗末にするといけないからだよ。う~ん、それにしてもこのわらび餅美味しいぞよ」

 そう言ってこちらに振り向いた神様のお口の周りはきな粉の粉だらけだった。

 ああ、これが、グリーン王国の神様だなんて……。もふもふ達と同レベルだなんて。

「神様、お口の周りが汚れているよ」
「おっと、まあ、この際細かいことは気にしない気にしない。皆もわらび餅を食べると良いぞ」

 神様は口元に手を当ててほっほと優雅に笑う。口の周りはきな粉の粉だらけだけどね。

「神様がそう仰るのであれば参加しますよ」

 お父さんはそう言ったのとほぼ同時にお口でわらび餅をキャッチしている。

「あらあら、では、わたしも参加しようかしらね」

 お母さんは柔らかい微笑みを浮かべ舞い降りてきたわらび餅をお口でキャッチした。

「わたしも参加していいのかな?」

 うさっぴーは戸惑いを見せわたしと神様を交互に見る。

 神様は「良いぞよ」と返事をし、わたしも「うん、いいよ」と答えた。

「うわ~い、では、わたしも参加しま~す」

 うさっぴーはそれはもう嬉しそうにうさぎらしくぴょんぴょん飛び跳ねわらび餅キャッチ大会に参加した。

「困ったみんなだよ。わらび餅の創造途中だけど、わたしもちょっとだけ参加しようかな」

 ああ、やっぱりこうなるよと溜め息をつきながらもわたしもわらび餅のキャッチ大会に参加してしまったのだ。

 それに大きな口を開けてキャッチしたわらび餅はぷるんぷるんもちもちしていて美味しくて堪らない。ああ、幸せ過ぎて頬が緩んでしまう。

 みんなでわいわい楽しくわらび餅を次から次へとキャッチした。うん、つるんとした食感も最高だね。

「さて、わたしは黒蜜と抹茶のわらび餅も創造するよ~みんな創造終了まで食べないで」と釘を刺す。誰もわたしの話なんて聞いちゃいないけれど。もぐもぐタイムに夢中だ。

「そうそう、まずは黒蜜と抹茶のわらび餅を入れるお椀から準備しなくちゃね」

 わたしは美味しいわらび餅を入れるお椀を思い浮かべる。お味噌汁をよそうお椀にわらび餅を盛り付けるのもいいかな? なんだか温もりを感じるかも。平べったいお皿に盛り付けるのもやっぱり良いかもね。

 よし、両方創造しちゃおうかな。
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