異世界カフェ食堂で皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力が与えられていた!(もふもふ聖獣猫のモフにゃーと楽しく日本料理を創造します)

なかじまあゆこ

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神様とグリーン王国そして

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「ねえ、アリナちゃんにゃん、誰と話をしているのだにゃん?」

 モフにゃーが首を横に傾げ尋ねた。

「神様がお出まししちゃったんだよ」
「神様ってにゃん……まさか……にゃん」
「きっと、正解だと思うよ」
「うにゃ~ん、猫肌が立つにゃん!!」

 モフにゃーは肉球のある可愛らしい手で腕を擦る。

「ライオン魔獣肌が立つな」
「猫肌にライオン魔獣肌ってなんだよ、また間違えているのかよ」

 ギャップと日焼けも話しに加わる。

「おい、このもふもふ達は神様であるわたしになんて無礼なのじゃ」

 神様はかなりお怒りモードです。

「仕方あるまい、このわたしの美しき姿を披露しようではないか」

 神様はニヤリと笑い、「神様の登場じゃ~美しきこのグリーン王国の神である美しきわたしのお姿を拝むのじゃ。ほれ、ほれ、拝むのじゃ~」

 そう言った神様は「じゃ~ん! グリーン王国の神様であるわたしの登場じゃ~」

 キラキラした光が神様の身を包んだ。

 そして、「見えたか?」と言ってもふもふ達の顔を順番に見た。わたしは、どうしてはじめから見えるように登場しないのかなと思った。

「うわぁ~にゃん。猫肌の原因だにゃん」
「うぉ~ナルシスト神様ではないか! ガォ~」
「うわぁ~また登場したぞ」

 もふもふ達は口々に思ったことを言った。

「どうじゃ? わたしの麗しき姿をじっくりと拝むと良いぞ」

「こ、この方がグリーン王国の神様にゃのですかにゃん?」

 それまで黙っていたビッグモフが目を丸くして神様を眺めている。

「そうだ、わたしが神様であるぞ」

 神様はドヤ顔でビッグモフをじーっと見た。
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