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第二章 本章スタート
第十二話 バーニッシュ男爵のざまぁ!
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「久しぶりだな!」
「おや…どなたですか?」
「何をすっ呆けた事を言っているんだ!父親の顔を忘れたのか‼」
「私に父親はおりませんが?どなたかと勘違いを成されているのではないでしょうか。」
私はそう話すと、バーニッシュ男爵の横にいたテトラが前出て来て言った。
「今は男の姿をしているみたいだけど、あの時の女の姿になったのは間違いなくテルパお姉様です!」
「テトラさん、授業は始まっておりますのでクラスに来ていただけるとありがたいのですが。それに私は天涯孤独なので、家族と呼べるような方はおりません。」
そう…このバーニッシュ男爵は、テトラから私の事を聞いて接触しに来たのだろうけど、私がバーニッシュ男爵家から追い出されたのは12歳の頃で、その後はお決まりの台詞で私は追放された。
「お前の事はテトラから聞いている!」
「だから何ですか?貴方とは一切の関わりがありませんので、用が無いのでしたらお引き取り下さい。」
私は振り返って学園に戻ろうとした。
「おい待て‼今なら追放を解いて男爵家に戻る事を許すぞ‼」
「先程から何を仰っているのかが全く解りません。私には両親も妹もおりませんので…」
この男にこう言った所で諦めないだろうね。
多分私のSランクとしての地位とドーラ商会を奪い取るというのが目に見えて解るから、相手にするだけ無駄という事なんだけど。
あ、面白い事を考えた!
「今迄の事は悪かった!だから再び娘として共に暮らさないか?」
「そしてまた地下牢に押し込めてから、食事を与えられず監禁するんですよね?私の事を馬鹿だと思っていませんか?そんな誘いに誰が乗ると思うんですか!」
「今度はちゃんと家族として迎え入れる。牢屋に監禁などはしない!」
「それは本当ですか?私を本当に娘として見てくれるのですか?」
「あぁ!」
「そうですか…では、私は冒険者ランクを冒険者ギルドより脱退してSランクを返上し、更に公爵の爵位を王国に返還します。さらにドーラ商会の代表の任を解いて貰い、代表資格を信頼が置ける方に譲渡します。」
「ちょっと待て!それではお前を迎え入れる理由が無くなるだろ‼」
「おや、何故ですか?私を本当の娘として見て下さるのなら、別に私に地位も名誉もいりませんよね?」
「その地位と名誉があるから戻って来いと言ったのだ!それを無くしたお前に魅力なんかあるか‼」
うわ~~~口から適当な事を言っている奴の言葉は本当に軽いわね。
私に戻って来て欲しいではなく、地位と名誉が男爵家に来るという前提で話していたなんて…。
まぁ、解っていて態と言ってみたんだけど。
「これでハッキリしましたね!所詮は私に貴方では手に入らない程の地位と名誉があるから戻って来いと言っているだけで、それが目当だと解っていて戻る訳がないでしょう。」
この男にこれを言った所で絶対に食い下がらない。
この単細胞な男だと、次は命令でもするかな?
「貴様!父親に逆らうというのか‼」
「私は何も逆らおうとはしていませんよ。男爵家に戻るのであれば、父親より高い爵位は不要ですし、何より商会の地位も不要と判断しただけです。プライドが無駄に高い貴方の事だから、自分より娘の方が財力があると解れば面白くはないでしょうからね。だからそれすらも手放して男爵家に戻ると言っているのですよ。これのどこが逆らった発言をしているのですか?」
この愚かな男の思考は、馬鹿みたいに分かり易い。
爵位や地位を捨てて、更にはドーラ商会の代表者という名誉も捨ててとなれば私に利用価値はない。
そんな者を家に迎え入れた所で、また牢屋での監禁暮らしに戻る事は分かり切っている。
まぁ、私がそんな場所にいつまでもいる訳は無いだろうけど。
「あぁ言えばこう言うと…人の上げ足ばかり取りやがって‼」
「私がいつ貴方の上げ足を取りましたか?」
「こうなれば、おい!貴様のドーラ商会を俺に寄越せ‼これは命令だ‼」
「貴方には経営学という物が足りていませんから、譲った所で動かせる訳がありませんので無理ですし、渡しませんよ。」
「父親の命令でもか⁉」
「私を屋敷から追い出す時に、これでもう我と貴様は親子ではない!どこへでも行き、野垂れ死ね…と仰りましたよね?それで今更父親面ですか?」
「うるさい!言う事を聞け‼」
バーニッシュ男爵は掴み掛ろうと向かって来た。
こんな男は返り討ちにするのは容易い…が、どうせならこういった方がこの男の末路には相応しいだろう。
「衛兵よ、この男を捕らえなさい‼」
「「ははっ!」」
バーニッシュ男爵は、あと数歩で私の元に届く距離まで来ていたが…衛兵に取り押さえられて地面に押さえ付けられた。
「衛兵達、先程の私とこの男とのやり取りは記録してありますよね?」
「はっ!英雄学園の入り口には、不審な者が来た場合等を記録する様にしております!」
「この男はたかが男爵風情でありながら、公爵位のある私に対し強い命令口調や暴力行為に及ぼうとしました。これは王国法により…不遜を働いたという事で逮捕するに当たる事と思いますが、如何ですか?」
「間違いありません!」
「この男の身柄は王国に連行致します。」
「ちょっと待って下さい!」
あ…そういえばテトラがいたわね。
この騒動で忘れていたわ。
「私はこの王国で勇者のジョブを授かりました、テトラ・リーン・バーニッシュです。我が命により、その男を連れて行く事は許しません!」
それを聞いた衛兵達は、その場に留まっていた。
衛兵達よりも勇者の称号を持つ者の方が立場が上だったからである。
「えぇい、衛兵共…さっさと放せ‼」
そしてこの男も…どうやら凝りていないみたいだった。
「残念ですわね、お姉様!」
「なるほど、そういえばテトラには…相応しくない勇者の称号がありましたっけ?」
「ふん、何とでも仰って下さい!」
「なら、その勇者の資格…失ったらどうなりますかね?」
私はテトラの体に触れてから、ジョブスティーラーというスキルを使用した。
テトラの体から光の球が抜き出ると、その光の球には勇者の証である紋章が刻まれていた。
「衛兵達、この者の言う事を聞く必要はありません。たった今この者から勇者の資格を剥奪致しましたので、この者に命令権はありません。」
「テルパ…貴様何をした⁉」
「あら…聞いていなかったのですか?テトラから勇者の資格を剥奪したのです。なのでテトラは現在ジョブなしの状態でただの力のない小娘に成り下がりましたわ!」
「な…何だと⁉そんな事になったら、我が男爵家は破滅だ‼」
バーニッシュ男爵は、連行されて行く最中に私の悪口を言いまくっていた。
そしてその証言は録音されている為に、法廷では不利な条件になるというのに…。
「お姉様…私の勇者の資格を返してくれませんか!」
「駄目よ!こんな物があるから貴女は調子に乗って好き勝手していたのよね?これに懲りたら、品性や勇者に相応しい行動を行って…認められる様になれば返してあげても良いわよ。」
「私は今すぐ返せと言っているのよ‼」
テトラは剣を抜いて斬り掛かって来た…が、その剣は手で簡単に払いのけられた。
「何の力も持たない貴女に私をどうこうする力がある訳ないでしょう!こんな事も解らないのでは、この勇者の資格が永遠に貴女に帰る事はないわよ。」
私は勇者の紋章の証を収納魔法に入れた。
「テトラさん、貴女に2つの選択肢を与えます。1つはこのまま学園を去るのと…」
「勇者の資格を失ったのなら学園か去るわよ!ジョブもない私に何が出来ると言うのよ‼︎」
「あっそう…真面目に授業に出てちゃんと学んで行けば、ゆくゆくは勇者の資格を返却しても良いと言おうと思ったんだけど。決心が決まっているのなら私は口を出さないわ。じゃあね!」
「そ…そこまで言うのなら、戻ってあげても良いわよ!」
「いえ、結構です。学ぶ姿勢が見当たらないので…」
私はテトラをバッサリ切った。
私はクラスに戻ろうとすると、テトラも後を追い掛けて来た。
そしてテトラは席に着いてから私にこう言って来た。
「さっさと授業を始めなさいよ!聞いてあげるから…」
その態度が気に入らなかったので、転移魔法で学園の入り口に飛ばした。
そして戻って来てはまた繰り返すので、何度も飛ばすと…4回目で折れた。
これでテトラがクラスに入る事になった。
あとは最後の1人のアイーシャなんだけど…?
「おや…どなたですか?」
「何をすっ呆けた事を言っているんだ!父親の顔を忘れたのか‼」
「私に父親はおりませんが?どなたかと勘違いを成されているのではないでしょうか。」
私はそう話すと、バーニッシュ男爵の横にいたテトラが前出て来て言った。
「今は男の姿をしているみたいだけど、あの時の女の姿になったのは間違いなくテルパお姉様です!」
「テトラさん、授業は始まっておりますのでクラスに来ていただけるとありがたいのですが。それに私は天涯孤独なので、家族と呼べるような方はおりません。」
そう…このバーニッシュ男爵は、テトラから私の事を聞いて接触しに来たのだろうけど、私がバーニッシュ男爵家から追い出されたのは12歳の頃で、その後はお決まりの台詞で私は追放された。
「お前の事はテトラから聞いている!」
「だから何ですか?貴方とは一切の関わりがありませんので、用が無いのでしたらお引き取り下さい。」
私は振り返って学園に戻ろうとした。
「おい待て‼今なら追放を解いて男爵家に戻る事を許すぞ‼」
「先程から何を仰っているのかが全く解りません。私には両親も妹もおりませんので…」
この男にこう言った所で諦めないだろうね。
多分私のSランクとしての地位とドーラ商会を奪い取るというのが目に見えて解るから、相手にするだけ無駄という事なんだけど。
あ、面白い事を考えた!
「今迄の事は悪かった!だから再び娘として共に暮らさないか?」
「そしてまた地下牢に押し込めてから、食事を与えられず監禁するんですよね?私の事を馬鹿だと思っていませんか?そんな誘いに誰が乗ると思うんですか!」
「今度はちゃんと家族として迎え入れる。牢屋に監禁などはしない!」
「それは本当ですか?私を本当に娘として見てくれるのですか?」
「あぁ!」
「そうですか…では、私は冒険者ランクを冒険者ギルドより脱退してSランクを返上し、更に公爵の爵位を王国に返還します。さらにドーラ商会の代表の任を解いて貰い、代表資格を信頼が置ける方に譲渡します。」
「ちょっと待て!それではお前を迎え入れる理由が無くなるだろ‼」
「おや、何故ですか?私を本当の娘として見て下さるのなら、別に私に地位も名誉もいりませんよね?」
「その地位と名誉があるから戻って来いと言ったのだ!それを無くしたお前に魅力なんかあるか‼」
うわ~~~口から適当な事を言っている奴の言葉は本当に軽いわね。
私に戻って来て欲しいではなく、地位と名誉が男爵家に来るという前提で話していたなんて…。
まぁ、解っていて態と言ってみたんだけど。
「これでハッキリしましたね!所詮は私に貴方では手に入らない程の地位と名誉があるから戻って来いと言っているだけで、それが目当だと解っていて戻る訳がないでしょう。」
この男にこれを言った所で絶対に食い下がらない。
この単細胞な男だと、次は命令でもするかな?
「貴様!父親に逆らうというのか‼」
「私は何も逆らおうとはしていませんよ。男爵家に戻るのであれば、父親より高い爵位は不要ですし、何より商会の地位も不要と判断しただけです。プライドが無駄に高い貴方の事だから、自分より娘の方が財力があると解れば面白くはないでしょうからね。だからそれすらも手放して男爵家に戻ると言っているのですよ。これのどこが逆らった発言をしているのですか?」
この愚かな男の思考は、馬鹿みたいに分かり易い。
爵位や地位を捨てて、更にはドーラ商会の代表者という名誉も捨ててとなれば私に利用価値はない。
そんな者を家に迎え入れた所で、また牢屋での監禁暮らしに戻る事は分かり切っている。
まぁ、私がそんな場所にいつまでもいる訳は無いだろうけど。
「あぁ言えばこう言うと…人の上げ足ばかり取りやがって‼」
「私がいつ貴方の上げ足を取りましたか?」
「こうなれば、おい!貴様のドーラ商会を俺に寄越せ‼これは命令だ‼」
「貴方には経営学という物が足りていませんから、譲った所で動かせる訳がありませんので無理ですし、渡しませんよ。」
「父親の命令でもか⁉」
「私を屋敷から追い出す時に、これでもう我と貴様は親子ではない!どこへでも行き、野垂れ死ね…と仰りましたよね?それで今更父親面ですか?」
「うるさい!言う事を聞け‼」
バーニッシュ男爵は掴み掛ろうと向かって来た。
こんな男は返り討ちにするのは容易い…が、どうせならこういった方がこの男の末路には相応しいだろう。
「衛兵よ、この男を捕らえなさい‼」
「「ははっ!」」
バーニッシュ男爵は、あと数歩で私の元に届く距離まで来ていたが…衛兵に取り押さえられて地面に押さえ付けられた。
「衛兵達、先程の私とこの男とのやり取りは記録してありますよね?」
「はっ!英雄学園の入り口には、不審な者が来た場合等を記録する様にしております!」
「この男はたかが男爵風情でありながら、公爵位のある私に対し強い命令口調や暴力行為に及ぼうとしました。これは王国法により…不遜を働いたという事で逮捕するに当たる事と思いますが、如何ですか?」
「間違いありません!」
「この男の身柄は王国に連行致します。」
「ちょっと待って下さい!」
あ…そういえばテトラがいたわね。
この騒動で忘れていたわ。
「私はこの王国で勇者のジョブを授かりました、テトラ・リーン・バーニッシュです。我が命により、その男を連れて行く事は許しません!」
それを聞いた衛兵達は、その場に留まっていた。
衛兵達よりも勇者の称号を持つ者の方が立場が上だったからである。
「えぇい、衛兵共…さっさと放せ‼」
そしてこの男も…どうやら凝りていないみたいだった。
「残念ですわね、お姉様!」
「なるほど、そういえばテトラには…相応しくない勇者の称号がありましたっけ?」
「ふん、何とでも仰って下さい!」
「なら、その勇者の資格…失ったらどうなりますかね?」
私はテトラの体に触れてから、ジョブスティーラーというスキルを使用した。
テトラの体から光の球が抜き出ると、その光の球には勇者の証である紋章が刻まれていた。
「衛兵達、この者の言う事を聞く必要はありません。たった今この者から勇者の資格を剥奪致しましたので、この者に命令権はありません。」
「テルパ…貴様何をした⁉」
「あら…聞いていなかったのですか?テトラから勇者の資格を剥奪したのです。なのでテトラは現在ジョブなしの状態でただの力のない小娘に成り下がりましたわ!」
「な…何だと⁉そんな事になったら、我が男爵家は破滅だ‼」
バーニッシュ男爵は、連行されて行く最中に私の悪口を言いまくっていた。
そしてその証言は録音されている為に、法廷では不利な条件になるというのに…。
「お姉様…私の勇者の資格を返してくれませんか!」
「駄目よ!こんな物があるから貴女は調子に乗って好き勝手していたのよね?これに懲りたら、品性や勇者に相応しい行動を行って…認められる様になれば返してあげても良いわよ。」
「私は今すぐ返せと言っているのよ‼」
テトラは剣を抜いて斬り掛かって来た…が、その剣は手で簡単に払いのけられた。
「何の力も持たない貴女に私をどうこうする力がある訳ないでしょう!こんな事も解らないのでは、この勇者の資格が永遠に貴女に帰る事はないわよ。」
私は勇者の紋章の証を収納魔法に入れた。
「テトラさん、貴女に2つの選択肢を与えます。1つはこのまま学園を去るのと…」
「勇者の資格を失ったのなら学園か去るわよ!ジョブもない私に何が出来ると言うのよ‼︎」
「あっそう…真面目に授業に出てちゃんと学んで行けば、ゆくゆくは勇者の資格を返却しても良いと言おうと思ったんだけど。決心が決まっているのなら私は口を出さないわ。じゃあね!」
「そ…そこまで言うのなら、戻ってあげても良いわよ!」
「いえ、結構です。学ぶ姿勢が見当たらないので…」
私はテトラをバッサリ切った。
私はクラスに戻ろうとすると、テトラも後を追い掛けて来た。
そしてテトラは席に着いてから私にこう言って来た。
「さっさと授業を始めなさいよ!聞いてあげるから…」
その態度が気に入らなかったので、転移魔法で学園の入り口に飛ばした。
そして戻って来てはまた繰り返すので、何度も飛ばすと…4回目で折れた。
これでテトラがクラスに入る事になった。
あとは最後の1人のアイーシャなんだけど…?
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