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番外編
第一話 キッドとテッド
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魔王ヴァルサリンガ倒した俺らは、街に入ると人々で作られた花道を歩いていた。
そして街の中央広場に行くと、其処には…?
『おぉ! 英雄殿と勇者達よ! よくぞ魔王を倒してくれた!』
其処には、サウシュヴァウント王国の国王陛下と王妃殿下、その横にティーダス公爵様達がいたのだった。
俺らは跪いて頭を下げた。
『英雄殿と勇者達よ…面を上げよ!』
「いえ…陛下! 1つだけ発言の許可をお許し頂きたい!」
『ふむ…申せ!』
「国王陛下は先程…俺達の事を英雄と勇者と呼んでおられました。 確かに魔王を倒したのは俺と妹達です。 ですが、その魔王との戦いを有利に進める為にこの島の冒険者達が準備と露払いをしてくれました。 ですので、手柄は俺達だけの者ではなくこの島で魔王討伐に参加した者達にも平等に与えて欲しいのです。 彼等も英雄であり、勇者です!」
国王陛下は笑みを浮かべて頷くと、ティーダス公爵に話をしていた。
『あい分かった! では英雄殿の頼みの通りに冒険者達も平等に英雄として迎え入れよう!』
「ありがとうございます!」
これで…俺達に注目が全て来なくなる。
結果的に魔王を討伐したので俺達ではあるが、その全ての手柄を俺達の物にすると…当面の間は決戦前と同様に落ち着いた時間が無くなってしまう。
なので、その対抗策として今回の提案を提示したのだった。
「ティーダス公爵、俺は神殿に赴きますので…残りの説明をお願いします。」
「解った! 次に会う時は…子供達を救ってくれた英雄殿も一緒なのだな?」
俺は魔王決戦前に、ギルマスとティーダス公爵を交えて真実を話した。
魔王討伐後に俺は神殿に行ってから、俺とテッドの2人に分かれる儀式を行うと…
これをギルマスから発表されても街の者達は俄かには信じないだろうが、国王が話すとなれば説得力がある。
俺は引率の騎士に連れて行かれながら、神殿の中に入った。
「さてと…女神アルテナよ! 俺の声が聞こえているのなら姿を現せ!」
《キッドさん…そんな乱暴に願ったら失礼ですよ!》
・・・・・・・・・?
女神アルテナは姿を見せなかった。
「あの女神…まさか忘れてないだろうな?」
《神様ですから…忙しいのではないのでしょうか?》
「見た目を若作りで誤魔化している、実年齢はヨボヨボな老女の駄女神様…耳が遠くて聞こえないのか?」
《キッド…口の悪さだけなら、この世界で一番かもね。》
『聞こえておるわ! 準備が忙しくて返答が出来なかっただけじゃ!』
俺とテッドは以前の様に、魂だけ天界に連れて行かれた。
其処には疲弊した女神アルテナが椅子に座っていた。
『まさか本当に魔王ヴァルサリンガ倒し、レベルを100まで上げるとは…』
「この期に及んで、まだ出来てないとか言わないだろうな?」
『神は約束した事に対しては破ったりはせぬ! ただ少し構築に時間が掛かっただけじゃ!』
「ではさっさとテッドの体を用意しろ!」
『この場で用意する訳にはいかぬ! 肉体は神殿の…お主のそばに置いてあるので、この会話が終われば地上に降りた時にそれぞれは分かれておるからな!』
よしよし…これで俺とテッドは分かれる事が出来る!
別に嫌だった訳ではないが、テッドは色々と質問が多い。
更に言えば、体を共有しているので寝ないテッドには暇なのか…戦闘ではない時は質問が後を絶たなかった。
まぁ…ちょいウザかったけど。
『それとだな…肉体を与えるという以外に、もう1つこれをやろう。 テッドよ、キッドと対になる者よ! お主に聖剣シーズニングを授けよう!』
「「聖剣シーズニング⁉」」
この世界では、聖剣と魔剣は対になっているという。
だとすると、リットの持つ聖剣グランマルスにも対となる魔剣が存在する…という話なのだ。
魔王ザイリンドーガの時代には、勇者や英雄達は…対になった聖剣と魔剣をしようしていたらしいが、長き時により…紛失や消失が相次いでいて、その存在は忘れつつあるという話なのだ。
『では、話は以上じゃ! テッドよ、お主は先に地上に降りて肉体の感触を確かめると良い! キッドよ、お主には少し話がある。』
「では、女神アルテナ様! ありがとうございました!」
「うむ…達者でな!」
するとテッドは一足先に下界に降りていった。
そして俺は…説教を喰らうかとも思ったのだが、別な話が待っていたのだった。
「………なるほどな? それは今すぐなのか?」
『いや、しばしの猶予を与えよう! その後にお主には頼む!」
俺は頷くと、下界に降りて行った。
そして俺は目覚めると、其処には聖剣を振り回していたテッドの姿があった。
「分かってはいたが…やはり同じ顔なんだな? だが、髪の色が俺とは異なるが…」
「キッドの髪の色は、相変わらず黒だね。」
「テッドの髪の色は白…いや、銀髪か?」
光のテッドと闇のキッドという様に、対になった存在の様な感じになっていた。
「それで、女神様の話って何だったの?」
「説教だ。 口が悪いので直せとよ。」
「確かにキッドは、女神様に失礼な物言いをしていたもんね!」
俺が女神に話した内容は、決して説教ではない。
だが、この場で真実を話して暗くなるよりも、まずは皆の元に帰って報告する方が先だった。
「行くぞテッド!」
「あぁ、キッド! 皆の元へ!」
そう言って俺達は神殿を出て広場に戻って行った。
そこで既に国王陛下から真実を聞かされてはいたが、街の者達は俄かに信じては無かったが…俺とテッドの姿を見て納得していた様だ。
そして妹達はテッドに飛び付いて行ったのだった。
「感動するのは分かるが、とりあえず何か喰いたいな! 家に帰ろうか!」
「ギルマスと公爵様がご馳走を用意してくれるって。」
「多分、それどころじゃなくて僕達は食べる暇は無いと思うよ。 それなら家でゆっくりと食べたいな!」
「そういう事なら帰ろう! 私達の家に!」
俺達は5人で家に帰った。
そして食材を用意してから、俺が調味料をテッドに教えながら用意して…その夜の食事には、ギルマスが用意してくれたご馳走よりもランクの高い料理がテーブルに並んで行った。
俺達は無我夢中で食べ尽くすと、眠りに就いたのだった。
本来ならもっと話をしたい所だが…それは今日じゃなくてもいつでも出来る事。
もう焦る必要は無いのだった。
そして翌日…
俺達はティーダス公爵家に招かれる事になるのだが…?
その話はまた今度な!
そして街の中央広場に行くと、其処には…?
『おぉ! 英雄殿と勇者達よ! よくぞ魔王を倒してくれた!』
其処には、サウシュヴァウント王国の国王陛下と王妃殿下、その横にティーダス公爵様達がいたのだった。
俺らは跪いて頭を下げた。
『英雄殿と勇者達よ…面を上げよ!』
「いえ…陛下! 1つだけ発言の許可をお許し頂きたい!」
『ふむ…申せ!』
「国王陛下は先程…俺達の事を英雄と勇者と呼んでおられました。 確かに魔王を倒したのは俺と妹達です。 ですが、その魔王との戦いを有利に進める為にこの島の冒険者達が準備と露払いをしてくれました。 ですので、手柄は俺達だけの者ではなくこの島で魔王討伐に参加した者達にも平等に与えて欲しいのです。 彼等も英雄であり、勇者です!」
国王陛下は笑みを浮かべて頷くと、ティーダス公爵に話をしていた。
『あい分かった! では英雄殿の頼みの通りに冒険者達も平等に英雄として迎え入れよう!』
「ありがとうございます!」
これで…俺達に注目が全て来なくなる。
結果的に魔王を討伐したので俺達ではあるが、その全ての手柄を俺達の物にすると…当面の間は決戦前と同様に落ち着いた時間が無くなってしまう。
なので、その対抗策として今回の提案を提示したのだった。
「ティーダス公爵、俺は神殿に赴きますので…残りの説明をお願いします。」
「解った! 次に会う時は…子供達を救ってくれた英雄殿も一緒なのだな?」
俺は魔王決戦前に、ギルマスとティーダス公爵を交えて真実を話した。
魔王討伐後に俺は神殿に行ってから、俺とテッドの2人に分かれる儀式を行うと…
これをギルマスから発表されても街の者達は俄かには信じないだろうが、国王が話すとなれば説得力がある。
俺は引率の騎士に連れて行かれながら、神殿の中に入った。
「さてと…女神アルテナよ! 俺の声が聞こえているのなら姿を現せ!」
《キッドさん…そんな乱暴に願ったら失礼ですよ!》
・・・・・・・・・?
女神アルテナは姿を見せなかった。
「あの女神…まさか忘れてないだろうな?」
《神様ですから…忙しいのではないのでしょうか?》
「見た目を若作りで誤魔化している、実年齢はヨボヨボな老女の駄女神様…耳が遠くて聞こえないのか?」
《キッド…口の悪さだけなら、この世界で一番かもね。》
『聞こえておるわ! 準備が忙しくて返答が出来なかっただけじゃ!』
俺とテッドは以前の様に、魂だけ天界に連れて行かれた。
其処には疲弊した女神アルテナが椅子に座っていた。
『まさか本当に魔王ヴァルサリンガ倒し、レベルを100まで上げるとは…』
「この期に及んで、まだ出来てないとか言わないだろうな?」
『神は約束した事に対しては破ったりはせぬ! ただ少し構築に時間が掛かっただけじゃ!』
「ではさっさとテッドの体を用意しろ!」
『この場で用意する訳にはいかぬ! 肉体は神殿の…お主のそばに置いてあるので、この会話が終われば地上に降りた時にそれぞれは分かれておるからな!』
よしよし…これで俺とテッドは分かれる事が出来る!
別に嫌だった訳ではないが、テッドは色々と質問が多い。
更に言えば、体を共有しているので寝ないテッドには暇なのか…戦闘ではない時は質問が後を絶たなかった。
まぁ…ちょいウザかったけど。
『それとだな…肉体を与えるという以外に、もう1つこれをやろう。 テッドよ、キッドと対になる者よ! お主に聖剣シーズニングを授けよう!』
「「聖剣シーズニング⁉」」
この世界では、聖剣と魔剣は対になっているという。
だとすると、リットの持つ聖剣グランマルスにも対となる魔剣が存在する…という話なのだ。
魔王ザイリンドーガの時代には、勇者や英雄達は…対になった聖剣と魔剣をしようしていたらしいが、長き時により…紛失や消失が相次いでいて、その存在は忘れつつあるという話なのだ。
『では、話は以上じゃ! テッドよ、お主は先に地上に降りて肉体の感触を確かめると良い! キッドよ、お主には少し話がある。』
「では、女神アルテナ様! ありがとうございました!」
「うむ…達者でな!」
するとテッドは一足先に下界に降りていった。
そして俺は…説教を喰らうかとも思ったのだが、別な話が待っていたのだった。
「………なるほどな? それは今すぐなのか?」
『いや、しばしの猶予を与えよう! その後にお主には頼む!」
俺は頷くと、下界に降りて行った。
そして俺は目覚めると、其処には聖剣を振り回していたテッドの姿があった。
「分かってはいたが…やはり同じ顔なんだな? だが、髪の色が俺とは異なるが…」
「キッドの髪の色は、相変わらず黒だね。」
「テッドの髪の色は白…いや、銀髪か?」
光のテッドと闇のキッドという様に、対になった存在の様な感じになっていた。
「それで、女神様の話って何だったの?」
「説教だ。 口が悪いので直せとよ。」
「確かにキッドは、女神様に失礼な物言いをしていたもんね!」
俺が女神に話した内容は、決して説教ではない。
だが、この場で真実を話して暗くなるよりも、まずは皆の元に帰って報告する方が先だった。
「行くぞテッド!」
「あぁ、キッド! 皆の元へ!」
そう言って俺達は神殿を出て広場に戻って行った。
そこで既に国王陛下から真実を聞かされてはいたが、街の者達は俄かに信じては無かったが…俺とテッドの姿を見て納得していた様だ。
そして妹達はテッドに飛び付いて行ったのだった。
「感動するのは分かるが、とりあえず何か喰いたいな! 家に帰ろうか!」
「ギルマスと公爵様がご馳走を用意してくれるって。」
「多分、それどころじゃなくて僕達は食べる暇は無いと思うよ。 それなら家でゆっくりと食べたいな!」
「そういう事なら帰ろう! 私達の家に!」
俺達は5人で家に帰った。
そして食材を用意してから、俺が調味料をテッドに教えながら用意して…その夜の食事には、ギルマスが用意してくれたご馳走よりもランクの高い料理がテーブルに並んで行った。
俺達は無我夢中で食べ尽くすと、眠りに就いたのだった。
本来ならもっと話をしたい所だが…それは今日じゃなくてもいつでも出来る事。
もう焦る必要は無いのだった。
そして翌日…
俺達はティーダス公爵家に招かれる事になるのだが…?
その話はまた今度な!
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