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第一部
第九話 これもある意味…お約束的なのか?前編
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全員の強さの基準が大体解ったので、俺達は歴代の勇者達が挑んだ面倒なダンジョンコア入手のクエストを行った。
すると、仲間達からこんな要望が出て来たのだった。
「お兄ちゃんにお願いがあるんだけど、皆と話し合ったんだけど…」
「テクト、ボスでは構わないがダンジョン内は強化魔法を無しにして欲しい。」
「そうだね、ダンジョンの雑魚魔物がどの程度なのかが解らないけど、あまり兄ちゃんの魔法に頼った戦い方をしたくは無いし。」
「何かあったらオラが皆を守るだ!」
俺はこんな事を言われたのは初めてだった。
以前の勇者達は、ダンジョンに入るなり強化魔法を要求して来た。
ダンジョンでは時間と精神力での戦いになるので、少しでも楽をしたいという思いに掻き立てられる物なのだが。
この妹と幼馴染達は、自分達の力で挑むと言って来た。
「あぁ、分かった!なら、自分達で考えて好きに戦え。」
「「「「うん!」」」」
妹と幼馴染達は、ゴードンの守りを軸にして自分達なりで考えた連携をしながら対処し始めた。
今迄の勇者達は強化魔法に偏った戦い方をした所為か、俺は若干不安に襲われたが…?
拙くてもそれなりに自分達で上手く連携して魔物を倒して行った。
そしてボス部屋の前に辿り着くと、ここで一旦休憩をしてからボス部屋に入ってボスに挑む事となった。
すると妹達から、ここでも強化魔法は危なくならない限りして来ないでと頼まれた。
このダンジョンのボスは、大きな棍棒を手にしたサイクロプスだった。
俺は助言をしようとしたが、マリーが指示をして戦いを行った。
「ゴードンさんは守りをお願い!」
「んだ、任せるだ!」
「シーリアさんとクライヴは、奴の注意を惹き付けながら隙があったら攻撃を!クライヴは奴の視覚を封じて!」
「「わかった!」」
サイクロプスのこん棒の一撃に対して、ゴードンは大盾で受けてから弾くと棍棒に対してグレートアックスで強撃を喰らわせた。
するとサイクロプスは、手に衝撃が走ったのか…持っていた棍棒を手放した。
その隙にクライヴがサイクロプスの目に目掛けて短剣を投げつけて注意を逸らす。
サイクロプスは自分の急所を守る様に両手で顔を覆うと、その隙にマリーとゴードンとシーリアが足や体に攻撃を加えた。
サイクロプスが反撃し出すと四人は距離を取ってから、再びクライヴの視覚攻撃をしてから、またサイクロプスが守りの体制を取ると再び攻撃を仕掛けるという感じを繰り返していた。
「何か上手く立ち回れているなぁ…?これがマリーのスキルなのか?」
俺の鑑定魔法は、大体の物を見る事が出来るが…残念ながら勇者のステータスは見る事が出来ない。
それは妹も例外ではない。
固有スキルは以前教えて貰ったが、勇者特有のブレイブスキルは教えては貰えなかった。
この様子からすると、指揮系統のスキルではないかと思うのだが…?
「それにしても暇だな。以前なら弱体魔法や強化魔法を施しても大した効果が見えないと言われて邪魔者扱いや無能扱いをされたが、支援魔法無しで上手く立ち回られると俺がいる意味があるのかと考えてしまうな。」
俺は上手く立ち回っている妹や幼馴染達の戦いを見ながらそう思っていた。
これだと、本当に役立たずと言われても言い返せないな。
そんな事を考えている内に、四人は見事にサイクロプスを打ち倒した。
「皆、お疲れ様…これだと俺がいる意味がねぇな!」
「そんな事無いよお兄ちゃん!」
「あぁ、テクトが背後で見守ってくれているから、私達は安心して戦う事が出来るんだ!」
「何を弱気な発言をしているんだべ?」
「僕達は兄ちゃんを信頼しているから、そんな卑下した事は言わないでおくれよ。」
なんだろう?
俺はその言葉を聞いて目頭が熱くなった。
実戦経験も少ない筈なのに、こうも上手く立ち回られると…その内に支援魔法無しでも戦える様になって俺が不要になる発言でもされるのではないかという不安が襲ってくる。
嬉しい反面、何か物悲しさを感じていた。
そしてボスを倒した事により、ダンジョン報酬を手に入れてから最深部に行き、ダンジョンコアを入手してから冒険者ギルドに戻って報告をした。
このダンジョンも決して階層は深くはないダンジョンだったが、たった一日で撃破した事で勇者マリーの評価は高かった。
他の勇者達もその偉業に驚愕をしていた。
すると他の勇者達は、クエストを受注して冒険者ギルドから次々と出て行った。
ここから先は大した物が無いので話を省略させて貰う。
まず次のクエストは、【危険地域での特殊薬草の入手】だった。
深淵の森という場所で、魔物を倒しながらある特殊薬草を入手するという物で、採取クエストだった。
次は【魔獣ジャバウォック討伐証明部位を入手せよ!】だった。
これは討伐クエストで、これもすんなりと入手出来た。
この後も採集や採掘クエストをこなしていき…そして最後に残った難易度が高いクエストを開始するのだが?
これが思った以上に苦戦する物だった。
苦戦…という言葉を聞くと、対象物がドラゴンでドラゴン討伐とか思っている読者もいるかも知れない。
だが、さすがに新人勇者様に用意された討伐クエストにドラゴン討伐は無い。
何に苦戦したのかというと…?
「なんだ、このふざけた内容のクエストは?」
「これ、漠然とし過ぎ!」
「これは何を討伐すれば良いんだ?」
「僕が思うに…大型の魔物ではないかと思うのですが?」
「俺もそれ位は分かるが、この湿原地帯は大型の魔物は結構いるぞ?」
「これは何を捕らえれば良いんだべか?」
この難易度の高いクエストの内容は…?
【フォーリア大湿原で生態系を乱す魔物を討伐して捕縛せよ!】という物だった。
そう書かれているだけで具体的な魔物の詳細が無く、このエリアはだだっ広い上に大型の魔物が多数出没する為に、どれが生態系を乱していて何を討伐して捕縛するのかが分からなかった。
「ドラゴン討伐とかでしょうか?」
「残念だが、大型の魔物は結構いるがドラゴンを見たという目撃情報は無い。」
「生態系を荒らす…という事は肉食系の魔物とかかな、お兄ちゃん?」
「確かにそう思ってもおかしくは無いだろうが、ここは湿原でもある訳だから…草木を喰らって自然を破壊するという物も考えられる。」
「本当に何を討伐して捕獲すれば良いんだ!」
「キレるなシーリア、気持ちは分かるが…」
「森の事なら生態系を脅かすと言えば大体分かるんだが…湿原は正直良く解らねぇべ!」
悪いが俺も湿原の魔物の生態に詳しい訳ではない!
この湿原エリアは、一部の大型の魔物が過ごしやすい環境なのでそういった魔物が集まってくるという話位で、生態系を荒らすという事になると正直何を討伐すればいいのかが解らない。
マリーの言う通り、肉食系の魔物を討伐すれば良いのか?
だが、討伐証明部位を持って来いという訳ではなく、捕縛と書かれているんだよな。
この世界では、収納魔法等の類の使い手はあまり多くない。
俺も収納魔法は使えるが、新人勇者とそのパーティーメンバーに大型の魔物を捕縛して持ち帰るという事は無いだろう。
「討伐して捕縛しろ…という位だから、さすがに大型の魔物ではないだろう…と思う。」
「この湿原の魔物の種類ってどれ位いるの?」
「発見されている種類では、現在83種類いる。」
「小型の数とかは分かりますか?」
「大型が約28種類、中型が約36種類、小型が約19種類いる。この位迄は調べてある。」
「その19種類の中から探せという事ですか?」
「そうだ、この大湿原の中からな!」
「森の中で葉っぱを探せという感じじゃないか!」
シーリアがそういうのも良く解る。
小型の魔物は警戒心が強いのか、この湿原に結構な時間を探し回っているが…大型や中型の魔物は何度か目撃しているが、小型の魔物は一切見掛けなかった。
「冒険者ギルドに戻って詳細を聞くという事は出来ないのかな?」
「恐らく無理だろうな。自分達で判断して捕縛してくるというのが、このクエストの意図なんだと思う。」
「それにしては漠然とし過ぎてますよ!一体何を討伐して捕縛すれば良いんですか?」
「それが分かっていたら悩んだりはしてねぇよ!」
本当に漠然とし過ぎていて、何を討伐して捕縛するのかが分からなかった。
これが俺達が苦戦したという意味であった。
これならまだ魔獣討伐やドラゴン討伐の方が遥かに楽だ!
一体何を討伐して捕縛すれば良いんだ?
物語は中編に続く…が、それが判明したのだが、全く意外な物が捕縛対象だった。
すると、仲間達からこんな要望が出て来たのだった。
「お兄ちゃんにお願いがあるんだけど、皆と話し合ったんだけど…」
「テクト、ボスでは構わないがダンジョン内は強化魔法を無しにして欲しい。」
「そうだね、ダンジョンの雑魚魔物がどの程度なのかが解らないけど、あまり兄ちゃんの魔法に頼った戦い方をしたくは無いし。」
「何かあったらオラが皆を守るだ!」
俺はこんな事を言われたのは初めてだった。
以前の勇者達は、ダンジョンに入るなり強化魔法を要求して来た。
ダンジョンでは時間と精神力での戦いになるので、少しでも楽をしたいという思いに掻き立てられる物なのだが。
この妹と幼馴染達は、自分達の力で挑むと言って来た。
「あぁ、分かった!なら、自分達で考えて好きに戦え。」
「「「「うん!」」」」
妹と幼馴染達は、ゴードンの守りを軸にして自分達なりで考えた連携をしながら対処し始めた。
今迄の勇者達は強化魔法に偏った戦い方をした所為か、俺は若干不安に襲われたが…?
拙くてもそれなりに自分達で上手く連携して魔物を倒して行った。
そしてボス部屋の前に辿り着くと、ここで一旦休憩をしてからボス部屋に入ってボスに挑む事となった。
すると妹達から、ここでも強化魔法は危なくならない限りして来ないでと頼まれた。
このダンジョンのボスは、大きな棍棒を手にしたサイクロプスだった。
俺は助言をしようとしたが、マリーが指示をして戦いを行った。
「ゴードンさんは守りをお願い!」
「んだ、任せるだ!」
「シーリアさんとクライヴは、奴の注意を惹き付けながら隙があったら攻撃を!クライヴは奴の視覚を封じて!」
「「わかった!」」
サイクロプスのこん棒の一撃に対して、ゴードンは大盾で受けてから弾くと棍棒に対してグレートアックスで強撃を喰らわせた。
するとサイクロプスは、手に衝撃が走ったのか…持っていた棍棒を手放した。
その隙にクライヴがサイクロプスの目に目掛けて短剣を投げつけて注意を逸らす。
サイクロプスは自分の急所を守る様に両手で顔を覆うと、その隙にマリーとゴードンとシーリアが足や体に攻撃を加えた。
サイクロプスが反撃し出すと四人は距離を取ってから、再びクライヴの視覚攻撃をしてから、またサイクロプスが守りの体制を取ると再び攻撃を仕掛けるという感じを繰り返していた。
「何か上手く立ち回れているなぁ…?これがマリーのスキルなのか?」
俺の鑑定魔法は、大体の物を見る事が出来るが…残念ながら勇者のステータスは見る事が出来ない。
それは妹も例外ではない。
固有スキルは以前教えて貰ったが、勇者特有のブレイブスキルは教えては貰えなかった。
この様子からすると、指揮系統のスキルではないかと思うのだが…?
「それにしても暇だな。以前なら弱体魔法や強化魔法を施しても大した効果が見えないと言われて邪魔者扱いや無能扱いをされたが、支援魔法無しで上手く立ち回られると俺がいる意味があるのかと考えてしまうな。」
俺は上手く立ち回っている妹や幼馴染達の戦いを見ながらそう思っていた。
これだと、本当に役立たずと言われても言い返せないな。
そんな事を考えている内に、四人は見事にサイクロプスを打ち倒した。
「皆、お疲れ様…これだと俺がいる意味がねぇな!」
「そんな事無いよお兄ちゃん!」
「あぁ、テクトが背後で見守ってくれているから、私達は安心して戦う事が出来るんだ!」
「何を弱気な発言をしているんだべ?」
「僕達は兄ちゃんを信頼しているから、そんな卑下した事は言わないでおくれよ。」
なんだろう?
俺はその言葉を聞いて目頭が熱くなった。
実戦経験も少ない筈なのに、こうも上手く立ち回られると…その内に支援魔法無しでも戦える様になって俺が不要になる発言でもされるのではないかという不安が襲ってくる。
嬉しい反面、何か物悲しさを感じていた。
そしてボスを倒した事により、ダンジョン報酬を手に入れてから最深部に行き、ダンジョンコアを入手してから冒険者ギルドに戻って報告をした。
このダンジョンも決して階層は深くはないダンジョンだったが、たった一日で撃破した事で勇者マリーの評価は高かった。
他の勇者達もその偉業に驚愕をしていた。
すると他の勇者達は、クエストを受注して冒険者ギルドから次々と出て行った。
ここから先は大した物が無いので話を省略させて貰う。
まず次のクエストは、【危険地域での特殊薬草の入手】だった。
深淵の森という場所で、魔物を倒しながらある特殊薬草を入手するという物で、採取クエストだった。
次は【魔獣ジャバウォック討伐証明部位を入手せよ!】だった。
これは討伐クエストで、これもすんなりと入手出来た。
この後も採集や採掘クエストをこなしていき…そして最後に残った難易度が高いクエストを開始するのだが?
これが思った以上に苦戦する物だった。
苦戦…という言葉を聞くと、対象物がドラゴンでドラゴン討伐とか思っている読者もいるかも知れない。
だが、さすがに新人勇者様に用意された討伐クエストにドラゴン討伐は無い。
何に苦戦したのかというと…?
「なんだ、このふざけた内容のクエストは?」
「これ、漠然とし過ぎ!」
「これは何を討伐すれば良いんだ?」
「僕が思うに…大型の魔物ではないかと思うのですが?」
「俺もそれ位は分かるが、この湿原地帯は大型の魔物は結構いるぞ?」
「これは何を捕らえれば良いんだべか?」
この難易度の高いクエストの内容は…?
【フォーリア大湿原で生態系を乱す魔物を討伐して捕縛せよ!】という物だった。
そう書かれているだけで具体的な魔物の詳細が無く、このエリアはだだっ広い上に大型の魔物が多数出没する為に、どれが生態系を乱していて何を討伐して捕縛するのかが分からなかった。
「ドラゴン討伐とかでしょうか?」
「残念だが、大型の魔物は結構いるがドラゴンを見たという目撃情報は無い。」
「生態系を荒らす…という事は肉食系の魔物とかかな、お兄ちゃん?」
「確かにそう思ってもおかしくは無いだろうが、ここは湿原でもある訳だから…草木を喰らって自然を破壊するという物も考えられる。」
「本当に何を討伐して捕獲すれば良いんだ!」
「キレるなシーリア、気持ちは分かるが…」
「森の事なら生態系を脅かすと言えば大体分かるんだが…湿原は正直良く解らねぇべ!」
悪いが俺も湿原の魔物の生態に詳しい訳ではない!
この湿原エリアは、一部の大型の魔物が過ごしやすい環境なのでそういった魔物が集まってくるという話位で、生態系を荒らすという事になると正直何を討伐すればいいのかが解らない。
マリーの言う通り、肉食系の魔物を討伐すれば良いのか?
だが、討伐証明部位を持って来いという訳ではなく、捕縛と書かれているんだよな。
この世界では、収納魔法等の類の使い手はあまり多くない。
俺も収納魔法は使えるが、新人勇者とそのパーティーメンバーに大型の魔物を捕縛して持ち帰るという事は無いだろう。
「討伐して捕縛しろ…という位だから、さすがに大型の魔物ではないだろう…と思う。」
「この湿原の魔物の種類ってどれ位いるの?」
「発見されている種類では、現在83種類いる。」
「小型の数とかは分かりますか?」
「大型が約28種類、中型が約36種類、小型が約19種類いる。この位迄は調べてある。」
「その19種類の中から探せという事ですか?」
「そうだ、この大湿原の中からな!」
「森の中で葉っぱを探せという感じじゃないか!」
シーリアがそういうのも良く解る。
小型の魔物は警戒心が強いのか、この湿原に結構な時間を探し回っているが…大型や中型の魔物は何度か目撃しているが、小型の魔物は一切見掛けなかった。
「冒険者ギルドに戻って詳細を聞くという事は出来ないのかな?」
「恐らく無理だろうな。自分達で判断して捕縛してくるというのが、このクエストの意図なんだと思う。」
「それにしては漠然とし過ぎてますよ!一体何を討伐して捕縛すれば良いんですか?」
「それが分かっていたら悩んだりはしてねぇよ!」
本当に漠然とし過ぎていて、何を討伐して捕縛するのかが分からなかった。
これが俺達が苦戦したという意味であった。
これならまだ魔獣討伐やドラゴン討伐の方が遥かに楽だ!
一体何を討伐して捕縛すれば良いんだ?
物語は中編に続く…が、それが判明したのだが、全く意外な物が捕縛対象だった。
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