魔境育ちの全能冒険者は異世界で好き勝手生きる‼︎ 追い出したクセに戻ってこいだと?そんなの知るか‼︎

アノマロカリス

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第六章

第十三話・閑話 リュカの秘密(家族って…何なんでしょうねぇ?)・後編

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 僕は現在、とー祖母ちゃんに捕まった後に…窓も戸もない薄暗い部屋の中で目を覚ました。
 こんな場所にいる理由を考えると、間違いなくステータス障害無効化の為としか思えない。
 ステータス障害無効化…と考えると、何かしらの毒か何かを用いた実験をさせられるのだろうけど…?
 副作用松茸のお陰で、僕の身体はある程度の毒や麻痺に抵抗力がある為に、効かないだろうと思っていた。
 天井の穴から煙状の毒が降って来るまでは…。

 「リュカよ、ステータス障害無効化の毒を実行する為に、アムビスケイナの毒液を用意して散布する事にした。これに耐え切れば…お前には毒の無効化が手に入るだろうさね!」
 「アムビスケイナって…マジで言っているのか、このクソババァ‼︎」

 僕は煙を吸い込まない様に布で口を覆ってから、魔法で防御をしようとした。
 だけど、魔法が発動する事はなく…両手首を見ると、魔封じの魔道具が付けられていた。
 
 「あの家族だったら…部屋に閉じ込める前に、当然こうする事は当たり前だよな?」

 僕は何とか煙を吸い込まない様に身を低くして浅く呼吸をして回避しようとした。
 …が、煙は既に部屋全体に充満していて…避ける事は敵わなかった。
 僕は呼吸をする為に少しだけ息をした。
 布で塞いでいるので、毒をモロに吸った訳ではないはずなのに…僕は胸が焼き付ける様な苦しさと息苦しさが襲って来た。

 「甘いねリュカ、アムビスケイナの毒は布如きでは防げないのは知っているさね?無駄な抵抗はせずに、大量に吸い込むんさね!」
 
 どんなに我慢をしても、最後には苦しくなって大きく呼吸をせざるおえない状況になる。
 遅かれ早かれ、最後にはどうせ死ぬ事になるのだから、開き直って布を捨てて大きく呼吸を………したくは無い!
 僕はアムビスケイナの毒を喰らった事はないけど、アムビスケイナが目の前で魔獣と戦っている姿を見た事がある。
 アムビスケイナに噛まれた魔獣が、物の数秒で絶命したからだ。
 それを知っているので、開き直って…なんて行動に出る事は出来なかった。
 …とはいえ、そろそろ呼吸をしないと限界なのも確かだった。
 どうせこのままだったら、死ぬのは目に見えている。
 僕は自棄になって布を外して、大きく深呼吸をした。
 すると、肺がまるで燃えているのではないかという苦しさを感じると同時に、頭が割れる様な痛みが襲って来て…僕は極度の苦しさの中で死ぬ事になった。

 「逝ったか…トリシャよ、リュカを生き返らせておくれ!」
 「はい、お義母様…」

 僕は部屋から回収…される訳ではなく、煙が充満している中で蘇生魔法で生き返った。
 なので当然、またあの苦しさが襲って来て…死亡。
 また生き返ってから死亡が何度か続いた。
 それが何十回続いたのだろうか?
 僕は煙が充満した部屋の中で、多少の苦しさを感じたが…死ぬ様な事は無くなった。
 それを確認してから、僕は部屋から出る事が出来た。
 久々に新鮮な空気を吸う事が出来ると、空気って美味いと感じる事が出来ていた。

 「よし、第一段階はクリアさね!では第二段階へ移行するさね。」
 「は?第二段階⁉︎」

 僕は恐ろしい言葉が聞こえて来た。
 まさか、これで終わりでは無かったのだった。
 僕は今すぐにでも、この場所から逃げ出したかったのだが…あいにく僕の手首には魔封じの魔道具がはめられている。
 それに…仮に魔法が使えたとしても、家族が目の前にいる状態で逃げ仰せられる確率なんて、ゴブリンがベヒーモスに挑んで勝てるか…という位の確率だ。
 僕は諦めて…言う事を聞くしか無かった。

 「アムビスケイナ………ですか?」
 「シオンは聞いた事がない?」
 「魔物の類というのは分かりますが、アムビス…神の名を冠する魔物って、異常な能力が備わっていると何かの書物で読んだ事がありますね。」
 「多分、シオンが読んだ本は…とー祖母ちゃんか父さんが書いた本じゃないかな?」
 「あの当時は知識を得る為に読み漁っていたので、著者が誰の物だったかまでは覚えておりません。」
 「それでリュカ、アムビスケイナってどんな魔物なんだ?」
 「アムビスケイナは異魔神…と言った方が分かりやすいかな?魔獣の上位で、異界に君臨する物です。姿は…アラクネの上位種のアラクネアという感じで、上半身が人に姿で下半身が蜘蛛のアラクネとは違い、完全に人の姿をしています。」
 
 シオンは難しそうな顔で考え込んでいた。
 だけど流石のシオンも…異魔神の存在までは知らないみたいだった。

 「人の姿って………」
 「それだけではありません、アムビスケイナは世界で一番強い猛毒を持つ種族だと言われています。たった少量の毒で、キングベヒーモスが瞬時に絶命する位に…」
 「ブッ………マジかよ、それ…⁉︎」
 「リュカさんは、そんな猛毒の煙を吸わされていたのですか⁉︎」

 実際は煙だけではないんだよね。
 その話の続きは、これから始まります。
 
 「本格的な事は明日から始めるとして、今日は食事をして明日に備えるんさね!」
 「そうか、明日からはもっと過酷になるのか…」

 正直言って…先程迄のアレが序の口だったと知る事には、もう少し先になる。
 僕は何度も死亡と蘇生を繰り返させられていた所為か、物凄くお腹が空いていたので食事は有り難かった…んだけど?
 食卓に並んだ料理の中で、僕だけの料理に違和感を感じていた。

 「なんか…僕の料理だけ、匂いも色が変なんだけど?」
 「お前は先程迄、あの小屋の中で毒を吸われていたから、身体の中にまだ抜け切っていない所為じゃ無いのかい?」

 果たしてそうなのだろうか?
 鑑定魔法で調べられたら1発なんだけど、あいにく…僕の手首の魔封じの魔道具の所為で鑑定魔法も発動しなかった。
 逃亡阻止用なのか…とー祖母ちゃんに相談しても、はぐらかされて一切外してくれなかった。
 僕は料理に何も入っていないかを確認する為に、隣にいるリッカに料理を食べてもらう事にした。
 こうすれば、リッカが僕の料理を食べようとする時に家族は必死に止めに入る筈?
 だけど、家族は何も言わずにリッカも普通に料理を食べていた。

 「リッカ、何とも無いのか?」
 「リュカ兄ぃはまだ疑っているの?」

 数分経ってもリッカの身体には何も影響が出ていなかった。
 だとすると、僕の考え過ぎか…と思って料理を口に運んだ。
 咀嚼をしながら、何か甘い感じがするなぁ…と思いながら飲む混むと、激しい苦しさが全身を駆け巡った。
 やはり僕が思っていた通りに、この料理には何かが混入されていた。
 だけど、リッカは平然としている。

 「お前がいない時に、リッカにも先程お前がやった事をリッカにもやっていたのだが…リッカは途中で聖女の加護というのが発動して、ステータス障害が無効になるスキルが発動したんさね。」
 「この聖女の加護は、異世界から来た聖女華奈と同じスキルなんだって!」

 そういえば、ダンの書に以前仲間の詳細な事が書かれていた。
 聖女華奈の聖女の加護は、四天王との戦いの中で開花させたスキルという話だった。
 如何なるステータス障害を無効にさせるという物で、異世界からの聖女の固有の物だった。

 「お前の事だから、怪しいと感じたらリッカに味見をさせると思っていたんだよ。能力が開花する前のリッカなら、私達は止めようと考えていたんだけど…当てが外れたさね!」
 「だから、皆は無反応だったのか!」

 僕が発せられた言葉は、それが最後だった。
 僕は全身が強烈な何かに蝕まれて、そのまま命を落とした。
 それからがまた蘇生されて…この繰り返しが待っていると思ったのだが、要は食べなければ問題は無い…と思っていた。
 とー祖母ちゃんが貪り食う者グラトニーという魔法を発動しなければ…!
 この魔法は掛けられた者を空腹の飢餓状態にする魔法で、飢えを満たす為にはひたすら喰うしか無いというものだった。
 なので、料理を口に運んで死亡…蘇生されて喰って死亡が永遠と繰り返されていた。
 これが何十回と繰り返されて、蘇生されて料理を喰うと…多少の苦しさがあっても死ぬ事は無くなった。

 「…と、こんな事があってね。」
 「お前は…それまでに何回死んだ?」
 「正直言って、良く覚えてない。」
 「結局は、何の毒だったのか分かったんですか?」
 「アムビスケイナの毒液をそのまま料理に使っていたみたいで…」

 僕がその話をすると、シオンとガイアンは青い顔をして震えていた。
 暫くして…シオンとガイアンはリッカの方を見た。

 「リッカさんの聖女の加護の発動は、ノワールさんの固有能力だったのでしょうか?」
 「あの時は、リッカに何故異世界の加護が出現したのかと思っていたけど、ノワールの能力だという事だと納得出来るね。」
 「そういえばノワールって、異世界から来た存在なんだっけか!」
 「聖女の加護は、母さんでも持っていないものだったからね。異世界の聖女…と考えると、ノワールが力を貸してくれたんだね。」

 リッカは色々とズルい気がする。
 僕はこんな思いをしてまで、ステータス障害無効を手に入れたというのに…。

 「そういえば、これが第二段階なんだよな?第三段階というのは…」
 「アムビスケイナに直に噛まれるというのが、第三段階だったんだよ。」
 「マジか⁉︎」

 では、第三段階の話をするとしよう。
 あの地獄の様な食事の後に、僕は再び小屋の中に放り込まれた。
 次は毒液で小屋を満たして溺れさせる…と思っていたんだけど、人の気配がして振り返ると?
 其処にはアムビスケイナが笑みを浮かべて立っていた。

 「まさか…アムビスケイナと戦えっていうんじゃ無いだろうな?」

 僕には魔封じの魔道具が装着されている状態だったし、武器も所持していない。
 いや、仮に魔法が使えて武器を所持していたとしても、アムビスケイナと戦って生き残れる確率は殆ど無いに等しい。
 …と思っていたんだけど?

 「あれ…ケーナおばさん?」
 「リュカ君、ごめんね…カーディナル、良いんだよね?」
 「あぁ、一思いにやってくれさね!」

 アムビスケイナと思っていたのは、カナイ村で薬屋を営んでいる女将のケーナだった。
 子供の頃から姿が変わってない美魔女と言われていたんだけど、まさかケーナおばさんの正体がアムビスケイナだとは思わなかった。
 まさか、カナイ村の中に魔物が居るなんて…しかも店を開いているだなんて普通は思わないだろう。

 「ケーナおばさん、何をするかは分からないけど…やめてもらえると嬉しいなぁ。」
 「リュカ君ごめんね、カーディナルには逆らえないから…」

 ケーナは申し訳なさそうな顔をすると同時に、口が裂けて大きな牙が生えて来た。
 更には背中や脇から腕も生えて来て…僕の頭と身体を腕で拘束すると、そのまま首元に牙を突き立てて来た。
 牙で刺された痛みは然程感じなかったが、その後に身体中に流れ込んで来た何かが、僕の身体を蝕んで行った。
 その苦しみと痛みは、煙状の毒とか食事に入っていたものとは比較にならなかった。
 
 「ぐわぁぁぁぁぁ~~~~~‼︎」

 それから身体中の血管が破裂したと思うくらいに、毛穴から血が吹き出していた。
 更には目からも鼻からも耳からも…血が流れて滴り落ちていた。
 こんな状態だけど、不思議と命は失っていなかった。

 「毒の散布と料理のお陰で、抵抗力が付いたのだろうか?ケーナ、毒を追加しな!」
 「最初は死なない量を注入しただけだからね、次は致死量の毒を注入するつもりだよ!」
 「出来たら辞めて欲しいのですが…」

 …と言った所で、この家族は辞めてくれるなんて事は無い。
 こうなったら、意地でもステータス障害無効化のスキルを手に入れたい所だけど…?
 レジストの仕方が…全く想像が出来ない。
 魔法が使えれば、何とか対抗策も…と言いたい所だけど、アムビスケイナ相手にどこまで通用するかな?
 そんなこんなを思っていた時に、ケーナおばさんが反対側の首に噛み付いて…毒液を注入した。
 先程とは比べ物にならない程に身体が熱くなり、まるで骨が溶けているのではないかという錯覚に陥った。
 
 「これで死んでも、また蘇生されて苦しむ羽目になるのか…」

 例え蘇生が出来るからと言っても、何度も何度も死ぬ時の闇に堕ちる時の感覚は慣れる事は無い。
 それに本当に今更だけど、よくも家族にこんな真似が出来るな?
 もう…生き返りたくもない。
 今度生まれ変われるのだったら、この家ではない別の家に生まれて………
 そんな事を思いながら僕は死んだのだった…が、また蘇生させられた。

 「僕は、死すら自由にして貰えないのか…?」

 その言葉を最後に、身体の毒でまた死亡。
 今度は数十回では収まらずに、数百回に及んだのだが…?
 記憶が混濁していて、死んだ回数なんて数えられなかった。
 そして次に蘇生された時に、身体に変化が起きている感じだった。

 「カーディナル、リュカ君の様子が少しおかしいんだけど?」

 僕は蘇生はされたけど意識は無く、身体全体から黒いオーラの様な物が発生し始めていた。
 カーディナルもその様子を見て、異質さを感じている様だった。

 「なんだか…リュカの様子がへんさね?」
 「カーディナル、どうしたら良い?」

 ケーナは困惑気味でカーディナルに尋ねた。
 流石のカーディナルも、リュカに起こった変化に訳が分からずにいたのだが…?

 「とりあえず…最後の毒を注入してやってくれ!」
 「え?良いのかい、こんな状況で…」

 ケーナはカーディナルの言う通りに、最後の毒を注入した。
 だけどリュカは痛みを訴える訳でもなく、死ぬ事も無しで静かにやられるだけのままになっていた。
 これによって、毒無効化を手に入れたのだが…?
 続いて、麻痺や恐怖や発狂などの障害を毒と同じやり方でおこなっていた。
 だけどリュカは、一言も言い訳もせず、苦しさを訴える事はしなかった。
 全てを諦めていた…と思ったら、最後のステータス障害の実験が終了したと同時に…キレた。

 『ギャゥォォォォォォォォォォォォッォオォォォ!!!』

 リュカがキレた事は何度かあった。
 だけど今回は、明らかに異質で…闇のオーラを纏ってカナイ村中に様々な属性を放ちまくり…これに対して家族達の処理が追い付かずに、カナイ村の半数以上に被害を被った。
 当然、家族達もあらゆる手を使って止めに入ったのだが、今迄は弱体魔法を使って止める事が出来ていたのだけれど、その弱体魔法を全て無効化される為に…止められるまでにえらく長く掛かってしまったのだった。
 これが…リッカがクラウディア王国でカトゥサとの戦いで言っていた、リュカの魔力暴走の原因でもあった。
 ただ…リュカは魔力暴走の事は覚えてはいない。
 家族達は、真実は伝えずにカーディナルとアーシア共同の魔道具が暴発してこうなったと話した。
 
 「あの時のリュカ兄ぃは…恐かったわね。」
 「その一言だけで片付くんですか?本当にボクはこの家の子に生まれなくて良かったですね…」
 「それにしても…よくも家族というか、孫に対してそんな仕打ちが出来るな?」

 リュカとリッカは顔を見合わせながら言った。

 「「これが家の日常だからね!」」

 リュカ程ではないが、リッカも死んだ事は何度かある。
 ただ、リュカとリッカが違ったのは、死ぬ時の感覚だった。
 闇に絶望を抱えて堕ちて行く…のがリュカの死ぬ時の感覚だとすると?
 リッカの場合は、暖かい光に包まれて眠る様な感覚だという。
 リッカは聖女候補なので、その辺の差は仕方がない事なのだが…リュカは不公平だと嫉妬を覚えた。

 「シオン、ガイアン、これが副作用の無い松茸だよ。」

 僕は皿に取ってあげたのだが?
 シオンとガイアンは、本来の松茸の皿を取らずに…残りの副作用松茸を食べて行った。
 僕の話を聞いて…何かを感じての行動だろうか?
 ただ…副作用松茸を一気に口に入れた結果、当然の事ながら副作用が一気に襲って来て死ぬ事は無かったが、死ぬほど辛い目に遭ったという。

 毒物の摂取は、用法と容量を守って摂取いたしましょう。
 過剰摂取は…身を滅ぼしますのでね。

 ~~~~~後日談~~~~~

 「結局…あの実験はどういった物だったの?」
 「ブレスの類で肺をやられるのを無効化し、接種して胃がやられるのを無効化し、実際に体内に注入されても無効化できる事が出来れば、それを克服した事になるという訳さね!」
 「僕はそれの為に何度死んだと思っているのさ‼︎…そういえば実験は成功したとか話していたけど、かー祖父ちゃんでも実験台にしたの?」
 「最初はブライアンも乗り気だったんだけど、途中で無理だという事が判明してね。それで代用に大量のゴブリンで実験に…」

 まぁ、家族の命に比べたら…魔物の命ってそこまで重くは無いんだろうけど?
 一体…何百匹のゴブリンが犠牲になったんだろう…?
 まぁ、良いか…次に変な実験を思い付いて実験台にされなければ!
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