翔流(かける)さん

翔流(かける)さん

2
SF 完結 長編
プロローグ 「フォントを8ptにするとできるらしいよ。」 「いやぁ。38文字×16行のボックスを作るのがこんなに大変とはね…。」 「でも、これで、作業を進められるだろ?」 「ところで、本のタイトルを何にするかをもう決めているのかい?」 僕は彼に言われ、「いや、まだ決めてはいない。」と答えた。 「そうか。それも、いいだろう。答えは、「流れ」の中にある…。」 「わからない…。」そういう顔をすると彼は続けた…。 「続けるうちに、見えてくるっていうことさ…。」 時刻が3時35分になっていた。 ************************************** 「今回の作業で、やりたいことっていうことは、とにかく、ひたすら、机の前で、打鍵していき、「物語を紡ぐこと」ができるかどうか?」という挑戦なんだろ?」 彼が言うので、僕はYESと答えた…。 「YESか…。日本語で答えてほしかったな…。」 彼がそういうので、 「うん。わかった…。」と答えた…。 ************************************** 「それで、何か、「物語」のとっかかりのようなものはつかめそうなのかい?」 彼が問うので、僕はまた、「わからない…。」という顔をした。 「君が僕の問いに答えられることは少ないみたいだな…。」彼は少し残念そうだった…。 「君は改行をはさみたいと考えている…。」彼は先読みして言った…。 「だけで、少しばかり、こらえる必要性がこれからからの文章作りでは、というか、本づくりか……。」 「出版を前提にした…」 そう、「出版を前提にした…。」 僕は、いまだ、「わからない」というふりもできる…。でも、もう、「わからない」だけではすまされないところに来ているのかもしれない。 「騎士団長殺しのプロローグは何ページだった?」 僕は、数えてみて、愕然とした…。 「5枚…。」 「そう。5枚に見えるかもしれないが、3枚だ…。」 「わずか、5ページ…。」 プロローグなんて、そんなもの…。 「大切な5ページ…だ。君にとって…。」 「君はいつだって、この5ページに戻ってくる準備をしなければならない…。」 彼は言った…。 「「てすかせ」はどうだったかな?」 僕は、「考えたこともない」と思った…。 「そう、君は、「考えちゃいない…。」それが重要なコツさ…。」 「僕には「考える」必要性がない?」 「いいや。ただ、役割の話さ…。」
24h.ポイント 21pt
小説 25,255 位 / 214,781件 SF 214 位 / 6,220件
文字数 380,381 最終更新日 2025.12.31 登録日 2025.10.01
SF 完結 長編
「ねぇ、ところで翔流(かける)って小説とか書けんの?そういうのが夢だったんでしょ?」 彼女は言った。 彼女の名前はまだ明かせない。僕は思う。 「え?」 彼女は言う。 「だって、君が君の個人情報を僕に流通させていいのかなんて僕にはわからないからだろ?」 僕。 「まぁ、それはそうよね…。」 「ところで、君って「有名」になりたいの?」 「わかんないわ。あんたが決めて。」 「どうしようかな…。」 僕は頭を抱える。まぁ、実際に頭を抱えるわけではないが、もちろん比喩的な表現において…。 ********************** 「ねぇ、ところで、あんたって「有名」になりたいの?」彼女。 「え?」 「だって、私にそう聞いたから…。」 「うーん。なんというか、結局「プライバシー」の問題に過ぎないと思うんだよね…。」僕。 「まぁ、そうだよね。」僕。 「あなたのターンは多いわ。」 「うーん。僕は二つ以上の人格を持っているというわけではないけれども…。」 *********************** 「いや、あなたは、二つ以上の人格を持っているわ。お医者さんにもそう言われたんでしょ?」彼女。 「いや、「あなたは二つ以上の人格を持っているようです。」とは言われてはいない。そんな風なことを言った医者には今のところあったことはないな…。」僕。 「でも、あなたは、誰か自分以外の人と会話ができるだとか、「多重人格でさぁ」とメールしてしまうだとか…。」別の人がいう。 僕は誰かから追及されるのを楽しみたいのかな…?それとも、過去の過ちというか、 でも、あの時、僕は、「多重人格みたいな感じでさ…。」とかメールしたんであって、「多重人格でさぁ」とまでは、断定的に表現しなかったのじゃないかという気がする。僕はいつだって、断定的な表現とか、決断とかを避けてきた気がする。果たして本当にそうだっただろうか…。 ******************* 「ここまで、789文字プラスα~!」彼女。 「この「********************」っていう表現は気まずくなっの?それとも改ページっていう意味なの?」彼は言う。 「~~~」僕。 「すごい顔ってほしいの?それとも、感情の」彼 「感情物質の量よ!」彼女 「感情物質が脳からすんごい出てるでしょ!って言いたいんだわ!」 僕は真っ赤だ。もうほんと。 「で、すごい汁ね。」彼はいう。 「(汁というか汗というか…。)」僕には言えない。僕は無口なことを自分に課そうとしている?やっぱ考えすぎだ。 「そういうのって、ここで作品名出していいのかわからないけど、あなたが、傾倒してきた「漫画」とか、」 「…。」 「小説!」彼女。 ~このような脳内議論を書くだけの作品になるかもしれません。~
24h.ポイント 0pt
小説 214,781 位 / 214,781件 SF 6,220 位 / 6,220件
文字数 1,398,391 最終更新日 2024.11.17 登録日 2021.09.30
2