17
件
貴族社会の政略結婚から三年。オルテシアは夫ゴドフロワから「愛嬌のない冷たい女」「義妹クラリーチェを見習え」と侮辱され、屋敷のすべての差配と借財の返済を押しつけられながら、冷遇に耐え続けていた。夫は血の繋がらない義妹の贅沢と我儘を際限なく甘やかし、ついにオルテシアの亡き母の形見である宝飾品までクラリーチェに与えてしまう。
心が完全に冷え切ったオルテシアは、感情を取り乱すこともなく、周到に準備を進めていた。夫と義妹が華やかな夜会へと出かけた夜、屋敷を完璧に整え、誰が見ても非の打ち所がない業務引継書と署名済みの離縁状を机に残し、夜闇に紛れて屋敷を去る。
身一つで自立を図るオルテシアを保護したのは、かつて窮地を救った隣国の冷徹大公カジミールだった。カジミールは彼女の類まれな差配の才と静かな気品を深く慈しみ、惜しみない敬意と甘い執着をもって彼女を溺愛し始める。
一方、オルテシアという「有能な土台」を失った伯爵家は、義妹の際限ない浪費と無能な夫の怠惰により、瞬く間に崩壊の一途をたどる。「いつでも頭を下げて戻ってくる」と高をくくっていたゴドフロワは、すべてを失って初めて自らの愚かさに気づき、狂乱状態でオルテシアを探し求める。しかし、再会した彼女の隣には、誰も逆らえぬ絶対的な庇護者カジミールがいた。さらに、義妹クラリーチェが抱えていた戦慄の正体と、夫が長年信じ込んでいた「思い出の少女」の真実が白日の下に晒される。
文字数 95,354
最終更新日 2026.10.13
登録日 2026.10.13
名門でありながら財政破綻寸前だったアルディ伯爵家を、持ち前の才覚と実家の資産で立て直したオルネラ。しかし夫オディロンは、彼女の功績をすべて己の器量だと過信し、可憐を装う愛人フィアネを屋敷に迎え入れる。オルネラを「持参金目当ての可愛げのない冷血女」と蔑み、ついには公衆の面前で離縁を言い渡すオディロン。
だが、オルネラは取り乱すどころか、微笑みながらその離縁状を受け取った。彼女はすでに、数年かけて領地の利権と私財を引き払う準備を完璧に整えていたのだ。
身一つで伯爵家を出たオルネラを温かく迎え入れたのは、隣領の若き実力者ガルシアン公爵。一方、オルネラを失った伯爵家は瞬く間に資金難へ陥り、甘い汁を吸っていた取り巻きたちも本性を現し始める。取り返しのつかない過ちに気づいた夫が復縁を懇願した時、オルネラが仕掛けていた最後の真実が暴かれる。
文字数 83,703
最終更新日 2026.10.08
登録日 2026.10.08
没落貴族の娘シルヴィアンは、冷酷と名高いアデレード伯爵オルフェリスに請われて嫁いだ。
だが待っていたのは、触れ合いすらない白い結婚と、冷たい無関心。
夫の隣には常に、病弱を装う幼馴染の公爵令嬢ファビオーネがいた。
夫の夜会同伴も、記念日の贈り物も、すべてファビオーネへ。
シルヴィアンは屋敷の奥で、伯爵家の財政を支える染織の仕事に黙々と打ち込むだけの『日陰の妻』として扱われていた。
三年目の結婚記念日。
夫がファビオーネのために家宝の首飾りを贈り、シルヴィアンを侮辱した夜、彼女の心は完全に冷え切る。
シルヴィアンは静かに署名済みの離縁状を机に置き、夜明けとともに屋敷を去った。
自由を手に入れた彼女は、北の交易都市で自らの工房を開き、美貌の領主カシードに見出されて才能を開花させていく。
一方、シルヴィアンを失った伯爵邸は急速に崩壊を始める。
伯爵家の繁栄も、夫が誇っていた地位も、すべてシルヴィアンの隠れた献身で成り立っていたのだ。
焦燥に駆られて妻を追うオルフェリス。
だが彼を待っていたのは、あまりにも残酷な「すれ違いの真相」と、もはや二度と届かない元妻の冷ややかな微笑みだった。
文字数 70,194
最終更新日 2026.10.02
登録日 2026.10.02
貧乏子爵家の娘ファウニアは、病弱な姉の身代わりとして名門フロレンツィオ侯爵に嫁いだ。だが結婚当日に言い渡されたのは「愛など一欠片も与えない。三年間の契約期間が過ぎたら追い出す」という冷酷な言葉だった。
夫フロレンツィオは幼馴染の令嬢コルネリアを屋敷へ引き入れ、ファウニアを「日陰の身代わり妻」として蔑み、義母エルメリンダと共に虐げ続ける。
だが彼らは知らなかった。傾きかけていた侯爵家の莫大な借金を返済し、領地経済を奇跡的に建て直していたのが、ファウニアの卓越した実務能力であったことを。
そして約束の三年が満ちた朝、ファウニアは署名済みの離縁状を机に残し、自ら静かに姿を消す。
有能な妻を失った侯爵家は瞬く間に破滅へ突き進み、焦り狂ったフロレンツィオは血眼で彼女を探し始める。だが、ようやく見つけ出したファウニアの隣には、かつて彼女の才覚と高潔さに心を奪われ、ずっと待ち続けていた隣国の冷徹大公シルヴェリオの姿があった。
文字数 83,195
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
5年前、無実の罪で「悪役令嬢」の濡れ衣を着せられ、公爵子息ユングスから一方的に婚約破棄されたエリス・ラール。
失意の底にあった彼女を救い出したのは、民衆から英雄と称えられていた青年貴族マラクスだった。
しかし結婚から5年後、マラクスは新しく囲った愛人のために、エリスへ冷酷な離縁状を叩きつける。
「お前のような汚名まみれの女を娶ってやった恩を忘れたか」と嘲笑われ、雨の庭へと放り出されたエリス。
だが、絶望して泣きじゃくる彼女の前に現れたのは、5年前に自分を切り捨てたはずの男――冷徹無比な筆頭重臣となったユングスだった。
「やっとあいつの手から奪い返せた。二度と逃がさない」
かつての冷酷さはどこへやら、狂気じみた熱量でエリスを囲い込み、盲目的な溺愛を注ぎ始めるユングス。
一方、エリスはただ守られるだけの哀れな妻であることを捨て、身勝手なマラクスへ自らの手で「完全な決別と破滅」を叩きつけることを決意する。
すれ違いの過去と歪んだ愛、そして妻からの痛快な離縁劇が交錯する、予測不能の逆転ロマンス。
文字数 77,427
最終更新日 2026.09.11
登録日 2026.09.11
伯爵令嬢エリテアラの婿養子オルトラは、自らの本命の浮気相手セリシアを隠すため、地味で物静かな侍女ルーシーを身代わりの愛人に仕立て上げた。
激怒した正妻エリテアラにより地下牢に投獄され、過酷な取り調べで命を落としかけたルーシーは、死の淵で前世の記憶を思い出す。それは、過酷な激務の果てに夫の裏切りに遭い、無念の死を遂げた冷徹な裁定者の記憶だった。
「理不尽に泥を被せられたまま、死んでたまるものですか」
覚醒したルーシーは、自らを罠に嵌めたオルトラとセリシアへの復讐を誓う。
そして激昂する正妻エリテアラに対し、オルトラの卑劣な偽装工作と横領の証拠を提示する。
敵対していたはずの
「身代わりにされた侍女」
と
「裏切られた正妻」
二人の利害が一致したとき、不貞夫を地獄へ叩き落とすための完璧な離縁計画が幕を開ける。
文字数 85,562
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.09.07
若き伯爵テオバルトに嫁いだエルメリンダは、結婚初日から「愛する気はない」と告げられ、薄暗い別館に追いやられてお飾り妻として冷遇されていた。テオバルトは贅沢好きの愛人コルネリアを本館に住まわせ、エルメリンダを無能と嘲笑しながら、領地経営の実務や屋敷の差配をすべて彼女に押し付けていた。
耐え忍びながらも淡々と仕事をこなしていたエルメリンダだったが、ある日、テオバルトから一方的に離縁を言い渡される。コルネリアを正妻に迎えるため、エルメリンダを身一つで追い出すというのだ。エルメリンダは引き留めることもなく、静かに署名して屋敷を去る。
だが、彼女が去った瞬間から伯爵家は崩壊へと向かう。領地経営が完全に破綻し、愛人に財産を持ち逃げされ、破滅の淵に立たされたテオバルトは、別館に残されたエルメリンダのトランクを見つける。
そこに残されていた「ある真実」を知ったテオバルトは、かつて捨てた妻の荷物に縋りついて号泣する。一方、エルメリンダは隣領の筆頭公爵ヴァルデマールに迎えられ、自らの才覚を活かして真の幸せを掴み取っていく。
文字数 54,310
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.31
傲慢な公爵令嬢アルベルティーネを断罪し、バルダッサーレ公爵と「真実の愛」で結ばれたはずのエウフェミア。
しかし結婚後、公爵邸を取り仕切る能力がないと罵られ、冷酷な夫から「無能」の烙印を押されて孤立してしまう。
耐え忍ぶ日々に限界を迎えたエウフェミアは、自らの意思で公爵へ離縁状を叩きつけ、屋敷を去る。
失意の中で彼女を拾い上げたのは、かつてアルベルティーネに愛想を尽かされ離縁された過去を持つ、不器用な堅物貴族ヴァルデマール伯爵だった。
冷徹と恐れられるヴァルデマールは、家庭的で細やかな気配りを持つエウフェミアの価値を誰よりも理解し、深い情愛で彼女を甘やかしていく。
一方、エウフェミアの献身によって成り立っていた公爵邸は破滅へと向かい、さらには過去の断罪劇に隠された驚愕の真実が暴かれていく。
文字数 61,304
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.29
気難しい夫エドヴァルドの機嫌を損ねないよう、感情を押し殺し、物静かに従順に生きてきたモーリア・アーナ。
しかし夫から突きつけられたのは「君を愛することは絶対にない」という冷酷な誓書と、「愛想がない人形のようだ」という理不尽な離縁状だった。
自由の身となったアーナは実家へ戻り、本来の天真爛漫で無邪気な笑顔を取り戻す。
ある日、親友に連れられて参加した社交界で、厳しい規律と冷徹さで恐れられる「氷の公爵」ガレン・ヴォルツィヒと出会う。
ガレンはアーナの拙いマナーを注意しようとするが、小柄で童顔な彼女の健気な愛らしさに一瞬で心を奪われ、寒がる彼女に自分の上着を掛けて紳士的にエスコートする。
ところがアーナは、上着を身に纏いながら「この人は怖いので嫌いです」と真正面から告げてしまう。
「俺が怖いだと……」
己の威圧感にまるで無自覚だったガレンは強い衝撃を受け、アーナに振り向いてもらうため、必死に表情を和らげ、不器用ながらも極上の甘さで彼女を溺愛し始める。
やがて心を通わせた二人は結婚。一方、勝手な理由でアーナを捨てたエドヴァルドは、愛されて眩いばかりに輝くアーナが、新しい夫ガレンと仲睦まじく手を繋いで歩く姿を目撃し、後悔と衝撃のあまりその場で卒倒するのだった。
文字数 82,664
最終更新日 2026.08.22
登録日 2026.08.22
かつて若気の至りと仕組まれた罠により、社交界の冷徹な支配者・カジミール公爵によって断罪され、地位も名誉も奪われた令嬢ジルベルタ。
行き場を失った彼女は、同情を装って近づいてきたランツベルク子爵テオバルトに嫁ぐが、待っていたのは「傷物の落ちぶれ令嬢」としての過酷な召使扱いの日々だった。領地経営を影で支え続けたジルベルタだったが、夫は浪費癖のある愛人クレマンティーヌを屋敷に引き入れ、一方的に離縁状を叩きつけて彼女を冷たい雨の中へと追い出す。
だが、その離縁の報せを聞いた瞬間、かつて彼女を断罪したはずのカジミール公爵が激怒の形相で子爵邸を包囲する。
実はカジミールは数年前に過去の断罪が完全な冤罪であった真相を暴き、己の愚行への狂おしい後悔と、彼女への深い執着と愛情を胸に秘め、遠くから見守っていたのだ。
「私が一生をかけて贖罪し、愛し抜くべき尊い女性を、貴様ごときが足蹴にして捨てただと?」
激昂する公爵は子爵家を徹底的に追い詰め、雨に濡れるジルベルタを腕の中に奪い去る。
元敵だったはずの冷酷公爵による、身も心も溶かされるような極上の溺愛と、身勝手な元夫たちへの痛快な断罪劇が幕を開ける。
文字数 56,163
最終更新日 2026.08.15
登録日 2026.08.15
ヴァルドマール公爵から「役に立たない能無し」と罵られ、愛人セルフィーナのために着の身着のままで離縁・追放されたシェザリア。
しかし、彼らが無能とバカにしていたシェザリアの調合する薬草茶こそが、公爵家の莫大な財政とヴァルドマールの持病を陰から支えていた。
追放されたシェザリアは、道中で倒れていた隣国の若き元帥クリストヴァルを助けたことで、彼の領地サンティアゴへ招かれ、その才能を高く評価されて温かく迎えられる。
一方、シェザリアを失った公爵家は瞬く間に破綻し、ヴァルドマールの体調も悪化。焦ったヴァルドマールはシェザリアを連れ戻そうと追ってくるが、そこには衝撃の真実と、絶対的な拒絶が待っていた。
文字数 67,507
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.08.09
結婚して三年間、無能な置物として虐げられてきた伯爵夫人オルフェリア。前夫ヴェルグレンは愛人フィオルダを屋敷に引き入れ、オルフェリアの功績である香草調合や領地管理の成果をすべて愛人のものとして奪っていた。
耐えかねたオルフェリアは、ついに自ら離縁状を突きつけて屋敷を去る。しかし、オルフェリアがいなくなった伯爵家は即座に崩壊へ向かい始める。
一方、自由となったオルフェリアを迎えたのは、隣国の冷徹大公アゼルリオンだった。彼女の真の価値を見抜いていたアゼルリオンに極上に甘やかされ、彼女の持つ技術は国全体を潤していく。そしてクライマックス、思わぬ「真実の血統」と旧悪が暴かれ、前夫たちには取り返しのつかない裁きが下る。
文字数 60,546
最終更新日 2026.08.08
登録日 2026.08.08
伯爵家に嫁いで三年、レオカディアは夫のウスタシュから「地味で無能な女」と罵られ、突然の離縁を言い渡される。ウスタシュの傍らには、妖艶な愛妾イザボーが寄り添っていた。レオカディアは反論することなく、静かに離縁状に署名して城を去る。しかし、ウスタシュは知らなかった。伯爵領の膨大な流通や財政が、すべてレオカディアの類稀なる差配によって保たれていたことを。
着の身着のままで実家の果樹園領へと向かう道中、レオカディアは行き倒れていた謎の青年ヴァルデマールを救う。実家で温かく迎えられた彼女は、持ち前の手腕で実家の果樹園を大興進させていくが、共に働くヴァルデマールの正体は、実は隣国の若き最高位公爵だった。
一方、レオカディアを失った伯爵領は瞬く間に崩壊の一途をたどる。焦ったウスタシュは彼女を連れ戻そうとするが、そこにはイザボーが仕掛けた恐るべき罠と、ヴァルデマールによる底なしの溺愛が待ち受けていた。
文字数 64,328
最終更新日 2026.07.09
登録日 2026.07.09
ガルディニア帝国の皇帝ヴァルカレイドの妃であるセレスティアラは、実の姉リリスタの「天然で無自覚な悪意」によって、常に悪役に仕立て上げられてきた。周囲も皇帝もリリスタの愛らしさを信じ込み、セレスティアラを「冷酷な妹」と冷遇する。
だがある日、リリスタは「セレスちゃんが国宝の髪飾りを壊しちゃったの」と、決定的な濡れ衣を着せてきた。すべてに愛想が尽きたセレスティアラは、皇帝の執務室へ乗り込み、姉のこれまでの悪事を理路整然と言いつけ、同時に「離縁」を申し出る。
真実を知り、己の愚かさに気づいた皇帝は激怒。リリスタと彼女を盲信する実家へ容赦ない断罪を開始するが、時すでに遅し。セレスティアラの心は完全に冷め切っていた。必死に引き留めようと狂おしいほどの執着を見せる皇帝と、毅然と離縁を迫る妃の、立場逆転の宮廷劇が幕を開ける。
文字数 62,304
最終更新日 2026.06.29
登録日 2026.06.29
伯爵家の長女クラリモンドは、実家のために冷酷な夫ロドリーゴに尽くし、寝る間も惜しんで領地経営の実務を支えてきた。しかし、夫の浮気相手が実の妹フィロメナであることを知る。二人に裏切られ、没落寸前の実家からも見捨てられたクラリモンドは、未練なく離縁状にサインしてすべてを捨てる。
行き場を失った彼女の前に現れたのは、莫大な富を持つ若き侯爵ヴァルデマールだった。クラリモンドの優れた実務能力と健気な美しさを以前から高く評価していた彼は、彼女を公私のパートナーとして迎え、甘く過保護な極上溺愛を注ぎ始める。
一方、有能なクラリモンドを失った元夫と実家は、彼女が裏で支えていた領地経営がまたたく間に破綻し、自滅への道を突き進んでいく。
文字数 61,560
最終更新日 2026.06.09
登録日 2026.06.09
伝統ある伯爵家の次男・ガレオスに「無能の置物」と罵られ、愛人モルジアーナのために着の身着のままで離縁・追放されたユリズィア。しかし、ガレオス家は知らなかった。ユリズィアが、大陸全土の経済を牛耳る伝説の女傑・ヘルツェリア公爵夫人の最愛の孫娘であることを。
傷ついたユリズィアから事情を聞いた祖母ヘルツェリアは激怒。「我が愛しき孫を愚弄した羽虫どもに、地獄を見せてやるわ」と、ガレオス家への全面的な経済制裁を開始する。
一方、祖母の領地で心身を癒やすユリズィアは、隣国の若き公爵ゼファインと出会う。ユリズィアの健気さと優れた領地差配の才能に一目惚れしたゼファインは、底なしの執着と溺愛を注ぎ始め――。
身勝手な理由で宝物を手放した元夫一家が、怒り狂う祖母と最強の公爵によって完膚なきまでに叩き潰される、爽快ざまぁ&極上溺愛ファンタジー!
16話以降の番外編は6/6の6:50公開予定
文字数 130,250
最終更新日 2026.06.06
登録日 2026.06.02
身勝手な王太子によって、事実無根の罪で離縁を言い渡された公爵令嬢のフェルニカ。しかし、その報告を聞いた国王は激怒し、王太子をその場で廃嫡する。
国王はフェルニカの身の安全と名誉を守るため、王国の重鎮である聖騎士フェルクリースへと彼女を託した。
傷心のフェルニカは、冷徹と噂されるフェルクリースとの新たな生活に怯えるが、彼はただ極度に不器用なだけで、誰よりもフェルニカを大切に、深く溺愛してくれた。一方、フェルニカを失った元王太子は自業自得の破滅へと突き進んでいく。
理不尽な離婚から始まる、甘く切ない極上の王宮恋愛ファンタジー。
文字数 102,811
最終更新日 2026.05.30
登録日 2026.05.30
17
件