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十二歳の頃から好きだった。家庭教師だったその人は、今も変わらず桜乃を「子供」と呼ぶ。
「好きだよ」と告げるたびに、「僕も好きだよ」と返ってくる。
わかってる。それは先生の、生徒への優しさだって。
——それでも、やめられない。
文字数 1,606
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.05.24
「夕羽ちゃん」
名前を呼べば、無防備に目が合うのに、その瞳が俺だけに向けられることは、一生ない。
成績優秀で無気力、掴みどころのない親友・夕羽。
朝雫だけが知っている、彼の好きなグミ、寝顔、そして――彼が密かに想い焦がれる「あの人」の存在。近づくほどに遠くなる、放課後の2人きりの時間。
ビターチョコのように苦くて甘い、嘘と片想いの物語。
※本作品はカクヨムにも掲載しています
文字数 14,322
最終更新日 2026.05.14
登録日 2026.05.04
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