『後宮の隠れ薬師は闇夜を照らす』が発売になりました
『後宮の隠れ薬師は闇夜を照らす』の電子書籍が本日5/13に配信となりました。紙の書籍は5/14、15辺りに書店に並ぶと思います。
よろしければお手に取っていただけると嬉しいです。
表紙のイラストもタイトルなどの装丁も帯も、非常に美しく魅力的に作っていただきました。この本に関わってくださった皆様に厚くお礼申し上げます。
『隠れ薬師』を書く上で、中国語を習っていたこと、卒論で古い時代の中国文学について調べた経験が役に立ちました。
作品内では詩が複数出てきますが、これはあえて読みやすく日本語として書いております。
あくまでもわたしの作品に限ってのことですが。漢詩は法則が難しい上に、非常に時間がかかります。歴史小説であれば話は別ですが、色々と考えた上で読みやすさを優先しました。
これまでわたしは三十年、公募を続けてきました。
予選もある程度、順調に進んでいたのですが、ある頃から一次も通過しなくなりました。ぱったりです、皆無です。
書き手の方なら経験のあることかもしれませんね。
十年ほど足掻いても足掻いても光のかけらすら見えず、好きなはずの小説を読むのも書くのもつらい時期がありました。
もし書くことを諦めていたら『隠れ薬師』は書籍化には至らなかったでしょう。
読者の皆様の応援があってこそ、更新ごとに読み続けてくださるからこそ、この度の書籍という形に結びつきました。本当にありがとうございます。
絹乃