おはようございます、蜂蜜です。
　今日は、先ほど投稿した閑話「『剣帝』と『剣王』」についての簡単な補足です。

　リベラの父であり、現『剣神』のアベルは、歴代の『剣神』の中で最強です。過去の剣神の中には、二つ以上の属性で神級に到達した者もいましたが、アベルは一つの道を極めし者。水剣術一筋で、先代の剣神を打ち負かしました（ちなみに、アベルは作中で「片目と片腕を失った」と書かれていますが、『七神』第四位、『天神』アストリアによって腕だけ元に戻してもらいました）。

　その娘として期待を寄せられていたリベラは、やはりその重すぎるプレッシャーにのしかかられることになります。遠すぎる父の背中を追い続ける最中、ルドルフの入門がありました。
　ルドルフの強さは圧倒的で、リベラは道場にいた中で少なくとも３００回以上は戦いましたが、勝てたのは僅か３回のみです。しかもその３回というのは、全てルドルフの体調不良によるものでした。なので、仮にルドルフが常に万全なら、リベラは一度も勝てずに道場を卒業していたでしょうね。

　そんなルドルフでも、アベルには遠く及びません。片腕がないアベルならあるいは、ってレベルです。それだけアベルは剣士の中でも別格の存在っちゅうことですね。

　補足としてはこれくらいです。また何か感想でもいただいたらそこで解説するかもしれません。
　本当は２章が始まる前に閑話を挟む予定だったんだけど、投稿するの忘れてたってことはここだけの内緒でお願いね♡