終端カヌレ

終端カヌレ

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【3000位台突入御礼】」「異世界ファンタジーランキング上昇中!」感謝SS『ロスタとクッキー』

ヴェイグ様の直属の従者は僕を含めて3人。

生真面目なアラン、おっとりとしたイシュー、そして好奇心担当の僕、ロスタ!

今日は昨日に引き続きお部屋付き担当だ。午前中はヴェイグ様と、香りの強いクッキーを作ったんだ!(※本編第38話参照!)

「ロスタのお陰で手早く出来た。後で皆に秘密で多めにやろう」

やったー!……と思ってたのに、カルセドニー様との交渉材料(※おやつ大瓶)にされてしまった……。

(今度別のお菓子で埋め合わせしてもらうのはアリですよね、ヴェイグ様!)

なんて思いながら午後の部屋のお掃除をしていた時だった。

「おや、ロスタ。どうしてそんなにしゅんとしているのですか?」

近衛の仕事が一区切りしたのか、ふらりと部屋に現れたイシューが首をかしげて聞いてきた。

「あ、イシュー。ううん、カルセドニー様にクッキーを持っていかれちゃって……」
「あらら、それは大変でしたね。ですが安心してください」

イシューはいつもの笑顔のまま、さらりと恐ろしいことを言った。

「次の『着せ替え』の時に、ヴェイグ様を特製のハーブでぐっすり眠らせてしまえば良いのです。そうすれば撫で放題ですし、お菓子も食べさせ放題ですよ?」
「……え!? 薬で眠らせるの!? それはちょっとやりすぎじゃ……」

「ふふ、皆様から『もっと過保護な三従者が見たい』と熱烈な声援が届いているのですよ? 期待に応えるのも従者の務めです」
「えっ……!? 確かに、ヴェイグ様ってすごく格好いいのに、たまに困ってる姿も可愛いから……もっと格好良く(?)着せ替えなきゃだね!」

僕とイシューがそんな作戦会議を盛り上げていると──


「くっしゅん!!!」


廊下の奥から、ヴェイグ様の大きなくしゃみが聞こえてきたのだった。

───
【作者より】
応援ありがとうございます!
第40話は【9/11(金) 18:00】更新予定です。お楽しみに!
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登録日 2026.09.09 19:09

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