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第一章
day.10
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突然の、小百合さんからの、1週間滞在発言。
彼女がドアの前にいた違和感なんて、その台詞の強烈なパンチで、どこかに吹き飛んでしまった。
な、何言ってるんだ、この人は!?
思考が停止して、数秒固まってしまったが、このまま追い返すのもなんだか悪い気がして、とりあえず中に入ってもらうことにした。
「と、とりあえず、ここでは近所迷惑?になるかもだから、入って。」
「ありがとうございます。失礼いたします。」
小百合さんはきっちりした人らしく、脱いだ靴を綺麗に揃えて中に入った。
諏…じゃない、冬悟には、小百合さんが家に押しかけてきたことを、LINNEでメッセージを入れておく。
頼むから、今日は見てくれよ…!
そう願いつつ、何されるかわからない恐怖から、カタカタと震える手でお茶を淹れて出した。
「小百合さん、一体どうしたんですか?」
取りあえず、用件を聞いておこう。
だけど、許嫁と向かい合って座っているのは、クソ気まずい。
それに、1週間も滞在したいって、冗談でも笑えない。
俺とは反対に、落ち着いている小百合さんは、お茶を静かに啜った後、真っ直ぐにこちらを向いたかと思ったら、スッと頭を下げた。
「昨日は手荒な真似をしてしまい、申し訳ありませんでした。」
顔を上げた小百合さんは、そのまま言葉を紡いでいく。
「それと、昨日は貴方を見極めたいなどと失礼を申し上げてしまいましたが、撤回させてください。純也さんが冬悟さんに相応しいと相応しくなかろうと、私は諦めるつもりはありません。」
冬悟を想う、小百合さんの強い気持ちにドスッと刺され、俺の心がズキズキと痛み出す。
そして、あまりにも真っ直ぐに、そして切なく揺れるその瞳に、俺は言葉を失った。
俺達の不純な関係が、純粋な彼女の気持ちを踏み躙っている。
その事実を目の当たりにして、ひどく申し訳ない気持ちになり、俺は俯くことしかできない。
「私には、貴方方が愛し合っておられるようには、どうしても見えないのです。なので恐らく、お互いに何かご事情がおありなのでしょう。ですが、だからこそ、納得できないのです!……お願いです、純也さん。彼と別れていただけませんか!?お願いします……っ!」
そう言ってガタッと椅子から立ち上がり、バッと深く頭を下げられてしまった。
彼女の切羽詰まった声が、今でも耳の中に残っている。
俺達の関係が、バレてる!?
もう、ラブラブ作戦も意味ねーじゃん!
どうしよう!?
精神的に追い詰められてしまい、どうしていいかわからなくなった俺は、次第にパニックになっていく。
「あのっ!頭を上げてください!!」
そう声をかけても、その姿勢から微動だにしない小百合さんを、俺は理解することができなかった。
どうして、アイツのことで、ここまでできるんだろう?
「………小百合さんはさ、冬悟のどこが好きなの?」
気が付けば、心の疑問を口にしてしまっていた。
許嫁なんて、家や親が決めたもので、本人が決めたものでないものが殆どだと思う。
それなのに、どうしてそんなに好きになったのか、単純に聞いてみたかった。
どうしてそんなに必死になれるのか、聞いてみたかった。
「貴方はご存知ないかもしれませんが、冬悟さんは、本来とてもお優しい方です。あの方の優しさに、私は何度救われたことか。その優しさが、私はとても好きなのです。」
恥ずかしそうに両手で顔を隠した小百合さんに、胸がギュッと締め付けられる。
どうやら小百合さんは、冬悟と昔からの知り合いのようだ。
だけど、今のアイツは、優しさの片鱗を感じる気はするけど、普通の人程の優しさを持ち合わせているとは、悪いけど思えない。
「そっか…。」
「ですので、この1週間、お側にいさせてもらうことで、なんとか冬悟さんに、私の方が役に立つことを、知っていただこうと。」
これだけ冬悟のことを想っている小百合さんに、この座を譲るべきなのか、気持ちが大きく揺らいでしまう。
「俺……」
その瞬間、バンッと慌ただしくドアが開いた音が、玄関から聞こえてきた。
振り返ると、そこには急いで帰ってきたのか、肩で息をしている冬悟の姿があった。
「と、冬悟!?」
「小百合さん、家にまで押しかけてくるなんて、一体どういうつもりですか?」
俺の呼びかけを無視した冬悟は、ズンズンとこちらに近づき、無表情で冷たく小百合さんを睨みつけている。
その鋭い視線に、ビクッと小百合さんの肩が震えたのがわかった。
「と、冬悟さん、わ、私、今日から1週間こちらでお世話になりたいのです!」
「承諾しません。それを飲んだら、お帰りください。」
「そんなっ!!」
勇気を振り絞って、か細く震えた声で小百合さんが懇願しても、冬悟は取り付く島もないくらいにピシャリと突き放す。
小さくなってしまった小百合さんが、さすがに可哀想になってきた。
「あ、あのさ!今日1日だけ泊まらしてあげたら?もう外も暗いし。明日帰ってもらったらいいんじゃね?」
「お前は口出しするな。」
その鋭い視線が、今度は俺に向けられる。
あまりの威圧感に、俺も怯みそうになった。
だけど、負けたくない。
「い、いいじゃん。1週間が1日になるんだからさ!それに、こんな暗い時間に女性を外に放り出すなんて、危ないだろ?」
「お前はどっちの味方なんだ?それに、まだ19時だ。家の者に車で迎えに来てもらえば、いいだけの話だ。」
「そ、そうだけど…。じゃあ、晩飯だけでも食って帰ってもらったら?俺、作るし。」
「前にも言ったと思うが、他人の手料理は食わん。それに、お前の料理は不味そうだ。」
「はぁ!?」
さすがに頭にきて、バンッと机を叩いた。
こっちを睨んでいるその凍てついた瞳を、キッと睨み返す。
「食ったこともねぇくせに、失礼なんじゃねぇの!?じゃあ、俺と小百合さんの分だけ勝手に作るから、アンタは外で食べてこいよ!」
ビシッとドアを指差すも、俺の怒りを、溜息1つで流しやがった。
「そもそも、お前の手料理では、小百合さんにも迷惑なんじゃないのか?」
「んだとテメェ!んなこと言うんだったら、無理やり口に突っ込んででも、絶対食わせてやるからな!」
俺達が言い争っていると、隣からクスッと笑い声が聞こえてきた。
その瞬間、2人ともハッと我に返り、ピタッと黙って、声が聞こえた方に振り返る。
すると、先程とは違い、微笑みを携えた小百合さんは、凛と背筋を伸ばした。
「随分と仲がよろしいのですわね。冬悟さん、今日は突然お邪魔してしまって、申し訳ございません。本日だけ、本日だけで構いませんので、こちらに泊めていただけませんでしょうか?」
スッと頭を下げた小百合さんを、冬悟は渋い顔で見下ろしていたが、やがて、はあっと溜息を吐いた。
「…わかりました。今日だけです。明日の朝には帰ってください。純也、お前のベッドを貸してやれ。」
「へっ?俺は?」
「お前はこっちで寝ろ。」
「わ、かった。」
もしかして、俺、コイツと一緒に寝んのか!?
動揺している俺を余所に、冬悟は淡々と小百合さんと何かを話している。
遠目から見ていると、この2人の方が、確かにお似合いかもな。
何故だか、そのまま2人の様子を見ていたくなくて、視線を逸らそうとした時、不意に冬悟の視線がこちらに向けられ、ぱちっと目が合った。
「何をしている?お前は2人分の飯の用意と、部屋を片付けてこい。」
「へーへ。」
人を顎で使ってくるこんな男は、小百合さんみたいな素敵な人には勿体ないと思う。
小百合さんのためにも、この座はやっぱり、俺が死守した方がいいような気がしてきた。
爆速で部屋を片付け、3人分の晩飯を作り、無理やり冬悟にも食べさせた。
最初はもの凄く嫌がっていたが、いいから食えよ!と物凄い剣幕で迫ると、渋々黙って食べていた。
小百合さんとは、寝る前までお喋りをし、案外仲よくなれた気がした。
彼女がドアの前にいた違和感なんて、その台詞の強烈なパンチで、どこかに吹き飛んでしまった。
な、何言ってるんだ、この人は!?
思考が停止して、数秒固まってしまったが、このまま追い返すのもなんだか悪い気がして、とりあえず中に入ってもらうことにした。
「と、とりあえず、ここでは近所迷惑?になるかもだから、入って。」
「ありがとうございます。失礼いたします。」
小百合さんはきっちりした人らしく、脱いだ靴を綺麗に揃えて中に入った。
諏…じゃない、冬悟には、小百合さんが家に押しかけてきたことを、LINNEでメッセージを入れておく。
頼むから、今日は見てくれよ…!
そう願いつつ、何されるかわからない恐怖から、カタカタと震える手でお茶を淹れて出した。
「小百合さん、一体どうしたんですか?」
取りあえず、用件を聞いておこう。
だけど、許嫁と向かい合って座っているのは、クソ気まずい。
それに、1週間も滞在したいって、冗談でも笑えない。
俺とは反対に、落ち着いている小百合さんは、お茶を静かに啜った後、真っ直ぐにこちらを向いたかと思ったら、スッと頭を下げた。
「昨日は手荒な真似をしてしまい、申し訳ありませんでした。」
顔を上げた小百合さんは、そのまま言葉を紡いでいく。
「それと、昨日は貴方を見極めたいなどと失礼を申し上げてしまいましたが、撤回させてください。純也さんが冬悟さんに相応しいと相応しくなかろうと、私は諦めるつもりはありません。」
冬悟を想う、小百合さんの強い気持ちにドスッと刺され、俺の心がズキズキと痛み出す。
そして、あまりにも真っ直ぐに、そして切なく揺れるその瞳に、俺は言葉を失った。
俺達の不純な関係が、純粋な彼女の気持ちを踏み躙っている。
その事実を目の当たりにして、ひどく申し訳ない気持ちになり、俺は俯くことしかできない。
「私には、貴方方が愛し合っておられるようには、どうしても見えないのです。なので恐らく、お互いに何かご事情がおありなのでしょう。ですが、だからこそ、納得できないのです!……お願いです、純也さん。彼と別れていただけませんか!?お願いします……っ!」
そう言ってガタッと椅子から立ち上がり、バッと深く頭を下げられてしまった。
彼女の切羽詰まった声が、今でも耳の中に残っている。
俺達の関係が、バレてる!?
もう、ラブラブ作戦も意味ねーじゃん!
どうしよう!?
精神的に追い詰められてしまい、どうしていいかわからなくなった俺は、次第にパニックになっていく。
「あのっ!頭を上げてください!!」
そう声をかけても、その姿勢から微動だにしない小百合さんを、俺は理解することができなかった。
どうして、アイツのことで、ここまでできるんだろう?
「………小百合さんはさ、冬悟のどこが好きなの?」
気が付けば、心の疑問を口にしてしまっていた。
許嫁なんて、家や親が決めたもので、本人が決めたものでないものが殆どだと思う。
それなのに、どうしてそんなに好きになったのか、単純に聞いてみたかった。
どうしてそんなに必死になれるのか、聞いてみたかった。
「貴方はご存知ないかもしれませんが、冬悟さんは、本来とてもお優しい方です。あの方の優しさに、私は何度救われたことか。その優しさが、私はとても好きなのです。」
恥ずかしそうに両手で顔を隠した小百合さんに、胸がギュッと締め付けられる。
どうやら小百合さんは、冬悟と昔からの知り合いのようだ。
だけど、今のアイツは、優しさの片鱗を感じる気はするけど、普通の人程の優しさを持ち合わせているとは、悪いけど思えない。
「そっか…。」
「ですので、この1週間、お側にいさせてもらうことで、なんとか冬悟さんに、私の方が役に立つことを、知っていただこうと。」
これだけ冬悟のことを想っている小百合さんに、この座を譲るべきなのか、気持ちが大きく揺らいでしまう。
「俺……」
その瞬間、バンッと慌ただしくドアが開いた音が、玄関から聞こえてきた。
振り返ると、そこには急いで帰ってきたのか、肩で息をしている冬悟の姿があった。
「と、冬悟!?」
「小百合さん、家にまで押しかけてくるなんて、一体どういうつもりですか?」
俺の呼びかけを無視した冬悟は、ズンズンとこちらに近づき、無表情で冷たく小百合さんを睨みつけている。
その鋭い視線に、ビクッと小百合さんの肩が震えたのがわかった。
「と、冬悟さん、わ、私、今日から1週間こちらでお世話になりたいのです!」
「承諾しません。それを飲んだら、お帰りください。」
「そんなっ!!」
勇気を振り絞って、か細く震えた声で小百合さんが懇願しても、冬悟は取り付く島もないくらいにピシャリと突き放す。
小さくなってしまった小百合さんが、さすがに可哀想になってきた。
「あ、あのさ!今日1日だけ泊まらしてあげたら?もう外も暗いし。明日帰ってもらったらいいんじゃね?」
「お前は口出しするな。」
その鋭い視線が、今度は俺に向けられる。
あまりの威圧感に、俺も怯みそうになった。
だけど、負けたくない。
「い、いいじゃん。1週間が1日になるんだからさ!それに、こんな暗い時間に女性を外に放り出すなんて、危ないだろ?」
「お前はどっちの味方なんだ?それに、まだ19時だ。家の者に車で迎えに来てもらえば、いいだけの話だ。」
「そ、そうだけど…。じゃあ、晩飯だけでも食って帰ってもらったら?俺、作るし。」
「前にも言ったと思うが、他人の手料理は食わん。それに、お前の料理は不味そうだ。」
「はぁ!?」
さすがに頭にきて、バンッと机を叩いた。
こっちを睨んでいるその凍てついた瞳を、キッと睨み返す。
「食ったこともねぇくせに、失礼なんじゃねぇの!?じゃあ、俺と小百合さんの分だけ勝手に作るから、アンタは外で食べてこいよ!」
ビシッとドアを指差すも、俺の怒りを、溜息1つで流しやがった。
「そもそも、お前の手料理では、小百合さんにも迷惑なんじゃないのか?」
「んだとテメェ!んなこと言うんだったら、無理やり口に突っ込んででも、絶対食わせてやるからな!」
俺達が言い争っていると、隣からクスッと笑い声が聞こえてきた。
その瞬間、2人ともハッと我に返り、ピタッと黙って、声が聞こえた方に振り返る。
すると、先程とは違い、微笑みを携えた小百合さんは、凛と背筋を伸ばした。
「随分と仲がよろしいのですわね。冬悟さん、今日は突然お邪魔してしまって、申し訳ございません。本日だけ、本日だけで構いませんので、こちらに泊めていただけませんでしょうか?」
スッと頭を下げた小百合さんを、冬悟は渋い顔で見下ろしていたが、やがて、はあっと溜息を吐いた。
「…わかりました。今日だけです。明日の朝には帰ってください。純也、お前のベッドを貸してやれ。」
「へっ?俺は?」
「お前はこっちで寝ろ。」
「わ、かった。」
もしかして、俺、コイツと一緒に寝んのか!?
動揺している俺を余所に、冬悟は淡々と小百合さんと何かを話している。
遠目から見ていると、この2人の方が、確かにお似合いかもな。
何故だか、そのまま2人の様子を見ていたくなくて、視線を逸らそうとした時、不意に冬悟の視線がこちらに向けられ、ぱちっと目が合った。
「何をしている?お前は2人分の飯の用意と、部屋を片付けてこい。」
「へーへ。」
人を顎で使ってくるこんな男は、小百合さんみたいな素敵な人には勿体ないと思う。
小百合さんのためにも、この座はやっぱり、俺が死守した方がいいような気がしてきた。
爆速で部屋を片付け、3人分の晩飯を作り、無理やり冬悟にも食べさせた。
最初はもの凄く嫌がっていたが、いいから食えよ!と物凄い剣幕で迫ると、渋々黙って食べていた。
小百合さんとは、寝る前までお喋りをし、案外仲よくなれた気がした。
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