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第ニ章
day.32
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冬悟と2人きりで遊んでいると、まるでデートみたいだった。
まぁ、元々一応……ダブルデートだったけど。
「次、あれ乗ろうぜ!」
「もう1回あれ乗ろ!」
そんな俺の要求に、冬悟は一切嫌だと言わずに、全て付き合ってくれる。
それが嬉しくて、ご機嫌な俺は、何度もアトラクションに乗りまくった。
「ちょ、ちょっと休憩……。」
ずっと並んで乗るを繰り返し、さすがにちょっと疲れてきた。
ふらふらになりながらベンチに座ると、そこで待ってろと言って、冬悟がどこかに離れていった。
なんでアイツの方が、元気なんだ?
ずっと俺と同じように行動してたのに、全然疲れた気配がねぇ。
なんでだよ!?
その背中を見送った後、ぼーっと周りを眺めていると、やっぱり仲良さ気な恋人達を、ついつい目で追ってしまう。
俺達、もうすぐ熟年夫夫かもなんて思ってたけど、全然違った。
俺達は夫夫どころか、まだまだ恋人でもなかったんだ。
だって、手を繋ぐことも、抱き合うことも、キスも何もかも、上手くできない。
恋人とか夫夫とかって、難しいんだな―。
そんな物思いにふけっていると、突然隣から、首元に冷んやりしたものが触れてきた。
「ぎゃあ!!」
「…純也、落ち着け。」
勢いよく隣に振り向くと、そこには、ジュースとポップコーンを手にした冬悟が立っていた。
その手に持っている物が気になりつつも、驚かせた張本人を、キッと睨みつける。
「何すんだよ!?」
「声をかけても、お前が気付かないからだ。ほら、これでも食え。」
俺の睨みをスルーした冬悟は、手にしていたジュースとポップコーンを、俺に渡してくれた。
「あ!これ、さっき食べたかったやつだ!やった!冬悟ありがとな!」
いろいろ考えていたことなんて、すぐにどうでもよくなって、ニコニコしながらそれを頬張っていると、俺を見る冬悟の目が、穏やかに細められていく。
その視線に気付き、冬悟も欲しいのかと思い、はいっ、とポップコーンを差し出した。
「冬悟も食う?」
「…いや、いい。全部お前が食べろ。」
どうやら、食べたかったわけではなかったようだ。
「そっか、じゃあ、ジュースは?」
「それも、いい。純也、これもそうだが、何か欲しいものがあるなら、我慢せずに言え。」
その言葉に、ドキッとした。
確かに、この間のフルーツタルトも、今回のこれも、俺が物欲しそうに見ていたのを、冬悟がわざわざ買ってきてくれた。
……もっと甘えても、いいのかな。
まだ戸惑いながらも、そう言ってくれたことが嬉しくて、小さく頷く。
「うん……わかった。」
その後に食べたポップコーンは、さっき食べたものよりも、なんだか甘く感じたような気がした。
「そういえばさ、さっきからあの家に人が吸い込まれていってるんだけど、なんかアトラクションがあるのかな?」
「さぁな。気になるなら、行ってみるか?」
「うん!」
コクンと頷き、ポップコーンとジュースを食べ終わってから、冬悟と一緒に、そのファンシーな家に向かっていった。
「へぇ~!これネズミーの家じゃん!」
内側は本当にポップな家みたいな造りになっていて、その奥には、なんとネズミー本人がこちらに向かって手を振っているではないか。
「あ!ネズミーだ!!」
わーいと駆けていき、ネズミーにぎゅっと抱きつく。
こういうキャラクターなら、いくらでも抱きつけるのにな。
そんなことを思っていると、ネズミーは冬悟にも、こっちにおいでよ!という風に、手招きをした。
だが、俺はいいというように首を横に振った冬悟の元に駆け寄り、無意識にぱっとその手を掴んで、引っ張った。
「いいじゃん、一緒に写真撮ろーぜ!」
「…わかった。」
「えっ!?」
さっきみたいに、絶対嫌がられると思っていたから、素直に承諾してくれたことに驚いてしまった。
そのまま固まってしまった俺を、冬悟が不思議そうに見てくる。
「撮りたいんだろう?」
「うん、撮りたい!から、こっち来て!」
その手を繋いだまま、ネズミーと冬悟と俺で、写真を撮ってもらった。
その写真を貰い、上機嫌でネズミーの家を出て、歩いていく。
「えへへっ、ネズミーと記念写真できちゃったな!」
笑顔で振り返ると、冬悟は少しだけ困ったような顔をしていた。
もしかして、本当は写真嫌だったのか…?
俺がごめんと言いかける前に、冬悟が口を開いた。
「…純也、悪いが、手を離してもらえるか?」
「へ?」
その瞬間、いまだにずっと手を繋いでいたことに気付いた。
次の瞬間には、頭がパニックになってぐるぐるし、ばっと勢いよく手を離した。
「わ、悪ぃ!!」
意識した途端に、ドキドキと心臓がうるさくなり、手汗がドバっと溢れ出てくる。
繋いでる時じゃなくて、よかった~!
「別に謝らなくていい。さっきからスマホが鳴ってて、それに出たいだけだ。」
そう言って、解放された利き手で電話に出た冬悟の隣で、俺は顔を赤らめていった。
……俺と手を繋ぐのが、嫌ってわけじゃないんだ。
別にいいと言ってもらえたことが嬉しくて、思わず1人で口元を緩めてしまう。
だが、電話を切った冬悟の口から飛び出した発言に、その感情は、すんっと引っ込んでいった。
「浩二クンからだ。すぐ近くにいるから、合流しようだと。」
え?
浩二??
ってことは……まさか!?
急いで自身のスマホを確認すると、浩二からの着信が、鬼のように入っていた。
やっべぇ~!!
楽しみ過ぎていた俺は、それに全く気付かず、2人と合流してすぐに、浩二に思いっきり怒られてしまった。
あの後、4人で改めてアトラクションを楽しんだり、夜のプロジェクションマッピングなどを楽しんだりした。
そして今、俺達はお土産店にいる。
「なぁ、冬悟はどのキャラが好き?」
「…特にこれが好きとかはない。そういうお前はどうなんだ?」
「俺?俺はこのアヒルが好き。」
そう言いながら、俺はペアで使える物を探していた。
キーホルダーは、冬悟は使わなさそうだし、Tシャツとかも着ないだろう。
2人で使える何かいい物ねぇかな。
「なぁなぁ、浩二は何買うんだ?小百合さんと、何かお揃いの物買ったりすんの?」
近くにいた浩二にススッと近づき、こそっと聞いてみる。
「いやいや!まだお揃いとか買える程仲良くなれてねぇよ!」
「そうか?合流したとき、めっちゃいい感じに見えたんだけど?」
ニヤニヤして見ると、少し照れたように、浩二は頬をポリポリと掻いた。
「全然まだまだだぜ。ただ、個人的に連絡してもいいとは言ってもらえた…かな。」
「マジか!!やったじゃん!一歩前進だな!」
バシバシと浩二の背中を祝福するように叩いていると、ふと、目の端にある物が見えた。
「俺、お土産これにしよっと。」
ある物を手に取り、冬悟の元へ向かう。
「冬悟、俺、これがいい。」
「マグカップか?」
俺の好きなアヒルとアヒルの恋人が描かれているペアマグカップだ。
これなら、朝とかに普通に使える。
「うん。冬悟とお揃いで使いたくて。俺がアヒルで、冬悟が女の子の方な!」
「………好きにしろ。」
初めてお揃いの物を使えるかもという嬉しさから、自然と笑みが溢れた。
みんなでお土産を冬悟に買ってもらい、帰路に着く。
小百合さんとはネズミーランドの駐車場で解散し、俺と浩二は冬悟の車内で爆睡しながら連れて帰ってもらった。
浩二を送り届けた後、俺達は漸く自宅に帰ってきた。
「今日は楽しかった~!」
自宅に着くなり、速攻でソファに飛び込む。
「おい、さっさと風呂に入ってこい。」
「ん~。」
そのまま寝そうになるのに抗いつつ、ごろんと寝返りを打ち、仰向けになる。
「冬悟も楽しかったか?」
「…それなりにな。」
見上げた冬悟の表情が、穏やかなことに満足し、よっと立ち上がる。
そして、勇気を出して、冬悟にぎゅっと抱きついた。
やっぱりドキドキするし、緊張から汗が止まらなくなるけど、今日の気持ちをちゃんと伝えておきたくて、そのまま、真っ直ぐに冬悟の目を見た。
「今日は一緒に来てくれて、ありがとう!冬悟と遊べて、嬉しかった!」
恥ずかしさと照れ臭さに耐え切れず、へへっと笑うと、冬悟の目が優しく細められていく。
そして、そっと頭を撫でられた。
「…そうか。ほら、さっさと風呂に入ってこい。」
「はぁい。」
この日も、同じベッドで一緒に眠った。
今日1日で、冬悟との距離が、ちょっとだけ近づいたんじゃないかと思っていたのに。
後日、冬悟の知り合いに偶然出くわした時、アイツはやっぱり俺のことを“従兄弟”として紹介しやがった。
何でだよ!?
まぁ、元々一応……ダブルデートだったけど。
「次、あれ乗ろうぜ!」
「もう1回あれ乗ろ!」
そんな俺の要求に、冬悟は一切嫌だと言わずに、全て付き合ってくれる。
それが嬉しくて、ご機嫌な俺は、何度もアトラクションに乗りまくった。
「ちょ、ちょっと休憩……。」
ずっと並んで乗るを繰り返し、さすがにちょっと疲れてきた。
ふらふらになりながらベンチに座ると、そこで待ってろと言って、冬悟がどこかに離れていった。
なんでアイツの方が、元気なんだ?
ずっと俺と同じように行動してたのに、全然疲れた気配がねぇ。
なんでだよ!?
その背中を見送った後、ぼーっと周りを眺めていると、やっぱり仲良さ気な恋人達を、ついつい目で追ってしまう。
俺達、もうすぐ熟年夫夫かもなんて思ってたけど、全然違った。
俺達は夫夫どころか、まだまだ恋人でもなかったんだ。
だって、手を繋ぐことも、抱き合うことも、キスも何もかも、上手くできない。
恋人とか夫夫とかって、難しいんだな―。
そんな物思いにふけっていると、突然隣から、首元に冷んやりしたものが触れてきた。
「ぎゃあ!!」
「…純也、落ち着け。」
勢いよく隣に振り向くと、そこには、ジュースとポップコーンを手にした冬悟が立っていた。
その手に持っている物が気になりつつも、驚かせた張本人を、キッと睨みつける。
「何すんだよ!?」
「声をかけても、お前が気付かないからだ。ほら、これでも食え。」
俺の睨みをスルーした冬悟は、手にしていたジュースとポップコーンを、俺に渡してくれた。
「あ!これ、さっき食べたかったやつだ!やった!冬悟ありがとな!」
いろいろ考えていたことなんて、すぐにどうでもよくなって、ニコニコしながらそれを頬張っていると、俺を見る冬悟の目が、穏やかに細められていく。
その視線に気付き、冬悟も欲しいのかと思い、はいっ、とポップコーンを差し出した。
「冬悟も食う?」
「…いや、いい。全部お前が食べろ。」
どうやら、食べたかったわけではなかったようだ。
「そっか、じゃあ、ジュースは?」
「それも、いい。純也、これもそうだが、何か欲しいものがあるなら、我慢せずに言え。」
その言葉に、ドキッとした。
確かに、この間のフルーツタルトも、今回のこれも、俺が物欲しそうに見ていたのを、冬悟がわざわざ買ってきてくれた。
……もっと甘えても、いいのかな。
まだ戸惑いながらも、そう言ってくれたことが嬉しくて、小さく頷く。
「うん……わかった。」
その後に食べたポップコーンは、さっき食べたものよりも、なんだか甘く感じたような気がした。
「そういえばさ、さっきからあの家に人が吸い込まれていってるんだけど、なんかアトラクションがあるのかな?」
「さぁな。気になるなら、行ってみるか?」
「うん!」
コクンと頷き、ポップコーンとジュースを食べ終わってから、冬悟と一緒に、そのファンシーな家に向かっていった。
「へぇ~!これネズミーの家じゃん!」
内側は本当にポップな家みたいな造りになっていて、その奥には、なんとネズミー本人がこちらに向かって手を振っているではないか。
「あ!ネズミーだ!!」
わーいと駆けていき、ネズミーにぎゅっと抱きつく。
こういうキャラクターなら、いくらでも抱きつけるのにな。
そんなことを思っていると、ネズミーは冬悟にも、こっちにおいでよ!という風に、手招きをした。
だが、俺はいいというように首を横に振った冬悟の元に駆け寄り、無意識にぱっとその手を掴んで、引っ張った。
「いいじゃん、一緒に写真撮ろーぜ!」
「…わかった。」
「えっ!?」
さっきみたいに、絶対嫌がられると思っていたから、素直に承諾してくれたことに驚いてしまった。
そのまま固まってしまった俺を、冬悟が不思議そうに見てくる。
「撮りたいんだろう?」
「うん、撮りたい!から、こっち来て!」
その手を繋いだまま、ネズミーと冬悟と俺で、写真を撮ってもらった。
その写真を貰い、上機嫌でネズミーの家を出て、歩いていく。
「えへへっ、ネズミーと記念写真できちゃったな!」
笑顔で振り返ると、冬悟は少しだけ困ったような顔をしていた。
もしかして、本当は写真嫌だったのか…?
俺がごめんと言いかける前に、冬悟が口を開いた。
「…純也、悪いが、手を離してもらえるか?」
「へ?」
その瞬間、いまだにずっと手を繋いでいたことに気付いた。
次の瞬間には、頭がパニックになってぐるぐるし、ばっと勢いよく手を離した。
「わ、悪ぃ!!」
意識した途端に、ドキドキと心臓がうるさくなり、手汗がドバっと溢れ出てくる。
繋いでる時じゃなくて、よかった~!
「別に謝らなくていい。さっきからスマホが鳴ってて、それに出たいだけだ。」
そう言って、解放された利き手で電話に出た冬悟の隣で、俺は顔を赤らめていった。
……俺と手を繋ぐのが、嫌ってわけじゃないんだ。
別にいいと言ってもらえたことが嬉しくて、思わず1人で口元を緩めてしまう。
だが、電話を切った冬悟の口から飛び出した発言に、その感情は、すんっと引っ込んでいった。
「浩二クンからだ。すぐ近くにいるから、合流しようだと。」
え?
浩二??
ってことは……まさか!?
急いで自身のスマホを確認すると、浩二からの着信が、鬼のように入っていた。
やっべぇ~!!
楽しみ過ぎていた俺は、それに全く気付かず、2人と合流してすぐに、浩二に思いっきり怒られてしまった。
あの後、4人で改めてアトラクションを楽しんだり、夜のプロジェクションマッピングなどを楽しんだりした。
そして今、俺達はお土産店にいる。
「なぁ、冬悟はどのキャラが好き?」
「…特にこれが好きとかはない。そういうお前はどうなんだ?」
「俺?俺はこのアヒルが好き。」
そう言いながら、俺はペアで使える物を探していた。
キーホルダーは、冬悟は使わなさそうだし、Tシャツとかも着ないだろう。
2人で使える何かいい物ねぇかな。
「なぁなぁ、浩二は何買うんだ?小百合さんと、何かお揃いの物買ったりすんの?」
近くにいた浩二にススッと近づき、こそっと聞いてみる。
「いやいや!まだお揃いとか買える程仲良くなれてねぇよ!」
「そうか?合流したとき、めっちゃいい感じに見えたんだけど?」
ニヤニヤして見ると、少し照れたように、浩二は頬をポリポリと掻いた。
「全然まだまだだぜ。ただ、個人的に連絡してもいいとは言ってもらえた…かな。」
「マジか!!やったじゃん!一歩前進だな!」
バシバシと浩二の背中を祝福するように叩いていると、ふと、目の端にある物が見えた。
「俺、お土産これにしよっと。」
ある物を手に取り、冬悟の元へ向かう。
「冬悟、俺、これがいい。」
「マグカップか?」
俺の好きなアヒルとアヒルの恋人が描かれているペアマグカップだ。
これなら、朝とかに普通に使える。
「うん。冬悟とお揃いで使いたくて。俺がアヒルで、冬悟が女の子の方な!」
「………好きにしろ。」
初めてお揃いの物を使えるかもという嬉しさから、自然と笑みが溢れた。
みんなでお土産を冬悟に買ってもらい、帰路に着く。
小百合さんとはネズミーランドの駐車場で解散し、俺と浩二は冬悟の車内で爆睡しながら連れて帰ってもらった。
浩二を送り届けた後、俺達は漸く自宅に帰ってきた。
「今日は楽しかった~!」
自宅に着くなり、速攻でソファに飛び込む。
「おい、さっさと風呂に入ってこい。」
「ん~。」
そのまま寝そうになるのに抗いつつ、ごろんと寝返りを打ち、仰向けになる。
「冬悟も楽しかったか?」
「…それなりにな。」
見上げた冬悟の表情が、穏やかなことに満足し、よっと立ち上がる。
そして、勇気を出して、冬悟にぎゅっと抱きついた。
やっぱりドキドキするし、緊張から汗が止まらなくなるけど、今日の気持ちをちゃんと伝えておきたくて、そのまま、真っ直ぐに冬悟の目を見た。
「今日は一緒に来てくれて、ありがとう!冬悟と遊べて、嬉しかった!」
恥ずかしさと照れ臭さに耐え切れず、へへっと笑うと、冬悟の目が優しく細められていく。
そして、そっと頭を撫でられた。
「…そうか。ほら、さっさと風呂に入ってこい。」
「はぁい。」
この日も、同じベッドで一緒に眠った。
今日1日で、冬悟との距離が、ちょっとだけ近づいたんじゃないかと思っていたのに。
後日、冬悟の知り合いに偶然出くわした時、アイツはやっぱり俺のことを“従兄弟”として紹介しやがった。
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