13 / 126
~番外編 「日本の夏」×「ヒヨクレンリ」~
「夏コミ」×「ヒヨクレンリ」
しおりを挟む
今回のお話は短いです。すみません…!!
********************************************
夏コミ…それは…。
夏よりも熱い…!!
オタク達の祭典!!
「夏コミ」×「ヒヨクレンリ」
「えっ!! 姉ちゃん今年は夏コミ行かねえの!!」
七月某日。
私は一人実家に遊びに来て、(正宗さんはお仕事である。私も、実家でお昼ご飯をいただいてから、買い物して帰るよ)ちょうど夏休みで帰省していた雲雀の部屋で、夏コミのカタログ(雲雀が買って来たのだ)を見ていた。
うーん…!! 今年も素敵なサークルさんがいっぱい…!!
いいねえ、熱いねえ…!!
だけど…。
「うん。行かないよー」
そうなのだ。今年も夏コミは、大っ変に魅力的!! ではあるけれども…。
「お盆の準備もあるし…」
今年は正宗さんと初めて一緒に迎えるお盆だから、ちゃんとしたい。
それに…。
「正宗さんにはまだ、オタク(しかも腐女子)ってこと、秘密だし…」
「…………」
今まではさ、オタク友達とか雲雀とかと一緒に、夏コミ(あと冬コミや春コミ。他にも、色んなイベントとか)行ってたけど…。
まさか、「夏コミ行ってきまーす」なんて、正宗さんに言えないし。
だからといって、嘘をついてまで行くのも違うと思うし。
「……………………柏木正宗マジ死ね」
ん? 雲雀、今ぼそっと小声でなんか言った?
「雲雀は今年、行くの?」
「……(姉ちゃんと行けると思ってたのに…)一応、行く」
「そっかー。葵もさ、茜ちゃんとコスで参加するんだって!! 後で写真見せてもらうんだー!! 楽しみ!!」
茜ちゃんは、私の友達でありコスプレイヤーである葵の妹さんだ。
雲雀と同じ歳で、今は美容師になるための専門学校に通っている。
(ちなみに葵の家は美容室で、葵も本職は美容師)
「……お、このサークルさん久々だなあ…。良いなあ新刊欲しい…」
葵に頼もうかなあ…。
「…姉ちゃん」
んん?
雲雀が、すす…と私に赤ペンを差し出してくる。
「これで、欲しいの、丸して。俺買って来てやるから…」
ひ、雲雀いいいいいいいい!!!!
「ありがとおおおおおお!! 大好き!!」
「!!」
がしっと、可愛い弟を抱きしめる。
本当に愛い奴!! お姉ちゃんは…、
「可愛い弟を持って、幸せだよ…」
自信を持って言える。
うちの弟は、世界で一番可愛いよ!!
「!! (やばい俺今死んでも良い…!!)」
そして、夏コミ本番。
太陽と人々の発する熱にも負けず、長蛇の列に並び…。
(くそっ…売り切れるんじゃねえだろうな…!! 姉ちゃんめっちゃ楽しみにしてたのに…!!)
目当ての本の完売に怯えながら、雲雀は…。
(…やった、ギリ買えそう…!!)
千鶴に頼まれた薄い本を、必死に買い集めた。
真剣な顔で女性ばかりの列に並び…。
(買えた!!)
BL本をゲットしては、ぱあっと顔を綻ばせる美少年の姿に。
(((あの腐男子可愛い…!!)))
そこに集まっていた腐女子達は、妄想の花を咲かせたという。
********************************************
夏コミ…それは…。
夏よりも熱い…!!
オタク達の祭典!!
「夏コミ」×「ヒヨクレンリ」
「えっ!! 姉ちゃん今年は夏コミ行かねえの!!」
七月某日。
私は一人実家に遊びに来て、(正宗さんはお仕事である。私も、実家でお昼ご飯をいただいてから、買い物して帰るよ)ちょうど夏休みで帰省していた雲雀の部屋で、夏コミのカタログ(雲雀が買って来たのだ)を見ていた。
うーん…!! 今年も素敵なサークルさんがいっぱい…!!
いいねえ、熱いねえ…!!
だけど…。
「うん。行かないよー」
そうなのだ。今年も夏コミは、大っ変に魅力的!! ではあるけれども…。
「お盆の準備もあるし…」
今年は正宗さんと初めて一緒に迎えるお盆だから、ちゃんとしたい。
それに…。
「正宗さんにはまだ、オタク(しかも腐女子)ってこと、秘密だし…」
「…………」
今まではさ、オタク友達とか雲雀とかと一緒に、夏コミ(あと冬コミや春コミ。他にも、色んなイベントとか)行ってたけど…。
まさか、「夏コミ行ってきまーす」なんて、正宗さんに言えないし。
だからといって、嘘をついてまで行くのも違うと思うし。
「……………………柏木正宗マジ死ね」
ん? 雲雀、今ぼそっと小声でなんか言った?
「雲雀は今年、行くの?」
「……(姉ちゃんと行けると思ってたのに…)一応、行く」
「そっかー。葵もさ、茜ちゃんとコスで参加するんだって!! 後で写真見せてもらうんだー!! 楽しみ!!」
茜ちゃんは、私の友達でありコスプレイヤーである葵の妹さんだ。
雲雀と同じ歳で、今は美容師になるための専門学校に通っている。
(ちなみに葵の家は美容室で、葵も本職は美容師)
「……お、このサークルさん久々だなあ…。良いなあ新刊欲しい…」
葵に頼もうかなあ…。
「…姉ちゃん」
んん?
雲雀が、すす…と私に赤ペンを差し出してくる。
「これで、欲しいの、丸して。俺買って来てやるから…」
ひ、雲雀いいいいいいいい!!!!
「ありがとおおおおおお!! 大好き!!」
「!!」
がしっと、可愛い弟を抱きしめる。
本当に愛い奴!! お姉ちゃんは…、
「可愛い弟を持って、幸せだよ…」
自信を持って言える。
うちの弟は、世界で一番可愛いよ!!
「!! (やばい俺今死んでも良い…!!)」
そして、夏コミ本番。
太陽と人々の発する熱にも負けず、長蛇の列に並び…。
(くそっ…売り切れるんじゃねえだろうな…!! 姉ちゃんめっちゃ楽しみにしてたのに…!!)
目当ての本の完売に怯えながら、雲雀は…。
(…やった、ギリ買えそう…!!)
千鶴に頼まれた薄い本を、必死に買い集めた。
真剣な顔で女性ばかりの列に並び…。
(買えた!!)
BL本をゲットしては、ぱあっと顔を綻ばせる美少年の姿に。
(((あの腐男子可愛い…!!)))
そこに集まっていた腐女子達は、妄想の花を咲かせたという。
1
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
包んで、重ねて ~歳の差夫婦の極甘新婚生活~
吉沢 月見
恋愛
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。
結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。
何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。
【完結済】25億で極道に売られた女。姐になります!
satomi
恋愛
昼夜問わずに働く18才の主人公南ユキ。
働けども働けどもその収入は両親に搾取されるだけ…。睡眠時間だって2時間程度しかないのに、それでもまだ働き口を増やせと言う両親。
早朝のバイトで頭は朦朧としていたけれど、そんな時にうちにやってきたのは白虎商事CEOの白川大雄さん。ポーンっと25億で私を買っていった。
そんな大雄さん、白虎商事のCEOとは別に白虎組組長の顔を持っていて、私に『姐』になれとのこと。
大丈夫なのかなぁ?
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる