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~番外編~
その包帯を解くのは……
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こちらは前話「みんなでハロウィン」の前日譚になります。
幸村視点です。
※幸村×朧(BL)で性描写を含むお話になっておりますので、苦手な方はご注意ください。
********************************************
仕事を終えて「あー疲れたー」なんて言いながら家に帰ったら、恋人が何故か包帯でぐるぐる巻きになっていた。
「え?」
「帰ったのか」
いったい何をしているんだろう?
そんな俺の疑問が顔に出ていたのか、朧はちょっと不機嫌そうに眉を寄せて、「……見りゃわかるだろ」と言う。
「ええっと、包帯でぐるぐる巻き? ……なんで?」
「ミイラ男。ハロウィンの仮装にどうかと思って」
ああ、そういうこと。
今月末に予定された我が家のハロウィンパーティー。その発起人である朧は、こいつにしては珍しく張り切っているのだ。
何故なら、朧がとてもとってもとおーっても可愛がっている柏木家の長男、優月を招いているから。恋人の俺がちょっと妬いちゃうくらい、朧と優月は仲が良い。俺の晩飯にはあまり気を遣わない――というか、実家での上げ膳据え前生活が長かった朧は家事があまりできないのでやっているのはもっぱら俺なんだけど――朧が、当日のメニューをあれこれ考えたり(作るのはプロの板前だけど)、気に入っているケーキ屋のハロウィンのラインナップを眺めては、ケーキをどこにオーダーしようか頭を悩ませるくらいに。
「仮装か~。俺は何にしようかな~」
上着を脱いでソファに掛ける。あ、クリーニング屋に出してたヤツ取りに行くの忘れてた。明日寄らないとな。
「あ、真のはもう注文しといた」
えっ? 早っ!! 俺、希望とか聞かれてないんだけど。
「お前今年は忍者な。優月が好きなんだよ、忍者アニメ」
「…………」
さようでござるか。なら朧が着ればいいのになあ。
まあ、俺だって優月は可愛いから、喜ばれるなら嬉しいけどさ。
「それで朧はミイラ男?」
「……にして、怖がらせようと思ったんだけど」
「まあ、確かにちょっと怖い? かな」
「これ、巻くのも解くのもめんどくさい」
だから違うのにする、と朧は言う。
まあたしかに、包帯でぐるぐる巻くのは時間も手間もかかるよね~。
というか、もっと楽なミイラ男の衣装とかネットでありそうだけど。
って言ったら、ネットで見たけど男用のミイラ衣装で気に入るのが無かったんだって。パソコンの画面を向けられて俺も見たけど、確かに男用のそれはちょっと間抜け……というか、朧が着なさそうな感じ。逆に女の子用は可愛いのが多くって、俺は密かにこっちでもいいんじゃ……なんて思った。
「……っち、絡まってる」
包帯を解きながら、朧は苛立たしげに舌打ちする。
ところでさ、さっきから気になってたんだけど……
「……もしかしてその包帯の下、裸?」
解けた包帯の隙間から覗くのは、朧の白い肌。このチラリズムがなんともエロくて、目が離せないんですけど。
「下は履いてる。服の上からだと形が変になるかと思って」
なんというこだわりよう。でもおかげで俺は眼福だ。
……っていうか、ほんとエロいよ? やばい、ムラムラしてきた。
「……俺が解いてあげようか?」
ちょっとあからさますぎるかな? ってくらい、誘うような低い声で囁きかける。
朧はくっと笑って、「……解くだけ?」なんて上目遣いに言った。
あーもう! かわいいなちくしょう!!
「……解いた後は、美味しく召し上がりたいです」
「ふぅん」
「……だめ?」
「夕飯、食いたいんじゃねーの?」
ええまあ正直お腹はグースカ空いているわけですが、こんな状態になって夕飯の支度とかできないよー!! えっちしたい!! 朧を食べたい!!
「夕飯より朧が良いです」
俺は真顔でキリリと言い放つ。うん、夕飯とかまずは置いておこう。食欲より性欲を先になんとかしよう。
「……俺は腹が減ってる」
「あとで出前頼むから!! 朧の好きなやつなんでも頼んでいーよ!!」
俺は両手を合わせて拝み倒した。
「……ダメ?」
窺うように朧を見つめれば、可愛い可愛い小悪魔みたいな俺の恋人は……
「しょうがないから、いーよ」
なんて、蠱惑的な微笑みを浮かべて俺の首に腕を回してきた。
朧の華奢な身体を抱き上げて、寝室のベッドの上に運ぶ。
そしてがっつくように包帯に手を掛けたら、くすくすと笑う朧に「優しくして」と妖しく囁かれた。ああもう! 本当にこいつ……!!
焦る気持ちを押さえて、包帯の端を掴む。そしてくるくると、ゆっくり包帯を解いていった。はらはらと包帯がほどけるごとに露わになっていく素肌がなんとも艶めかしい。
しかも、しゅるっと包帯が素肌に擦れる度に「あ……」っと朧が小さく声を上げるのがもう、もう、たまらない。
「感じてるの?」
わざと強く包帯を引けば、それに胸の頂を擦られて朧の身体がぴくりと震える。
「胸、勃ってる……」
「ん……っ」
クニクニと、硬くなった乳首を摘まみ揉み上げる。
「や……あ……」
「ね、このまましてもいい?」
包帯はまだ全部解けてないけれど、むしろこの半裸状態がたまらなくそそるんだ。
ちゅ……ちゅちゅっと音を立てて朧の頬に口付け、乞う。このまま君を犯したいと。
「……このまま?」
包帯まみれ半裸状態の朧が、潤んだ瞳で俺を見上げた。
「そう、このまま」
ぐいっと、朧の下着ごと邪魔な包帯を掴んでずらす。
あっ、包帯が余計に絡まった。でも、包帯に締め上げられて苦しげな姿もまたイイ、なんて思っちゃう。ごめんね、朧。
でも朧のココも……、早く弄ってって、言ってるよ?
俺はやわやわと、露わになった朧の性器を揉んだ。
「んんっ」
俺は包帯を解くのをやめて、朧の性器にむしゃぶりついた。俺のより小振りな――って言うと怒るけど――それを、唾液をたっぷり絡ませた舌で舐め上げ、口に含んで少し強めに吸い上げる。
「……ひゃあっ……あっ、まこ……っ」
俺は男の性器なんて朧のしかしゃぶったことないけど、朧のイイ所はちゃんとわかってるよ? こんな風に、ちょっと強めにしごかれるのが好きなんだよね?
「あっ……んま、いじ……んなっ……ばか……」
「ふぃふぉふぃいひ(気持ち良い)?」
咥えながらもごもご話すと、朧はむっと眉を寄せて「そのまま喋るな……っ」っと喘ぎ声に混じって詰ってくる。
「ぷぁっ……、美味しくってついつい」
お互いの体液が混じったもので汚れた口をわざとらしく舌で舐め取る。
まあ、正直味は美味くはないんだけど、それでもむしゃぶりつきたくなるくらい朧が魅力的ってことだよ。
「……っ、美味いわけあるか、こんなもん……」
「美味しいよ? 朧はどこもかしこも、甘くって、美味しい」
朧の身体を抱き寄せて、キスをする。舌と舌を絡め合う、濃厚なやつを。
「んんっ……ぁ……あ……っ」
そしてキスをしながら、朧の性器を手で扱く。舌を絡める気持ち良さと性器への直接の刺激に、朧は間もなくぶるっと身体を震わせ、俺の手の中に熱い白濁を放った。
「はぁ……っ」
荒い息を吐く朧に、俺は「お尻、こっち向けて?」とお願いする。俺もそろそろ気持ち良くなりたいです。
そして朧も、手だけじゃ足りないのだろう、素直に四つん這いになって、俺にお尻を向けてくれた。
太股にはまだしっかりと包帯が絡まっていて、背中やお尻にも緩く包帯が巻きついている。普段とは違う姿がなんとも扇情的で、俺はすぐにでも突っ込んで犯したい衝動に駆られたけれど、それじゃあ朧が辛すぎるので、ベッドヘッドの棚からローションのボトルを取り出して、入口に垂らした。
「んっ……んんっ……」
ローションの冷たい感触に、朧はびくっと身体を震わせる。
昨日もえっちしたせいかな? 入口が少し赤くなってる。傷を舐めて治すように、俺はソコに舌を挿し込んだ。
「~っ」
びくんと、朧の身体が震える。うん、ここ舐められるの好きだもんね? いっぱい、舐めてあげるね。
「……あっ、まこ……っ、まこと……っ」
朧の喘ぎ声、可愛い。その声で俺の名前を呼んでくれるの、すっごく、すっごく嬉しいんだよ?
舌と指先でゆっくりと穴を押し広げるように慣らしていく。……そろそろ、いい……かな……?
「んっ。朧、挿れてもいい?」
「……っ、はやく……っ、しろ……ばか……ぁっ……」
はは。朧も早く挿れて欲しかったんだね。うん、いっぱいあげる。
俺の全部、朧にあげる。
「~っ」
すっかり臨戦態勢の自身にゴムを被せ、手を添えて、朧のナカにゆっくりと沈めていく。
「はぁ……っ」
あ~、いつまでたっても少し狭いままの朧のナカは、温かく滑っていて、たまらなく気持ち良い。
「ん……っ。全部、入ったよ」
「……っ」
ほら、って。腰を揺すると途端に、朧の可愛いお口から嬌声が零れる。
「あっ、……ああっ……」
腰の動きに合わせてぱちっ、ぱちっと肌の合わさる音が響く。それから卑猥な水音と、可愛い嬌声。それがよけいに熱を煽って、止まらない。
「朧……っ、朧……っ」
「……ひぁ……っ……まこ……っ、奥ぅ……あたって……」
「ん? 気持ち良い?」
「……っ、あ……っ……イイ……」
もっとよがって、もっと乱れて。その声がたまらないんだ。
たまらなく、愛おしいんだ。
自然、腰の動きが速くなる。我ながら獣みたいだ。がっつきすぎ。
「や……だ……イク……っ、い……っ……アアアッ……!」
びくんと背を反らして、朧が果てる。
震える性器からはぽたぽたと、白い滴がシーツに零れた。
……っ、俺も、そろそろ……
「~っ」
朧の腰を深く抱え込んで、腰の動きを速める。三、四度、叩きつけるように腰を振って、俺はゴムの中に精を吐いた。
「はふ~」
気持ち良かったぁ……
あの後もね、三回ほどね、やりまして。
すっかりでろでろになった包帯は結局ハサミでちょきちょきっとやっちゃって、朧を抱えてお風呂に入りました。身体を綺麗にしてすっきりさっぱり!
……で、今はソファに座ってようやく夕飯タイム。無茶しちゃった俺に、朧は容赦なく高級寿司を奢らせました。給料日前なんだけどな~。でもまあ……
「真、次、イクラ」
大人しく俺の膝の上にだっこされて、もぐもぐと寿司を頬張る姿が可愛いからまあいっか!! って思う。
「うん。はい、イクラ」
俺は寿司桶の中からイクラの軍艦巻きを摘まみ上げると、朧の口元に運んでやった。
「ん」
なんでこんなことになってるかっていうと、俺ががっついたせいで朧が腰を痛めちゃって、「動くのもだるい。お前が責任取れ」って。へへへ、こんな責任の取り方なら大歓迎だよ~。お風呂でも俺がぜーんぶやってあげたんだよね。大人しくされるがままの朧可愛い……
俺はぎゅーっと、可愛くてたまらない恋人を抱きしめる。
「真?」
「はぁ~。俺、ちょう幸せ……」
「ふーん」
あっそ、って。朧は素っ気ない態度で「次、アナゴ」と要求してくる。
うん。そんなところもまた、愛しいです。
幸村視点です。
※幸村×朧(BL)で性描写を含むお話になっておりますので、苦手な方はご注意ください。
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仕事を終えて「あー疲れたー」なんて言いながら家に帰ったら、恋人が何故か包帯でぐるぐる巻きになっていた。
「え?」
「帰ったのか」
いったい何をしているんだろう?
そんな俺の疑問が顔に出ていたのか、朧はちょっと不機嫌そうに眉を寄せて、「……見りゃわかるだろ」と言う。
「ええっと、包帯でぐるぐる巻き? ……なんで?」
「ミイラ男。ハロウィンの仮装にどうかと思って」
ああ、そういうこと。
今月末に予定された我が家のハロウィンパーティー。その発起人である朧は、こいつにしては珍しく張り切っているのだ。
何故なら、朧がとてもとってもとおーっても可愛がっている柏木家の長男、優月を招いているから。恋人の俺がちょっと妬いちゃうくらい、朧と優月は仲が良い。俺の晩飯にはあまり気を遣わない――というか、実家での上げ膳据え前生活が長かった朧は家事があまりできないのでやっているのはもっぱら俺なんだけど――朧が、当日のメニューをあれこれ考えたり(作るのはプロの板前だけど)、気に入っているケーキ屋のハロウィンのラインナップを眺めては、ケーキをどこにオーダーしようか頭を悩ませるくらいに。
「仮装か~。俺は何にしようかな~」
上着を脱いでソファに掛ける。あ、クリーニング屋に出してたヤツ取りに行くの忘れてた。明日寄らないとな。
「あ、真のはもう注文しといた」
えっ? 早っ!! 俺、希望とか聞かれてないんだけど。
「お前今年は忍者な。優月が好きなんだよ、忍者アニメ」
「…………」
さようでござるか。なら朧が着ればいいのになあ。
まあ、俺だって優月は可愛いから、喜ばれるなら嬉しいけどさ。
「それで朧はミイラ男?」
「……にして、怖がらせようと思ったんだけど」
「まあ、確かにちょっと怖い? かな」
「これ、巻くのも解くのもめんどくさい」
だから違うのにする、と朧は言う。
まあたしかに、包帯でぐるぐる巻くのは時間も手間もかかるよね~。
というか、もっと楽なミイラ男の衣装とかネットでありそうだけど。
って言ったら、ネットで見たけど男用のミイラ衣装で気に入るのが無かったんだって。パソコンの画面を向けられて俺も見たけど、確かに男用のそれはちょっと間抜け……というか、朧が着なさそうな感じ。逆に女の子用は可愛いのが多くって、俺は密かにこっちでもいいんじゃ……なんて思った。
「……っち、絡まってる」
包帯を解きながら、朧は苛立たしげに舌打ちする。
ところでさ、さっきから気になってたんだけど……
「……もしかしてその包帯の下、裸?」
解けた包帯の隙間から覗くのは、朧の白い肌。このチラリズムがなんともエロくて、目が離せないんですけど。
「下は履いてる。服の上からだと形が変になるかと思って」
なんというこだわりよう。でもおかげで俺は眼福だ。
……っていうか、ほんとエロいよ? やばい、ムラムラしてきた。
「……俺が解いてあげようか?」
ちょっとあからさますぎるかな? ってくらい、誘うような低い声で囁きかける。
朧はくっと笑って、「……解くだけ?」なんて上目遣いに言った。
あーもう! かわいいなちくしょう!!
「……解いた後は、美味しく召し上がりたいです」
「ふぅん」
「……だめ?」
「夕飯、食いたいんじゃねーの?」
ええまあ正直お腹はグースカ空いているわけですが、こんな状態になって夕飯の支度とかできないよー!! えっちしたい!! 朧を食べたい!!
「夕飯より朧が良いです」
俺は真顔でキリリと言い放つ。うん、夕飯とかまずは置いておこう。食欲より性欲を先になんとかしよう。
「……俺は腹が減ってる」
「あとで出前頼むから!! 朧の好きなやつなんでも頼んでいーよ!!」
俺は両手を合わせて拝み倒した。
「……ダメ?」
窺うように朧を見つめれば、可愛い可愛い小悪魔みたいな俺の恋人は……
「しょうがないから、いーよ」
なんて、蠱惑的な微笑みを浮かべて俺の首に腕を回してきた。
朧の華奢な身体を抱き上げて、寝室のベッドの上に運ぶ。
そしてがっつくように包帯に手を掛けたら、くすくすと笑う朧に「優しくして」と妖しく囁かれた。ああもう! 本当にこいつ……!!
焦る気持ちを押さえて、包帯の端を掴む。そしてくるくると、ゆっくり包帯を解いていった。はらはらと包帯がほどけるごとに露わになっていく素肌がなんとも艶めかしい。
しかも、しゅるっと包帯が素肌に擦れる度に「あ……」っと朧が小さく声を上げるのがもう、もう、たまらない。
「感じてるの?」
わざと強く包帯を引けば、それに胸の頂を擦られて朧の身体がぴくりと震える。
「胸、勃ってる……」
「ん……っ」
クニクニと、硬くなった乳首を摘まみ揉み上げる。
「や……あ……」
「ね、このまましてもいい?」
包帯はまだ全部解けてないけれど、むしろこの半裸状態がたまらなくそそるんだ。
ちゅ……ちゅちゅっと音を立てて朧の頬に口付け、乞う。このまま君を犯したいと。
「……このまま?」
包帯まみれ半裸状態の朧が、潤んだ瞳で俺を見上げた。
「そう、このまま」
ぐいっと、朧の下着ごと邪魔な包帯を掴んでずらす。
あっ、包帯が余計に絡まった。でも、包帯に締め上げられて苦しげな姿もまたイイ、なんて思っちゃう。ごめんね、朧。
でも朧のココも……、早く弄ってって、言ってるよ?
俺はやわやわと、露わになった朧の性器を揉んだ。
「んんっ」
俺は包帯を解くのをやめて、朧の性器にむしゃぶりついた。俺のより小振りな――って言うと怒るけど――それを、唾液をたっぷり絡ませた舌で舐め上げ、口に含んで少し強めに吸い上げる。
「……ひゃあっ……あっ、まこ……っ」
俺は男の性器なんて朧のしかしゃぶったことないけど、朧のイイ所はちゃんとわかってるよ? こんな風に、ちょっと強めにしごかれるのが好きなんだよね?
「あっ……んま、いじ……んなっ……ばか……」
「ふぃふぉふぃいひ(気持ち良い)?」
咥えながらもごもご話すと、朧はむっと眉を寄せて「そのまま喋るな……っ」っと喘ぎ声に混じって詰ってくる。
「ぷぁっ……、美味しくってついつい」
お互いの体液が混じったもので汚れた口をわざとらしく舌で舐め取る。
まあ、正直味は美味くはないんだけど、それでもむしゃぶりつきたくなるくらい朧が魅力的ってことだよ。
「……っ、美味いわけあるか、こんなもん……」
「美味しいよ? 朧はどこもかしこも、甘くって、美味しい」
朧の身体を抱き寄せて、キスをする。舌と舌を絡め合う、濃厚なやつを。
「んんっ……ぁ……あ……っ」
そしてキスをしながら、朧の性器を手で扱く。舌を絡める気持ち良さと性器への直接の刺激に、朧は間もなくぶるっと身体を震わせ、俺の手の中に熱い白濁を放った。
「はぁ……っ」
荒い息を吐く朧に、俺は「お尻、こっち向けて?」とお願いする。俺もそろそろ気持ち良くなりたいです。
そして朧も、手だけじゃ足りないのだろう、素直に四つん這いになって、俺にお尻を向けてくれた。
太股にはまだしっかりと包帯が絡まっていて、背中やお尻にも緩く包帯が巻きついている。普段とは違う姿がなんとも扇情的で、俺はすぐにでも突っ込んで犯したい衝動に駆られたけれど、それじゃあ朧が辛すぎるので、ベッドヘッドの棚からローションのボトルを取り出して、入口に垂らした。
「んっ……んんっ……」
ローションの冷たい感触に、朧はびくっと身体を震わせる。
昨日もえっちしたせいかな? 入口が少し赤くなってる。傷を舐めて治すように、俺はソコに舌を挿し込んだ。
「~っ」
びくんと、朧の身体が震える。うん、ここ舐められるの好きだもんね? いっぱい、舐めてあげるね。
「……あっ、まこ……っ、まこと……っ」
朧の喘ぎ声、可愛い。その声で俺の名前を呼んでくれるの、すっごく、すっごく嬉しいんだよ?
舌と指先でゆっくりと穴を押し広げるように慣らしていく。……そろそろ、いい……かな……?
「んっ。朧、挿れてもいい?」
「……っ、はやく……っ、しろ……ばか……ぁっ……」
はは。朧も早く挿れて欲しかったんだね。うん、いっぱいあげる。
俺の全部、朧にあげる。
「~っ」
すっかり臨戦態勢の自身にゴムを被せ、手を添えて、朧のナカにゆっくりと沈めていく。
「はぁ……っ」
あ~、いつまでたっても少し狭いままの朧のナカは、温かく滑っていて、たまらなく気持ち良い。
「ん……っ。全部、入ったよ」
「……っ」
ほら、って。腰を揺すると途端に、朧の可愛いお口から嬌声が零れる。
「あっ、……ああっ……」
腰の動きに合わせてぱちっ、ぱちっと肌の合わさる音が響く。それから卑猥な水音と、可愛い嬌声。それがよけいに熱を煽って、止まらない。
「朧……っ、朧……っ」
「……ひぁ……っ……まこ……っ、奥ぅ……あたって……」
「ん? 気持ち良い?」
「……っ、あ……っ……イイ……」
もっとよがって、もっと乱れて。その声がたまらないんだ。
たまらなく、愛おしいんだ。
自然、腰の動きが速くなる。我ながら獣みたいだ。がっつきすぎ。
「や……だ……イク……っ、い……っ……アアアッ……!」
びくんと背を反らして、朧が果てる。
震える性器からはぽたぽたと、白い滴がシーツに零れた。
……っ、俺も、そろそろ……
「~っ」
朧の腰を深く抱え込んで、腰の動きを速める。三、四度、叩きつけるように腰を振って、俺はゴムの中に精を吐いた。
「はふ~」
気持ち良かったぁ……
あの後もね、三回ほどね、やりまして。
すっかりでろでろになった包帯は結局ハサミでちょきちょきっとやっちゃって、朧を抱えてお風呂に入りました。身体を綺麗にしてすっきりさっぱり!
……で、今はソファに座ってようやく夕飯タイム。無茶しちゃった俺に、朧は容赦なく高級寿司を奢らせました。給料日前なんだけどな~。でもまあ……
「真、次、イクラ」
大人しく俺の膝の上にだっこされて、もぐもぐと寿司を頬張る姿が可愛いからまあいっか!! って思う。
「うん。はい、イクラ」
俺は寿司桶の中からイクラの軍艦巻きを摘まみ上げると、朧の口元に運んでやった。
「ん」
なんでこんなことになってるかっていうと、俺ががっついたせいで朧が腰を痛めちゃって、「動くのもだるい。お前が責任取れ」って。へへへ、こんな責任の取り方なら大歓迎だよ~。お風呂でも俺がぜーんぶやってあげたんだよね。大人しくされるがままの朧可愛い……
俺はぎゅーっと、可愛くてたまらない恋人を抱きしめる。
「真?」
「はぁ~。俺、ちょう幸せ……」
「ふーん」
あっそ、って。朧は素っ気ない態度で「次、アナゴ」と要求してくる。
うん。そんなところもまた、愛しいです。
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