【完結】 言葉足らずな求婚 〜運命は勝手に回っていく、いや操られていく!?〜

紬あおい

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19.交際期間 *

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ひと月の交際期間と言われ、そのまま隠れ家での生活を続行している。
システイン様は完全にエドヴァルド皇太子殿下の連絡を無視している。

「殿下を無視して大丈夫なのですか?」

「あ、大丈夫、大丈夫!殿下にはこれからヘイゼルとの仲を取り持ってやればいいから。『夫婦で協力します』って言ってあるし。俺達、今は交際期間中だから放置で大丈夫だ。」

(ヘイゼル…お姉ちゃんはあなたの味方だからね…)

「それより、俺達はもっと仲を深めないと。」

また抱き締められる。
これでもか!位に。

「ほんとに私のこと好きなんですねぇ…」

「うん!」

唇が近付いて来る。
こんな綺麗な人が私に夢中とは…なんて考えながら、深く口付ける。
何だかんだ私も夢中なのだ。
して欲しいより、してあげたい欲求が強くて、自分でも不思議だ。

シスの服を緩め、素肌に口付ける。
胸元に吸い跡を付けて、乳首を口に含む。
円を描くように舌先で舐め回すとシスが喘ぐ。

「あぁ…リシェ…積極的だね…嬉しいよ…」

背中に腕を回して、ぎゅっと抱き締めながら乳首を舐め続ける。
んんっ…と喘ぎながら、陰茎が存在感を増してくる。

「そろそろ、こっちも…?」

「恥ずかしいから…聞かないで…」

テレるシスが可愛くて、そっと陰茎を握る。

「んんんっ!」

陰嚢から優しく撫で上げると、先端に露が滲み出てくる。
焦らすように陰茎をゆっくり扱くと、我慢出来ないかのように腰がうねる。

「はぁ…リシェ…舐めて…はぁ…」

口を窄めて陰茎を舐めると、シスの息遣いがどんどん切迫してくる。

「ぁ…あぁ…き、気持ちいぃ…ん、ぐっ!」

そろそろなのか私の頭を掴み、更に口内の奥へ奥へ陰茎を迎えさせようとする。喉に陰茎が当たる位に。

「はぁ、はぁ…も、もぅ出るっ!」

喉の奥に感じる熱い飛沫を飲み干す。
決して美味しくないし、出していいと言われるのだけれど、シスが勢いよく出すので飲んでしまう。

「リシェ、ありがとね。」

ふにゃっとした笑顔で抱き締めてくるシスに、愛しさが止まらない。

「シス、大好き!」

嬉しそうなシスの微笑みが、ふにゃから満面の笑みに変わると、狂うほど愛してるのは私だと思ってしまう。
シスが笑うと堪らなく嬉しい。
そんな時は胸がいっぱいで泣きたくなる。

「愛してる…シス…」

シスの胸に顔をくっ付けてすりすりする。
幸せだ、私。

「どうした?」

「幸せだなぁって…実感中…ふふっ…」

「ほんっとに、リシェは!そんなに俺を煽らないでくれよぅ…今日こそは自制するぞって決心が、毎回いとも簡単に崩れる…今から謝っとく。すまない。今夜もダメだ。きっと抑えられない!!」

こうして交際期間という日々に、昼夜問わずシスは私を求め続ける。
恋人らしく過ごせてるのかな…
めちゃくちゃ濃い時間ではあるけど。

与えられるものは全てあげるから、どうかシスが一片の不安もなく、安心していられますように。
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