【新訳】帝国の海~大日本帝国海軍よ、世界に平和をもたらせ!第一部

山本 双六

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第二章 アメリカ本土爆撃

第二十五話 第二次ミッドウェー海戦①

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「間に合ったか...」

アメリカ艦隊旗艦サラトガⅡ

「くそ!逃げるのが間に合わなかったか...敵の連合艦隊が来た!背に腹は代えられない!何としても、本隊を守れ!」

そう。実は、サラトガⅡは、アメリカの本隊の前衛艦隊旗艦であり、本隊ではなかった。

「艦載機発艦始め!」

「しかし、先の攻撃でほとんど消耗しています!」

「憎きジャップめ...」


聯合艦隊旗艦『大和』

「全艦突撃!肉薄攻撃でとどめを刺す!偵察艦隊を守るぞ!」

ダン!ダン!ダン!ダーン!

「敵戦艦沈没!しかし、空母が未だに健在です!」

「よし!対艦噴進弾発射用意!一番から五番撃てっ!」

プシューン

プシューン

プシューン

プシューン

プシューン

ダーン!

「四発命中!敵空母沈没!」

「歯ごたえがないな....もしかして!」


アメリカ太平洋艦隊旗艦『レキシントンⅡ』

「前衛艦隊がやられたか...まぁいい。あいつらの死は決して無駄にはしない。アリューシャン列島を取り返す準備はできた。本土は必ず死守する」

「艦影補足!敵連合艦隊です!」

「なんだと⁉前衛艦隊が死守してたはずじゃ...」

「高速で飛翔する物体を補足!命中します!」

「⁉...各員衝撃に備えろ!」

ヒュー

ダン!ドカーン!


「左舷舷側に被弾!浸水が発生したものの被害は軽微であり、飛行甲板に被害なし!発着艦に支障ありません!」

「なんなんだ....とにかく、輸送船団を死守しろ!」


聯合艦隊旗艦『大和』

「新型空母か...本当に噴進弾を作っておいてよかったぁ」

「全艦砲雷撃戦用意!打ち~方はじめ!」

「全空母より入電!『『『『『『我コレヨリ航空戦ノ指揮ヲ執ル』』』』』』」

この時、日本聯合艦隊は、自信満々であった。
なぜなら、改大和型戦艦一番艦『伊賀』
そして、新型誘導魚雷に、新型艦上戦闘攻撃機『太陽』と新型戦闘爆撃機『神洋』の二種類の新型機体を保持していた。
このどちらも、戦闘機としての役割と、攻撃機・爆撃機としての役割も果たす。万能艦載機である。

後、なんといっても、ロケット爆弾『勝樹』を持っていたのは、米軍にとって一つの恐怖であったともいえるであろう。
この勝樹は、噴進弾の技術を使いロケットで進む爆弾として、建造された。これは大きさとしては、十番(100キロ爆弾)ほどであるが、ロケットの威力次第では、170、いやもっと大きな威力を出せると期待された。
特に、鳳炎型装甲空母にのみ搭載できる、大型艦上爆撃機の『日光』に、搭載すれば、たった一機で、空母や、戦艦を撃沈できるほどであった。
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