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第一章 外れスキル
158.屋敷……?
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俺達は商業ギルドのスタッフに案内されて歩いていくと人気が少ないところで立ち止まった。
「ここが今回の褒賞である土地です。建物は取り壊しても、そのまま使って頂いても構いません。では、失礼します」
建物まで案内するだけで簡単に説明するとギルドのスタッフは帰ってしまった。
「ここでお店を……?」
見た目は廃墟に近い屋敷だが、庭もあり入り口から建物までも土地が大きく広がっていた。
場所は冒険者ギルドや孤児院よりは王都の外側にあたり、どちらかというと東西南北ある門と門の間に位置していた。
比較的どちらからも近いため、通勤環境としては適していた。
やはり王都内でも広いから通勤時間を短縮できるのはいいことだ。
「これはすごいですね」
「完璧廃墟だな……」
「ここのお屋敷って何か出るという噂があるところですよね」
エイマーの一言に俺は背筋に何か冷たさを感じた。前世から怪談話が苦手な俺としてはすぐに帰りたくなった。
「ケントどうしたのじゃ?」
そんな様子を感じていたコロポはポケットから俺を眺めていた。
「いや、こういうのちょっと苦手で……」
「ケントにも苦手なものがあるんじゃな」
「そりゃー、あるよ。幽霊とか無理だしな」
「幽霊? レイスやスケルトンのことか?」
「いや、どれも無理無理!」
今までアンデット系の魔物にも遭遇したことないため、できれば今回も遭遇したくはない。
この世界にも幽霊というものは存在するがどれも魔物扱いとなっている。
だいたいは魔力を持っており、闇属性魔法の中で精神操作系を使うからだ。
そのため恐怖感は闇属性魔法によるものだと言われている。
「とりあえず、中の状況でも見てみましょうか」
特に気にしていないエイマーは鍵を開け扉を開けた。
――キィー!
少し甲高い音で開く扉の音は、前世で小さい時に友達がやっていた某ゾンビゲームを彷彿させていた。
何で音までこんなにリアルなんだろうか。
「いや、本当無理!」
「ケント兄さん行くよ?」
ロンは俺の袖を掴むが、俺の足は全く動けなくなっていた。
「ケント兄さんも子どもなんだね……」
普段は大人の俺でも怖いものは怖い。何を言われても無理なのだ。
「ほらほら責任者はケントくんなんですよ」
「そうですよ。ほら行きますよ」
いやいや、責任者はロンだ。俺はこの件には関わっていない。だから引っ張らないでくれ。
「えっ……無理無理!」
気づいた頃にはエイマーとロンに両方から腕を掴まれて逃げれなくなっていた。
――バタン!
その時急に玄関の扉が閉まった。
「ほら、もう無理だってー!」
玄関の扉が急に閉まることなんでないはずだ。
「風だから大丈夫ですよ!」
「さぁ、行きましょうね」
「そうですね!」
エイマーとロンの顔見るとどこか笑顔だった。俺は彼らご悪魔に見えた。
「無理だってー! いやだああああぁー!」
俺の声は屋敷の中に響き渡っていた。
「ここが今回の褒賞である土地です。建物は取り壊しても、そのまま使って頂いても構いません。では、失礼します」
建物まで案内するだけで簡単に説明するとギルドのスタッフは帰ってしまった。
「ここでお店を……?」
見た目は廃墟に近い屋敷だが、庭もあり入り口から建物までも土地が大きく広がっていた。
場所は冒険者ギルドや孤児院よりは王都の外側にあたり、どちらかというと東西南北ある門と門の間に位置していた。
比較的どちらからも近いため、通勤環境としては適していた。
やはり王都内でも広いから通勤時間を短縮できるのはいいことだ。
「これはすごいですね」
「完璧廃墟だな……」
「ここのお屋敷って何か出るという噂があるところですよね」
エイマーの一言に俺は背筋に何か冷たさを感じた。前世から怪談話が苦手な俺としてはすぐに帰りたくなった。
「ケントどうしたのじゃ?」
そんな様子を感じていたコロポはポケットから俺を眺めていた。
「いや、こういうのちょっと苦手で……」
「ケントにも苦手なものがあるんじゃな」
「そりゃー、あるよ。幽霊とか無理だしな」
「幽霊? レイスやスケルトンのことか?」
「いや、どれも無理無理!」
今までアンデット系の魔物にも遭遇したことないため、できれば今回も遭遇したくはない。
この世界にも幽霊というものは存在するがどれも魔物扱いとなっている。
だいたいは魔力を持っており、闇属性魔法の中で精神操作系を使うからだ。
そのため恐怖感は闇属性魔法によるものだと言われている。
「とりあえず、中の状況でも見てみましょうか」
特に気にしていないエイマーは鍵を開け扉を開けた。
――キィー!
少し甲高い音で開く扉の音は、前世で小さい時に友達がやっていた某ゾンビゲームを彷彿させていた。
何で音までこんなにリアルなんだろうか。
「いや、本当無理!」
「ケント兄さん行くよ?」
ロンは俺の袖を掴むが、俺の足は全く動けなくなっていた。
「ケント兄さんも子どもなんだね……」
普段は大人の俺でも怖いものは怖い。何を言われても無理なのだ。
「ほらほら責任者はケントくんなんですよ」
「そうですよ。ほら行きますよ」
いやいや、責任者はロンだ。俺はこの件には関わっていない。だから引っ張らないでくれ。
「えっ……無理無理!」
気づいた頃にはエイマーとロンに両方から腕を掴まれて逃げれなくなっていた。
――バタン!
その時急に玄関の扉が閉まった。
「ほら、もう無理だってー!」
玄関の扉が急に閉まることなんでないはずだ。
「風だから大丈夫ですよ!」
「さぁ、行きましょうね」
「そうですね!」
エイマーとロンの顔見るとどこか笑顔だった。俺は彼らご悪魔に見えた。
「無理だってー! いやだああああぁー!」
俺の声は屋敷の中に響き渡っていた。
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