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第一章 少年との出会い
17.聖男、ソワソワする一日を体験する
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僕は朝早く起きて、ルシアンの昼食の準備をしていた。
メモに電子レンジの使い方も書いたから問題はないだろう。
「何かあったらすぐに連絡を入れるんだよ!」
「わかったよ!」
パソコンからメールが送れるように、事前に準備はしておいた。
職場までは自転車で行ける距離だから、何かあればお昼に一度帰ってこればいい。
「夕方の5時までには家に帰ってくるんだよ!」
「ふふふ、本当にみにゃとは心配性だな」
そう言って、ルシアンは僕に抱きついてきた。
初めて子どもを留守番させるのが、こんなにもドキドキするとは思いもしなかった。
いつもは僕の方がルシアンの心配をする方なのに、今日に限っては僕の方が心配されている。
僕がギュッと抱きしめ返すと、ルシアンは嬉しそうに笑っていた。
それだけで元気が出てくる。
「行ってきます!」
「いってらしゃい! 頑張ってね!」
玄関までルシアンに見送られると、すぐに病院に向かった。
「大丈夫かな……」
職場に着いてもどことなく落ち着かない。
ナースステーションのいつもの空気、カルテ記載するキーボードの音、ナースコール、アルコールの匂い。
全部いつも通りなのに、心だけがそわそわしている。
ルシアン、大丈夫かな。
電子レンジはちゃんと使えてるかな。
出かける時は鍵を閉めたかな。
仕事をしていても、考えるのは留守番ができているかの心配ばかりだ。
「湊、顔に〝心ここにあらず〟って書いてあるよ」
同期の由香が苦笑しながら声をかけてきた。
「……そんなにわかる?」
「そりゃ、いつもと顔色が違うからね。どうしたの? 親戚の子、また預かってるんでしょ?」
「あぁ……うん。しばらく預かってるんだ」
「そっか……。前に話してた〝ケガしている子〟だよね?」
「そう。今回は傷もなかったし、元気そうで安心したよ」
僕がそう言うと由香は安心したように微笑んだ。
しかし、少し離れた場所でベテラン看護師がパソコンを閉じる音が聞こえてきた。
チラッとこっちを見て、なぜか眉をひそめている。
あ、やばい。この流れなんか誤解されるやつだ。
そう思っていたけど、忙しくてそれどころじゃなかった。
案の定、午後には廊下の隅で誰かがヒソヒソと話していた。
「橘さんってなんか若い男の子と一緒に住んでるらしいよ」
「え、それって……そういう関係?」
「いや……親戚の子どもを引き取ってるって……」
「だからずっと休んでたのね」
すでに噂が院内を駆け巡っていた。
最悪だ……。なんでこうなるんだろう。
僕はただ、ルシアンの面倒を見てるだけなのに。
そんな心の疲れを抱えたまま時計は定時の時刻を指していた。
更衣室に戻る途中、病院の入り口玄関で見慣れた霞んだグレーの髪が目に入る。
「……ルシアン!?」
そこには他の医療従事者や外来の患者さんの視線を集めながら、堂々と立っているルシアンがいた。
どこかの子役モデルっぽいもんね。
僕を見つけると、ぱっと笑顔になって走り寄ってくる。
「みにゃと!」
周囲の目なんて気にせず、勢いよく抱きつかれた。
僕は慌てて周りを見回す。
隣にいた由香も目を丸くしている。
「ちょ、ルシアン! 人前では――」
「だって、早く会いたかったんだもん!」
完全に周囲がざわついた。
明らかにみんなの視線が僕に向けられている。
由香が小声で耳打ちする。
「……湊、ほんとに親戚の子?」
「本当に親戚だから!」
そう必死に否定する僕を見て、由香はジトッとした目を向けた。
「すぐに着替えてくるから待っててね」
「うん!」
僕は急いで更衣室に向かった。
ルシアンはどうやって僕の働き先がわかったのだろう。
確かに働いている病院の名前が書いた資料は家には置いてあるけど……。
パソコンでどこにあるのか調べたのだろうか。
着替えてルシアンの元へ戻ると、なぜかルシアンと由香が話をしていた。
「お待たせ!」
「別に待ってないよ」
そう言って、ルシアンは僕の腰を引き寄せて歩いていく。
「もう親戚じゃなくて、小さな彼氏じゃん。ルシアンくん、頑張って!」
そう、ぽつりと由香が呟いた。
何を話していたのかはわからない。
ただ、お願いだから職場でそういう誤解だけは勘弁してほしいな……。
病院を出ると、すでに夕焼けが街をオレンジ色に染めている。
ルシアンは僕の隣で上機嫌に口笛を吹いているけど、僕の方はというと……もう胃が痛い。
「ルシアン、勝手に迎えに来ちゃダメだよ」
「だって、みにゃとがいないと寂しいんだもん」
「それは嬉しいけど職場はちょっと……!」
ルシアンの笑い声は、まるで何も気にしていないようだ。
でもその無邪気さが逆に眩しく感じた。
まっすぐに好意を向けてくるルシアンと、世間の目を気にして縮こまる自分。
なんだか情けない大人だなと自嘲する。
「みにゃとは僕のこと恥ずかしい?」
突然、そんな言葉を投げられてドキッとした。
隣をチラッと見ると、ルシアンが少し唇を尖らせている。
「ち、違うよ。ただ……大人の世界にはいろいろあるんだ」
「ふーん。みにゃとの世界はめんどくさいね」
あっさりと言われて思わず苦笑した。
たしかにそうかもしれない。
だけど、ルシアンはまだ子どもだ。
最悪何かあれば僕が逮捕されちゃうからね。
「ねぇねぇ、お家に帰ったら、ちゃんとお留守番できたごほうびちょうだい」
「ごほうび……?」
「ちゅーしてほしいな!」
「えっ……」
元気に聞こえてきたルシアンの声に、僕は思わず立ち止まる。
いつからこんなに魔性な男になったのだろうか。
「なな……なんでちゅーなの?」
「だって、頑張ったらちゅーしてもらえるってかいてあったもん」
ルシアンは一人で何を見ていたのだろうか。
ひょっとしたら迎えに来たのも、ドラマや映画を見て影響されたのかもしれない。
成長を感じるのは嬉しいが、どこか複雑な思いだ。
その後もちゅーを強請ってくるルシアンの声を無視して、僕は家に帰った。
✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦
【あとがき】
ありがたいことにホットランキングに載れました!
いやー、たくさん更新するの大変でした!
これでしばらくは……引き続き鬼更新してきます笑
よければお気に入り登録、コメントお待ちしております。
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投票していただけると嬉しいです!
これからもルシアンからジワジワと攻め寄ってきます笑
メモに電子レンジの使い方も書いたから問題はないだろう。
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初めて子どもを留守番させるのが、こんなにもドキドキするとは思いもしなかった。
いつもは僕の方がルシアンの心配をする方なのに、今日に限っては僕の方が心配されている。
僕がギュッと抱きしめ返すと、ルシアンは嬉しそうに笑っていた。
それだけで元気が出てくる。
「行ってきます!」
「いってらしゃい! 頑張ってね!」
玄関までルシアンに見送られると、すぐに病院に向かった。
「大丈夫かな……」
職場に着いてもどことなく落ち着かない。
ナースステーションのいつもの空気、カルテ記載するキーボードの音、ナースコール、アルコールの匂い。
全部いつも通りなのに、心だけがそわそわしている。
ルシアン、大丈夫かな。
電子レンジはちゃんと使えてるかな。
出かける時は鍵を閉めたかな。
仕事をしていても、考えるのは留守番ができているかの心配ばかりだ。
「湊、顔に〝心ここにあらず〟って書いてあるよ」
同期の由香が苦笑しながら声をかけてきた。
「……そんなにわかる?」
「そりゃ、いつもと顔色が違うからね。どうしたの? 親戚の子、また預かってるんでしょ?」
「あぁ……うん。しばらく預かってるんだ」
「そっか……。前に話してた〝ケガしている子〟だよね?」
「そう。今回は傷もなかったし、元気そうで安心したよ」
僕がそう言うと由香は安心したように微笑んだ。
しかし、少し離れた場所でベテラン看護師がパソコンを閉じる音が聞こえてきた。
チラッとこっちを見て、なぜか眉をひそめている。
あ、やばい。この流れなんか誤解されるやつだ。
そう思っていたけど、忙しくてそれどころじゃなかった。
案の定、午後には廊下の隅で誰かがヒソヒソと話していた。
「橘さんってなんか若い男の子と一緒に住んでるらしいよ」
「え、それって……そういう関係?」
「いや……親戚の子どもを引き取ってるって……」
「だからずっと休んでたのね」
すでに噂が院内を駆け巡っていた。
最悪だ……。なんでこうなるんだろう。
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そんな心の疲れを抱えたまま時計は定時の時刻を指していた。
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「……ルシアン!?」
そこには他の医療従事者や外来の患者さんの視線を集めながら、堂々と立っているルシアンがいた。
どこかの子役モデルっぽいもんね。
僕を見つけると、ぱっと笑顔になって走り寄ってくる。
「みにゃと!」
周囲の目なんて気にせず、勢いよく抱きつかれた。
僕は慌てて周りを見回す。
隣にいた由香も目を丸くしている。
「ちょ、ルシアン! 人前では――」
「だって、早く会いたかったんだもん!」
完全に周囲がざわついた。
明らかにみんなの視線が僕に向けられている。
由香が小声で耳打ちする。
「……湊、ほんとに親戚の子?」
「本当に親戚だから!」
そう必死に否定する僕を見て、由香はジトッとした目を向けた。
「すぐに着替えてくるから待っててね」
「うん!」
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ルシアンはどうやって僕の働き先がわかったのだろう。
確かに働いている病院の名前が書いた資料は家には置いてあるけど……。
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着替えてルシアンの元へ戻ると、なぜかルシアンと由香が話をしていた。
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そう言って、ルシアンは僕の腰を引き寄せて歩いていく。
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病院を出ると、すでに夕焼けが街をオレンジ色に染めている。
ルシアンは僕の隣で上機嫌に口笛を吹いているけど、僕の方はというと……もう胃が痛い。
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たしかにそうかもしれない。
だけど、ルシアンはまだ子どもだ。
最悪何かあれば僕が逮捕されちゃうからね。
「ねぇねぇ、お家に帰ったら、ちゃんとお留守番できたごほうびちょうだい」
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「ちゅーしてほしいな!」
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元気に聞こえてきたルシアンの声に、僕は思わず立ち止まる。
いつからこんなに魔性な男になったのだろうか。
「なな……なんでちゅーなの?」
「だって、頑張ったらちゅーしてもらえるってかいてあったもん」
ルシアンは一人で何を見ていたのだろうか。
ひょっとしたら迎えに来たのも、ドラマや映画を見て影響されたのかもしれない。
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