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担当者さんが途中経過を見て、ダメだししてきました。
10.今世はいっぱい考えるんです。(8回目続き)
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あれから、あたしが新しくしたこと。
両親に
「将来は街で働きたい」
って宣言した。
兄たちは反対したけど、両親は
「無理しないって約束するなら頑張ってみなさい」
って許してくれた。
それ以降、街で働くために両親(と、兄たち)に読み書きと計算を教わっている。
新学期が始まって兄たちが学校に帰った後は、一人で教わったことを何度も繰り返しおさらいした。
次にしていること。
担当者といっぱい話すこと。
担当者も「今までももっと話せばよかった」って今では言っているんだ。「俺も、アンタの事ちょっと誤解してたわ。0回目のこと引きずり過ぎてた」って‥
ホントに0回目のあたしは一体何をしたんだろう‥。
昨日は‥
引き続きあたしの「好み」の話をした。
「どんな人が嫌? 」
担当者が聞く。そこは‥「どんな人が好き? 」って聞くもんなんじゃ? って思わないでもないが‥
まあ‥今まで「好みが無かった」あたしのことだ、「どんな人が好き」より「こういう人以外が好み」って導きだす方が正しいのかも。
あたしは首を傾げて
「嫌なのは~」
話し始める。
嫌なのは、
獣人のこと差別してる人間とかはまず、問題外。人間として終わってる。
あと‥人間性で言ったら‥
ガキっぽい人。
あたしのことブスだのなんだの言って来るしょーもない男は嫌い。
あと、不平不満ばっかり言ってるだけで努力したり工夫したり改善しようとしない奴。
愚痴言うのはいいんだよ「ホント腹立つよな! 」って言ったその後は必ず「いつか必ず見返してやるぞ! 」とか、「こんな腹立つ奴の元で働くことは無理、別の職場探すぜ! 」って解決策考える人がいい。明るくって前向きな人がいい。
顔は‥二の次かな。
これがあたしの今までの転生人生で感じて来た「好み」の総集編。
担当者が
「成程」
って小さく頷いて、
「あのハヅキがそんなこと言う日が来るとはねえ。
すっかり成長したなあ。(しみじみ)」
って笑った。
ホント、コイツの中であたしのイメージどんなんなんだろ。いつか変わってくれたりするんだろうか。「コイツはこんな奴」で固定されたままなの? ‥それって、担当者としてどうなんだ?
あたしは苦笑いだ。担当者は小さく頷くと、
「でも、顔だって‥あるんやろ? 好み」
ってそこは、揶揄うみたいに「ニマニマした」笑顔。
‥なんか、こいつに全部見透かされてるみたいでいやだな。
「‥‥」
あたしはちょっと逡巡する振りしてから(素直に言うのがなんか癪だったんだ!! )小さくため息をついて‥目の前でニヤニヤしている「あたしの総てを見透かしてそうな」担当に「好みの男の顔」を語り始めた。
「まず顔は、丸型より卵型がいい。でも‥顔の形は実はそんなに優先度高くない」
「優先度高いのは? 」
コイツ結構ぐいぐい来るなあ‥
苦笑いしてあたしはソイツの「誘導尋問」に答えていく。
「鼻筋。すっと通ってるのが好き」
なるほどなるほど、と小鼻を膨らませる担当者。多分完璧コイツの好奇心で聞いてるだけなんだろうな~。
質問は続く。
「髪はふわふわ猫毛? それともちょっと硬い派? 」
「‥そんな細かいことまで考えたことないけど、どっちかというと硬い派‥かな? 」
「社交的なタイプと実直なタイプだったらどっち? 」
「断然実直派」
そんな感じで色々話し‥
最後に担当者は‥(やっと満足したんだろう)穏やかな目であたしを見て、今までよりちょっと穏やかな口調で
「じゃあ‥最後に。ハヅキは目やったら、つぶらな仔犬ちゃんと精悍なウルフどっち派? 」
って聞いた。
ん? これは特別な質問なのかな? ただ単に「最後の質問だから丁寧に聞こうって思っただけ? 」あたしはちょっと首を傾げた。
でも、担当者が時間を気にしながら‥でも、あたしの答えも聞きたがってるみたいだから‥
「ウルフ」
って答えた。
小さく頷く担当者、あたしの言葉をまだ待ってるっぽい。
‥詳しくってこと?
「目元が涼し気な人が好き‥かな。優し気な目元よりキリっとした目元に魅力感じる」
担当者はまだあたしを見てる。
「あと‥目がキラキラしてる人。目に力がある人。目が死んでる人は‥良くないよね。あと‥目線が‥何を見てるんだ? って人は‥ちょっと不安になる。何毎も真剣に取り組んでる人が好き」
言ってあたしははっとした。
人形みたいな人が好きだって思ってたけど‥
否、人形みたいな美人になりたいって思ってたけど‥
人形みたいな人って‥周りから見てもそんな感じじゃない??
お飾りの人形でいいですって自分で言ってた‥ってこと?
綺麗なだけで‥
何も考えてない人間。
あたしは「見掛けだけの人間」に憧れていた‥。
「‥そっか。
あたし‥」
そう言うと、担当者はもう一度頷いた。
分かったか? って言いたげ。
腹立つ‥でも‥
分かった。
分かったけど‥けどけど!
「でも‥
そういう顔は、好き。そういう顔が理想。それは変わらん!
人形っぽいクールビューティーが実はこころの中はハートフル。
このギャップ、たまらんくない? 」
「皆には見せないそのハートフルなところ、好きな人にだけは見せちゃう。究極のヤンデレ‥よくない!?? 」
「なんだそりゃ(笑)」
最後に担当者の大笑いが聞こえ‥目の前が明るくなる。
今日も新しい朝が始める。
そんなことを繰り返し、あたしは18歳になった。
両親に
「将来は街で働きたい」
って宣言した。
兄たちは反対したけど、両親は
「無理しないって約束するなら頑張ってみなさい」
って許してくれた。
それ以降、街で働くために両親(と、兄たち)に読み書きと計算を教わっている。
新学期が始まって兄たちが学校に帰った後は、一人で教わったことを何度も繰り返しおさらいした。
次にしていること。
担当者といっぱい話すこと。
担当者も「今までももっと話せばよかった」って今では言っているんだ。「俺も、アンタの事ちょっと誤解してたわ。0回目のこと引きずり過ぎてた」って‥
ホントに0回目のあたしは一体何をしたんだろう‥。
昨日は‥
引き続きあたしの「好み」の話をした。
「どんな人が嫌? 」
担当者が聞く。そこは‥「どんな人が好き? 」って聞くもんなんじゃ? って思わないでもないが‥
まあ‥今まで「好みが無かった」あたしのことだ、「どんな人が好き」より「こういう人以外が好み」って導きだす方が正しいのかも。
あたしは首を傾げて
「嫌なのは~」
話し始める。
嫌なのは、
獣人のこと差別してる人間とかはまず、問題外。人間として終わってる。
あと‥人間性で言ったら‥
ガキっぽい人。
あたしのことブスだのなんだの言って来るしょーもない男は嫌い。
あと、不平不満ばっかり言ってるだけで努力したり工夫したり改善しようとしない奴。
愚痴言うのはいいんだよ「ホント腹立つよな! 」って言ったその後は必ず「いつか必ず見返してやるぞ! 」とか、「こんな腹立つ奴の元で働くことは無理、別の職場探すぜ! 」って解決策考える人がいい。明るくって前向きな人がいい。
顔は‥二の次かな。
これがあたしの今までの転生人生で感じて来た「好み」の総集編。
担当者が
「成程」
って小さく頷いて、
「あのハヅキがそんなこと言う日が来るとはねえ。
すっかり成長したなあ。(しみじみ)」
って笑った。
ホント、コイツの中であたしのイメージどんなんなんだろ。いつか変わってくれたりするんだろうか。「コイツはこんな奴」で固定されたままなの? ‥それって、担当者としてどうなんだ?
あたしは苦笑いだ。担当者は小さく頷くと、
「でも、顔だって‥あるんやろ? 好み」
ってそこは、揶揄うみたいに「ニマニマした」笑顔。
‥なんか、こいつに全部見透かされてるみたいでいやだな。
「‥‥」
あたしはちょっと逡巡する振りしてから(素直に言うのがなんか癪だったんだ!! )小さくため息をついて‥目の前でニヤニヤしている「あたしの総てを見透かしてそうな」担当に「好みの男の顔」を語り始めた。
「まず顔は、丸型より卵型がいい。でも‥顔の形は実はそんなに優先度高くない」
「優先度高いのは? 」
コイツ結構ぐいぐい来るなあ‥
苦笑いしてあたしはソイツの「誘導尋問」に答えていく。
「鼻筋。すっと通ってるのが好き」
なるほどなるほど、と小鼻を膨らませる担当者。多分完璧コイツの好奇心で聞いてるだけなんだろうな~。
質問は続く。
「髪はふわふわ猫毛? それともちょっと硬い派? 」
「‥そんな細かいことまで考えたことないけど、どっちかというと硬い派‥かな? 」
「社交的なタイプと実直なタイプだったらどっち? 」
「断然実直派」
そんな感じで色々話し‥
最後に担当者は‥(やっと満足したんだろう)穏やかな目であたしを見て、今までよりちょっと穏やかな口調で
「じゃあ‥最後に。ハヅキは目やったら、つぶらな仔犬ちゃんと精悍なウルフどっち派? 」
って聞いた。
ん? これは特別な質問なのかな? ただ単に「最後の質問だから丁寧に聞こうって思っただけ? 」あたしはちょっと首を傾げた。
でも、担当者が時間を気にしながら‥でも、あたしの答えも聞きたがってるみたいだから‥
「ウルフ」
って答えた。
小さく頷く担当者、あたしの言葉をまだ待ってるっぽい。
‥詳しくってこと?
「目元が涼し気な人が好き‥かな。優し気な目元よりキリっとした目元に魅力感じる」
担当者はまだあたしを見てる。
「あと‥目がキラキラしてる人。目に力がある人。目が死んでる人は‥良くないよね。あと‥目線が‥何を見てるんだ? って人は‥ちょっと不安になる。何毎も真剣に取り組んでる人が好き」
言ってあたしははっとした。
人形みたいな人が好きだって思ってたけど‥
否、人形みたいな美人になりたいって思ってたけど‥
人形みたいな人って‥周りから見てもそんな感じじゃない??
お飾りの人形でいいですって自分で言ってた‥ってこと?
綺麗なだけで‥
何も考えてない人間。
あたしは「見掛けだけの人間」に憧れていた‥。
「‥そっか。
あたし‥」
そう言うと、担当者はもう一度頷いた。
分かったか? って言いたげ。
腹立つ‥でも‥
分かった。
分かったけど‥けどけど!
「でも‥
そういう顔は、好き。そういう顔が理想。それは変わらん!
人形っぽいクールビューティーが実はこころの中はハートフル。
このギャップ、たまらんくない? 」
「皆には見せないそのハートフルなところ、好きな人にだけは見せちゃう。究極のヤンデレ‥よくない!?? 」
「なんだそりゃ(笑)」
最後に担当者の大笑いが聞こえ‥目の前が明るくなる。
今日も新しい朝が始める。
そんなことを繰り返し、あたしは18歳になった。
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