貴方の子を産み育ててますが、結婚はお断りします

鳴宮鶉子

文字の大きさ
9 / 31

とんでもない離婚させ大作戦

しおりを挟む
『伽音ちゃん、今、真宮と玲香ちゃんを凛花ちゃんの家に行かせたから。ちょっと修羅場るかもしれないけど、1番離婚に応じる方法だと思うから、見守って!!俺も、そっちに今から向かうから!!」

GW初日。
徹夜で仕事をしていたら、朝の8時に相葉社長から電話がかかってきた。
日本のIT関連企業の多くは、4月29日から1週間のロング休暇で、凛花ちゃんも今日から休み。
だけど、海外のIT関連企業から仕事を請け負ってるから、私は仕事。
翔兄から依頼されたキャラクター原画もいい加減描き上げないといけない。

凛花ちゃんのクソ夫が浮気相手を連れて、やってきたら、仕事どころではない。

「おはようございます。今、相葉社長から電話がかかってきたのですが、あのですね……凛花ちゃんのご主人と玲香さんがこれからこっちに来るそうなんです。翔兄、今からすぐ、来れません!?」

先日の玄関先での修羅場を思い出し、クソ夫が何をしでかすかわからないから、翔兄にヘルプを要請する。
クソ夫の頭はイカれてる。
凛花ちゃんが事故死せたら、籍が抜けるから、浮気相手と結婚できる。
子供が産まれて来る前に、浮気相手と籍を入れたいと切羽詰まってそうだ。

『わかった。今すぐ向かう』

相葉社長もこっちに向かってるみたいだけど、あの人は信用できない。

「頼翔、おうちで留守番してて。お昼には戻ってくるから」

6歳の頼翔を1人残し、凛花ちゃんの部屋に行く。
クソ夫が包丁持って現れ、万が一、凛花ちゃんが刺されたら、そんな現場を小さい息子に見せられない。

凛花ちゃんの部屋のドラベルを鳴らしても、出てこない。
休暇だからまだ寝てるのかなと思いつつ、もしかしたら修羅場がもう始まってるかもしれないから、ドアノブ回してみた。

鍵があいてる!!

ドアを開けると、クソ夫の声が聞こえた。
リビングに急ぐ。


「お願いだ、凛花。俺と離婚してくれ。玲香のお腹の中には俺の子がいる。5月の終わりに産まれてくる。それまでに玲香と夫婦になり、子供の父親として出生届を出したい」

クソ夫とお腹の大きな浮気相手が、凛花ちゃんの前で土下座し、頭を下げてる。

「ーー嫌、離婚しない。私も、誠司くんの子供を妊娠した。だけど、貴方が出て行ったショックで、流産した。私も、誠司くんの子供が欲しい。玲香さんが産んだ子供は引き取るか養育費を払う。誠司くんの奥さんは、私だよ!!」

無表情で棒読みでそう言い放った凛花ちゃん。
凛花ちゃんの側に駆け寄ろうと思ったけど、怖くて、できない。

「お前の事をもう愛していない!!女だと思えない!!だから、夫婦でいたとしても一緒に暮らしたくない!!子供を作る行為はできない!!」

クソ夫が立ち上がり、怖い顔をして、凛花ちゃんを睨みつける。

「……なんでそんな事を言うの。できないって、やってもないのに、決めつけないで!!」

凛花ちゃんがクソ夫に抱きつく。
そして、首に手を回し、唇にキスを落とした。

「誘惑してみろよ。いくらやっても、俺は反応しない!!」

凛花ちゃんがクソ夫のベルトのバックルを外し、ジッパーを下ろし、垂れ下がった男性の象徴に手をやり、何を思ったのか、しゃがみ、口に含むみ、ときより舌で裏筋を下から上に舐め上げる。

頼翔を授かったあの一回しか、私は経験がない行為。
記憶が曖昧な泥酔の時で、どんな事をしたかなんて、覚えていない。

目の前で、凛花ちゃんがクソ夫にしている行為を見て、気持ち悪くなる。
玲香さんは、愛してる相手らしい男が他の女にされているのを、冷静にじっと見届けてる。

「お前がいくら頑張っても、勃たない。俺は、玲香にしか勃たない」

ふにゃふにゃな魚肉ソーセージみたいなそれは、手から離すと、下に垂れ下がる。

こんなのが女のアソコに刺さるのか!?

凛花ちゃんが服を全て脱ぎ捨てた。
手足が細くて長い、スレンダーな躰。

胸の膨らみの間に、ふにゃふにゃの魚肉ソーセージを挟み、先端を口に頬張り舐め回す。
控えめな膨らみだから、はまるだけで、ふにゃふにゃ故に、口で持ち上げてる状態。


「ウわぁっ……、まさかこんな展開になるとは。リアルAVだなぁ。これは」

いつのまにか入ってきてた相葉社長。

凛花ちゃんは必死にふにゃふにゃな魚肉ソーセージを咥えて、クソ夫をその気にさせようとしてる。

「諦めろよ!!俺は玲香としか、できない!!」

跪いてふにゃふにゃを根元まで咥えていた凛花ちゃん。
目から涙が溢れ出てる。

見てられないけれど、どうしてあげる事もできない。
止めたいけど、間に入ったらいけない気がして、できない。

「イッ、ーーイテーー!!」

凛花ちゃんが思いっきり、男の急所を噛んだ。
理性は残っていて、噛み切ってはない。
だけど、急所を押さえ、クズ夫はしゃがみ混んでる。

「たっ、……たんにインポなんじゃない!!玲香さんにしか勃たないって、薬でも盛られてるんじゃない!!」

「ち、……違う!!玲香には勃つ!!玲香、こっちに来い!!」

しゃがみ込んで顔をしかめているクソ夫に呼ばれ、玲香さんが駆け寄る。

「……痛い。舐めてくれ」

玲香さんは大きなお腹を抱えるように腰を落とし、躊躇なく、クソ夫のふにゃふにゃ魚肉ソーセージを口に咥えた。

見たくはないのに、見てしまう。

魚肉ソーセージが硬さをもち、太くそり立つ。

「……玲香、挿れたい」

足を伸ばし座るクソ夫に、お腹が大きな臨月の妊婦の玲香さんが、ショーツを脱ぎ捨て、腰を沈め、腰を振る。
クソ夫の腰が痙攣したような動きをし、しばらくして玲香さんが繋がりを解く。
グロく勃ち上がってる男の象徴はまだ熱を持ち、白い濃い液体が垂れてた。


「……気持ち悪い」

「ちょっと、過激すぎるな」

相葉社長とこの異常な情事を見届けてしまった。

「凛花、これにサインして、判子を押せ」

床に落ちている離婚届を手に持ち、クソ夫が凛花ちゃんに近づく。
全裸で仁王立ちをするクソ夫。
さっきまで魚肉ソーセージみたいだった男の象徴は、天狗の鼻、ピノキオの鼻状態。

凛花ちゃんは落ちているシャツワンピースを着て、ボールペンと印鑑を取りに行き、素直に離婚届にサインし、クソ夫に渡した。

クソ夫はそれを受け取ると、素早く服を着て、玲香さんを連れて部屋から出て行った。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜

美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?

結婚式に結婚相手の不貞が発覚した花嫁は、義父になるはずだった公爵当主と結ばれる

狭山雪菜
恋愛
アリス・マーフィーは、社交界デビューの時にベネット公爵家から結婚の打診を受けた。 しかし、結婚相手は女にだらしないと有名な次期当主で……… こちらの作品は、「小説家になろう」にも掲載してます。

新婚初夜に『白い結婚にしてほしい』と言われたので論理的に詰めたら夫が泣きました

ささい
恋愛
「愛人がいるから、白い結婚にしてほしい」 政略結婚の初夜にそう告げた夫ルーファス。 妻カレンの反応は—— 「それ、契約不履行ですよね?」 「あなたの感情論、論理的に破綻してますよ?」 泣き落としは通じない。 そして初夜の翌朝、夫は泣いていた。 逃げ道は全部塞がれ、気づけば毎日論破されていた。 これは、論破され続けた夫がなぜか幸せになる話。

【完結】離縁されたので実家には戻らずに自由にさせて貰います!

山葵
恋愛
「キリア、俺と離縁してくれ。ライラの御腹には俺の子が居る。産まれてくる子を庶子としたくない。お前に子供が授からなかったのも悪いのだ。慰謝料は払うから、離婚届にサインをして出て行ってくれ!」 夫のカイロは、自分の横にライラさんを座らせ、向かいに座る私に離婚届を差し出した。

完結 貴方が忘れたと言うのなら私も全て忘却しましょう

音爽(ネソウ)
恋愛
商談に出立した恋人で婚約者、だが出向いた地で事故が発生。 幸い大怪我は負わなかったが頭を強打したせいで記憶を失ったという。 事故前はあれほど愛しいと言っていた容姿までバカにしてくる恋人に深く傷つく。 しかし、それはすべて大嘘だった。商談の失敗を隠蔽し、愛人を侍らせる為に偽りを語ったのだ。 己の事も婚約者の事も忘れ去った振りをして彼は甲斐甲斐しく世話をする愛人に愛を囁く。 修復不可能と判断した恋人は別れを決断した。

完結 「愛が重い」と言われたので尽くすのを全部止めたところ

音爽(ネソウ)
恋愛
アルミロ・ルファーノ伯爵令息は身体が弱くいつも臥せっていた。財があっても自由がないと嘆く。 だが、そんな彼を幼少期から知る婚約者ニーナ・ガーナインは献身的につくした。 相思相愛で結ばれたはずが健気に尽くす彼女を疎ましく感じる相手。 どんな無茶な要望にも応えていたはずが裏切られることになる。

正妻の座を奪い取った公爵令嬢

岡暁舟
恋愛
妹のソフィアは姉から婚約者を奪うことに成功した。もう一つのサイドストーリー。

夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い

青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。 神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。 もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。 生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。 過去世と同じ轍を踏みたくない……

処理中です...