3 / 9
仮面夫婦ですから
しおりを挟む
結婚した事に対して、妬みを言われ続け聞き流してたけど飲みすぎて、意識を飛ばしてしまった。
いつもはそんなに飲まない。ビールを1杯にその後はレモンチャーハイか梅酒を気分で1~2杯飲むだけ。
だけど、コントロールが効かずに料理に手をつけずにお酒を頼んで飲んでた。
親友の澤井莉乃《さわいりの》ちゃんがアパートに泊めてくれてると思い目を開けると、知らない部屋のダブルベットの上に寝てた。
しかも、服を着てなく、下腹部に痛みがあり、酔って、居酒屋にいた通りすがりの男性客にお持ち帰りされて抱かれたのかと焦る。
「結衣、目が覚めたか!!お前、飲み会で酒飲むの禁止。いつもはこんなに飲まないって澤井さんが言ってたけど、金輪際、酒の席には行かさないから!!」
部屋のドアが開き、不機嫌な蓮が入ってきた。
「……ねぇ、わたしの服、どこ?」
布団に包まり、ベッドの上と下を見て、昨日着ていた下着とスーツを探すも無くて、蓮を睨みつけながらきく。
「……酔っ払って寝こけた方が悪い。スーツは吐いて汚かったからクリーニングに出して、下着は洗濯機で洗って、今、干してる」
蓮は私から目線を逸らす。カッターシャツを投げて私に渡し、部屋の外に出る。
後ろめたい事があると私から目を逸らす癖がある。
部屋の戸が閉まり、重い腰をあげると、敷布団を見て顔が青くなる。
垂れ落ちたどろっとしたものに、蓮が寝落ちしてる私にヤラカシタのは確かで、せめて避妊しろと思った私。
カッターシャツを着て寝室から出る。
シャワーを借りて、ナカを洗い流し出ると蓮がご飯を作ってくれてた。
「美味しそう!!」
綺麗に卵で包んであるオムライスにサラダとコーンスープ。
椅子を引き、座るようエスコートされ、座るとオムライスにケチャップでハートマークを描いてくれた。
「……冷める前に、食べよう」
照れ臭そうに私の前の席に座り、卵が崩れたオムライスにスプーンを入れた蓮。
オムライスは店に出せるぐらい美味しかった。
福岡で1人暮らしをしてる時に自炊をしてたと言ってたから、それで料理に目覚めたのかもしれたい。
大学時代に1人暮らしをしていたけど、蓮は全く料理をしなかった。
私が蓮のアパートで料理を作ってたから、蓮が料理をする必要がなかったからもある。
福岡に転勤になり、女を連れ込んでワンナイトLOVEはしてもキッチンには立たさなかったんだと思うと、私は特別な存在だったのかなと思った。
「ねぇ、家に帰りたいから、私の部屋のベランダに干してる部屋着をとってきて!!」
家に帰りたいからバックから家の鍵を出して、蓮に渡そうと目の前に出すも受け取ってくれない。
「……やだ。この姿だと結衣、帰れないし、日曜日の夜まで取りに行かない」
「ハっ、これって監禁じゃない!!蓮、私が飲みすぎて意識ないからって、ヤったでしょー!!同意無しでヤるの、強姦だよ!!」
「いいだろっ!!俺達、夫婦だし。結衣とあんな別れ方をしたから、俺、他の女に勃たなくなって、結衣の写真を見て想像して抜いてた。結衣以外の女とできない体になったから、責任取れ!!」
意味がわからない。
思い出したくないのに、あの修羅場の事が頭によぎり、気持ち悪くなる。
私は男と2度と付き合いたくないぐらい心に深い傷を負った。
「俺はあの日から東京本社に戻ってくる事だけを考えて仕事に集中してた。
最年少で課長になって本社に戻ってきた。2度と浮気はしないし結衣の事だけを愛して大切にするから、だから昔の関係に戻ろう!!」
真剣な表情で蓮に言われても、響かない。
私の頭の中ではシングルのパイプベッドの上で蓮が女の子と繋がって腰を振ってる映像が流れていて、気持ち悪くて堪らない。
「……無理、信じられない!!」
マンションの住民に見られる危険性があるけど、ノーブラノーパンにカッターシャツといった淫らな姿でバックを持って、蓮の家から飛び出し、自分の家に帰った。
運よく、誰にも見られずにほっとし、すぐに普段着に着替えてアフターピルを処方して貰うために産婦人科に向かった。
いつもはそんなに飲まない。ビールを1杯にその後はレモンチャーハイか梅酒を気分で1~2杯飲むだけ。
だけど、コントロールが効かずに料理に手をつけずにお酒を頼んで飲んでた。
親友の澤井莉乃《さわいりの》ちゃんがアパートに泊めてくれてると思い目を開けると、知らない部屋のダブルベットの上に寝てた。
しかも、服を着てなく、下腹部に痛みがあり、酔って、居酒屋にいた通りすがりの男性客にお持ち帰りされて抱かれたのかと焦る。
「結衣、目が覚めたか!!お前、飲み会で酒飲むの禁止。いつもはこんなに飲まないって澤井さんが言ってたけど、金輪際、酒の席には行かさないから!!」
部屋のドアが開き、不機嫌な蓮が入ってきた。
「……ねぇ、わたしの服、どこ?」
布団に包まり、ベッドの上と下を見て、昨日着ていた下着とスーツを探すも無くて、蓮を睨みつけながらきく。
「……酔っ払って寝こけた方が悪い。スーツは吐いて汚かったからクリーニングに出して、下着は洗濯機で洗って、今、干してる」
蓮は私から目線を逸らす。カッターシャツを投げて私に渡し、部屋の外に出る。
後ろめたい事があると私から目を逸らす癖がある。
部屋の戸が閉まり、重い腰をあげると、敷布団を見て顔が青くなる。
垂れ落ちたどろっとしたものに、蓮が寝落ちしてる私にヤラカシタのは確かで、せめて避妊しろと思った私。
カッターシャツを着て寝室から出る。
シャワーを借りて、ナカを洗い流し出ると蓮がご飯を作ってくれてた。
「美味しそう!!」
綺麗に卵で包んであるオムライスにサラダとコーンスープ。
椅子を引き、座るようエスコートされ、座るとオムライスにケチャップでハートマークを描いてくれた。
「……冷める前に、食べよう」
照れ臭そうに私の前の席に座り、卵が崩れたオムライスにスプーンを入れた蓮。
オムライスは店に出せるぐらい美味しかった。
福岡で1人暮らしをしてる時に自炊をしてたと言ってたから、それで料理に目覚めたのかもしれたい。
大学時代に1人暮らしをしていたけど、蓮は全く料理をしなかった。
私が蓮のアパートで料理を作ってたから、蓮が料理をする必要がなかったからもある。
福岡に転勤になり、女を連れ込んでワンナイトLOVEはしてもキッチンには立たさなかったんだと思うと、私は特別な存在だったのかなと思った。
「ねぇ、家に帰りたいから、私の部屋のベランダに干してる部屋着をとってきて!!」
家に帰りたいからバックから家の鍵を出して、蓮に渡そうと目の前に出すも受け取ってくれない。
「……やだ。この姿だと結衣、帰れないし、日曜日の夜まで取りに行かない」
「ハっ、これって監禁じゃない!!蓮、私が飲みすぎて意識ないからって、ヤったでしょー!!同意無しでヤるの、強姦だよ!!」
「いいだろっ!!俺達、夫婦だし。結衣とあんな別れ方をしたから、俺、他の女に勃たなくなって、結衣の写真を見て想像して抜いてた。結衣以外の女とできない体になったから、責任取れ!!」
意味がわからない。
思い出したくないのに、あの修羅場の事が頭によぎり、気持ち悪くなる。
私は男と2度と付き合いたくないぐらい心に深い傷を負った。
「俺はあの日から東京本社に戻ってくる事だけを考えて仕事に集中してた。
最年少で課長になって本社に戻ってきた。2度と浮気はしないし結衣の事だけを愛して大切にするから、だから昔の関係に戻ろう!!」
真剣な表情で蓮に言われても、響かない。
私の頭の中ではシングルのパイプベッドの上で蓮が女の子と繋がって腰を振ってる映像が流れていて、気持ち悪くて堪らない。
「……無理、信じられない!!」
マンションの住民に見られる危険性があるけど、ノーブラノーパンにカッターシャツといった淫らな姿でバックを持って、蓮の家から飛び出し、自分の家に帰った。
運よく、誰にも見られずにほっとし、すぐに普段着に着替えてアフターピルを処方して貰うために産婦人科に向かった。
11
あなたにおすすめの小説
婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。
鯖
恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。
パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる