2 / 14
第2話 静かな村と奇妙な加護
しおりを挟む
朝の光が差し込み、ルグナの村は穏やかに目を覚ましていた。
昨日の魔物襲撃のことが嘘のように、鳥の鳴き声が高らかに響く。
しかし村人たちはみなそわそわと落ち着かない。村の中央に集まって、ひそひそと噂を交わしていた。
「あの若い男が倒したんだって?」「魔法も使わずに一撃でドーンだ!」
「いや、そんなわけないって。見間違いじゃないのか?」
「けど、魔物の死骸も痕跡も残ってない。まるで消滅したって話だぞ」
中心にいるのはレオン。いつもより落ち着かない村人たちに囲まれ、彼は苦笑いを浮かべていた。
「いや、ほんとなんです。俺、ただ殴っただけですし……あの、できれば目立たないようにしてもらえると助かります」
そう言って頭を下げるが、誰も納得しない。
リリアだけが遠くの木の幹にもたれ、腕を組んで見つめていた。
そして、ため息をついてテーブルに座る。
「……本当に気づいてないのね。あなた、何かしら常識外れの力を持ってるわ」
レオンは振り返り、困ったように笑った。「そんなはずないですよ。俺なんて、勇者様たちの中でも一番足手まといでしたから」
「それが一番不思議なのよね」
リリアは紅茶のカップを置き、真剣な顔で言葉を続けた。
「昨夜の一撃、衝撃波の範囲から見て、少なくとも高位の魔導士や聖騎士でも無理。魔狼が光になったっていうのも……浄化系の加護が発動した可能性が高いわ」
「加護、ですか?」
「そう。神が特定の人間に与える庇護と力のこと。だけど、そんなもの普通は教会に認可されなきゃ授からない。あなた、何かおかしいのよ」
レオンは黙り込む。
自分にそんな特別な力があるなんて、想像もつかない。
それでも、どうしてか心の奥に引っ掛かるものがあった。幼い頃、村の祈祷師が呟いた言葉を思い出す。
——「神々の目が宿る子」
当時は意味がわからず笑って聞き流した言葉。
だが今、その断片がじわりと蘇ってくる。
リリアは椅子から立ち上がった。「あなたの力を確かめたい。今夜、森の奥にある遺跡に行きましょう。あそこには古い魔力の残滓があるはず」
「いや、俺、そんな大層なもんじゃ……」
「文句はなし。私、どうにも気になるの。」
そう言い残してリリアは立ち去った。
レオンは苦笑しながら頭をかく。
「……ほんと、なんでこうなるんだろうな」
***
夜。
森の奥へと続く古道を、月明かりが照らしていた。
レオンとリリアの二人が静かに歩く。獣の遠吠えが響くが、妙に近づいてはこない。まるで何かを恐れているようだった。
「この先に古代遺跡がある。魔法文明期のものね。魔力の濃度が高い場所では、加護が反応することがあるの」
「なるほど……けど、俺、加護なんて受けた覚えないですよ」
「自覚がなくても、発動することがあるわ。特に神格級の加護は、自分の意思なしに周囲を変えるの」
リリアの言葉の意味はよくわからなかった。
だが、歩を進めるうちに、レオンは少しずつ異変に気づく。
森の木々が、彼らの行く先に合わせて道を広げていくのだ。
葉の隙間から差す月光が淡く揺らめき、二人を導くように輝く。
「……まるで、歓迎されてるみたいだな」
「歓迎……? 普通は魔獣だらけの森よ。あり得ない」
リリアは目を細め、剣の柄に手をかけた。だが、敵意の気配はない。むしろ穏やかさすら感じる。
やがて二人は森の奥深くにある小さな祠に辿り着いた。
白い石で作られた柱、魔法陣のような紋様。中央には青白く輝く水鏡があった。
リリアが一歩進み出て、その水鏡に触れようとした瞬間——
水面が渦を巻き、光が弾けた。
眩しさに思わず目を細めたレオンの目の前に、一人の女性の姿が浮かび上がる。
透き通る白髪に、星のような瞳。人ではない気配。
「……神、さま?」
リリアが息を呑む。
女性は微笑み、まっすぐレオンを見つめた。
「ようやく見つけた。創世の子よ。」
「え、えっと、俺、人違いじゃ……」
「いいえ。お前こそ、この世界を支える“理”そのもの。人の形をしているが、その身に創世の加護を宿している」
「創世の……」
言葉を繰り返すレオンの頭に、再び記憶が霞のように広がっていく。
——幼い頃、森で見た光の粒。
——その中で誰かが「また会おう」と囁いた声。
あれは夢のような出来事だった。だが今、その声が確かに蘇る。
リリアは剣を構えながら声を荒げた。
「ちょっと待って! 創世の加護なんて、神々の中でも最高位だって聞いたことあるわ。そんな存在が人間に宿るはず——」
「あるとも。世界が滅びかけたとき、この血脈は転生の輪を越えて受け継がれる。彼が“無自覚”で在るのは、かつての世界の記憶を守るためだ。」
その声とともに、祠全体が一気に輝きを強める。
空気が震え、地面が割れ、周囲の木々が根ごと浮かび上がる。
リリアは思わずレオンの腕を掴んだ。
「な、なんなのこれっ!? 崩れるわ!」
「わ、わからないっ! 俺、何もしてないのに!」
レオンの身体から淡い光があふれる。
その光は優しく、しかし凄まじいほどの力を感じさせた。
風が止み、崩れかけた祠が再び形を取り戻す。
まるで時が巻き戻るようだった。
神の声が再び響く。
「お前の力は、破壊でも創造でもない。“均衡”だ。人と神、闇と光、滅びと救済すべてを調和させるもの。それゆえに、お前はただの人間として生を受けた。」
その言葉を最後に、女性の姿は霧のように消える。
ただ水鏡の中には、彼女の微笑だけが残っていた。
***
静寂。
リリアは呆然とその場に座り込み、額の汗をぬぐった。
「はぁ……本格的にとんでもない人を拾っちゃったわけね」
レオンは苦笑しながら頭をかいた。「いや、俺まだ何もわかってないんですけど……」
「それでいいのよ。むしろその“鈍感さ”が一番危険。あなたが力に気づいた瞬間、下手したらこの世界ひっくり返るわ」
リリアは軽く笑い、最後に肩をすくめた。
「ま、せいぜい平和に暮らすことだけ考えなさい。私はそれを見守る役にでもなろうかしら」
レオンは少し照れたように笑い返す。
夜の森を抜けると、月がふたりを優しく照らした。
神の言葉も、光の記憶も、いまは遠い夢のよう。
だが、その力は確かにレオンの内に眠っていた。
そしてその日以降、村には信じられないほどの豊穣がもたらされていくことになる。
水は澄み、作物は異様に育ち、病が消える。
誰も知らない。
それが一人の「無自覚な創世者」による、最初の奇跡だったことを。
続く
昨日の魔物襲撃のことが嘘のように、鳥の鳴き声が高らかに響く。
しかし村人たちはみなそわそわと落ち着かない。村の中央に集まって、ひそひそと噂を交わしていた。
「あの若い男が倒したんだって?」「魔法も使わずに一撃でドーンだ!」
「いや、そんなわけないって。見間違いじゃないのか?」
「けど、魔物の死骸も痕跡も残ってない。まるで消滅したって話だぞ」
中心にいるのはレオン。いつもより落ち着かない村人たちに囲まれ、彼は苦笑いを浮かべていた。
「いや、ほんとなんです。俺、ただ殴っただけですし……あの、できれば目立たないようにしてもらえると助かります」
そう言って頭を下げるが、誰も納得しない。
リリアだけが遠くの木の幹にもたれ、腕を組んで見つめていた。
そして、ため息をついてテーブルに座る。
「……本当に気づいてないのね。あなた、何かしら常識外れの力を持ってるわ」
レオンは振り返り、困ったように笑った。「そんなはずないですよ。俺なんて、勇者様たちの中でも一番足手まといでしたから」
「それが一番不思議なのよね」
リリアは紅茶のカップを置き、真剣な顔で言葉を続けた。
「昨夜の一撃、衝撃波の範囲から見て、少なくとも高位の魔導士や聖騎士でも無理。魔狼が光になったっていうのも……浄化系の加護が発動した可能性が高いわ」
「加護、ですか?」
「そう。神が特定の人間に与える庇護と力のこと。だけど、そんなもの普通は教会に認可されなきゃ授からない。あなた、何かおかしいのよ」
レオンは黙り込む。
自分にそんな特別な力があるなんて、想像もつかない。
それでも、どうしてか心の奥に引っ掛かるものがあった。幼い頃、村の祈祷師が呟いた言葉を思い出す。
——「神々の目が宿る子」
当時は意味がわからず笑って聞き流した言葉。
だが今、その断片がじわりと蘇ってくる。
リリアは椅子から立ち上がった。「あなたの力を確かめたい。今夜、森の奥にある遺跡に行きましょう。あそこには古い魔力の残滓があるはず」
「いや、俺、そんな大層なもんじゃ……」
「文句はなし。私、どうにも気になるの。」
そう言い残してリリアは立ち去った。
レオンは苦笑しながら頭をかく。
「……ほんと、なんでこうなるんだろうな」
***
夜。
森の奥へと続く古道を、月明かりが照らしていた。
レオンとリリアの二人が静かに歩く。獣の遠吠えが響くが、妙に近づいてはこない。まるで何かを恐れているようだった。
「この先に古代遺跡がある。魔法文明期のものね。魔力の濃度が高い場所では、加護が反応することがあるの」
「なるほど……けど、俺、加護なんて受けた覚えないですよ」
「自覚がなくても、発動することがあるわ。特に神格級の加護は、自分の意思なしに周囲を変えるの」
リリアの言葉の意味はよくわからなかった。
だが、歩を進めるうちに、レオンは少しずつ異変に気づく。
森の木々が、彼らの行く先に合わせて道を広げていくのだ。
葉の隙間から差す月光が淡く揺らめき、二人を導くように輝く。
「……まるで、歓迎されてるみたいだな」
「歓迎……? 普通は魔獣だらけの森よ。あり得ない」
リリアは目を細め、剣の柄に手をかけた。だが、敵意の気配はない。むしろ穏やかさすら感じる。
やがて二人は森の奥深くにある小さな祠に辿り着いた。
白い石で作られた柱、魔法陣のような紋様。中央には青白く輝く水鏡があった。
リリアが一歩進み出て、その水鏡に触れようとした瞬間——
水面が渦を巻き、光が弾けた。
眩しさに思わず目を細めたレオンの目の前に、一人の女性の姿が浮かび上がる。
透き通る白髪に、星のような瞳。人ではない気配。
「……神、さま?」
リリアが息を呑む。
女性は微笑み、まっすぐレオンを見つめた。
「ようやく見つけた。創世の子よ。」
「え、えっと、俺、人違いじゃ……」
「いいえ。お前こそ、この世界を支える“理”そのもの。人の形をしているが、その身に創世の加護を宿している」
「創世の……」
言葉を繰り返すレオンの頭に、再び記憶が霞のように広がっていく。
——幼い頃、森で見た光の粒。
——その中で誰かが「また会おう」と囁いた声。
あれは夢のような出来事だった。だが今、その声が確かに蘇る。
リリアは剣を構えながら声を荒げた。
「ちょっと待って! 創世の加護なんて、神々の中でも最高位だって聞いたことあるわ。そんな存在が人間に宿るはず——」
「あるとも。世界が滅びかけたとき、この血脈は転生の輪を越えて受け継がれる。彼が“無自覚”で在るのは、かつての世界の記憶を守るためだ。」
その声とともに、祠全体が一気に輝きを強める。
空気が震え、地面が割れ、周囲の木々が根ごと浮かび上がる。
リリアは思わずレオンの腕を掴んだ。
「な、なんなのこれっ!? 崩れるわ!」
「わ、わからないっ! 俺、何もしてないのに!」
レオンの身体から淡い光があふれる。
その光は優しく、しかし凄まじいほどの力を感じさせた。
風が止み、崩れかけた祠が再び形を取り戻す。
まるで時が巻き戻るようだった。
神の声が再び響く。
「お前の力は、破壊でも創造でもない。“均衡”だ。人と神、闇と光、滅びと救済すべてを調和させるもの。それゆえに、お前はただの人間として生を受けた。」
その言葉を最後に、女性の姿は霧のように消える。
ただ水鏡の中には、彼女の微笑だけが残っていた。
***
静寂。
リリアは呆然とその場に座り込み、額の汗をぬぐった。
「はぁ……本格的にとんでもない人を拾っちゃったわけね」
レオンは苦笑しながら頭をかいた。「いや、俺まだ何もわかってないんですけど……」
「それでいいのよ。むしろその“鈍感さ”が一番危険。あなたが力に気づいた瞬間、下手したらこの世界ひっくり返るわ」
リリアは軽く笑い、最後に肩をすくめた。
「ま、せいぜい平和に暮らすことだけ考えなさい。私はそれを見守る役にでもなろうかしら」
レオンは少し照れたように笑い返す。
夜の森を抜けると、月がふたりを優しく照らした。
神の言葉も、光の記憶も、いまは遠い夢のよう。
だが、その力は確かにレオンの内に眠っていた。
そしてその日以降、村には信じられないほどの豊穣がもたらされていくことになる。
水は澄み、作物は異様に育ち、病が消える。
誰も知らない。
それが一人の「無自覚な創世者」による、最初の奇跡だったことを。
続く
101
あなたにおすすめの小説
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
「洗い場のシミ落とし」と追放された元宮廷魔術師。辺境で洗濯屋を開いたら、聖なる浄化の力に目覚め、呪いも穢れも洗い流して成り上がる
黒崎隼人
ファンタジー
「銀閃」と謳われたエリート魔術師、アルク・レンフィールド。彼は五年前、国家の最重要儀式で犯した一つの失敗により、全てを失った。誇りを砕かれ、「洗い場のシミ落とし」と嘲笑された彼は、王都を追われ辺境の村でひっそりと洗濯屋を営む。
過去の「恥」に心を閉ざし、ひまわり畑を眺めるだけの日々。そんな彼の前に現れたのは、体に呪いの痣を持つ少女ヒマリ。彼女の「恥」に触れた時、アルクの中に眠る失われたはずの力が目覚める。それは、あらゆる汚れ、呪い、穢れさえも洗い流す奇跡の力――「聖濯術」。
これは、一度は全てを失った男が、一枚の洗濯物から人々の心に染みついた悲しみを洗い流し、自らの「恥」をも乗り越えていく、ささやかで温かい再生の物語。ひまわりの咲く丘で、世界で一番優しい洗濯が、今始まる。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
おばさん冒険者、職場復帰する
神田柊子
ファンタジー
アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。
子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。
ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。
さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。
生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。
-----
剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。
-----
※小説家になろう様にも掲載中。
二度目の勇者は救わない
銀猫
ファンタジー
異世界に呼び出された勇者星谷瞬は死闘の果てに世界を救い、召喚した王国に裏切られ殺された。
しかし、殺されたはずの殺されたはずの星谷瞬は、何故か元の世界の自室で目が覚める。
それから一年。人を信じられなくなり、クラスから浮いていた瞬はクラスメイトごと異世界に飛ばされる。飛ばされた先は、かつて瞬が救った200年後の世界だった。
復讐相手もいない世界で思わぬ二度目を得た瞬は、この世界で何を見て何を成すのか?
昔なろうで投稿していたものになります。
足手まといだと言われて冒険者パーティから追放されたのに、なぜか元メンバーが追いかけてきました
ちくわ食べます
ファンタジー
「ユウト。正直にいうけど、最近のあなたは足手まといになっている。もう、ここらへんが限界だと思う」
優秀なアタッカー、メイジ、タンクの3人に囲まれていたヒーラーのユウトは、実力不足を理由に冒険者パーティを追放されてしまう。
――僕には才能がなかった。
打ちひしがれ、故郷の実家へと帰省を決意したユウトを待ち受けていたのは、彼の知らない真実だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる